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三菱パジェロ新型ディーゼルは登場する?パワートレインの注目点

力強い大型SUVと2.4Lディーゼルエンジンを組み合わせた新型パジェロのパワートレインイメージ

三菱パジェロ新型は、現時点の情報では2.4L直列4気筒ディーゼルターボを搭載して登場する可能性が高く、まずディーゼルが主力になるとみられています。

新型パジェロを待っている方にとって、「本当にディーゼルなのか」「トライトンと同じエンジンなのか」「PHEVは出ないのか」は特に気になるところでしょう。現在分かっている情報を整理すると、まずディーゼルで復活し、その後に電動化モデルへ展開するシナリオが現実味を帯びています。

三菱パジェロ新型ディーゼルは登場する?

結論から言えば、新型パジェロにディーゼルエンジンが搭載される可能性はかなり高いと考えられます。

2026年5月12日にMotor Fanが伝えた情報では、次期パジェロは三菱「トライトン」やL200ピックアップトラックと同系統のラダーフレームシャシーを使う可能性が高く、エンジンについてもトライトンと共通化されるとの見方が示されています。

想定されているのは、2.4L直列4気筒ツインターボディーゼルです。

報道されているトライトン系ユニットの性能は、最高出力201hp、最大トルク470Nm。馬力だけを追求するスポーツSUVではなく、低回転から太いトルクを発生させ、重い車体を力強く動かす本格SUV向けのエンジンと考えると分かりやすいでしょう。

ベストカーWebも2026年1月9日の記事で、新型パジェロのパワートレインについて、当面はトライトンと同じ2.4L直列4気筒ディーゼルターボのみになる可能性を伝えています。

つまり複数の情報を重ねると、新型パジェロは少なくとも発売初期について、ディーゼルを中心に展開する可能性が高い状況です。

ただし重要なのは、三菱自動車が正式な日本仕様のエンジンスペックをすべて発表したわけではない点です。

「2.4Lディーゼル搭載が確定した」とまでは断定せず、正式発表を待つ必要があります。


なぜ新型パジェロは2.4Lディーゼルが有力なのか?

新型パジェロに2.4Lディーゼルが有力視されている大きな理由は、トライトンとの基本構造の共通化が合理的だからです。

Motor Fanでは、次期パジェロがトライトンやL200と同じラダーフレームシャシーを使う可能性が高いとしています。

本格クロスカントリーSUVでは、岩場や未舗装路を走った際の耐久性、牽引性能、車体のねじれに対する強さなどが重要になります。

トライトンはまさにそうした用途を想定したピックアップトラックですから、その基本設計をパジェロへ活用することには大きなメリットがあります。

エンジンまで共通化できれば、開発費や生産コストを抑えながら信頼性を高めやすくなります。

Motor Fanの記事では、三菱自動車の世界販売台数が前年から7.5%減少している状況にも触れ、新型パジェロだけのためにまったく新しいアーキテクチャを開発するより、既存資産を活用する方が現実的との見方を示しています。

私も、この考え方はかなり自然だと思います。

パジェロだからといって専用メカニズムを大量投入し、結果として車両価格が大幅に上昇してしまえば、買える人が限られてしまいます。

それよりも実績のあるトライトン系のシャシーやディーゼルを上手に使いながら、乗り心地や静粛性、後席の快適性、4WD制御などをパジェロ向けに作り込む方が、コストと商品力のバランスは取りやすいでしょう。

「専用であること」より「実用的に完成度が高いこと」。

高級感よりもお得感を重視して車を見る私としては、こちらの方が新型パジェロには合っていると感じます。


新型パジェロの2.4Lディーゼルはどんな性能になりそう?

現時点で有力視されている内容を整理すると、注目点は次の通りです。

  • 排気量は2.4Lクラス
  • 直列4気筒ディーゼルが有力
  • トライトン系エンジンとの共通化が予想されている
  • 最高出力201hp、最大トルク470Nm仕様が候補
  • 走行環境によって切り替える複数のドライブモード採用が予想される
  • 将来的なPHEVなど電動化も視野に入る可能性がある

中でもパジェロらしさを考えるうえで重要なのは、最高出力よりも470Nmという大きな最大トルクでしょう。

ディーゼルエンジンは低い回転数から大きな力を出しやすいため、重いSUVとの相性が良いパワートレインです。

発進時や急な上り坂、キャンプ用品を満載した状態、未舗装路などでも余裕を持たせやすく、本格クロカンとして考えるなら非常に理にかなっています。

またMotor Fanでは、新型四輪駆動システムに「ノーマル」「エコ」「グラベル」「スノー」「マッド」「サンド」「ロック」など複数の走行モードが設定される可能性も報じています。

これは単純にエンジン性能だけで悪路を突破するのではなく、路面に合わせて駆動力の出し方や電子制御を変える考え方です。

現代の本格SUVでは、こうした電子制御の完成度が走破性を大きく左右します。

個人的には、新型パジェロを見るときは「何馬力あるのか」だけでなく、低速トルクと4WD制御をどこまで自然に組み合わせているかに注目したいところです。


ディーゼルはツインターボではなくなる可能性もある?

ここは新型パジェロのパワートレインを考えるうえで、少し注意しておきたい部分です。

Motor Fanでは海外メディアの情報として、オーストラリアの新車排出ガス規制「NEVS」へ対応するため、ディーゼルエンジンのターボチャージャーを1基減らす可能性についても触れています。

つまり、トライトンと同じ2.4Lディーゼルを基本にするとしても、市場や排出ガス規制に応じて仕様が変更される可能性があるということです。

もしターボが1基になるなら、出力やトルク特性が現在想定されている201hp・470Nm仕様とは変わる可能性があります。

日本仕様がどのタイプになるのかも、現時点では正式発表を確認する必要があります。

一方でMotor Fanの記事では、牽引能力についてはトライトンと同じ3,500kgのブレーキ付き牽引能力を維持する可能性があるとされています。

これが実現すれば、単に見た目がワイルドなSUVではなく、重量物の牽引まで想定した本格派であることが分かります。

ただ、日本で日常的に3,500kgを牽引する人は多くありません。

一般ユーザーにとっては、この能力そのものより、「それだけ余裕を持った骨格や駆動系が設計されている」という点の方が重要でしょう。


パジェロとディーゼルはもともと相性がいい

新型パジェロにディーゼルが搭載されると聞いても、歴代モデルを知っている人なら意外には感じないかもしれません。

パジェロは1982年5月に初代が登場し、三菱が長年のジープ生産で培ってきた悪路走破性と、乗用車のような快適性を組み合わせるところから歴史が始まりました。

1985年にはパリ・ダカール・ラリーで初の総合優勝を達成。

1991年1月発売の2代目では、フルタイム4WDとパートタイム4WDの長所を組み合わせ、走行中の駆動切り替えにも対応する「スーパーセレクト4WD」を導入しました。

そしてディーゼルの歴史で大きな節目になったのが2010年です。

4代目パジェロには、ポスト新長期排出ガス規制に適合した3.2L直列4気筒クリーンディーゼルターボが追加されました。

つまり新型がディーゼルで復活するなら、まったく新しい方向へ転換するというより、歴代パジェロが得意としてきた「大きなトルクを生かして長距離や悪路を走る」という性格を現代版として取り戻す形になります。

2019年に国内向けパジェロの生産が終了し、2021年には海外向け生産も終了しました。

初代誕生から数えて39年間、世界170以上の国と地域へ展開され、シリーズ累計では約300万台が送り出されています。

これほど長く世界で使われてきた車だからこそ、新型でも舗装道路だけを意識したパワートレインにはしてほしくないところです。


新型パジェロにPHEVやEVは追加される?

新型パジェロのパワートレインを考えるうえで、もう一つ避けて通れないのが電動化です。

ベストカーWebでは、当面は2.4L直4ディーゼルターボのみとしながらも、トライトン用に開発されたプラットフォームは内燃機関だけではなく、PHEVやEVなどのパワートレインにも対応できるよう設計されていると伝えています。

そのため、新型パジェロについても将来的に電動化される可能性があるとの見方です。

三菱にはアウトランダーPHEVで長年培ってきた電動4WDのノウハウがあります。

その技術を考えれば、「パジェロPHEV」という展開を期待する人が出てくるのも自然でしょう。

ただし、私は発売初期から無理にPHEV一本へ絞らない方がパジェロらしいと思います。

本格クロカンを購入する人の中には、長距離移動や山間部、アウトドア、寒冷地での使用を重視する人もいます。

そうした場面では、給油時間の短さや航続距離、低速トルクといったディーゼルならではの使いやすさが依然として大きなメリットになります。

一方で街乗り中心のユーザーにはPHEVの方が魅力的になる可能性があります。

だからこそ、まずディーゼルで本格クロカンとしての土台を作り、後からPHEVを加えるという商品展開なら、非常に分かりやすいラインナップになると考えます。


新型パジェロの発売時期とディーゼルの正式発表はいつ?

Motor Fanが2026年5月12日に報じた情報では、次世代パジェロは2026年第3四半期に世界同時発表され、年内に最初の顧客への納車が始まる見込みとされています。

さらに具体的には、2026年8月または9月にデビューし、その後予約を開始、12月頃から納車が始まる可能性があると伝えられています。

ベストカーWebでも2026年1月9日の時点で、2026年中の新型クロスカントリーSUV投入について報じていました。

背景には、東京オートサロン2026で三菱自動車の加藤隆雄社長が「26年に新型クロスカントリーSUVを投入する」と表明したことがあります。

新型車の名称や日本仕様の詳細については段階的な発表になる可能性がありますが、少なくとも新型パジェロ復活へ向けた動きそのものはかなり具体的になっています。

そして今後もっとも確認したいのが、

「日本仕様も2.4Lディーゼルなのか」

という点です。

同じ2.4Lでもツインターボかシングルターボか、最高出力や最大トルクはいくつになるのか、トランスミッションや4WDシステムはどうなるのかで、実際のキャラクターは大きく変わります。

購入を検討している方は、現段階の予想スペックだけで判断せず、正式な日本仕様が公開されてから比較するのがおすすめです。


新型パジェロのディーゼルをどう評価する?私の考察

個人的には、新型パジェロがまず2.4Lディーゼルで登場するのであれば、かなり納得感があります。

近年は電動化が注目されますが、本格クロスカントリーSUVに必要なのは最新技術を全部盛りにすることではありません。

重い車体を無理なく動かせること、長距離を安心して走れること、悪路でも扱いやすいこと、そして購入価格が現実的な範囲に収まること。

このバランスの方が大切です。

トライトンと基本構造やエンジンを共有できるなら、完全専用設計よりもコストを抑えられる可能性があります。

ベストカーWebでは、現在のトライトンが約541万円、アウトランダーPHEVの最上級グレードが約672万円であることを踏まえ、新型パジェロについて550万〜750万円程度という予想も示していました。

これは公式価格ではありませんが、新型パジェロが三菱のフラッグシップSUVになることを考えると、価格とパワートレインの関係は非常に重要です。

もしPHEVだけでスタートして価格が一気に上がってしまえば、「パジェロが欲しいけれど予算が合わない」という人が増えるかもしれません。

その点、まずディーゼルを用意し、その後PHEVなどを上級パワートレインとして追加するなら、選択肢を広げやすくなります。

もう一つ私が注目しているのが、新型パジェロが単なるトライトンのSUV版にならないかという点です。

シャシーとエンジンを共通化すること自体は問題ありません。

むしろ価格を抑える意味では歓迎したい部分です。

しかしパジェロは、初代から一貫して「本格的な4WD性能と乗用車としての快適性を両立する」という考え方を追求してきました。

3代目ではラダーフレームからビルトインフレームモノコックへ転換し、オンロードでの操縦安定性を高めています。

4代目でもASTCなどを採用し、単なる悪路専用車ではなく、日常から長距離まで使えるオールラウンダーとして熟成されました。

その歴史を考えれば、新型もトライトン譲りの耐久性だけでは足りません。

静粛性、乗り心地、後席の快適性、高速道路での安定感まで作り込まれて初めて「パジェロが戻ってきた」と言えるのではないでしょうか。

私としては、エンジンの最高出力よりも、このトライトンとの差別化こそ新型パジェロ最大のチェックポイントだと考えています。


まとめ

三菱パジェロ新型のディーゼルについては、現時点では2.4L直列4気筒ディーゼルターボが有力候補です。

次期型はトライトン系のラダーフレームシャシーを使う可能性が高く、パワートレインも共通化されるとの見方があります。報道されている候補では最高出力201hp、最大トルク470Nmの2.4Lツインターボディーゼルが挙げられています。

一方、排出ガス規制などによってターボを1基とする仕様が登場する可能性もあり、日本仕様の詳細については正式発表を待つ必要があります。

将来的にはPHEVやEVなどへの展開も期待されていますが、まずディーゼルで登場するのであれば、歴代パジェロが大切にしてきた走破性、長距離性能、力強さを現代に受け継ぐパワートレインとして理にかなっています。

新型パジェロで本当に重要なのは、「ディーゼルかPHEVか」という二択だけではないでしょう。

トライトンの丈夫な基本設計を活用しながら、どこまで快適性や静粛性、4WD性能を磨き込み、「普段も使える本格クロカン」というパジェロ本来の価値を取り戻せるのか。

正式発表では、2.4Lディーゼルの具体的なスペックとともに、その完成度に注目したいところです。


よくある質問

三菱パジェロ新型はディーゼルで発売されますか?

現時点では、トライトン系の2.4L直列4気筒ディーゼルターボが搭載される可能性が高いと報じられています。ただし、日本仕様の正式なエンジンスペックはメーカー発表を確認する必要があります。

新型パジェロのディーゼルは何馬力ですか?

候補として報じられているトライトン系2.4Lツインターボディーゼルは、最高出力201hp、最大トルク470Nmです。ただし、新型パジェロ日本仕様が同一スペックになるとは現時点では確定していません。

新型パジェロにPHEVは登場しますか?

発売初期はディーゼル中心になる可能性がありますが、ベースとなるプラットフォームはPHEVやEVなどにも対応できると報じられており、将来的に電動化モデルが追加される可能性があります。正式な投入時期や仕様は未発表です。

三菱パジェロは2025年に復活する?噂された新型計画を振り返る

歴代の本格SUVを思わせる力強い車体と新世代クロスカントリーSUVが並ぶイメージ

「三菱パジェロが2025年に復活する」という予想は結果的に実現せず、三菱自動車が正式に発表した復活時期は2026年秋の世界初公開です。

2025年当時は新型パジェロ復活をめぐってさまざまな予想が出ていましたが、その後、三菱自動車自身が車名を「パジェロ」とする新型クロスカントリーSUVを正式発表しました。ここでは「2025年復活説」がどうなったのか、そして現在判明している新型パジェロ計画を整理します。

三菱パジェロは2025年に復活した?結論は「復活していない」

まず、検索している方が最も知りたい点から確認しておきましょう。

三菱パジェロは2025年には日本で復活していません。正式に発表されているのは、2026年秋に新型パジェロを世界初公開する計画です。

パジェロの日本仕様は2019年に生産を終了しました。海外向け仕様も2021年に生産を終えており、その後しばらく「パジェロ」の名前は新車ラインナップから姿を消していました。

その空白期間に「パジェロが復活するのではないか」という情報や予想がたびたび注目され、2025年という時期も候補として語られてきました。

しかし現在は、単なる復活予想の段階ではありません。

三菱自動車は新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に決定し、2026年秋に世界初公開すると正式に明らかにしています。

日本仕様として見れば2019年の生産終了以来、7年ぶりの復活です。

つまり、「三菱 パジェロ 2025 年 復活 か」と検索している方にとって重要なのは、2025年説そのものよりも、その後に計画がどう具体化したかでしょう。

2025年に復活するという見方は外れましたが、パジェロ復活そのものは現実になったわけです。


なぜ「パジェロが2025年に復活する」と噂されたのか

パジェロ復活説が注目された背景には、この車が単なる過去の人気SUVではなく、三菱自動車を象徴する存在だったことがあります。

初代パジェロは1982年に登場しました。

当時のオフロード4WDといえば、業務用車や特殊用途車のイメージも強い時代です。その中でパジェロは、高い悪路走破性を持ちながら、乗用車として使える快適性やデザインを組み合わせました。

1983年には5ナンバーの乗用車仕様が追加され、その後人気が急上昇。1985年には年間約1万台を販売し、1987年には上級仕様「エクシード」も加わりました。

そして2代目が販売されていた1992年には、日本国内だけで年間8万台あまりを販売する大ヒットモデルに成長しています。

1990年代のRVブームを知る世代にとって、「三菱といえばパジェロ」という印象が強いのも、この時代の成功が大きな理由でしょう。

三菱自動車によれば、パジェロは4世代にわたって世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売しました。

さらにダカールラリーには1983年から参戦し、7連覇を含む通算12勝を記録しています。

この歴史があるため、販売終了後も「いつかパジェロが戻ってくるのではないか」という期待が消えませんでした。

個人的にも、パジェロほどブランド名そのものに価値がある国産SUVは多くないと感じます。

単に昔の名前を復活させるのではなく、「三菱が本格4WDにもう一度本気で取り組むのか」という期待まで含めて注目されていたことが、復活説が繰り返し話題になった理由でしょう。


2025年復活説から2026年秋の正式発表まで何が変わった?

状況が大きく動いたのは、三菱自動車がパジェロを再びブランド戦略の中心に置く方針を明確にしたことです。

三菱自動車は2026年5月に発表した中長期ビジョンで、パジェロを単独の1車種だけではなく、シリーズとして開発する方針を示しました。

そして新型クロスカントリーSUVについて、正式に「パジェロ」の車名を使用すると発表。2026年秋に世界初公開するとしています。

ここが、以前の「パジェロが復活するらしい」という噂との決定的な違いです。

現在は、

  • 新型車の名称が「パジェロ」に決定
  • 2026年秋に世界初公開
  • トライトンのラダーフレームをベースに開発
  • キャビンや前後サスペンションを専用開発
  • 将来的に中型・小型モデルも展開する方針

と、具体的な計画まで見えてきました。

この流れを見ると、2025年に話題になった復活説は時期こそ違ったものの、方向性まで完全に的外れだったわけではありません。

むしろ、2025年前後に期待されていた「三菱が再びパジェロブランドを活用する」という見方が、その後より大きなシリーズ戦略へ発展したと見るほうが実態に近いでしょう。


新型パジェロはどんなSUVになる?トライトンがベース

新型パジェロで特に重要なのが、基本構造です。

三菱自動車によると、新型パジェロはピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良して開発されます。

ラダーフレームとは、丈夫な骨格となるフレームの上に車体を載せる構造です。

一般的な乗用SUVで多いモノコック構造と比べ、本格的な悪路走行や耐久性を重視した車との相性がよく、トライトンのようなピックアップトラックや本格クロスカントリー車で使われています。

一方、新型パジェロは単純に「トライトンの荷台を屋根付きにする」というクルマではありません。

三菱自動車はキャビンと前後サスペンションを専用開発するとしています。

目的は、パジェロらしい卓越した悪路走破性を確保しながら、上質で快適な乗り心地も実現することです。

この点はかなり重要だと私は考えています。

歴代パジェロが評価された理由は、山道を走れることだけではありません。普段は家族を乗せて街中を走り、週末には高速道路で遠出し、その先の雪道やアウトドアにも入っていけるという「守備範囲の広さ」にありました。

新型でも、頑丈さだけを追求するのではなく、日常的に使える快適性との両立が求められるでしょう。

報道では、トライトンの主要コンポーネントや2.4リッタークリーンディーゼルを活用する可能性も取り上げられています。

ただし、最終的な日本仕様のエンジン、グレード構成、燃費、価格などについては、正式発表前の段階で断定すべきではありません。

これから購入を考える場合は、予想値よりも三菱自動車から発表される正式な仕様を確認することが大切です。


パジェロは1台だけではない?2028年度には中型版も計画

今回のパジェロ復活で、さらに面白いのがシリーズ展開です。

日本経済新聞が2026年8月4日に報じた内容では、三菱自動車は2026年内に復活するパジェロシリーズに続き、中型モデルを2028年度にも日本で発売する計画とされています。

さらに、小型版を2030年ごろに投入する計画も報じられています。

三菱自動車はパジェロシリーズの中小型車を販売台数の主力に育て、オフロード車に強いメーカーというイメージを改めて確立する狙いがあるとされています。

ここは、2025年当時の復活予想と比べても大きな違いです。

単に大型の新型パジェロを1台復活させて終わりではなく、「パジェロ」というブランド自体を複数車種へ広げようとしているからです。

過去にも三菱は「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」を展開していました。

そのため、パジェロをサイズ別にシリーズ化する戦略には歴史的なつながりがあります。

報道や予想では、コンパクトクラスについて、カローラクロスやヴェゼルのような人気SUVと競合するモデルになる可能性が取り上げられています。

大型パジェロのようなラダーフレームではなく、より乗用車に近いモノコックボディを使い、三菱の四輪制御技術「S-AWC」を組み合わせるという予想もあります。

ただし、この部分は正式発表済みの仕様と予想情報を分けて考える必要があります。

中型版が2028年度、小型版が2030年ごろという計画は報道されていますが、具体的な車名・価格・パワートレインなどは今後の情報待ちです。


2025年復活説を振り返ると何が見えてくる?

ここからは私見ですが、「2025年にパジェロが復活する」という噂が注目された背景を振り返ると、今の三菱自動車の商品戦略が見えやすくなります。

三菱の強みは、何でもそろう巨大メーカーになることではなく、4WD、SUV、アウトドアという得意分野を分かりやすく打ち出すことにあるのではないでしょうか。

その流れを象徴する一台が、2024年から日本で販売されているトライトンです。

トライトンはピックアップトラックという、日本では決して万人向けとはいえないカテゴリーですが、その存在によって「三菱らしいクルマとは何か」がかなり分かりやすくなりました。

そこへパジェロを戻す意味は大きいでしょう。

パジェロには325万台以上という世界販売実績やダカールラリー通算12勝という歴史があります。新しくブランドを一から作るより、すでに多くの人が知っている名前を現代の商品として再構築できる強みがあります。

ただし、昔の成功をそのまま再現すれば売れるほど今のSUV市場は単純ではありません。

現在は街乗り中心のクロスオーバーSUVが主流で、大きな車体や本格的な4WDシステムを必要としないユーザーも少なくありません。

そのため私は、パジェロ復活の本当の勝負は大型モデルそのものより、2028年度以降に予定される中型・小型パジェロをどこまで魅力的な価格とサイズにできるかにあると考えています。

本格パジェロがブランドの「看板」になり、中型・小型モデルが実際の販売台数を担う。

もしこの役割分担がうまくいけば、パジェロは昔の名車の復刻ではなく、三菱SUV全体を引っ張るブランドに変わる可能性があります。

これは2025年の「復活するかどうか」という段階から見ると、かなり大きな進展です。


新型パジェロを待つべき?価格とサイズの正式発表が重要

新型パジェロが気になっている人にとって、これから特に確認したいのは価格、ボディサイズ、パワートレイン、発売時期でしょう。

現時点では2026年秋の世界初公開が正式に案内されていますが、世界初公開と日本で実際に購入できる発売日は必ずしも同じとは限りません。

また、トライトンをベースにした本格クロスカントリーSUVとなれば、車体サイズや価格も重要になります。

私は「高級感よりお得感」を重視してクルマを見ることが多いので、パジェロという名前だけで飛びつくより、実際の装備と価格のバランスを見極めたいところです。

例えば、本格的な悪路走破性能をほとんど使わない人であれば、より小さく燃費の良いSUVのほうが毎日の維持費まで考えると合理的かもしれません。

逆に、雪道を走る機会が多い人、キャンプやアウトドアで未舗装路に入る人、大型SUVを長距離移動にも使いたい人にとっては、新型パジェロの方向性はかなり魅力的です。

特に今回、トライトンの骨格をそのまま流用するだけでなく、キャビンやサスペンションを専用開発して乗り心地を高めるという点には期待できます。

新車選びでは名前やイメージだけでなく、「自分がその性能にお金を払う価値があるか」を考えることが大切です。

新型パジェロも、正式な価格や仕様が判明した段階で、トライトンや他のSUVとの装備差まで比べると、本当のコストパフォーマンスが見えてくるでしょう。


まとめ|三菱パジェロの2025年復活説は外れたが、本当の復活は決まった

「三菱パジェロは2025年に復活するのか」と期待されていましたが、2025年中の復活は実現しませんでした。

一方、その後の動きは復活を期待していた人にとって、むしろ大きなニュースになりました。

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しています。

新型はトライトンのラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発。悪路走破性だけでなく、上質で快適な乗り心地を目指す新しいフラッグシップSUVとして開発されています。

さらに、2028年度には中型モデル、2030年ごろには小型モデルを日本へ投入する計画も報じられており、パジェロは「1台の名車」ではなく、再びシリーズブランドとして広がっていく可能性があります。

2025年復活説は時期こそ違いましたが、パジェロ復活への期待そのものは現実になりました。

次に注目したいのは、2026年秋に明らかになる新型パジェロの正式なデザイン、価格、エンジン、ボディサイズ、そして日本での発売スケジュールです。


よくある質問

三菱パジェロは2025年に復活しましたか?

いいえ。2025年には復活していません。三菱自動車が正式発表しているのは、新型パジェロを2026年秋に世界初公開する計画です。

新型パジェロは何をベースに開発されますか?

三菱自動車によると、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発します。悪路走破性と快適な乗り心地の両立が狙いです。

パジェロの小型モデルも復活しますか?

シリーズ展開が計画されています。報道では中型モデルを2028年度、小型モデルを2030年ごろに日本へ投入する計画とされています。ただし、具体的な車名や価格、仕様については今後の正式発表を確認する必要があります。

三菱パジェロは2026年に復活する?新型登場の可能性を解説

力強い本格クロスカントリーSUVが山岳路を走る新型パジェロ復活イメージ

三菱パジェロは2026年に復活します。三菱自動車が車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に新型を世界初公開すると発表しています。

日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活です。しかも単なる名前の復活ではなく、トライトンのラダーフレームをベースに専用開発される、三菱自動車の新たなフラッグシップSUVとして登場します。

三菱パジェロは2026年に復活する?結論は正式決定

「三菱パジェロは2026年に本当に復活するのか?」と気になっている方も多いと思いますが、これは単なる予想や噂の段階ではありません。

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に正式決定し、2026年秋に世界初公開することを発表しています。

日本向けパジェロは2019年に生産を終了しました。海外向け仕様についても2021年に生産を終えているため、世界的に見ても久しぶりの新型パジェロとなります。

特に日本では2019年以来となるため、7年ぶりの復活です。

さらに2026年5月29日に発表された三菱自動車の2030年代に向けた新中長期ビジョンでも、新型パジェロの投入方針が明確に示されました。

三菱自動車の代表執行役CEOである加藤隆雄氏は、新型クロスカントリーSUVを三菱自動車らしさを詰め込んだフラッグシップ商品として投入し、その車名を「パジェロ」とすると説明しています。

つまり現在の注目点は「復活するかどうか」ではなく、2026年秋にどのような新型パジェロとして姿を現すのかへ移っています。

車好きとして私が注目したいのは、この復活が懐かしい名前を再利用しただけではない点です。

三菱自動車自身がパジェロを新しいフラッグシップに位置付けており、今後のブランド戦略を背負わせるほど重要なモデルとして開発しています。


2026年新型パジェロはいつ登場する?

新型パジェロについて正式に発表されている時期は、2026年秋の世界初公開です。

ただし、2026年8月時点で公表されている情報では、具体的な世界初公開の日付、正式な日本発売日、グレード構成、販売価格などはまだ明らかになっていません。

ここは「2026年秋に公開される」と「2026年秋に日本で発売される」を混同しないよう注意したいところです。

公式に確認されているのは、あくまで2026年秋に新型パジェロを世界初公開する予定という点です。

三菱自動車は2026年度から2031年度までに、新規投入車種として合計13モデルを計画しています。その重要モデルの一つとしてパジェロが位置付けられているため、会社としてかなり力を入れた新型車になることがうかがえます。

生産については、タイにある三菱自動車の重要拠点「MMTh」で行われることも加藤CEOから説明されています。

今後、日本仕様について具体的な予約開始時期や発売日が発表されれば、新型パジェロを待っている人にとって一気に購入検討が現実的になるでしょう。

個人的には、今の段階で「発売直後に買う」と決めるより、まず2026年秋の正式公開で価格・ボディサイズ・パワートレイン・燃費・安全装備を確認してから判断するのが賢いと思います。

パジェロという名前だけで期待値は高くなりますが、実際の購入では車両価格だけでなく、日常で扱いやすい大きさなのか、維持費がどの程度になるのかも重要だからです。


新型パジェロはトライトンのラダーフレームを採用

2026年の新型パジェロで特に重要なのが、その車体構造です。

三菱自動車によると、新型パジェロはピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良して開発されています。

ラダーフレームとは、簡単にいえば「はしご」のような形をした頑丈な骨格の上に車体を組み合わせる構造です。

一般的な乗用車や都市型SUVで広く採用されているモノコック構造とは考え方が異なり、悪路で車体に大きな力がかかったときの強さや耐久性を重視しやすいのが特徴です。

新型パジェロでは単純にトライトンの車体をSUV化するだけではありません。

公式情報では、

  • トライトンのラダーフレームをベースに改良
  • キャビンを専用開発
  • 前後サスペンションを専用開発
  • 卓越した悪路走破性を追求
  • 上質で快適な乗り心地を目指す

という方向性が示されています。

ここはかなり大切なポイントです。

本格クロスカントリーSUVは悪路に強くても、街中では乗り心地の硬さや取り回しなどが気になるケースがあります。

しかし歴代パジェロは、悪路走破性だけでなく「乗用車としての快適性」を組み合わせることを大きな価値としてきました。

新型でもキャビンやサスペンションを専用設計するということは、単に頑丈さを追求するのではなく、日常で普通に使える快適性まで含めてパジェロらしさを作ろうとしていると考えられます。

私はこの部分こそ、新型パジェロの評価を左右するポイントになると思っています。

本格四駆としての性能だけなら専門性の高い選択肢はいくつもあります。しかし毎日の通勤や買い物、家族での長距離移動まで快適にこなし、そのうえで雪道やアウトドアでも頼れるなら、パジェロ復活の意味は一気に大きくなります。


なぜ三菱は2026年にパジェロを復活させるのか?

パジェロ復活の意味を理解するには、歴代モデルの存在感を振り返る必要があります。

初代パジェロが発売されたのは1982年です。

当時の本格的な4WD車は、悪路走破性を重視する一方で、一般的な乗用車としての快適性では不利なモデルも少なくありませんでした。

そこでパジェロは、クロスカントリー4WDの走破性と乗用車の快適性を融合させた新しいRVとして登場しました。

その後、4世代にわたり進化し、世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売しています。

日本でも1990年代のRVブームを代表する存在となり、アウトドアへ出かける車として強いブランドイメージを築きました。

さらに「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」といった派生モデルも展開され、本格4WDの世界を幅広いユーザーへ広げています。

もう一つ、パジェロを語るうえで外せないのがダカールラリーです。

パジェロは1983年からダカールラリーへ参戦し、7連覇を含む通算12勝という実績を残しました。

過酷な砂漠や荒野を長距離走行する競技で結果を残したことで、悪路走破性だけでなく、操縦安定性や耐久性というパジェロのイメージが世界的に確立されたわけです。

こうした歴史を考えると、三菱自動車が新しいクロスカントリーSUVに「パジェロ」という名前を付けた意味は軽くありません。

普通の新型SUVに昔の有名な名前を付けただけでは、長年のファンから厳しい目を向けられてしまいます。

それでもパジェロの名称を復活させ、フラッグシップとして投入するということは、それだけ走破性や耐久性、快適性に自信を持てる商品に仕上げようとしている表れだと私は考えます。


新型パジェロだけではなく「パジェロシリーズ」も展開へ

今回の発表で個人的に新型パジェロ本体と同じくらい興味深いのが、今後「パジェロシリーズ」を展開する方針まで示されたことです。

三菱自動車は2026年度から2031年度に13モデルの新型車を投入する計画で、その中でもオフロード商品群とアセアン商品群を重点領域として位置付けています。

加藤CEOは、パジェロをトップのラインとし、その下にサイズの異なる車種をシリーズとして追加する構想を説明しています。

現段階で検討されているのは、スモールSUVやコンパクトSUVなどです。

ただし、これらはまだ商品構想を固めていく段階とされており、正式な車名、発売時期、価格、仕様は発表されていません。

ここから読み取れるのは、三菱自動車が「パジェロ」という名前を1台限りの復活イベントで終わらせるつもりではないということです。

将来的には、大型の本格パジェロを頂点に、より扱いやすいサイズの商品まで広げる可能性があります。

これはユーザーにとって非常に面白い展開です。

本格的な新型パジェロに憧れていても、「大きすぎる」「価格が高そう」「自宅の駐車場では扱いづらい」と感じる人は一定数いるはずです。

もしパジェロらしいデザインや4WD技術を受け継ぎながら、コンパクトなサイズと現実的な価格を両立するモデルが登場すれば、購入できる層は大きく広がります。

高級感よりお得感を重視して車を選びたい私としても、実はフラッグシップの新型パジェロだけでなく、この小型パジェロシリーズがどの価格帯で登場するのかにはかなり注目しています。


三菱パジェロ2026年復活で価格や装備はどうなる?

現在、新型パジェロの詳細な価格やグレードは正式発表されていません。

そのため、「価格は○○万円になる」「このエンジンが搭載される」といった未確認情報を事実のように受け取らないことが大切です。

2026年8月時点で正式に分かっている主な内容を整理すると、次の通りです。

項目 現時点の公式情報
車名 パジェロ
世界初公開 2026年秋
日本での位置付け 7年ぶりの復活
車種 クロスカントリーSUV
車体構造 トライトンのラダーフレームをベースに改良
専用開発 キャビン、前後サスペンションなど
目標 悪路走破性と上質・快適な乗り心地の両立
位置付け 三菱自動車の新たなフラッグシップ
生産 タイのMMTh
価格・グレード 現時点では未発表

購入を考える場合、正式公開後に特に確認したいのは価格だけではありません。

ボディサイズ、最小回転半径、燃費、パワートレイン、安全装備、乗車定員、荷室の使いやすさなど、日常生活に直結する部分も重要です。

パジェロの歴史を考えれば悪路性能には大きな期待が集まりますが、日本で所有するなら「毎日普通に使いやすいか」が最終的な満足度を左右します。

特に今はSUVの選択肢が非常に多いため、名前や伝統だけでは購入理由として十分ではありません。

新型パジェロが価格に見合う走破性、快適性、実用性をどれだけ分かりやすく提示できるかが、復活後の評価を決めることになるでしょう。


新型パジェロ復活をどう見る?今後の注目ポイント

ここからは私見ですが、2026年のパジェロ復活で最も重要なのは、昔のパジェロをそのまま再現することではないと思います。

現在のユーザーが求めるSUVは、悪路を走れるだけではなく、普段の運転のしやすさ、安全性、長距離での快適性、燃費や維持費まで含めて総合的に評価されます。

三菱自動車もその点を理解しているからこそ、トライトンのラダーフレームを基礎としながら、キャビンや前後サスペンションを専用開発しているのでしょう。

「頑丈なトライトンをSUV化した車」ではなく、「パジェロとして乗り味まで作り直した車」にできるか。

私はここが2026年新型パジェロ最大の見どころだと考えています。

また、三菱自動車が「冒険心と挑戦心を象徴する新たなるフラッグシップモデル」と位置付けている以上、単純に販売台数だけで成否を判断する車でもないでしょう。

ブランドの象徴として、三菱自動車が何を得意とするメーカーなのかを分かりやすく見せる役割もあります。

トライトン、デリカ系の商品、そして今後展開予定のパジェロシリーズがつながっていけば、「悪路に強く、アウトドアでも頼れる三菱」というブランドイメージは今まで以上に明確になります。

一方で、購入者目線では冷静さも必要です。

歴史ある「パジェロ」の名前は魅力的ですが、実際に買う車は思い出ではなく現在の商品です。

正式公開後は、価格に対してどれだけ装備が充実しているか、普段使いで無理のないサイズなのか、長く所有したときの維持費はどうなのかをしっかり比較することをおすすめします。

私自身、「高級だから良い」よりも「支払った金額に対して満足できるか」を重視したいので、新型パジェロについてもブランド名だけではなく、中身と価格のバランスを見て評価したいところです。

もし本格クロスカントリーSUVとしての強さを保ちつつ、街中や高速道路でも疲れにくく、家族でも使いやすい車に仕上がれば、7年ぶりという言葉以上に意味のある復活になると考えています。


まとめ|三菱パジェロは2026年秋に正式復活へ

三菱パジェロの2026年復活は、すでに「可能性」の段階を超えています。

三菱自動車は新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しました。

日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活となります。

1982年に初代が登場してから4世代にわたり、世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売。さらにダカールラリーでは1983年から参戦し、7連覇を含む通算12勝という歴史を持っています。

新型はトライトンのラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発。三菱自動車は、悪路走破性と上質で快適な乗り心地を両立する新しいフラッグシップとして開発を進めています。

さらに将来はパジェロを頂点として、スモールSUVやコンパクトSUVを含む「パジェロシリーズ」を展開する構想も示されています。

これから確認したいのは、世界初公開の具体的な日程、日本での発売時期、価格、グレード、パワートレイン、ボディサイズ、安全装備などです。

歴史ある名前が復活するだけでなく、2020年代の日本でも「実際に欲しい」と思える車に仕上がるのか。2026年秋の正式公開は、三菱ファンだけでなく本格SUVを検討している人にとっても大きな注目ポイントになりそうです。


よくある質問

三菱パジェロは2026年に本当に復活しますか?

はい。三菱自動車が新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に正式決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しています。日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活です。

2026年新型パジェロの発売日はいつですか?

現時点で正式に発表されているのは「2026年秋に世界初公開」という予定です。日本での具体的な発売日や予約開始日については、今後の正式発表を確認する必要があります。

新型パジェロはどんな車になりますか?

トライトンの頑丈なラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発するクロスカントリーSUVです。三菱自動車は、優れた悪路走破性と上質で快適な乗り心地を両立した新たなフラッグシップモデルとして開発しています。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

三菱パジェロ復活は2027年?新型登場時期と最新情報を整理

力強い本格クロスカントリーSUVとコンパクトSUVが並ぶ次世代パジェロシリーズのイメージ

三菱パジェロは2027年復活ではなく、5代目新型が2026年秋に世界初公開されることが正式決定しており、2027年にはコンパクト版の登場も有力視されています。

「三菱パジェロは2027年に復活するの?」「新型車が近々登場するという話は本当?」と気になっている方も多いでしょう。今回は三菱自動車の公式発表と、2026年8月までに判明している新型パジェロ情報を整理し、確定情報と予想情報を分けながら分かりやすく紹介します。

三菱パジェロは2027年に復活?実際は2026年秋に新型を世界初公開

最初に結論を整理すると、フラッグシップとなる新型パジェロの復活自体は2027年ではありません。

三菱自動車は2026年5月29日、新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しました。

日本仕様のパジェロは2019年に生産を終了しているため、国内では7年ぶりの復活です。海外向け仕様についても2021年に生産を終えていました。

つまり「三菱パジェロ 2027年に復活か」という検索に対する答えは少し複雑で、

  • 5代目となる本格派の新型パジェロ:2026年秋に世界初公開
  • 日本市場への投入:2026年度内が視野
  • パジェロシリーズのコンパクトSUV:2027年後半が有力視

というように、複数の新型パジェロ情報が重なっていると理解すると分かりやすいでしょう。

新型パジェロについては、単なる噂の段階からすでに一歩進んでいます。三菱自身が車名と世界初公開時期を発表しているため、「パジェロという名前の新型車が近々登場するか」という点については、正式にYESと言える状況です。

一方、発売日や価格、グレード、エンジンなどは、まだメーカーからすべて正式発表されたわけではありません。この先は「確定していること」と「報道・予想」を分けて見ることが重要です。


三菱パジェロ新型車が近々登場するのは確定!何が正式発表された?

2026年8月時点で三菱自動車が正式に明らかにしている新型パジェロの大きなポイントは、トライトン由来のラダーフレームを使った本格クロスカントリーSUVになることです。

新型パジェロでは、国内でも販売されているピックアップトラック「トライトン」の頑丈なラダーフレームをベースに改良を加えます。

ラダーフレームとは、簡単に言えば「はしご状の頑丈な骨格」です。一般的な乗用SUVよりも悪路でのねじれや大きな入力に強く、本格クロスカントリー車やピックアップトラックで使われてきました。

ただし、新型パジェロはトライトンのSUV版をそのまま作るわけではありません。

三菱はキャビンや前後サスペンションなどをパジェロ専用に開発し、悪路走破性だけではなく「上質かつ快適な乗り心地」も実現すると説明しています。

ここは非常に重要だと私は感じます。

パジェロという名前に期待されるのは、単に大きくて頑丈な4WDではありません。歴代モデルも「本格四駆なのに普段使いできる」という立ち位置で支持を集めてきました。

1982年に登場した初代パジェロも、クロスカントリー4WDの走破性と乗用車の快適性を組み合わせるという発想から誕生しています。

4世代にわたって世界170以上の国と地域で販売され、累計販売台数は325万台以上。さらに1983年から参戦したダカールラリーでは、7連覇を含む通算12勝を記録しました。

新型車でも「頑丈さ」と「快適性」の両立を明確に打ち出しているのは、歴代パジェロの思想を意識していると考えられます。


三菱パジェロのフルモデルチェンジでS-AWC採用も判明

新型パジェロのフルモデルチェンジ情報として、2026年8月に新たに注目されたのが走行制御技術です。

三菱は2026年8月4日に新たなティザー情報を公開し、新型パジェロにS-AWC(Super-All Wheel Control)を採用することが明らかになりました。

S-AWCとは、駆動力や制動力などを統合して制御し、車両をより狙った通りに動かしやすくする三菱独自の車両運動統合制御システムです。

ランサーエボリューションやアウトランダーなどにも受け継がれてきた技術で、単純に「4輪が駆動する」というだけではなく、曲がる・止まる・安定させるといった動きを総合的に制御するのが特徴です。

ティザーでは、屈強なラダーフレームやデファレンシャル周辺など、車体下部の一部も確認されています。

三菱によれば、新型パジェロはオフロードの大きな凹凸や強い衝撃が加わる状況で高い路面追従性を発揮するだけでなく、舗装路の荒れやうねりによる不快な揺れや振動も抑え、長距離でも疲れにくい乗り心地を目指しているとのことです。

これは個人的にも、新型パジェロを見るうえで価格以上に注目したいポイントです。

本格SUVは悪路性能ばかりが話題になりがちですが、日本で実際に所有すれば、多くの時間を走るのは一般道や高速道路でしょう。

せっかく高い走破性能があっても、日常の乗り心地が荒々しすぎればファミリーカーとして選びにくくなります。ラダーフレームの強さと乗用SUVらしい快適性をどこまで両立できるかが、新型パジェロの完成度を左右すると考えています。

また、ティザー展開では歴代パジェロで人気だった「マルチメーター」の搭載も明らかにされています。2026年7月にはファンイベント「スターキャンプ2026 in 朝霧高原」で、一部参加者向けに実車の一部が先行披露され、その様子も公開されました。

情報が小出しになっていることからも、2026年秋の正式公開に向けていよいよカウントダウンに入った印象です。


新型パジェロの発売時期や価格は?530万円前後という予想も

ここからは正式発表ではなく、各自動車メディアが伝えている予想情報になります。

MOTAでは販売店への取材などをもとに、新型パジェロの発売時期について2027年3月まで、なかでも2026年終盤が有力との見方を紹介しています。

世界初公開が2026年秋ですから、その後あまり時間を空けず日本で販売される可能性は十分考えられます。

ただし、三菱自動車が正式に発表しているのは現時点では「2026年秋に世界初公開」というところまでです。具体的な発売日については今後の公式発表を待つ必要があります。

価格についても正式発表前ですが、MOTAは約530万円からと予想しています。

参考として挙げられているのが、プラットフォームの基礎を共有するとみられるトライトンと、ライバルとして意識されるトヨタ・ランドクルーザー250です。

同記事では、おおよそ次のような価格帯が予想されています。

想定グレード 予想価格
ベーシック 530万円前後
中級 600万円前後
最上級 670万円前後

もちろん、これはメーカーの正式価格ではありません。

最終的な装備やパワートレイン、為替、原材料費などによって価格は変わるため、現時点では「500万円台から700万円近くになる可能性が報じられている」程度に受け止めるのが適切です。

予想されるパワートレインでは、トライトンに採用されている2.4Lクリーンディーゼルターボが有力候補として取り上げられています。

現行トライトンでは最高出力204馬力、最大トルク470N・mを発生しますが、新型パジェロの正式なエンジン仕様についてはまだ確定情報ではありません。

ボディサイズについても、全長4900mm前後、全幅1930mm前後、ホイールベース2850mm前後といった予想があります。

もしこのサイズに近ければランドクルーザー250級の堂々とした大型SUVになりますが、日本の住宅街や立体駐車場では扱いやすいとは言えません。

コスパを重視して車を選ぶ立場から見ると、新型パジェロは「誰にでもおすすめできるSUV」というより、サイズや燃料代まで理解したうえで本格SUVを求める人のためのフラッグシップになりそうです。


2027年に登場するのは「コンパクト・パジェロ」なのか?

では、なぜ「三菱パジェロは2027年に復活」という情報が出ているのでしょうか。

大きな理由は、三菱が新型パジェロを1台だけで終わらせず、シリーズ展開する構想を示しているためです。

2026年5月29日に開催された中長期ビジョンの説明では、今秋登場予定のフラッグシップ級パジェロと思われる車両に加え、さらに小さな2台のSUVが示されました。

過去の三菱には、

  • パジェロ
  • パジェロイオ
  • パジェロジュニア
  • パジェロミニ

というように、サイズの異なるパジェロシリーズが存在しました。

今回もそれに近い形で、フラッグシップだけではなくコンパクトクラスや、さらに小型のSUVまで「パジェロ」の世界観を広げる可能性があります。

その中でも有力視されているのが、アセアン市場で販売されている三菱エクスフォースをベースにしたコンパクトSUVです。

グーネットでは、このコンパクト版パジェロについて2027年後半のデビューが有力と報じています。

エクスフォースは2023年8月に世界初公開され、インドネシアなどで販売を拡大し、2025年3月にはタイでも発表されたコンパクトSUVです。

最新仕様には1.6Lエンジンとモーターを組み合わせるHEVが用意され、高速域でモーターをドライブシャフトから切り離す「モーターディスコネクト機構」を採用しています。

同記事では燃費について約24.4km/L、モーター最高出力85kWとされています。

ベースとなるエクスフォースは現在FFですが、AYC(アクティブヨーコントロール)など三菱独自の制御技術を備えています。

コンパクト版が本当に「パジェロ」を名乗るなら、個人的には4WDの有無が大きなポイントになると思います。

パジェロという名前には、歴代モデルから続く「悪路に強い」というイメージがあります。単にエクスフォースの外観をタフにしてパジェロ名を付けるだけでは、昔からのファンほど違和感を持つでしょう。

逆に、電動化と4WD技術を組み合わせながら、街中でも扱いやすいサイズと低燃費を実現できれば、フルサイズの新型パジェロとはまったく違う購買層を取り込めます。

価格が500万円を大きく超える大型SUVには手が届かなくても、300万円前後から検討できるコンパクトなパジェロなら欲しいという人は少なくないはずです。

なお、一部メディアではこの車を「パジェロイオ」と予想し、全長4390mm、全幅1810mm、全高1660mm、1.6Lハイブリッドなどの詳細な数値も掲載しています。

ただし、「パジェロイオ」という正式車名や日本仕様のサイズ、価格、4WD設定などは三菱自動車が正式発表した情報ではありません。

現段階では、コンパクトクラスのパジェロシリーズが計画されているとみられ、エクスフォースをベースに2027年後半に登場するとの報道がある、というところまでを確度の高い情報として考えるのが安全です。


三菱パジェロ新型情報から見える「1台では終わらない復活」の意味

今回のパジェロ復活で私が一番興味深いと感じるのは、5代目パジェロそのものより、三菱が「パジェロ」という名前を再びブランドとして育てようとしている点です。

1980~1990年代のパジェロは、単独の商品ではありませんでした。

パジェロミニやパジェロジュニア、パジェロイオまでラインナップが広がり、「大きな本格四駆は必要ないけれど、パジェロらしい雰囲気や安心感は欲しい」というユーザーにも選択肢がありました。

今回の中長期ビジョンでも、新型パジェロより小さな2台の車両が示されています。

さらに三菱は2026年度から2031年度までの6年間で、HEV5車種、PHEV5車種を含む全13車種の新型車を投入する計画を示しています。

これを見ると、パジェロ復活は昔の人気車を懐かしさだけで復刻する企画ではなく、三菱らしいSUVブランドを再構築するための中心的なプロジェクトと考えた方が自然でしょう。

本格派の大きなパジェロがブランドの象徴となり、その下にコンパクトSUVや小型SUVを展開する。

この形が実現すれば、価格やサイズを理由に大型パジェロを選べない人でも「パジェロシリーズ」に入ることができます。

私は、この方法の方が現在の日本市場には合っていると考えています。

約5m級の大型SUVは魅力的ですが、日常では狭い道路や駐車場の問題があります。燃料代やタイヤ代などの維持費も無視できません。

そこで全長4.4m前後のコンパクトクラスや、さらに小型のモデルまで用意できれば、「パジェロ=一部の本格四駆ファンだけの車」ではなくなります。

高級感を競うだけではなく、サイズと価格を選べるパジェロシリーズになれば、三菱にとって大きな武器になるのではないでしょうか。

一方で注意したいのは、現時点ではシリーズ全車の車名、価格、発売日、仕様まで正式決定しているわけではないことです。

特に2027年登場とされるコンパクトモデルについては報道・予想段階の情報が多いため、「2027年にパジェロイオがこの価格で発売される」と断定するのは早いでしょう。


新型パジェロはいつ買える?今後注目したいポイント

新型パジェロについて、次に最も注目したいのは2026年秋の世界初公開でどこまで正式スペックが判明するかです。

2026年8月時点では、車名、ラダーフレーム、専用キャビン・サスペンション、S-AWCなど重要な部分が徐々に明らかになっています。

これから確認したいのは、具体的には次の点です。

  • 正式な日本発売日
  • 車両価格とグレード構成
  • エンジンとトランスミッション
  • ボディサイズ
  • 乗車定員
  • 燃費性能
  • 4WDシステムの詳細
  • 安全・運転支援装備
  • コンパクト版パジェロの正式車名と発売時期

特に購入を考える人にとって、価格だけを見て判断するのはまだ早いと思います。

仮に530万円前後からスタートしても、売れ筋グレードや必要なオプションを含めれば600万円を超える可能性があります。

逆に装備内容が充実し、ランドクルーザー250などの本格SUVと比較して割安感があれば、「高いけれど内容を考えるとお得」という評価になることもあり得ます。

私自身、車を選ぶ時は豪華装備の数よりも「実際に使う装備にいくら払うのか」を重視しています。

新型パジェロについても、大画面モニターや高級オーディオ以上に、日常での乗り心地、燃費、取り回し、4WD性能と価格のバランスを確認してから評価したいところです。

そして大型の5代目パジェロに加え、2027年後半と報じられているコンパクト版が本当に日本へ投入されれば、こちらはより多くのユーザーにとって現実的な購入候補になりそうです。

「パジェロが欲しいけれど、大型SUVはさすがに大きすぎる」という人は、フラッグシップだけで決めず、2027年以降のシリーズ展開まで見てから選ぶのも賢い方法だと考えます。


まとめ

三菱パジェロの復活について、「2027年に復活する」という情報だけを見ると少し誤解しやすい状況です。

5代目の新型パジェロは2026年秋に世界初公開されることが三菱自動車から正式発表済みで、日本では2019年以来7年ぶりの復活となります。

新型はトライトンのラダーフレームをベースにしながら、キャビンや前後サスペンションを専用開発。さらにS-AWCも採用し、本格的な悪路走破性と長距離でも快適な乗り心地の両立を目指しています。

価格については約530万円から、発売については2026年終盤から2027年3月までとする予想がありますが、これらはまだ正式発表ではありません。

一方、2027年後半にはエクスフォースをベースにした「コンパクト・パジェロ」が登場するとの報道もあり、三菱がパジェロを単独モデルではなくシリーズとして復活させる可能性が高まっています。

個人的には、大型のフラッグシップだけでなく、日常で扱いやすく燃費にも優れたコンパクトモデルまで揃えば、パジェロ復活の意味はかなり大きくなると感じます。

2026年秋の正式公開で価格、パワートレイン、発売日などがどこまで明らかになるのか。そして2027年に「弟分」のパジェロが本当に続くのか。今後の三菱パジェロ新型情報から目が離せません。


よくある質問

三菱パジェロは2027年に復活するのですか?

フラッグシップとなる新型パジェロは、2026年秋に世界初公開されることが正式発表されています。2027年については、エクスフォースをベースとするコンパクト版パジェロが2027年後半に登場するとの報道があります。

三菱パジェロ新型車の発売日はいつですか?

三菱自動車が正式発表しているのは2026年秋の世界初公開までです。一部報道では日本発売について2026年終盤から2027年3月までが有力視されていますが、正式な発売日は今後のメーカー発表を確認する必要があります。

新型パジェロの価格はいくらになりそうですか?

正式価格はまだ発表されていません。一部の予想では530万円前後から、上級グレードでは600万円台後半になる可能性が示されています。価格や装備は変更される可能性があるため、購入検討時は三菱自動車の最新公式情報を確認してください。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

スバル新型レヴォーグD型とは?変更点と注目ポイントを整理

白いスポーツワゴンを中心に安全カメラや大型ディスプレイなどレヴォーグD型の進化を表現したシーン

スバル新型レヴォーグD型は、2023年10月に登場し、安全性能・快適装備・内装・スマホ連携などを大きく磨き上げた改良モデルです。

派手なフェイスリフトこそありませんが、広角単眼カメラの追加やデジタルマルチビューモニター、Black Interior Selectionなど、日常で違いを実感しやすい変更が数多く盛り込まれています。

スバル新型レヴォーグD型とは?2023年10月に登場した改良モデル

スバル新型レヴォーグD型とは、現行2代目レヴォーグに施された2023年10月の年次改良モデルです。

スバル車で使われる「A型」「B型」「C型」「D型」という呼び方は、基本的に年次改良の世代を示します。2代目レヴォーグは2020年10月に登場し、その後2021年11月にB型、2022年11月にC型、そして2023年10月にD型へ進化しました。

レヴォーグ自体は、2014年6月に初代が発売されたスバルのステーションワゴンです。かつて国内のワゴン市場をけん引したレガシィツーリングワゴンの流れを受け継ぎながら、日本で扱いやすいサイズとスポーティな走り、実用的な荷室を両立してきました。

D型で興味深いのは、外観を大きく変更することで新しさを演出したのではなく、安全性や使い勝手を中心に中身をかなり細かく改良したことです。

スバル中四国・福山店の紹介でも「熟成のD型」と表現され、改良点として8項目が挙げられています。

主な変更点を整理すると、次のようになります。

  • ボディカラーのラインアップ変更
  • アイサイトへの広角単眼カメラ追加
  • Black Interior Selection追加など内装変更
  • デジタルマルチビューモニター採用
  • ハーマンカードンサウンドシステム採用
  • 11.6インチディスプレイや12.3インチメーター改良
  • SUBARU STARLINKのリモートサービス対応
  • ウインカーレバーをロック式へ変更

また、グレード構成にも手が入っています。

アイサイトXを装備しないグレードと「GT EX」が廃止され、新たに「STI Sport EX Black Interior Selection」と「STI Sport R EX Black Interior Selection」が追加されました。

さらに「Smart Edition EX」はカタログモデルとしてラインアップされています。

個人的には、このD型は「見た目が変わったから買うモデル」というより、毎日使うクルマとしての完成度を一段上げたモデルと捉えるのが分かりやすいと思います。


新型レヴォーグD型の最大の変更点はアイサイトの「3つの目」

スバル新型レヴォーグD型で、とくに重要な変更点が安全性能です。

従来のステレオカメラに加え、広角単眼カメラが追加され、カメラが実質「3つの目」になりました。

従来型でもレヴォーグは新世代ステレオカメラや前側方レーダー、後側方レーダーなどを組み合わせ、車両周囲を広く監視する仕組みを採用していました。

D型ではそこへ超広角単眼カメラが追加されています。

参考情報では広角単眼カメラの画角は128度とされ、従来より広い範囲から接近する歩行者や自転車などを認識しやすくなりました。

新たに対応した代表的なシーンは、自車が直進している際の横断自転車や、自車が右左折する際の歩行者の巻き込みです。

さらに右折時の対向バイク、右左折時の対向自転車についても検知性能の向上が図られています。

もちろん、こうした安全装備はあらゆる事故を防げるものではなく、機能ごとに作動条件があります。ドライバー自身の安全確認が前提である点は忘れてはいけません。

それでも私は、D型の変更点の中で最も価値が大きいのはここだと考えます。

オーディオや内装色は好みで評価が変わりますが、安全装備はドライバーの趣味とは関係なく、家族を乗せる人にも、一人で通勤する人にも恩恵があるからです。

スバルは2030年の死亡交通事故ゼロを目標として掲げており、D型のアイサイト強化もその流れに沿った進化といえるでしょう。

※画像はAIによるイメージ

レヴォーグD型は駐車や交差点でも使いやすくなった

D型では、安全装備だけでなく低速域での周囲確認も強化されました。

採用されたのが、デジタルマルチビューモニターです。

これは4つのカメラ映像を合成し、車両周辺を360度確認しやすくする機能です。クロストレックやインプレッサで採用されていた仕組みがレヴォーグにも導入されました。

さらに注目したいのが、15km/h未満の低速走行時に「部分トップビュー+フロントビュー」を自動表示するAUTOモードです。

狭い駐車場だけでなく、住宅街から大きな道路へ出る場面や、左右が建物や塀で見えにくい交差点などでも役立つ機能です。

レヴォーグはスポーティな見た目なので「運転好き向け」という印象を持つ人もいるかもしれません。

しかし全幅は1,795mmに抑えられています。

現在の普通車として極端に大きい数字ではありませんが、狭い駐車場や住宅街では車幅感覚に気を使う場面もあります。だからこそ、マルチビューモニターの進化は日本で日常的に使ううえで実用的です。

一方、荷室容量は561Lとされています。

スポーティな低いスタイルを保ちながら、日常の買い物から旅行、アウトドアまで対応できる積載性を持っている点はレヴォーグならではでしょう。

私はここにD型の面白さを感じます。

単に「高性能なワゴン」として速さを追いかけるのではなく、狭い道路での扱いやすさや駐車時の安心感といった日本の生活環境で困りやすい部分を地道に改善しているからです。


STI Sport Black Interior Selectionと新色は何が違う?

スバル新型レヴォーグD型では、グレードと内装にも変更があります。

とくに注目されたのが「STI Sport EX Black Interior Selection」と「STI Sport R EX Black Interior Selection」です。

Black Interior Selectionは名前の通り、室内をブラック基調で統一した仕様です。

ステッチにはレッドを採用し、スポーティな雰囲気を強めています。

シート表皮にはウルトラスエードが使用されます。一般的な本革と比べて身体が滑りにくい特性があり、カーブが続く道路などでも姿勢を保持しやすいことがメリットです。

従来のSTI Sportが持つスポーティさをさらに分かりやすいデザインで表現した仕様といえるでしょう。

また「GT-H EX」は、ステッチカラーがブルーからシルバーへ変更されています。

外装については大規模なフェイスリフトは行われず、基本的なデザインを継承しました。

その代わりボディカラーが変更され、「クリスタル・ホワイト・パール」が廃止され、新たに「アステロイド・グレー・パール」が追加されています。

白系カラーは「セラミックホワイト・メタリック」が引き続き設定されています。

セラミックホワイト・メタリックは比較的シャープで寒色系に見えやすい白で、レヴォーグの鋭いボディラインとの相性が良いカラーです。

一方、新色のアステロイド・グレー・パールは、落ち着いた雰囲気を求める人に似合う選択肢でしょう。

外観変更がカラー中心だったことを物足りなく感じる人もいると思います。

ただ、私は必ずしもマイナスだとは考えていません。

見た目を大きく変えるためだけにバンパーやライト形状を変更するよりも、評価されている基本デザインを残し、安全性や操作性へ開発コストを振り向けるほうが実用車として合理的だからです。


11.6インチ画面やUSB、ハーマンカードンはどう進化した?

D型の「熟成」という言葉が最も分かりやすく表れているのが、車内のデジタル装備です。

11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイでは、Apple CarPlayのワイヤレス接続に対応しました。

ケーブルを毎回接続しなくても、対応するiPhoneと車載システムを連携しやすくなったのは日常利用では大きな改善です。

Android Autoについても画面表示エリアが拡大されています。

さらに位置情報を3単語で表現する「what3words」への対応、逆走検知機能の追加、ホームボタン周辺やエアコン操作バーのインターフェース改善などが行われました。

12.3インチフル液晶メーターでは、Apple CarPlayのナビ画面表示に対応します。

Appleマップを利用したナビ情報をメーター側にも表示でき、ターンバイターンの案内も確認できます。

大型センターディスプレイだけを見るのではなく、運転中に視線を大きく動かさず案内を確認できるのが利点です。

USBポートも地味ながら見逃せません。

従来のType-Aに加えてType-Cが追加され、Type-Cは最大15W(DC5V/3.0A)、Type-Aは最大12W(DC5V/2.4A)となっています。

差し込み口には白色LEDも設けられ、夜間でもポートを見つけやすくなりました。

スマートフォンをナビや音楽再生に使う機会が増えた今、USB端子は「付いていればいい装備」ではありません。

充電速度や端子形状まで使い勝手を左右するため、長く乗る人ほどこうした小さな改良が効いてきます。

さらにD型ではハーマンカードンサウンドシステムも採用されました。

サブウーファーを設けず、荷室容量を犠牲にしない10スピーカー構成としているのが特徴です。

STI Sport系には標準装備、GT-Hではメーカーオプションとして用意されました。標準スピーカーについても変更が加えられ、音質向上が図られています。

高級オーディオだから価値があるというより、「ワゴンなのに荷室を削らない」という設計思想に私は注目したいです。

レヴォーグを選ぶ人にとって561Lの荷室は大きな商品価値です。音質を上げるためにその長所を削らなかった点は、クルマの性格をよく理解した改良だと感じます。

※画像はAIによるイメージ

SUBARU STARLINKとウインカーレバーもD型で変更

スバル新型レヴォーグD型では、スマートフォンと車両をつなぐ機能も拡充されています。

SUBARU STARLINKへ登録することで、スマートフォンから各種リモートサービスを利用できます。

対応する主な機能は、リモートエアコン、ドアのロック・アンロック、マイカー検索、目的地のナビ送信、車両ステータス確認、スマートウォッチ連携などです。

また「SUBARU クルマ de ネット」による車内Wi-Fiも用意されています。

利用には登録や料金が必要で、一部機能には無料利用期間が設定される場合があります。契約内容や提供条件は変わる可能性があるため、利用時には最新の公式情報を確認するのが確実です。

この中で日常生活との相性が特に良さそうなのはリモートエアコンです。

夏の炎天下や冬の冷え込む朝に、乗車する前からエアコンを作動できれば、車内環境を整えやすくなります。

先進装備というと運転中の機能ばかり注目しがちですが、「乗る前」から便利にしたこともD型のポイントです。

一方で、非常にアナログながら注目された変更もあります。

ウインカーレバーがモーメンタリ式からロック式へ変更されました。

モーメンタリ式は操作後にレバーそのものが中央位置へ戻るタイプで、慣れるまで操作感に違和感を覚える人もいました。

D型では一般的なロック式に変更され、曲がる方向へ操作したレバーがその位置で保持される方式になっています。

豪華装備とは正反対の変更ですが、毎日何度も触る部分だけに、人によってはデジタル装備以上に歓迎できる改良でしょう。

こうした部分を見ると、D型はカタログ上の派手なスペックアップだけではなく、ユーザーが実際に使った際の不満点を細かく拾ったモデルだと感じます。


スバル新型レヴォーグD型は「買い時」なのか?私が注目するポイント

ここからは事実を踏まえた私見です。

私はレヴォーグD型を、2代目レヴォーグの中でも完成度と装備内容のバランスを重視したい人には注目しやすい世代だと考えています。

理由は、エンジンや基本パッケージを一から変えるモデルチェンジではなく、すでに評価を積み重ねてきた車体をベースに、安全性と日常の使い勝手を重点的に改善しているからです。

D型の基本的なボディサイズは全長4,755mm、全幅1,795mm、全高1,500mmです。

最低限必要な荷室や後席空間を確保しながら、全幅を1,800mm未満に収めている点は、日本の駐車場環境では見逃せません。

エンジンは1.8L直噴ターボと、一部グレードに2.4L直噴ターボが用意されます。

1.8L車は日常から長距離移動までのバランスを重視した選択肢で、2.4L車はより力強い加速やスポーティな走りを求める人向けです。

D型当時の新車価格は約363万円から502万7,000円とされていました。

決して安いクルマではありません。

そのため「STIだから上」「装備が多いから得」と単純に考えるより、自分が必要とする安全装備や走行性能にどこまで予算を払うかを見ることが大切です。

私自身、高級感よりお得感を重視して考えるなら、Black Interior Selectionの見た目だけを理由に上級グレードを選ぶより、まずアイサイトやデジタルマルチビューモニターなど、日常で使う機能を確認したいところです。

逆に、長距離ドライブが多く、音楽も重視し、スポーティな内装にも満足感を求めるなら、STI Sport系とハーマンカードンの組み合わせには価格差なりの意味があります。

そして中古車を検討する場合には、「レヴォーグ」という車名だけで探さず、A型・B型・C型・D型のどの世代かを確認することが重要です。

とくにD型を狙う理由が広角単眼カメラやBlack Interior Selection、デジタルマルチビューモニターなどにあるなら、年式やグレード、装備内容を必ず確認したほうがいいでしょう。

中古車では価格だけを見るとC型以前が魅力的に映る可能性があります。

しかし安全装備の進化まで含めて考えると、多少価格差があってもD型を選ぶ価値がある人は少なくないと考えます。

ここが、単純な「新しいほど良い」という話との違いです。

D型の価値は年式そのものではなく、広角単眼カメラをはじめとする安全装備と日常装備の改良内容に自分がどれだけ価値を感じるかで判断するのが賢いと思います。


まとめ

スバル新型レヴォーグD型は、2023年10月に登場した2代目レヴォーグの改良モデルです。

大規模なフェイスリフトは行われなかったものの、広角単眼カメラの追加によるアイサイト強化、デジタルマルチビューモニター、Black Interior Selection、ハーマンカードンサウンドシステムなど、多くの変更が盛り込まれました。

さらにApple CarPlayのワイヤレス化、Android Autoの表示領域拡大、12.3インチメーターへのナビ表示、USB Type-C対応、SUBARU STARLINKのリモートサービスなど、毎日の使いやすさも改善されています。

そしてウインカーレバーがモーメンタリ式からロック式になったように、スペック表では目立ちにくい部分にも手が入っています。

個人的には、D型の魅力は「派手に新しく見せたこと」ではなく、すでに完成度の高かったレヴォーグを、安全性と実用性の両面から細かく磨き込んだことにあると感じます。

新車・中古車を問わずレヴォーグを検討するなら、価格だけでC型以前と比較するのではなく、広角単眼カメラやマルチビューモニターなどD型から加わった装備を自分が必要とするかまで考えると、後悔の少ない選び方ができるでしょう。


よくある質問

スバル新型レヴォーグD型はいつ発売された?

レヴォーグD型は2023年10月に登場したマイナーチェンジモデルです。2代目レヴォーグではA型から年次改良を重ね、B型、C型を経てD型となりました。

レヴォーグD型で一番大きな変更点は何?

大きなポイントはアイサイトへの広角単眼カメラ追加です。従来のステレオカメラと組み合わせることで認識範囲を広げ、横断自転車や右左折時の歩行者などへの対応が強化されています。

レヴォーグC型とD型ならどちらを選ぶべき?

価格を最優先するならC型以前も候補ですが、安全性能やデジタルマルチビューモニター、スマホ連携などを重視するならD型が有力です。中古車では年式だけでなく、グレードと装備内容まで確認して比較することをおすすめします。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

新型レヴォーグの0-100km/h加速は速い?走行性能をチェック

新型レヴォーグをイメージしたスポーツワゴンが高速道路へ力強く合流するシーン

レヴォーグの0-100km/h加速について、SUBARUの国内向け主要諸元には公式タイムが掲載されていません。そのため「1.8Lは必ず何秒、2.4Lは必ず何秒」と断定することはできません。

この記事では2026年8月25日時点のSUBARU公式情報を基に、現行レヴォーグの動力性能を読み解きます。動画やユーザー計測のタイムは、計測機器や路面、気温、タイヤ、乗員、車両状態などの条件がそろわないため参考値として扱う必要があります。

新型レヴォーグの0-100km/h加速は何秒?

SUBARUが国内仕様について統一条件で測定した0-100km/h公式値は確認できません。ネット上には1.8Lや2.4Lの実測例がありますが、出典と計測条件を特定できない数字を車種の性能として固定するのは適切ではありません。

0-100km/hは、エンジン出力だけで決まりません。車両重量、駆動方式、トランスミッション、タイヤ、勾配、風、路面温度、計測方法などで結果が変わります。異なる投稿者や異なる市場仕様の数値を並べても、公平な比較にはなりません。

レヴォーグの余裕を確かめるなら、公道で全開加速を試すのではなく、販売店の試乗で発進の扱いやすさや、制限速度内での中間加速、乗り心地を確認するのが現実的です。

1.8L CB18と2.4L FA24の公式スペック

SUBARU公式諸元では、現行レヴォーグに次の2種類の水平対向4気筒直噴ターボが設定されています。

  • 1.8L CB18:最高出力130kW(177PS)、最大トルク300N・m。燃料は無鉛レギュラーガソリンで、リニアトロニックを組み合わせます。
  • 2.4L FA24:最高出力202kW(275PS)、最大トルク375N・m。燃料は無鉛プレミアムガソリンで、スバルパフォーマンストランスミッションを組み合わせます。

数値はSUBARU レヴォーグ グレード比較・主要諸元および公式諸元資料で確認できます。グレード構成や仕様は変更されるため、購入時は最新カタログも確認してください。

2.4Lは最高出力と最大トルクが大きく、強い加速を得やすい仕様です。一方、1.8Lが日常用途に不足する、または2.4Lなら誰にでも適する、と公式スペックだけから断定はできません。価格、燃料、乗り心地を含めて試乗で選ぶ必要があります。

加速を支えるAWDとトランスミッション

現行レヴォーグはAWDで、水平対向エンジンや車体構造、トランスミッションを組み合わせて走行安定性と応答性を狙っています。2.4L車のスバルパフォーマンストランスミッションは、変速応答やスポーティな感覚を重視した制御が特徴です。

ただし、AWDでもタイヤの限界を超えることはできません。雨、雪、低温、摩耗したタイヤでは停止距離や車両挙動が変わります。「AWDだから滑らない」「高出力でも安全」と考えず、路面に合わせて速度と車間距離を調整してください。

詳しい技術説明はSUBARU公式「レヴォーグ 走行性能」で確認できます。

レヴォーグの走行場面を表現したAI生成イメージ
AI生成イメージです。実車の走行写真や性能試験の記録ではありません。

初代レヴォーグとの比較で注意したいこと

初代VM系には1.6Lターボと2.0Lターボがあり、現行VN系とはエンジン、車体、制御、安全装備が異なります。非公式の0-100km/hタイムだけを並べて「初代のほうが速い」「新型は遅い」と結論付けるのは早計です。

特にチューニング車、限定仕様、海外仕様、ユーザー動画の数値は、国内向けノーマル車の性能として一般化できません。本記事では、計測条件を検証できない秒数や改造車の記録を掲載しません。

中古車を比較する場合は、車検証の型式とグレードを確認し、年式ごとの公式カタログを参照してください。タイヤや整備状態も加速感と安全性に影響します。

レヴォーグの動力性能を表現したAI生成イメージ
AI生成イメージです。実車、実在する道路、加速計測結果を示す画像ではありません。

ライバル車との比較は同じ条件で

他車との0-100km/h比較では、国内仕様と海外仕様、ガソリン車とハイブリッド車、ノーマル車と高性能グレードが混在しがちです。メーカー公式値でも測定方法が異なる場合があります。

加速だけでなく、価格、燃料、荷室、乗り心地、運転支援、タイヤ、維持費まで同じ用途で比べることが重要です。レヴォーグの強みは、ワゴンとしての実用性とAWDの走行安定性、動力性能を一台にまとめている点にあります。

0-100km/hを公道で試してはいけない

0-100km/hの全開加速を一般道で試す行為は危険です。道路標識や法定の最高速度を守り、急加速によって周囲の交通を危険にさらさないでください。高速道路でも、制限速度や交通状況を無視した性能試験をしてはいけません。

性能計測が必要な場合は、一般交通から閉鎖され、安全管理者のいる走行施設で、施設の規則と専門家の指示に従う必要があります。公道動画を再現しようとせず、日常の評価は販売店の試乗で安全に行いましょう。

まとめ

現行レヴォーグには1.8L CB18と2.4L FA24がありますが、SUBARU国内向け公式資料に統一された0-100km/hタイムは掲載されていません。したがって、特定の秒数は参考例にすぎず、確定的な性能値として扱えません。

2.4Lは公式出力・トルクが1.8Lを上回り、より力強い加速を期待できます。しかし車選びでは秒数だけでなく、使用燃料、価格、乗り心地、用途を含めて試乗で判断してください。

よくある質問

新型レヴォーグ1.8Lの0-100km/hは何秒ですか?

SUBARUの国内向け公式値は確認できません。ネット上の実測値は条件が異なるため、目安としても出典と計測条件の確認が必要です。

2.4L STI Sport R系は1.8Lより速いですか?

公式諸元では2.4Lの最高出力と最大トルクが上回ります。ただし0-100km/hの差をSUBARU公式タイムとして示すことはできません。体感差は安全な試乗で確認してください。

初代と現行型はどちらが速いですか?

公式の統一条件による0-100km/h比較がないため、一概には決められません。世代ごとの型式、エンジン、車両状態、公式諸元を確認して比較してください。

新型レヴォーグでOttocastは使える?接続・対応状況を解説

新型レヴォーグでOttocastは利用できますが、年式・ナビ仕様・Apple CarPlay/Android Autoの対応状況を購入前に確認することが重要です。

Ottocast公式のレヴォーグ適合情報では、2020年以降の複数年式で適合例が確認されています。一方、車両仕様やナビ、製造時期によって動作が異なるため、「レヴォーグならどれでも使える」と考えるのは避けたほうが安心です。

新型レヴォーグでOttocastは使える?公式の対応状況

結論からいうと、新型レヴォーグでも条件を満たせばOttocastを利用できます。

Ottocast公式の車種適合ページでは、SUBARU(スバル)レヴォーグについて年式別・型式別の適合情報が公開されています。掲載情報の更新日は2026年6月18日です。

公式ページではレヴォーグについて「適合」と判定されている年式があり、対応製品として複数のAI Boxやアダプターが案内されています。

主に掲載されている製品は次の通りです。

  • OTTOAIBOX E2
  • OTTOAIBOX P3
  • OTTOAIBOX P3 Pro
  • MINIアダプター
  • 超ミニCube3.0
  • CarTvMate Max
  • Mirror Touch

ただし、ここで大切なのは、「適合」という表示がすべてのレヴォーグでの完全な動作保証を意味するわけではないという点です。

Ottocast公式も、適合表について「参考情報」としたうえで、車両側の仕様、年式途中の仕様変更、ナビの状態、使用環境との相性などによって動作が異なる可能性があると案内しています。

つまり、「レヴォーグだから買えばそのまま使える」というより、自分の車両とナビが利用条件を満たしているか確認してから購入する機器と考えたほうが分かりやすいでしょう。

年式によって適合判定が異なる

2026年6月18日時点の公式適合情報では、レヴォーグについて2018年から2025年までの年式が検索対象として掲載されています。

確認できる主な表示は以下のようになっています。

年式 適合情報の例
2018年 条件付き
2019年 年式・仕様確認が必要
2020年 適合・7グレード
2021年 適合・8グレード
2022年 年式・仕様確認が必要
2023年 適合・1グレード
2024年 年式・仕様確認が必要
2025年 年式・仕様確認が必要

ここで注意したいのは、年式だけで判断できないケースがあることです。

同じ年式でもグレードや純正ナビ、CarPlayの仕様などが違えば条件が変わる可能性があります。

個人的には、Ottocastを選ぶときは「レヴォーグ対応」と書かれた商品名だけを見るのではなく、年式→グレード→ナビ仕様という順番で確認することが失敗を減らすポイントだと考えています。


新型レヴォーグでOttocastを使うための条件とは?

Ottocastを新型レヴォーグで利用するうえで、最も重要なのがApple CarPlayまたはAndroid Autoに対応した車両・ナビ環境であることです。

Ottocast公式も、利用条件としてApple CarPlayまたはAndroid Autoが使えることを前提にしています。

AI Boxは単独で純正ナビを置き換える機器ではありません。

クルマ側のCarPlay/Android Auto機能を利用し、その画面上でAndroid系のアプリなどを使えるようにする仕組みと考えると分かりやすいでしょう。

そのため購入前には、少なくとも次の項目を確認しておきたいところです。

  • レヴォーグの年式
  • 型式
  • グレード
  • 純正Apple CarPlayの有無
  • Android Autoの利用可否
  • 搭載しているナビの品番や仕様

Ottocast公式FAQでも、レヴォーグについて「車両、年式、型式、純正CarPlayの有無、ナビ品番により条件が異なる」と案内されています。

これは非常に重要なポイントです。

ネットショップでは「CarPlay対応車用」など比較的簡単な説明で販売されていることもありますが、クルマ側のシステムは年次改良などで細かく変化します。

同じレヴォーグという車名でも、購入した時期や装備によって条件が変わる可能性があると覚えておくとよいでしょう。

※画像はAIによるイメージ

新型レヴォーグとOttocastの接続方法は難しい?

対応している車両であれば、基本的な考え方はそれほど難しくありません。

OttocastのAI Boxは、対応するUSB端子を利用して車両のCarPlay/Android Auto環境と接続します。

接続後に車両側が機器を認識すれば、レヴォーグのセンターディスプレイ上でOttocast側のホーム画面や対応アプリを操作できる仕組みです。

実際、みんカラでは2022年12月28日、VN5型レヴォーグのユーザーが「OTTOCAST PICASOU2 AI-BOX」を装着したパーツレビューを投稿しています。

このユーザーは、レヴォーグの縦長ディスプレイに合わせたホーム画面が表示され、タッチパネル操作もできたと報告しています。

VN系レヴォーグの大きな縦型センターディスプレイは存在感がありますが、外部機器との相性を気にする人も少なくありません。

その意味で、実際のユーザーから縦長画面に合わせて表示できたという報告があるのは参考になります。

本体の置き場所とUSB配線にも注意

同じユーザーは、Ottocast本体の置き場所についても工夫しています。

最も簡単なのはディスプレイ下、シフトレバー奥にある小物入れ付近に置く方法だったものの、そこを空けておくためにフラットUSBケーブルを使い、ラバーマットの下から配線を通しています。

さらにUSBケーブルをシフトレバー横へ通し、Ottocast本体をセンターコンソール内に設置していました。

USB-A端子側は通しにくかったため、AI Box側へ接続するUSB-C側を通したとも説明しています。

もちろん、これはあくまで一人のユーザーによる取り付け例です。

内装パネルの脱着を伴う配線は無理をせず、単純にUSB接続して小物入れへ置くだけでも十分でしょう。

コスパ重視で考えるなら、まずは標準的な接続方法で使ってみて、ケーブルが邪魔に感じた段階で配線方法を工夫するのが合理的だと思います。


レヴォーグでOttocastを使った実例から分かる注意点

Ottocastは便利な機器ですが、すべての動画アプリや車両機能が同じように使えるとは限りません。

先ほどの2022年12月28日のVN5レヴォーグのユーザーレビューでは、PICASSOU2 AI-BOXを実際に使った結果も詳しく報告されています。

YouTubeについては利用できたとしています。

一方で、「torne」はインストールできず、「TV SideView」はインストールできたものの、端末側の状態を検出して映像を出力できなかったと報告しています。

Amazon Prime Videoについても使用目的の一つとして挙げられていましたが、アプリごとに挙動や制約が違うことが分かります。

この事例から読み取れるのは、Ottocast本体がレヴォーグで動くことと、目的のアプリが正常に利用できることは別問題だということです。

「車内で動画を見たい」という目的だけで購入すると、利用したかったサービスが対応しておらず、想定より使い道が少なくなる可能性があります。

購入前に「何のアプリを使いたいのか」まで整理しておくことをおすすめします。

Bluetoothとの関係にも注意

同じレビューでは、Android Auto利用時に車両Bluetoothとの関係で想定外の挙動があったことも報告されています。

投稿者はAndroidスマートフォンとレヴォーグがBluetooth接続されたことをきっかけに、スマホのテザリングを自動でONにする設定を組んでいました。

しかしAI Box接続時には、Android Autoと車両Bluetoothが同時に想定どおり利用できず、結果としてテザリングを手動で操作する必要があったとのことです。

これはOttocastそのものの故障というより、車両側とAndroid Auto/Bluetoothの組み合わせによる仕様の問題として紹介されています。

この点も、実際のカーライフでは意外に重要です。

本体が動くかどうかだけでなく、スマホのテザリングやBluetooth通話など、普段使っている機能がOttocast接続後にどう変化するのかも確認しておきたいところです。

※画像はAIによるイメージ

Ottocastを新型レヴォーグに付ける前に確認したいポイント

新型レヴォーグでOttocastを検討しているなら、「適合しているか」だけで購入を決めないことが大切です。

私なら、次の順番で確認します。

まず最優先するのは純正CarPlay/Android Autoが利用できるかどうかです。

次に年式、型式、グレード、ナビ仕様を確認し、Ottocast公式の車種別適合表と照らし合わせます。

そのうえで、YouTubeなど「自分が実際に使いたいアプリ」の対応状況を調べます。

ここまで確認して初めて、Ottocastが自分にとって必要か判断します。

特にAI Boxは、スマホホルダーのような安価なアクセサリーとは違い、それなりの購入費用がかかります。

2022年のVN5ユーザーによるPICASSOU2の購入例では、購入価格は52,800円でした。

現在販売されている製品や価格は当時と異なるため単純比較はできませんが、「とりあえず買って試す」というより、用途を決めてから選びたい価格帯です。

また、Ottocast公式ではAzgate株式会社から購入した対象商品について、購入後30日間の適合保証を案内しています。

一方、Azgate株式会社以外から購入した商品については、それぞれの販売店の保証・返品条件が適用されます。

同じOttocast製品でも購入先によって対応が異なる可能性があるため、価格だけで販売店を決めず、返品や適合保証の条件まで確認するほうが安心です。


新型レヴォーグにOttocastは本当に必要?コスパ目線で考察

ここからは私見です。

新型レヴォーグとOttocastの相性を考えると、メリットが大きいのは純正ディスプレイをもっと多用途に使いたい人だと思います。

VN系レヴォーグは縦型の大型センターディスプレイを採用しており、この画面を活用できれば車内の利便性は高まります。

実際のユーザー例でも、PICASSOU2のホーム画面が縦長ディスプレイに合わせて表示され、タッチ操作も利用できています。

一方で、画面が表示できることと、使いたい機能をストレスなく使えることは別です。

動画サービスによって利用可否が異なったり、Bluetoothやテザリングとの組み合わせで手間が増えたりする可能性もあります。

ここは「高価な機器を付ければ何でもできる」と考えないほうがよいでしょう。

個人的には、Ottocastを買う価値があるかどうかは、利用したい機能が2~3個はっきりしているかで判断すると分かりやすいと考えています。

たとえば、停車中や同乗者向けに動画サービスを使いたい、Googleマップなどスマートフォン系アプリを純正画面で利用したい、といった明確な目的があるなら魅力があります。

逆に、純正ナビとBluetoothオーディオだけで満足している人なら、数万円を払ってAI Boxを追加しても使用頻度がそれほど高くならない可能性があります。

高級感や機能の多さより「払った金額に対してどれだけ便利になるか」を重視する私としては、ここを一番慎重に考えたいところです。

「適合」より「自分の使い方との適合」が重要

Ottocast選びで意外と見落としやすいのが、車両への適合と生活スタイルへの適合は違うという点です。

公式適合表で「OK」でも、毎回スマートフォンのテザリング操作が必要だったり、使いたい動画アプリが非対応だったりすれば、満足度は下がります。

反対に、YouTubeや地図アプリなど自分が必要とする機能が問題なく動き、USBにつないだまま快適に使えるなら、純正システムの可能性を広げる便利なアイテムになります。

つまり購入前には、

「このレヴォーグで動くか?」

だけでなく、

「自分がやりたいことが、この組み合わせでできるか?」

まで確認するのが本当の適合チェックです。

ここまで確認すると、買った後に「思っていたのと違った」となるリスクをかなり抑えられるでしょう。


まとめ|新型レヴォーグのOttocastは年式とナビ確認が重要

新型レヴォーグでは、条件を満たせばOttocastを利用できます。

Ottocast公式が2026年6月18日に更新した適合情報では、レヴォーグについて複数年式・グレードで適合情報が掲載されており、OTTOAIBOX E2、P3、P3 Proなど複数製品が確認対象となっています。

一方、利用にはApple CarPlayまたはAndroid Auto対応環境が前提となり、年式、型式、純正CarPlayの有無、ナビ品番などによって条件が異なります。

さらにVN5レヴォーグでPICASSOU2 AI-BOXを使用した2022年12月のユーザー事例では、縦型ディスプレイへの表示やタッチ操作、YouTube利用が確認された一方、一部アプリやBluetooth/テザリングとの組み合わせでは制約も報告されました。

新型レヴォーグでOttocastを選ぶなら、「車両への適合」「使いたいアプリへの適合」「普段のスマホ運用との相性」の3点を確認するのがポイントです。

機能の多さだけで決めず、自分が車内で何をしたいのかを先に整理してから選ぶことが、結果的に最もお得な買い方だと私は考えています。


よくある質問

新型レヴォーグならOttocastはすべて使えますか?

いいえ。レヴォーグでも年式、型式、グレード、ナビ仕様、Apple CarPlay/Android Autoの対応状況によって条件が異なります。

Ottocast公式も適合表は参考情報としており、購入前に最新の適合情報を確認するよう案内しています。

レヴォーグでOttocastを使うにはApple CarPlayが必要ですか?

Ottocast公式では、Apple CarPlayまたはAndroid Autoが利用可能な車両・ナビ環境を基本条件としています。

自分のレヴォーグが対応しているか分からない場合は、年式、型式、ナビ品番を確認してから適合を調べるとスムーズです。

レヴォーグの縦型ディスプレイでもOttocastは使えますか?

VN5型レヴォーグにOTTOCAST PICASOU2 AI-BOXを装着した2022年12月のユーザー事例では、縦長ディスプレイに合わせたホーム画面が表示され、タッチパネル操作もできたと報告されています。

ただし、車両やナビ仕様、使用するOttocast製品によって動作は異なる可能性があるため、個別の適合確認は必要です。

新型レヴォーグの値引きはいくら?見積画像から購入価格をチェック

新型スポーツワゴンの見積書と電卓を並べ、車両価格と値引き額を比較しているイメージ

新型レヴォーグの値引きは、2026年8月時点の調査では本体を中心に20万円前後がひとつの目安で、見積条件によってはオプションを含め20万円台後半まで狙えた実例もあります。

「新型レヴォーグは実際いくらで買えるのか」「値引き込みの見積総額はいくらなのか」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

レヴォーグは車両本体だけを見ると400万円前後のグレードも多く、オプションや諸費用を加えると支払総額はさらに上がります。そのため、値引き額だけではなく、最終的な乗り出し価格まで確認することが大切です。

今回は、公開されている実際の見積内容や2026年8月時点の値引き情報を整理しながら、新型レヴォーグを購入するときにどれくらいの予算を見ておけばよいのかを分かりやすくチェックしていきます。

新型レヴォーグの値引きはいくら?2026年8月の目安

2026年8月4日時点の値引き調査では、新型レヴォーグの車両本体からの値引き目安は20万円とされています。

同じ調査では、2026年前半には26万円程度まで伸びていた時期もありましたが、7月は22万円、8月は20万円と縮小しています。

直近の推移を整理すると次のようになります。

時期 値引き額の目安
2025年9月 25万円
2025年10月 25万円
2025年11月 26万円
2025年12月 26万円
2026年1月 26万円
2026年2月 26万円
2026年3月 26万円
2026年4月 26万円
2026年5月 26万円
2026年6月 26万円
2026年7月 22万円
2026年8月 20万円

つまり、現在のレヴォーグは「30万円、40万円を簡単に引いてもらえる車」というより、本体値引き率5%以下のやや渋めな車種として考えておくほうが現実的です。

もちろん20万円という数字は、どの販売店でも必ず提示される値引き額ではありません。グレード、オプション量、商談時期、販売会社、下取りの有無などによって条件は変わります。

個人的には、最初から「30万円引きが当然」と構えるより、まず見積書を出してもらい、本体・用品・下取りを分けて確認することのほうが重要だと考えています。


新型レヴォーグの見積画像では購入価格はいくらだった?

新型レヴォーグの購入価格を考えるうえで参考になるのが、実際に公開された見積内容です。

2020年に登場した当時のレヴォーグでは、アイサイトXを搭載したGT EX、GT-H EX、STI SPORT EXについて、それぞれ実際の見積もりが公開されています。

ただし、ここで注意しておきたいのは、これは現在の車両価格ではなく2020年当時のA型の見積もりだということです。

その後、レヴォーグは改良や価格改定が行われているため、現在の購入価格をそのまま表す数字ではありません。

当時の見積内容は次の通りでした。

  • GT EX:コミコミ約394.5万円
  • GT-H EX:コミコミ約416.8万円
  • STI SPORT EX:コミコミ約455.7万円

GT EXの車両本体価格は348万7,000円で、諸費用や必要最低限のオプションを加えた結果、約394.5万円となっています。

GT-H EXでは約416.8万円、最上級のSTI SPORT EXでは約455.7万円でした。

装着されていた主なディーラーオプションは、ETC2.0、前後ドライブレコーダー、ベースキットなどです。

一方で、延長保証、メンテナンスパック、コーティング、ドアバイザーなどは入れず、比較的シンプルな内容に抑えられていました。

ここから分かるのは、レヴォーグでは車両本体価格だけを見て予算を決めると不足しやすいということです。

車両価格に数十万円を加えた金額が、実際の支払い総額になりやすいからです。

※画像はAIによるイメージ

現在のSTI Sport EXは値引き後いくらになる?

より現在に近い購入価格を見ると、D型のSTI Sport EXを想定した見積シミュレーションでは、値引き前の総額から約22万7,000円を引き、約468万7,000円という試算があります。

内訳は以下の内容です。

車両本体価格は434万5,000円。

メーカーオプションは16万5,000円、ディーラーオプションは13万4,420円、税金や諸費用は26万9,270円です。

ここから、

  • 本体値引き:20万円
  • オプション値引き:約2万6,884円

を差し引き、値引き合計は約22万6,884円。

最終的な支払総額は468万6,806円という計算です。

この見積では、メーカーオプションとしてスマートリヤビューミラーやサンルーフを含む構成が想定されています。

一方、ディーラーオプションについては必要最低限に抑えられているため、STI用品を追加したり、コーティングやドラレコなどを充実させたりすれば500万円前後まで上がる可能性があります。

反対に、メーカーオプションやディーラーオプションを絞れば、支払額を下げることもできます。

そのため「STI Sport EXはいくらで買える?」という疑問には、おおむね470万円前後から、装備次第では500万円近くまで考えておくという見方が現実的です。

値引き額を追いかけることも大切ですが、私なら「値引き後総額が自分の予算に入るか」を基準に判断します。

20万円多く値引きされても、不要なオプションを30万円追加してしまえば、財布から出ていくお金はむしろ増えるからです。


新型レヴォーグの値引き実例では28万円引きも

公開されている購入実例の中には、STI Sport EXで総額28万円の値引きを獲得したケースがあります。

購入時期は2024年6月で、下取り車なしの商談でした。

最初に日産エクストレイルとマツダCX-5の見積もりを取得し、スバルA店でレヴォーグを交渉したところ、初回の提示は18万円引きでした。

その後、別のスバルB店でも商談し、22万円引きまで条件が改善。

さらに再交渉した結果、B店では25万円引きが提示されました。

最後にA店へ戻り、他店の条件を伝えて契約意思を示したところ、車両本体から18万円、付属品から10万円、合計28万円引きとなり契約に至ったという内容です。

これは2026年8月の20万円という目安より大きな数字ですが、商談時期も条件も異なるため、「現在も28万円引きが当然」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。

重要なのは、最初の18万円から最終的に28万円まで条件が変わった点です。

1回目の見積もりだけを見て契約せず、複数の販売店や競合車を比較することで条件が改善する可能性があることが分かります。

ただ、販売店側にも利益がありますから、無理な要求を何度も繰り返すより、条件が合えば契約する意思を明確にした商談のほうがお互いに話を進めやすいと私は思います。


新型レヴォーグの見積ではオプション値引きも確認

レヴォーグの値引きを見るときは、車両本体だけでなくディーラーオプションからの値引きにも注目したいところです。

参考情報では、ディーラーオプションについて20%程度の値引きがひとつの目安として紹介されています。

たとえば、掲載された価格を基準に20%で計算すると、約6万円のLEDアクセサリーライナーなら約1.2万円、約20万7,000円のSTIパフォーマンスマフラーなら約4.1万円の値引きに相当します。

複数のSTI用品などを装着すれば、オプション総額が60万円を超えることもあり、その場合は用品値引きだけで10万円を超える可能性もあります。

一方で、スマートリヤビューミラー、サンルーフ、ハーマンカードンサウンドシステムなどはメーカーオプションとして扱われ、ディーラーオプションと同じ感覚で値引きを期待するものではありません。

ここはかなり重要なポイントです。

見積書に「値引き20万円」とだけ書かれている場合でも、それが車両本体から20万円なのか、本体15万円+用品5万円なのかでは中身が異なります。

「本体はいくら引かれていますか」「用品からはいくらですか」と分けて確認すると、商談条件を比較しやすくなります。

※画像はAIによるイメージ

値引きより「支払総額」でレヴォーグを比較したい

ここからは私見ですが、新型レヴォーグをお得に買うなら、値引き額の大きさそのものをゴールにしないほうがよいと思います。

たとえば、A店が25万円引き、B店が20万円引きだったとしても、A店のほうが不要なコーティングやメンテナンス商品を多く含んでいれば、最終支払額はB店のほうが安いケースがあります。

新車商談では「30万円引いてくれた」という数字が非常に目立ちますが、本当に重要なのは同じ装備条件で最終的にいくら払うかです。

これはスーパーで「30%OFF」というシールだけを見るのではなく、レジで実際に何円払うのかを見る感覚に近いと思います。

レヴォーグはアイサイトをはじめ安全・運転支援装備が充実したモデルなので、単純に安さだけで選ぶ車ではありません。

だからこそ、必要な装備と不要な装備を最初に分け、それから値引きを交渉するほうが賢い買い方です。

また、2026年8月の値引き目安は20万円で、2026年1〜6月の26万円から縮小しています。

この推移を見る限り、今は「待てば必ず値引きが拡大する」とは言い切れません。

モデルの改良、販売状況、在庫、決算、メーカー施策などによって条件は変わるためです。

そのため、欲しいグレードと予算が決まっているなら、まず現在の見積もりを取得して、その数字を基準に判断するのが現実的でしょう。


新型レヴォーグを安く買うなら見積はどう取る?

筆者としては、レヴォーグの商談では最初から値引き額だけを聞くより、まず希望装備を揃えた見積書を作ってもらうことをおすすめします。

そのうえで、車両本体、メーカーオプション、ディーラーオプション、諸費用、値引きを分けて確認します。

他車と比較するなら、エクストレイルやCX-5などが競合候補として挙げられています。

ただしレヴォーグはスポーツワゴンという独自性があり、SUVと完全に同じ車ではありません。

本当にレヴォーグが第一候補なら、別系列のスバル販売会社が利用できる地域では、同じレヴォーグで条件を比較する方法もあります。

実際、2024年6月の28万円引き実例では、他車との競合だけでなくスバル販売店同士を比較したことで条件が伸びています。

ただし、地域によって販売会社の運営母体は異なるため、単純に近隣店舗へ行けば必ず競合できるわけではありません。

そして、最後に確認したいのが下取りです。

値引きが大きくても、下取り価格が低ければ実質負担額は下がりません。

たとえば下取り100万円+値引き25万円と、下取り120万円+値引き20万円なら、後者のほうが総負担は15万円少なくなります。

つまり、車両値引き、用品値引き、下取りをバラバラに見るのではなく、今の車を手放して最終的にいくら追加で払うのかまで確認するのが一番分かりやすい方法です。

これは「値引き額ランキング」だけでは見えにくい、新車購入でかなり重要な視点だと私は考えています。


新型レヴォーグの値引きと見積価格まとめ

新型レヴォーグの値引きは、2026年8月時点の調査では20万円前後が目安となっています。

2026年1〜6月は26万円、7月は22万円、8月は20万円となっており、直近では値引きがやや縮小しています。

過去の実例では、2024年6月にSTI Sport EXで本体18万円+付属品10万円、合計28万円引きを獲得したケースもありました。

一方、STI Sport EXを想定した見積シミュレーションでは、本体434万5,000円にメーカーオプション、ディーラーオプション、諸費用を加え、約22万7,000円を値引きした後の支払総額は約468万7,000円です。

そのため、新型レヴォーグを検討するときは「何万円値引きされたか」だけではなく、同じオプション条件で支払総額がいくらになるのかまで比較するのがポイントです。

個人的には、不要な用品を増やして30万円引きを狙うより、必要な装備だけに絞ったうえで20万円前後の値引きを取れたほうが、結果としてお得な買い物になりやすいと考えています。

価格や販売条件は時期や店舗、グレードによって変動します。実際に購入する際は、最新の車両価格と見積条件をスバル販売店で確認してください。


よくある質問

新型レヴォーグの値引きはいくらが目安ですか?

2026年8月時点の調査では、車両本体を中心に20万円前後がひとつの目安です。

ただしグレード、オプション、地域、商談条件によって変わるため、20万円が必ず保証されるわけではありません。

レヴォーグSTI Sport EXの乗り出し価格はいくらですか?

紹介した見積シミュレーションでは、本体434万5,000円にオプションや諸費用を加え、約22万7,000円を値引きした支払総額が約468万7,000円でした。

追加する装備によっては500万円前後になる可能性もあります。

レヴォーグは30万円近く値引きできますか?

2024年6月にはSTI Sport EXで、本体18万円+付属品10万円=合計28万円引きとなった実例があります。

ただし2026年8月の相場は20万円程度まで縮小しているため、30万円近い値引きを前提に予算を組むのではなく、現在の見積書を基準に判断するのが安全です。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

新型レヴォーグのナビの外し方は?取り外し前に知っておきたいポイント

新型レヴォーグの11.6インチセンターディスプレイと周辺パネルを整備するイメージ

新型レヴォーグ(VN系)の11.6インチナビ周辺は、オーナメントパネルとネジ、クリップ、配線の順序を理解して外すことが重要です。

特に注意したいのが、DMS(ドライバーモニタリングシステム)のコネクタとトリップメータースイッチの配線。力任せにパネルを引っ張るのではなく、取り外しと復元の構造を先に把握しておきましょう。

新型レヴォーグのナビの外し方は?まず構造を確認

新型レヴォーグのナビを外したい場合、いきなり11.6インチのディスプレイ本体を引っ張るわけではありません。まず周囲のパネルを順番に取り外して、ナビ本体へアクセスする必要があります。

参考になったのは、みんカラに2021年1月16日付で投稿された、VNレヴォーグの「11.6インチナビ周りパネルの取り外し」という整備記録です。

この記録では作業難易度は「初級」、作業時間は「30分以内」とされています。ただし、これは投稿者の作業例であり、すべての人が30分以内にできるという意味ではありません。

大まかな流れを整理すると、次のようになります。

  • パッセンジャー側のオーナメントパネルを取り外す
  • オーナメントパネルの奥に現れるネジ2本を外す
  • クリップで固定されたナビ周りパネルを手前へ外す
  • DMSのコネクタを外す
  • トリップメータースイッチの配線を外す
  • 必要に応じてディスプレイ本体へアクセスする

ここで非常に大切なのは、「パネルが外れた=そのまま引っ張ってよい」ではないことです。

ナビ周りパネルには2系統の配線が接続されています。クリップが外れた瞬間に勢いよく手前へ引くと、配線やコネクタに余計な力がかかる可能性があります。

車の内装外しは、力よりも「どこで固定され、裏側に何がつながっているか」を理解しているかどうかが大切です。

私自身、車の装備を調べる際には、表から見えるネジの数よりも、その奥にあるクリップや配線の位置を先に確認するようにしています。新型レヴォーグのように電子装備が充実した車ほど、この考え方は重要だと感じます。


ナビ周りパネルはネジ2本とクリップで固定されている

VN系レヴォーグの11.6インチナビ周りパネルを外す際、最初のポイントになるのがパッセンジャー側のオーナメントパネルです。

参考となった整備記録では、オーナメントパネルを取り外すとネジ2本が現れ、この2本を外した後は主にクリップでパネルが固定されている構造として紹介されています。

つまり、見えているパネルを最初から無理にこじるのではなく、先にオーナメントパネル側から順序よくアクセスするのがポイントです。

ネジ2本を外した後、ナビ周りパネルを手前方向へ動かしてクリップを外していきます。

ただし、ここで「ネジを外したから一気に取れる」と考えないほうが安心です。クリップは複数箇所で保持しているため、一部分だけに強い力を集中させるとパネルやクリップに負担がかかります。

※画像はAIによるイメージ

内装パネルを外すときは、少しずつ固定が解除されていることを確認しながら進めるのが基本です。

また、低温時は樹脂部品が硬くなりやすいことも考慮したいところです。具体的な作業条件は車両状態によって異なりますが、少なくとも「外れないから強く引く」という判断は避けたいですね。

そして、パネルが浮いたところからが本当の注意ポイントです。

裏側にはDMSとトリップメータースイッチにつながる配線があります。

ここを知らずにパネルを大きく引き出そうとすると、コネクタやハーネスへ負荷をかけかねません。

DIYで作業するときは、パネルを外すこと自体をゴールにするのではなく、「パネルの裏側に何があるのか」までセットで把握しておくことが大切です。


DMSとトリップメータースイッチの配線に注意

新型レヴォーグのナビ周りパネルを取り外すうえで、特に覚えておきたいのが接続されている2つの配線です。

参考となった整備記録では、1つ目がドライバーモニタリングシステム(DMS)へのコネクタ、2つ目がトリップメータースイッチの配線とされています。

DMSは、運転席側のドライバーをモニタリングするシステムに関係する装備です。

ナビ周辺というとオーディオやディスプレイ関係だけを想像しやすいのですが、新型レヴォーグでは周辺パネルにもこうした電子装備に関係する配線が通っています。

そのため、パネルを外す際は「クリップを外す工程」と「配線を外す工程」を分けて考えたほうが分かりやすいでしょう。

まずクリップによる固定を解除してパネルを少し動かせる状態にし、裏側の接続状態を確認します。そのうえでDMSとトリップメータースイッチのコネクタを適切に切り離す、という考え方です。

この2つの配線を外せば、参考例ではナビ周りパネルをフリーな状態にできます。

ただし、コネクタにはそれぞれロック機構があります。形状を確認せず、配線そのものをつかんで引き抜くような作業は避けたほうがよいでしょう。

また、電装品に関係する作業では、車両側の電源状態にも配慮が必要です。

車両の仕様や年次改良によって構造・作業上の注意点が異なる可能性があるため、実際に作業する場合は自分のレヴォーグの取扱説明書や整備情報なども確認してください。

今回の元となったSUBARUの参考ページは、確認時点で「404 Not Found」となっており、目的の情報を直接確認できない状態でした。

したがって、この記事では公式ページに取り外し手順が掲載されているとは断定せず、2021年1月16日に公開されたVNレヴォーグのユーザー整備記録を中心に構造を整理しています。

ここは情報の信頼性を考えるうえで大切な部分です。DIY情報は非常に役立ちますが、ユーザーによる作業例とメーカー公式の整備手順は同じものではありません。


新型レヴォーグのナビはボルト4本とクリップで固定

ナビ周りパネルを外したさらに奥には、11.6インチのナビ(ディスプレイ)本体があります。

参考となった整備記録では、ナビ(ディスプレイ)本体はボルト4本とクリップで固定されていると説明されています。

ここで、「では4本のボルトを外せば簡単にナビ交換ができる」と考えるのは少し早いでしょう。

今回の整備記録で詳しく紹介されている中心部分は、あくまで「11.6インチナビ周りパネルの取り外し」です。投稿者自身も、ナビ本体についてはボルト4本とクリップで固定されていることに触れるところまでにとどめています。

つまり、パネルを外す工程と、ディスプレイ本体を完全に取り外す工程は分けて考えるべきです。

ディスプレイ本体まで取り外すのであれば、その裏側にどのコネクタが接続されているか、電源をどの状態にして作業するのか、取り外した後に車両側へどのような影響が出るのかなど、追加確認が必要になります。

特に現在の車は、昔の「オーディオを外して別のデッキを入れる」という感覚だけでは扱いにくくなっています。

11.6インチの大型センターディスプレイは、単に音楽を再生するためだけの装置ではありません。さまざまな車両機能と関係するため、DIYの目的が「ナビ本体を交換したい」のか、「周辺へパーツを取り付けたいだけなのか」で必要な作業範囲を分けることが大切です。

必要以上に分解しないことも、立派なDIYのコツだと私は考えています。

たとえばナビ周辺へのアクセサリー取り付けが目的なら、目的を達成できるところまでの分解で止める。そのほうが部品破損や組み戻し時のトラブルを減らしやすく、結果として時間も節約できます。


取り付け直すときはDMS上部パネルの順番が重要

実は今回の新型レヴォーグのナビ外しで、取り外す工程以上に知っておきたいポイントがあります。

それが元に戻すときの組み付け順序です。

参考となった整備記録では、ナビ周りパネルを単純に取り外した手順の逆で戻そうとすると、DMS上のパネルにある突起がうまく収まらなかったと説明されています。

中央付近にある3つの黒い突起がポイントになったようです。

そこで紹介されている方法は、先にDMS上部のパネルを外しておき、ナビ周りパネルを先に組み付けてから、最後にDMS上部パネルをはめ込むという順序です。

整理すると、

  • DMS上部のパネルをあらかじめ外しておく
  • ナビ周りパネルを先に組み付ける
  • 最後にDMS上部パネルをはめ込む

という流れです。

※画像はAIによるイメージ

これはかなり重要な情報だと思います。

DIYでは「外した順番を覚えて、その逆に戻せばよい」と考えがちです。多くの部品ではそれで対応できますが、VNレヴォーグのこの部分については、ユーザー整備記録を見る限り、単純な逆順よりスムーズな組み付け方法があります。

投稿者も、DMS上部のパネルについて、最初は一体の部品のように考えていたものの、実際には別パーツだったことに気付いています。

こうした情報こそ、実際の作業記録を見る価値がある部分でしょう。

「外し方」だけ調べて作業を始めると、取り外せたところまでは順調でも、最後にパネルがきれいに収まらず困ることがあります。

作業開始前に「外し方」と「戻し方」を両方確認する。

これが今回の情報から得られる、もっとも実用的な教訓の一つです。

実際、元の整備記録には、2022年11月5日に「パネルが微妙に収まらなくて困っていた」という趣旨のユーザーコメントも寄せられており、組み戻しで戸惑うケースがあったことが分かります。


DIYするべき?新型レヴォーグのナビ取り外しを考察

ここからは私見です。

新型レヴォーグのナビ周りパネルの取り外しは、参考例では難易度「初級」、作業時間「30分以内」とされています。ネジ2本とクリップという構造だけを見ると、それほど複雑には感じないかもしれません。

しかし私は、「初級だから誰でも気軽にできる」とまでは考えないほうがよいと思います。

理由は、現在のレヴォーグが電子装備の多い車だからです。

今回だけでもDMSとトリップメータースイッチの配線がナビ周りパネルに接続されています。さらにディスプレイ本体はボルト4本とクリップで固定され、その先には別の接続があります。

昔のカーオーディオDIYと比べると、センター部分に集約されている機能が増えています。

一方で、構造を理解したうえでパネルだけを外す作業なら、ユーザー整備記録は非常に参考になります。

特に価値があるのは、「ネジが何本あるか」だけではありません。

DMS上部パネルを別にして、ナビ周りパネルを先に戻したほうが組み付けやすいという情報です。

私はここが今回の最大のポイントだと感じました。

車のDIYでは、外すことに夢中になりがちですが、最終的には傷や浮きがなく元通りになって初めて作業完了です。

その意味では、新型レヴォーグのナビ外しは「取り外しの難易度」だけで判断するより、復元まで含めて自分で対応できるかで判断するほうが現実的でしょう。

また、目的も重要です。

ナビ周辺パネルを外してアクセサリー類を取り付けたい程度なら、必要な範囲までの分解で済ませる方法を検討できます。一方、11.6インチディスプレイそのものを完全に取り外したいのであれば、今回の資料だけを根拠に作業を進めるのはおすすめしません。

公式の参考ページが404になっている以上、メーカー公式の最新手順をこの記事から確認することもできません。

車両の年式、グレード、仕様によって違いが存在する可能性もあります。少しでも構造に不安がある場合や、コネクタの扱いに慣れていない場合は、SUBARU販売店や自動車整備の専門店へ相談するほうが安心です。

コスパを重視する私としても、何でもDIYすることがお得だとは思っていません。

数千円、数万円を節約しようとして高価なパネルや電子部品を破損すれば、結果的には高くつきます。自分で安全にできる範囲だけDIYし、難しい部分はプロへ任せることも「賢い車選び・カーライフ」の一部だと考えています。


まとめ|新型レヴォーグのナビ外しは配線と戻す順番に注意

新型レヴォーグ(VN系)の11.6インチナビ周りパネルは、参考となった2021年1月16日の整備記録では、パッセンジャー側のオーナメントパネルを外し、現れるネジ2本を取り外してから、クリップ固定されたパネルを手前へ外す流れになっています。

ただし、裏側にはDMSとトリップメータースイッチの2つの配線が接続されているため、パネルを勢いよく引っ張らないことが重要です。

さらに、組み戻す際はDMS上部パネルを先に外し、ナビ周りパネルを取り付けた後で上部パネルを戻す方法が紹介されています。

ナビ(ディスプレイ)本体については、ボルト4本とクリップで固定されているとの情報がありますが、完全な取り外しには追加の確認が必要です。

今回の資料から分かるのは、新型レヴォーグのナビ外しで本当に大切なのは、外す力ではなく「構造・配線・復元順序」を事前に理解することです。

DIYに慣れていない方は無理をせず、車両の仕様を確認したうえで販売店や専門店への依頼も含めて判断してください。


よくある質問

新型レヴォーグのナビ周りパネルは何本のネジで固定されていますか?

今回参考にしたVNレヴォーグの整備記録では、パッセンジャー側のオーナメントパネルを外した後に2本のネジがあり、それを外すとナビ周りパネルは主にクリップで固定されている構造とされています。

ただし、年式や仕様による違いの可能性があるため、自分の車両でも同一構造か確認してから作業してください。

ナビ周りパネルを外すときに注意する配線は?

参考例では、ドライバーモニタリングシステム(DMS)のコネクタとトリップメータースイッチの配線が接続されています。

パネルのクリップが外れても、すぐに大きく引っ張らず、裏側の配線とコネクタを確認することが重要です。

新型レヴォーグの11.6インチナビ本体も自分で外せますか?

参考となった整備記録では、ディスプレイ本体はボルト4本とクリップで固定されているとされています。ただし、その記録の中心はナビ周りパネルの取り外しであり、ディスプレイ本体を完全に取り外す詳細手順までは示されていません。

電子装備やコネクタへの影響も考えられるため、本体まで取り外す場合は最新の整備情報を確認し、不安があればSUBARU販売店や専門店へ相談するのが安心です。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

新型レヴォーグのスピーカーおすすめは?音質アップで選びたいポイント

新型レヴォーグの車内と複数のカースピーカーを並べて音質アップを比較するイメージ

新型レヴォーグのスピーカー選びでは、価格だけで決めず、車両への適合性と欲しい音質の方向性を確認して選ぶことが重要です。

みんカラのレヴォーグ向けスピーカーレビューでは241商品・1,270件のレビューが掲載され、カロッツェリアやKENWOOD、KICKER、Sonic Designなど幅広い製品が使われています。交換によって「高音が聞こえるようになった」「純正よりクリアになった」と感じるユーザーも見られます。

新型レヴォーグのスピーカーおすすめは?まず確認したい結論

新型レヴォーグのスピーカーを交換するなら、最初から高価な製品へ飛びつくより、取り付け可能なモデルの中から、自分が改善したい音域に合った製品を選ぶのがおすすめです。

2026年8月時点で、みんカラのスバル・レヴォーグ用スピーカーカテゴリには241件の商品、1,270件のレビューが掲載されています。カテゴリ全体のユーザー評価は4.67と高く、純正スピーカーから交換するカスタムはレヴォーグでは比較的定番といえそうです。

実際に掲載されている製品には、カロッツェリアのTS-C1720A、TS-C1746S、TS-F1750、KENWOODのKFC-RS175、KFC-RS175S、KFC-XS175S、KICKERのKSC3504、Sonic DesignのSonicPLUS SX-L01Eなどがあります。

ただし、ここで注意したいのが「人気がある製品=自分のレヴォーグに最適」とは限らないことです。

レヴォーグは型式やグレード、純正オーディオシステムの違いによって取り付け条件が変わる可能性があります。とくにVN系では、ユーザー投稿の中に「フロントスピーカー交換非推奨」とする記述も見られるため、購入前にメーカーの車種別適合情報や販売店への確認を行うことが大切です。

カーオーディオは「付けば終わり」の部品ではありません。音質と取り付け条件の両方を満たして、初めて満足度の高い交換になります。


レヴォーグで実際に使われているおすすめスピーカーは?

みんカラの投稿を見ると、レヴォーグでは1つのメーカーだけが圧倒的に選ばれているわけではなく、価格帯や求める音質によって選択肢が分かれています。

代表的な製品を整理すると次のようになります。

製品 メーカー 掲載レビュー・特徴
TS-C1720A カロッツェリア 評価4.46、24件
TS-C1746S カロッツェリア 評価4.71、17件、購入例26,854円
KFC-RS175 KENWOOD 評価4.72、7件
SonicPLUS SX-L01E Sonic Design 評価4.73、22件
KSC3504 KICKER VNHのハーマンカードン搭載車で交換例あり
TS-F1750 カロッツェリア 購入例7,280円、リアへの装着例あり

中でもTS-C1746Sについては、2026年6月25日のレヴォーグユーザー投稿で、交換後にそれまで聞こえにくかった高音が聞こえるようになったという感想が掲載されています。

KENWOODのKFC-RS175についても、2026年5月17日の投稿では、フロントスピーカー交換後に純正より音がクリアになったとの評価があり、付属の変換コネクターを利用して配線加工なしで接続できたとされています。

Sonic DesignのSonicPLUS SX-L01Eは評価4.73、22件。2026年3月21日の投稿では、純正スピーカーとの差をはっきり感じたという趣旨の感想が掲載され、フロントだけでなくリアも交換されています。

こうしたレビューを見ると、純正から社外スピーカーへ交換する効果として分かりやすいのは、音量アップよりも「音の輪郭」や「高音の聞き取りやすさ」の改善だと感じます。

個人的にも、普段のドライブでボーカルやラジオを中心に聞く人なら、派手な重低音より、この「言葉が聞き取りやすくなる」変化のほうが満足につながりやすいと考えています。

※画像はAIによるイメージ

新型レヴォーグのスピーカーはどう選ぶ?4つのポイント

新型レヴォーグ用スピーカーを探すと候補はかなり多いため、製品名から先に選ぶと迷いやすくなります。

まずは「何を改善したいか」を決め、その後で製品を絞るほうが失敗しにくいでしょう。

1.車種と型式への適合を最優先する

最も重要なのはサイズと取り付け条件です。

一般的なカースピーカーでも、口径が同じだから必ず装着できるとは限りません。スピーカーの奥行きや取り付け穴、インナーバッフル、配線コネクターなどによって適合が変わります。

とくにレヴォーグはVM系とVN系があり、さらに純正オーディオ仕様の違いもあります。

みんカラにはVNHレヴォーグのハーマンカードンサウンドシステムで、フロント側の小型スピーカーをKICKER KSC3504へ交換した例も掲載されています。一方で、TS-F1750の投稿にはVN系についてフロントスピーカー交換を推奨しない旨の記載もあります。

同じ「新型レヴォーグ」でも条件は一律ではありません。

そのため、購入前には必ずスピーカーメーカーの車種別適合情報を確認し、不明ならディーラーやカーオーディオ専門店などへ相談するのが安全です。

2.手軽さならコアキシャル、音質重視ならセパレート

市販カースピーカーには、大きく分けてコアキシャルタイプとセパレートタイプがあります。

コアキシャルは中低音を担当するスピーカーと高音を担当するツィーターが一体化したタイプです。純正から入れ替えやすく、比較的シンプルに音質アップを狙えます。

一方のセパレートタイプでは、中低音を担当するスピーカーとツィーターが分かれています。

ツィーターをダッシュボードやAピラー付近など高い位置へ配置できるため、高音が耳へ届きやすく、音場の広がりやボーカルの定位を改善しやすいのがメリットです。

「純正より少し良くなれば十分」という人にはコアキシャル、「せっかく交換するなら変化をしっかり感じたい」という人ならセパレートタイプを候補にすると分かりやすいでしょう。

3.よく聴く音楽に合わせて選ぶ

スピーカー選びでは価格やブランド以上に、自分が普段何を聴いているかも重要です。

音域は大まかに、150Hz以下が低音域、150Hz~4kHz程度が中音域、4kHz以上が高音域の目安とされています。

低音域はベースやバスドラム、中音域はボーカルやギター、高音域はシンバルなどの表現に関係します。

たとえばボーカル中心の音楽やラジオ、ポッドキャストをよく聴くなら、中高音の明瞭さを重視したほうが日常的な満足度は高くなりやすいでしょう。

一方で、低音の迫力を重視するならスピーカー交換だけではなく、将来的にサブウーファー追加まで含めて考える方法もあります。

4.可能なら購入前に試聴する

スピーカーはスペック表だけでは音の好みまで判断できません。

カー用品店やカーオーディオ専門店に試聴コーナーがあるなら、普段自分が聴いている曲で比較するのが一番分かりやすい方法です。

高価な製品だから全員が好む音になるわけではありません。高音がきらびやかな音が好きな人もいれば、落ち着いた柔らかい音を好む人もいます。

私は車選びでも装備選びでも「高いほうが正解」とは考えていません。

スピーカーについても同じで、自分が聞いて心地よい製品こそ、その人にとってのおすすめだと思います。


コスパ重視ならどの価格帯から考える?

スピーカー交換というと数万円以上の高級モデルを想像するかもしれませんが、みんカラのレヴォーグ装着例を見ると価格帯はかなり幅があります。

たとえばTS-F1750は購入価格7,280円の投稿があり、リアスピーカーとして使用されています。KENWOOD KFC-RS175についても、純正よりクリアになったという評価があります。

一方で、TS-C1746Sは購入例26,854円、KICKER KSS6704は33,800円という投稿があります。

さらに上のクラスになると、morelのELATE Ti MW6やカロッツェリアTS-W1000RSといった本格的なオーディオ製品も選択肢になります。

しかし、普通のドライブで音楽を少し良い音で楽しみたいのであれば、最初から最高級モデルを選ぶ必要はないと私は考えています。

1万円前後~数万円クラスの適合モデルから検討し、足りなければ次のステップを考えるほうが、お金を無駄にしにくいからです。

スピーカー交換では、本体代だけでなくインナーバッフルや変換コネクター、取り付け工賃などが加わることもあります。

製品価格だけを比較するのではなく、「取り付けまで含めていくらかかるか」で考えることが、コスパ重視の車選びと同じくらい大切です。

※画像はAIによるイメージ

レヴォーグはスピーカー交換だけで音質アップできる?

スピーカー交換だけでも、音質の変化を感じられる可能性は十分あります。

一般的な純正スピーカーは、車両全体のコストや重量などとのバランスを考えて設計されています。一方、市販スピーカーは音を鳴らすための振動板、フレーム、マグネットなどへよりコストを掛けた製品が多くあります。

そのため、純正から交換するだけでも音の解像感や高音の伸び、ボーカルの聞き取りやすさが変わる場合があります。

実際、レヴォーグユーザーのレビューでも「高音が聞こえるようになった」「純正よりクリア」「純正との差が分かる」といった趣旨の感想が複数あります。

ただし、さらに上を目指すならスピーカーだけでなく、デッドニング、DSP、アンプ、サブウーファーなども選択肢になります。

2026年7月26日のTS-C1720Aに関する投稿でも、DSP取り付けの際に前席へ同製品が装着されていたことを確認したという例があります。

別のユーザーでは、デッドニング施工とサブウーファー装着後にスピーカーを交換し、臨場感が増したという趣旨の投稿もあります。

ただ、これは一気に全部施工しなければならないという意味ではありません。

むしろ初めてカーオーディオを触るなら、まずスピーカー交換だけを行い、その音をしばらく聞いてから不足を判断する方法がおすすめです。

一度に全部変えてしまうと、どの変更がどれだけ効いたのか分かりにくくなります。この「一つずつ変える」という方法は、予算を抑えながら満足度を確認できる点でも合理的です。


自分で交換する?ショップに頼む?注意したいポイント

カースピーカーはDIYでも交換できますが、誰にでもDIYをおすすめできる部品ではありません。

一般的な交換作業では、ドア内張りを取り外し、純正スピーカーを外して新しいスピーカーを装着します。セパレートタイプなら、さらにツィーターの設置と配線作業も必要です。

純正スピーカーとインナーバッフルが一体になっている車種では、別途バッフルを用意しなければならないケースもあります。

過去にグーネットが紹介した工賃目安では、ディーラーが1~2万円、カー用品店が5,000~7,000円、整備工場では1ヵ所4,000円~とされています。ただし、これは2021年掲載時点の一般的な目安で、現在の実際の料金は店舗や車種、施工内容によって異なります。

ツィーター取り付け、加工、デッドニングなどが加われば費用も上がりますので、依頼前に見積もりを取ったほうが安心です。

DIYする場合はバッテリーのマイナス端子を外し、配線のショートやプラス・マイナスの逆接続に注意する必要があります。

また、ツィーターなどを追加するときは、エアバッグの展開を妨げる位置へ取り付けないことも重要です。

新型車は安全装備や電子機器も多いため、「スピーカーくらいなら簡単だろう」と考えて無理に作業するより、自信がなければ専門店へ任せるほうが結果的に安上がりになる場合があります。


新型レヴォーグのスピーカー選びをどう考える?

ここからは私見ですが、新型レヴォーグでスピーカーを交換するなら、私は「高級オーディオを完成させる」より「毎日の不満を一つ減らす」ことを目的にしたほうが満足しやすいと考えています。

車内で音楽を聴いていて「ボーカルがこもる」「高音が弱い」「もう少し輪郭が欲しい」と感じるなら、その不満を解消できる製品を選べば十分です。

実際、みんカラには数千円クラスから数万円クラス、さらに本格的な高級スピーカーまで幅広い装着例があります。

それだけ選択肢が多いからこそ、「一番高いスピーカー」「評価が一番高いスピーカー」を探し始めると終わりがありません。

車のオーディオは部屋のオーディオとは違い、走行音、タイヤノイズ、エンジン音、車内形状などさまざまな影響を受けます。

その環境で数十万円をかけて完璧を追求するのも趣味としては魅力的ですが、コスパを考えるなら、まず純正から市販スピーカーへ交換したときの変化を楽しむのが賢い順番でしょう。

そしてもう一つ重要なのは、リアスピーカーまで最初から交換する必要があるかを考えることです。

運転席で聴くことが中心なら、音の印象を大きく左右するフロント側を優先し、必要を感じてからリアを交換する方法もあります。

実際、レヴォーグユーザーの投稿にも、フロント交換後にリアまで交換したくなったという例があります。

逆に言えば、最初からすべて交換しなくてもいいということです。

フロントスピーカー→必要ならデッドニング→さらに低音が欲しければサブウーファーというように段階的に進めれば、予算を抑えながら自分の好みを見つけられます。

私なら、この順番を一番おすすめします。


まとめ

新型レヴォーグのスピーカーおすすめを探すなら、まず車両への適合を確認したうえで、どんな音にしたいのかを決めることが大切です。

みんカラではレヴォーグ向けスピーカーとして241商品、1,270件のレビューが掲載され、カロッツェリア、KENWOOD、KICKER、Sonic Designなど多彩な製品の装着例があります。

TS-C1746Sでは高音が聞こえやすくなったという投稿、KFC-RS175では純正よりクリアになったという投稿、SonicPLUS SX-L01Eでは純正との差を感じたという投稿も見られます。

一方、新型レヴォーグは型式や純正オーディオ仕様によって条件が異なる可能性があるため、価格やレビューだけで購入せず、必ず適合確認をしてから選ぶことが重要です。

コスパを重視するなら、最初から高級モデルや大掛かりなオーディオシステムを組む必要はありません。

まずフロントスピーカーを交換し、その変化を確認してから必要に応じてデッドニングやサブウーファーへ進む。この段階的な方法が、費用と満足度のバランスを取りやすい選び方だと私は考えています。


よくある質問

新型レヴォーグはスピーカー交換だけでも音質が良くなりますか?

市販スピーカーへ交換するだけでも、高音の聞き取りやすさやボーカルの明瞭さなどが改善する可能性があります。

実際のレヴォーグユーザーからも、純正よりクリアになった、高音が聞こえるようになったといった趣旨の投稿があります。

レヴォーグのスピーカーはカロッツェリアとKENWOODのどちらがおすすめですか?

どちらにもレヴォーグでの装着例があり、一概にどちらが上とはいえません。

カロッツェリアではTS-C1720AやTS-C1746S、KENWOODではKFC-RS175やKFC-XS175Sなどの装着例があります。適合を確認したうえで、可能なら実際に試聴して好みの音を選ぶのがおすすめです。

フロントとリアのスピーカーは同時に交換したほうがいいですか?

必ずしも同時に交換する必要はありません。

運転席での音質改善を優先するなら、まずフロント側を交換して変化を確認し、必要に応じてリアを追加する方法でも十分です。予算を抑えながら段階的に音質アップできる点でも合理的です。