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三菱パジェロミニのタイヤ選び!サイズ確認と交換時のポイント

三菱パジェロミニをイメージしたコンパクトSUVと交換用タイヤが並ぶシーン

情報確認日:2026年8月25日

三菱パジェロミニでは、175/80R15 90Qを採用するグレードが多い一方、H53AのRには185/65R15 88S、2002年の一部アニバーサリーリミテッド4WDには195/70R15 88Sの掲載例があります。

パジェロミニならすべて175/80R15、または3サイズが自由に交換可能という意味ではありません。年式・グレード・型式と指定サイズを確認し、現在のホイールや改造歴も含めて専門店へ適合を確認してください。

パジェロミニの主な純正タイヤサイズ

ブリヂストンの車種別タイヤ検索では、年式・グレード・型式ごとに次の代表例が掲載されています。

主な年式・グレード型式掲載サイズ
VR、XR、ZR、EXCEED、Premium Selectionなど多数H53A/H58A175/80R15 90Q
2000〜2002年頃のR(FR)H53A185/65R15 88S
2002年アニバーサリーリミテッド4WDの一部H58A195/70R15 88S

デュークについて「一部は185/65R15」とする元記事の記載は、確認したブリヂストン適合表では裏付けられなかったため削除しました。グレード名が同じでも年式で違う可能性があるため、必ず対象車両を特定してください。

2003年8月以降の車両は、三菱自動車のグレード情報検索も車両特定の参考になります。最終判断は車両のラベル、取扱説明書、販売店・タイヤ専門店の確認を優先してください。

175/80R15 90Qの表示の意味

  • 175:タイヤ幅の呼び(mm)
  • 80:扁平率
  • R:ラジアル構造
  • 15:リム径(インチ)
  • 90:ロードインデックス
  • Q:速度記号

同じ175/80R15でも、90Q、90S、101/99Nなど後半の表示が異なる商品があります。ロードインデックス、速度記号、乗用車用・商用車用などの構造やカテゴリーまで含めて確認してください。

日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、自動車メーカーまたはタイヤメーカーの個別指示がない限り、全車輪で同じサイズ、ロードインデックス、速度記号、種類、構造、カテゴリーのタイヤを選ぶよう案内しています。

純正と異なるロードインデックスや速度記号を、数値だけで自己判断して互換と扱わないでください。

別サイズへの変更は外径だけでは決められない

175/80R15、185/65R15、195/70R15は、すべて15インチでも外径、幅、荷重能力が異なります。別グレードの純正採用例があるから、自分の車でも交換できるとは限りません。

タイヤサイズを変更する場合は、次を確認する必要があります。

  • ホイール幅、インセット、リム径、穴数
  • 車体、サスペンション、ブレーキとの干渉
  • ロードインデックスと速度記号
  • 速度計の誤差と保安基準
  • 操縦安定性、乗り心地、燃費への影響
  • 4WDシステムへの影響

特に4WD車で前後や左右の外径・摩耗差が大きい状態は、走行性能や駆動系へ影響するおそれがあります。1本だけ交換する場合も、残り溝や外径差を専門店へ確認してください。

街乗り用とA/Tタイヤの選び方

舗装路の通勤・買い物が中心なら、ウェット性能、静粛性、乗り心地、燃費などを重視したタイヤが候補です。キャンプ場までの未舗装路などを走るなら、適合するA/T(オールテレーン)タイヤも候補になります。

A/Tタイヤは商品によって、舗装路での音、乗り心地、転がり抵抗、雪上性能などが異なります。見た目がSUVらしいことだけを理由に選ばず、メーカーの使用目的と性能表示を確認してください。

A/T、M+Sなどの表示があっても、凍結路でスタッドレスタイヤと同じ性能を保証するものではありません。冬用タイヤ規制やチェーン規制への対応も、道路情報と製品表示を確認してください。

価格は交換総額で比較

タイヤ価格は、商品、在庫、製造時期、店舗、送料、キャンペーンで変わります。過去の記事に掲載された価格を現在の相場として使うのは適切ではありません。

比較するときは、次を含む交換総額を確認しましょう。

  • タイヤ4本の価格
  • 送料
  • 組み替えとバランス調整
  • ゴムバルブ
  • 古タイヤ処分
  • 持ち込み料金

安価でも、製造時期、保管状態、正規流通品かどうか、保証内容が不明な商品は確認が必要です。購入前に総額と作業条件を店舗へ問い合わせてください。

中古パジェロミニで確認すること

パジェロミニは生産終了から年数が経っており、前の所有者がホイールやタイヤを変更している場合があります。現在付いているサイズだけで純正と判断しないでください。

  • 車検証の型式と初度登録年月
  • グレード
  • 車両ラベル・取扱説明書の指定
  • 現在のタイヤサイズ、ロードインデックス、速度記号
  • ホイールのサイズと純正・社外の別
  • 4本の製造時期、残り溝、ひび割れ、偏摩耗

サイズが正しくても、ひび割れ、膨らみ、コード露出、空気圧異常があるタイヤは危険です。残り溝だけでなく、サイドウォールと製造時期も点検してください。

判断できない場合は、現車をタイヤ専門店または三菱販売店へ持ち込み、4本を確認してもらいましょう。

パジェロミニのタイヤ選びまとめ

パジェロミニでは175/80R15 90Qの採用例が多いものの、H53AのRには185/65R15 88S、2002年の一部グレードには195/70R15 88Sもあります。

別グレードのサイズを互換品として流用せず、年式・グレード・型式・指定サイズ・現在のホイールを確認してください。4本で同じサイズ、能力、種類、構造、カテゴリーをそろえることが基本です。

商品価格ではなく交換総額、使用環境、安全性能を比べることが、買い直しや不具合を防ぐ選び方です。

よくある質問

パジェロミニはすべて175/80R15ですか?

いいえ。多数のグレードで採用されていますが、185/65R15や195/70R15の純正採用例もあります。車両ごとに確認してください。

別グレードの純正サイズへ変更できますか?

純正採用例があるだけでは、自車への互換性を保証できません。ホイール、外径、荷重能力、干渉、速度計、4WDへの影響を専門店へ確認してください。

A/Tタイヤを選ぶべきですか?

必須ではありません。舗装路中心ならオンロード性能、未舗装路も走るならA/Tを含め、実際の用途とメーカー適合で選んでください。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

トヨタ・ルーミーとソリオを比較!サイズ・使い勝手で選ぶならどっち?

トヨタ・ルーミーとソリオで迷うなら、街中での取り回しや価格を重視するならルーミー、室内の余裕や燃費、長距離での使いやすさまで求めるならソリオが選びやすいです。

どちらも両側スライドドアを備える背の高いコンパクトカーで、買い物、送迎、家族のお出かけまで幅広く使えます。ただし、ボディ寸法や後席のつくり、燃費、走りの性格には意外と大きな違いがあります。

トヨタ・ルーミーとソリオのサイズはどれくらい違う?

まず結論からいうと、ルーミーは全長が短く街中で扱いやすい一方、ソリオは少し長いボディを生かして室内長に余裕があります。

元ネタで示されている主な寸法を比較すると、違いが分かりやすくなります。

項目 スズキ ソリオ トヨタ ルーミー
全長 3,790mm 3,700〜3,705mm
全幅 1,645mm 1,670mm
全高 1,745mm 1,735mm
ホイールベース 2,480mm 2,490mm
室内長 2,500mm 2,180mm
室内幅 1,420mm 1,480mm
室内高 1,365mm 1,355mm

全長はソリオのほうが約85〜90mm長く、その一方で全幅はルーミーのほうが25mm広くなっています。

数字だけ見ると数センチの違いですが、普段使いではこの差が意外に効きます。狭い住宅街やスーパーの駐車場では、全長が短いルーミーのほうが車体感覚をつかみやすいと感じる人もいるでしょう。

一方で、室内長はソリオが2,500mm、ルーミーが2,180mmと差があります。後席の足元や前後方向の余裕を重視するなら、ソリオはかなり魅力的です。

ただし、ルーミーは室内幅が1,480mmあり、ソリオの1,420mmより広いのがポイントです。単純に「ソリオのほうが全部広い」という話ではありません。

私が車選びで大切だと感じるのは、外寸の数センチよりも、普段どこで使うかです。狭い道路や小さな駐車場を頻繁に使うならルーミーの短さが生きますし、後席に家族を乗せる時間が長いならソリオの室内長がありがたくなります。


ルーミーとソリオは後席・シートアレンジでどう違う?

シートの使い勝手では、両車とも優秀ですが、方向性が少し違います。

ソリオは後席に165mmの前後スライド機構を備え、最大56度までリクライニングできます。後席は5:5分割可倒式です。

対するルーミーは後席が最大240mmスライドし、6:4分割可倒式リヤシートを採用しています。

つまり、左右を均等に使いやすいのがソリオ、左右で荷物と乗員を分けやすいのがルーミーと考えると分かりやすいでしょう。

たとえば4人家族で、後席の片側に子どもを乗せ、もう片側を倒して長い荷物を積むような使い方なら、ルーミーの6:4分割は便利です。

一方で、後席そのものの快適性を重視するなら、ソリオの室内長とリクライニング量は魅力があります。チャイルドシートを取り付けた状態でも足元に余裕を確保しやすく、家族で長時間乗る場面では差を感じやすいでしょう。

荷室についても性格が異なります。

ソリオは5人乗車時でも荷室床面長550〜715mmを確保し、2名乗車時には最大1,390mmまで荷室を広げられます。2WD車にはサブトランク、4WD車にはラゲッジアンダーボックスも用意されています。

ルーミーは大きく開くバックドアと低床設計が特徴です。多機能デッキボードを活用することで、高さのある荷物や汚れやすい荷物にも対応しやすくなっています。

ここは「どちらが広いか」だけで判断しないほうがよい部分です。

ベビーカー、買い物袋、旅行用バッグなど、自分が日常的に積む物を思い浮かべてシートを動かしたときの使いやすさまで比べると、選びやすくなります。


トヨタ・ルーミーとソリオは走りと燃費でどっちが有利?

燃費を重視するなら、元ネタの数値ではソリオが明確に有利です。

ソリオには1.2Lエンジンをベースとしたハイブリッド、マイルドハイブリッド、ガソリン車が設定されていました。一方、ルーミーは1.0L自然吸気エンジンと1.0Lターボが中心で、ハイブリッドはありません。

主なWLTCモード燃費は次の通りです。

  • ソリオ HYBRID SZ・2WD:22.3km/L
  • ソリオ HYBRID MZ/MX・2WD:19.6km/L
  • ソリオ HYBRID MZ/MX・4WD:18.4km/L
  • ソリオ G・2WD:19.0km/L
  • ルーミー G/X/カスタムG・2WD:18.4km/L
  • ルーミーターボ・2WD:16.8km/L

毎日の通勤や送迎で走行距離が伸びる家庭では、この燃費差は長期的には無視できません。

ソリオはモーターによるアシストを使えるため、発進や低速走行を滑らかにしやすいのも特徴です。ストップ&ゴーの多い市街地では、燃費だけでなく運転感覚の面でもメリットを感じる人がいるでしょう。

一方、ルーミーにはターボモデルがあります。

自然吸気の1.0Lでは高速道路の合流や坂道で力不足を感じる人もいますが、ターボなら加速時の余裕を得やすくなります。

元ネタでも、街乗り中心ならNA、長距離や坂道をよく走るならターボという選び分けが示されています。

ここは購入価格だけで決めないほうがいい部分です。安さを優先してNAを選んだものの、家族4人+荷物で高速道路をよく走るようになり、あとからパワー不足が気になるというケースは避けたいところです。

私なら、年間走行距離が長く燃料代を抑えたいならソリオ、年間走行距離はそれほど多くなく、街乗り中心で必要な装備を手頃にそろえたいならルーミーを軸に考えます。


ルーミーとソリオは乗り降り・子育てでどちらが使いやすい?

ファミリーカーとして見ると、両車の強みはかなり近いです。

どちらも背が高く、後席にスライドドアを採用しています。狭い駐車場でもドアを大きく外側へ開かずに乗り降りできるため、小さな子どもを乗せる家庭には使いやすい構造です。

ソリオは後席の居住空間に余裕があり、チャイルドシートを取り付けても足元を確保しやすいのがメリットです。

ルーミーは低床フロアに加え、乗降用の大型アシストグリップを採用しています。小さな子どもや高齢者が乗り降りする場面では、こうした細かな工夫が便利です。

また、両車とも格納式リヤドアサンシェードや後席向けの快適装備が用意され、子育て世帯を強く意識した設計になっています。

ルーミーで私が評価したいのは、毎日の短距離移動に使いやすさを振った設計です。

スーパーの買い物、保育園や学校への送迎、狭い住宅街での移動といった場面では、車体の短さとスライドドアが非常に相性のよい組み合わせです。

ソリオは、それに加えて「家族で少し遠くまで移動する」という場面まで視野に入りやすい車だと感じます。

つまり、同じファミリーカーでも、ルーミーは近距離の日常生活寄り、ソリオは日常から旅行まで幅広く対応しやすいという違いです。


安全装備はルーミーとソリオでどちらが充実している?

両車とも衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制、車線逸脱警報といった予防安全装備を備えています。

ソリオには「スズキ セーフティ サポート」が採用され、衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制、車線逸脱警報、ふらつき警報、アダプティブクルーズコントロールなどの運転支援機能があります。

ルーミーには「スマートアシスト」が搭載され、衝突回避支援ブレーキ、誤発進抑制、認識支援などを行います。

元ネタの一部ではルーミーについて「Toyota Safety Sense」とする表現もありますが、別の箇所では「スマートアシスト」と説明されています。ルーミーを検討する際は、年式やグレードによって装備名称や機能が異なる可能性があるため、購入する個体の装備を確認したいところです。

中古車では特に注意が必要です。

同じルーミー、同じソリオでも年式やグレードによって安全機能は変わります。「この車種なら付いているだろう」と決めつけず、衝突被害軽減ブレーキ、全周囲カメラ、クルーズコントロールなど、欲しい装備が実車に搭載されているか確認しましょう。

安全性能は車種同士の勝ち負けより、自分が購入する具体的な1台に何が付いているかのほうが大切です。


価格とコスパで選ぶならトヨタ・ルーミーとソリオのどっち?

価格を抑えてスライドドア付きのファミリーカーを手に入れたい人には、ルーミーの魅力が分かりやすいです。

参考記事では、ルーミーの新車価格帯はおおむね170万〜230万円前後、ソリオは190万〜260万円前後として比較されていました。

元ネタには別時点の価格として、ルーミーが156万6,500円〜210万円、ソリオのマイルドハイブリッドが192万1,700円〜221万9,800円などの記載もあります。

価格は改良やグレード構成によって変化するため、購入時には必ず最新のメーカー情報を確認する必要がありますが、傾向としてはルーミーのほうが初期費用を抑えやすい比較になっています。

対してソリオは購入価格がやや高くても、燃費性能で差を縮められる可能性があります。

ここで大切なのは、「燃費がいいから高い車でも必ず元が取れる」と考えないことです。

仮に燃費差が数km/Lあっても、年間走行距離が少なければガソリン代の差は限定的です。一方で、年間1万km以上走る家庭なら、数年間の燃料費差は無視しにくくなります。

購入価格と燃費は必ずセットで考える。これがコスパ重視の車選びでは重要です。

私は高級感よりもお得感を重視して車を見るタイプなので、街乗り主体ならルーミーの中間グレードをかなり現実的な選択肢だと感じます。

反対に、長く乗る予定で走行距離も多く、家族で高速道路を使う機会もあるなら、多少購入価格が上がってもソリオを選ぶ合理性があります。


結局、トヨタ・ルーミーとソリオはどんな人におすすめ?

トヨタ・ルーミーとソリオの違いを整理すると、選び方はかなりシンプルです。

ルーミーがおすすめなのは、街乗り中心で、車体の扱いやすさと購入価格、スライドドアの便利さを重視する人です。

全長約3.7mというコンパクトさは、狭い住宅街や駐車場で毎日使うほどメリットを感じやすくなります。

買い物や子どもの送り迎えが中心で、高速道路を頻繁に利用しないなら、自然吸気モデルでも十分と感じる人は多いでしょう。

一方、ソリオがおすすめなのは、後席の広さ、燃費、家族での長距離移動まで含めてバランスよく使いたい人です。

室内長2,500mmという余裕や、ハイブリッド系モデルの低燃費は、家族で長く所有するほどメリットを感じやすくなります。

高速道路や旅行にも使うなら、ソリオの安定感や滑らかな加速を確認しておく価値があります。

ここで私がもう一つ加えたい視点が、「一番遠くへ出かける日」ではなく「一番よく使う日」で選ぶことです。

年に2回だけ高速道路で旅行するからといって、毎日の買い物で扱いにくい車を選ぶ必要はありません。

逆に、毎週高速道路に乗るのに「普段は街乗りだから」と割り切ってパワーや安定感を妥協すると、不満が積み重なります。

車は、年間で最も回数が多い使い方に合わせると後悔しにくくなります。


筆者の考察|サイズ差より「使う距離」で選ぶと失敗しにくい

個人的には、ルーミーとソリオを比較するとき、スペック表だけで優劣を決めるのは少しもったいないと考えています。

両車とも全長4mを切るコンパクトなスライドドア車で、日常生活で求められる機能はかなり似ています。

だからこそ、本当に差が出るのは「何人乗るか」「何km走るか」「高速道路を使うか」という生活条件です。

たとえば夫婦+子ども1〜2人で、平日は送迎と買い物、休日も近場が中心なら、ルーミーのコンパクトさはかなり合理的です。

大きな車を買うより駐車しやすく、スライドドアも使え、価格を抑えやすい。まさに必要な部分へお金を使った車という印象があります。

一方で、家族4〜5人で乗る機会が多く、旅行や帰省などで長距離を走るなら、ソリオの室内長や燃費性能は毎回の移動で効いてきます。

特に後席の快適性は、運転席に座る本人より同乗する家族の満足度を左右します。

ファミリーカーは運転する人だけの車ではありません。試乗するときは運転席だけでなく、後席にも実際に座ってみることをおすすめします。

また、ルーミーのターボとソリオを比べるのも重要です。

単純な車両価格だけならルーミーが安く見えても、高速利用を考えてターボを選ぶと価格差が縮まる可能性があります。その段階では、燃費や後席の広さまで含めてソリオの価値を再評価したほうがいいでしょう。

逆に、ほとんど街中しか走らないのに「将来高速に乗るかもしれない」という理由だけで上位モデルを選ぶ必要もありません。

コスパを考えるなら、実際の利用頻度が高い場面にお金をかけるのが賢い選び方です。


まとめ

トヨタ・ルーミーとソリオは、どちらもコンパクトなボディに広い室内とスライドドアを組み合わせた、使いやすいファミリーカーです。

ルーミーは全長約3.7mで取り回しがよく、街乗りや送り迎え、買い物など日常の移動で扱いやすいのが強みです。購入価格も比較的抑えやすく、必要な装備をコスパよくそろえたい人に向いています。

ソリオは全長約3.79mと少し長い一方、室内長2,500mmのゆとりやハイブリッド系モデルの燃費性能が魅力です。後席をよく使う家庭や、高速道路・長距離移動が多い人にはこちらが有力候補になります。

サイズだけならルーミー、室内と燃費まで含めた総合力ならソリオという見方もできますが、最終的には普段の使い方次第です。

街中中心ならルーミー、家族で遠出も楽しむならソリオ。この基準を軸に、実際に両車へ乗って比べると、自分に合う1台が見つけやすくなるでしょう。


よくある質問

トヨタ・ルーミーとソリオはどちらが大きいですか?

全長はソリオが3,790mm、ルーミーが3,700〜3,705mmで、ソリオのほうが約9cm長いです。一方、全幅はルーミーが1,670mmで、ソリオの1,645mmより25mm広くなっています。

燃費を重視するならルーミーとソリオのどちらですか?

元ネタのWLTCモード燃費では、ソリオ HYBRID SZ・2WDの22.3km/Lが最も良好です。ルーミーの自然吸気2WDは18.4km/L、ターボ2WDは16.8km/Lとされており、燃費重視ならソリオが選びやすいでしょう。

子育て用ならルーミーとソリオのどちらがおすすめですか?

近距離の送迎や買い物が中心なら、コンパクトで乗り降りしやすいルーミーが便利です。後席の足元や長距離での快適性、燃費まで重視するならソリオが向いています。実際にチャイルドシートを使う場合は、購入前に後席の広さと荷室を確認するのがおすすめです。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

トヨタ新型C-HRは日本でいつ発売?価格・値段と最新モデル情報

未来的なクーペSUVをイメージした新型C-HRと日本の街並み

トヨタ新型C-HRの日本発売は、現時点でトヨタ公式から正式発表されていません。一方、C-HR+の日本導入については2026年秋以降、なかでも2026年9月前後を予想する情報があり、価格は430万〜450万円程度からとの見方が出ています。

2026年8月6日には米国トヨタが2027年モデルの新型C-HRを発表しました。ただし米国仕様は338馬力のBEVで、日本仕様の発売日・価格・グレードがそのまま同じになると決まったわけではありません。

トヨタ新型C-HRは日本でいつ発売?現時点の最新情報

「トヨタの新型C-HRは日本でいつ発売ですか?」と検索している方が、まず知っておきたいポイントがあります。

2026年8月時点で、トヨタ自動車から日本向け新型C-HRまたはC-HR+の正式な発売日は公表されていません。

一方で、複数の自動車メディアでは日本導入の可能性が報じられています。

2026年7月10日付の新型車情報では、BEVの「C-HR+」について2026年9月の日本発売予定と紹介されています。

また、Motor-Fanでは2026年1月23日時点で、日本導入は2026年秋以降と予想しています。

さらにグーネットの2026年2月22日付の記事では、ハイブリッドやPHEVを搭載する海外仕様C-HRについて「デビュー予想2027年」とし、日本へ投入する場合は輸入モデルになる可能性を指摘しています。

ここで少し分かりにくいのが、現在海外で展開されている「C-HR」と「C-HR+」の違いです。

欧州では2代目C-HRとしてハイブリッドやPHEVが展開され、その一方でBEV専用モデルとして「C-HR+」が追加されています。

米国では、このC-HR+に近いBEVが「C-HR」の名称で販売されています。

そのため、「新型C-HRが日本復活」という情報を見た場合、それが海外の2代目C-HRを指しているのか、BEVのC-HR+を指しているのかを確認することが大切です。

筆者としては、日本で復活する可能性を考えるなら、現時点ではハイブリッド版2代目C-HRよりも、BEVのC-HR+のほうが具体的な情報が多いと見ています。

ただし、発売時期については公式発表前です。2026年9月という情報も現段階では確定事項として扱わず、正式発表を待つのが安全です。


トヨタ新型C-HRの価格・値段はいくらになりそう?

トヨタ新型C-HRの値段についても、日本仕様の正式価格はまだ発表されていません。

現時点では、国内向けC-HR+の予想価格として430万円〜450万円程度からという情報があります。

2026年7月時点の新型車情報では、C-HR+の価格を「430万円〜」と予想。

Motor-Fanでは、エントリーモデルについて「450万円程度」と予想しています。

この価格帯が注目される理由は、トヨタのBEV「bZ4X」より購入しやすい価格設定になる可能性があるからです。

参考として、2026年のbZ4Xでは、57.7kWhバッテリーを搭載するGグレードのFWDが480万円、上級のZではFWD550万円、4WD600万円という価格情報があります。

一方、旧型C-HRの日本での最終モデルは、2022年8月発売モデルで239万2000円〜315万5000円でした。

つまり、仮に新型C-HR+が430万〜450万円程度から登場すれば、旧型C-HRより100万円以上高いスタートになります。

とはいえ、中身は大きく異なります。

旧型は1.8Lハイブリッドや1.2Lターボを中心としたSUVでしたが、C-HR+は大容量バッテリーを搭載するBEVです。

単純に「昔のC-HRより高くなった」と見るより、bZ4XよりコンパクトでスポーティなEVをどの価格で出してくるかを見るべきでしょう。

個人的にはここが日本市場で成功するかどうかの最大のポイントだと考えています。

C-HRはもともと高級SUVではなく、「個性的なデザインを比較的現実的な価格で楽しめる」という部分にも魅力がありました。

そのため、新型が500万円台中心になれば購入層はかなり変わります。

逆に430万円台から始まり、国のCEV補助金などを利用できる条件が整えば、見た目以上に現実的な候補になる可能性があります。

なお、補助金額や適用条件は登録時期や制度変更で変動するため、実際の購入時には最新情報を確認する必要があります。


新型C-HR+はどんな車?サイズ・航続距離・性能を確認

日本導入の可能性が注目されているC-HR+は、従来のC-HRをそのままEV化したモデルではありません。

トヨタは2025年3月12日、欧州でC-HR+を世界初披露しました。

BEV専用の「e-TNGA」プラットフォームを採用し、スタイリングと実用性の両立を狙ったモデルです。

欧州仕様の主要サイズは次の通りです。

項目 C-HR+
全長 4,520mm
全幅 1,870mm
全高 1,595mm
ホイールベース 2,750mm
荷室容量 416L

全長4520mmなので、極端に大きなSUVではありません。

参考までにbZ4Xは全長4690mmで、C-HR+より170mm長くなっています。

一方で全幅は1870mmあり、日本の機械式駐車場や細い住宅街では少し気を使うサイズです。

ここは「コンパクトSUV」という呼び名だけを見て購入すると、想像以上に幅広く感じるかもしれません。

ただ、ホイールベースは2750mmと長く取られています。

初代C-HRではスタイル優先のため後席の開放感を気にする声もありましたが、C-HR+はEV専用設計を生かし、室内空間や荷室の実用性を高めています。

欧州仕様では2種類のバッテリーとFWD・AWDを用意します。

57.7kWhバッテリーのFWDはシステム最大出力123kWで、航続距離は開発目標値455km、0-100km/h加速8.6秒。

77.0kWhバッテリーのFWDは最大出力165kWで、航続距離600km、0-100km/h加速7.4秒です。

そしてAWD仕様は最大出力252kW、航続距離525km、0-100km/h加速5.2秒という性能が示されています。

航続距離を優先するならロングレンジFWD、走りを楽しむならAWDという分かりやすい構成です。

私がコスパ重視で選ぶなら、日本に複数仕様が導入された場合、まず注目したいのはロングレンジFWDです。

日常走行で343馬力級の性能を使い切る場面は限られますが、充電回数を減らせる航続距離の長さは普段使いでも恩恵を感じやすいからです。

「速さより、1回の充電でどこまで走れるか」。

EVを生活の道具として考えるなら、この視点はかなり重要だと思います。


米国2027年モデルの新型C-HRは338馬力で約461km走行

さらに最新情報として、2026年8月6日、トヨタの米国法人がC-HRの2027年モデルを発表しました。

米国ではC-HRという名称ですが、基本的には欧州のC-HR+につながるBEVです。

2027年モデルは、2026年モデルで導入された電動パワートレーンを引き継ぎ、2026年9月から米国の販売店へ導入される予定です。

米国仕様のサイズは全長4519mm、全幅1870mm、全高1620mm、ホイールベース2750mm。

前後に電動モーターを搭載する電子制御AWDを全車標準とし、システム最高出力は338馬力です。

0-60mph、約96km/hまでの加速はわずか4.9秒。

実用的なSUVというより、スポーツカー顔負けの加速性能です。

床下には74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。

「SE」グレードでは最大287マイル、約461kmの航続距離が示されています。

米国のNACS充電ポートにも対応し、急速充電ではバッテリー残量10%から80%まで約30分とされています。

さらに、ステアリングのパドルで減速度を4段階に調整できる機能や、急速充電前にバッテリー温度を適切な状態へ調整する仕組みも採用されています。

インテリアには14インチの大型タッチスクリーンを装備。

スマートフォン2台を置けるワイヤレス充電器や、最大1500WのAC電源なども標準設定されています。

グレードは「SE」と上級の「XSE」の2種類で、Toyota Safety Sense 3.0を標準装備します。

米国価格は3万7080ドルから。

参考記事では2026年8月前半の為替レート換算で約587万円とされています。

ここで注意したいのは、「米国で587万円だから日本でも587万円」という計算はできないことです。

各国の税制、装備、物流、グレード構成、販売戦略が違うためです。

日本仕様が導入されるなら、欧州のFWDを含むラインアップをベースにするのか、米国のようなAWD中心になるのかで価格は大きく変わってきます。


なぜC-HRは日本から消え、新型が再び注目されている?

初代C-HRは2016年12月に日本で発売されました。

TNGAを採用したトヨタ車として、プリウスに続く第2号車という位置づけでもあり、当時としてはかなり大胆なクーペSUVデザインが話題になりました。

2017年には国内SUV新車販売でトップとなるなど、大きな人気を集めています。

しかし日本向け初代C-HRは2023年8月までに販売を終了。

一方、欧州では2023年に2代目C-HRが登場し、日本とは別の道を歩み始めました。

欧州の2代目はハイブリッドとPHEVを用意し、初代のクーペ的なスタイルを残しながら、後席を含めた実用性も改善しています。

トヨタのサイモン・ハンフリーズ氏は2025年3月の欧州発表で、C-HRが「ヨーロッパのためにヨーロッパで生まれたクルマ」であり、100万台を超えるベストセラーになったと説明しています。

そしてトヨタはBEVを欧州の商品群の中心へ広げるため、C-HRにBEVモデルを追加。

それがC-HR+です。

この流れを見ると、日本でのC-HR復活が話題になる理由も分かります。

日本ではヤリスクロス、カローラクロス、RAV4など実用性の高いSUVがそろっています。

その中でC-HRの役割は、荷室の広さだけで勝負するSUVではありません。

「SUVだけれど、見た目や走りに少しワクワクできる」ことがC-HRらしさだと私は考えています。

C-HR+が日本へ来るなら、その立ち位置をBEVとして再構築できるかがポイントになるでしょう。


トヨタ新型C-HRの日本発売を考察|本当に430万円台なら魅力はある?

ここからは、公開されている情報を踏まえた私見です。

私は新型C-HR+について、単に「懐かしいC-HRが復活する」というだけではなく、トヨタのBEVを一般ユーザーに近づける役割を担えるモデルだと考えています。

理由はサイズとデザインです。

bZ4Xは全長4690mmあり、都市部で使うには「少し大きい」と感じる人もいるでしょう。

それに対してC-HR+は全長4520mm。

カローラクロスに近い感覚で扱える全長に収まっています。

一方で全幅1870mmなので、完全に日本向けの小型SUVとは言えません。

ここは購入前に自宅駐車場や普段利用する立体駐車場を実測して確認したいポイントです。

そして価格です。

もし日本仕様が本当に430万〜450万円程度から始まれば、補助金を含めて検討した場合、BEVの購入候補として現実味が増してきます。

ただし私は、「430万円なら安い」と単純には考えていません。

旧型C-HRの最終価格帯は239万2000円〜315万5000円でした。

初代の感覚でC-HRを知っている人から見れば、新型が400万円台半ばなら十分高価です。

重要なのは、購入価格だけでなく、航続距離、充電環境、年間走行距離、税金、電気代、下取りまで含めた総コストで判断することです。

特に自宅充電ができる人と、公共の急速充電中心で使う人ではEVの便利さが大きく変わります。

私は車を選ぶとき、高級な装備をたくさん付けることより、「払った金額に対して自分が何を使えるのか」を重視しています。

その意味では、600km級の航続距離を持つFWDが比較的手頃な値段で日本に導入されるなら、C-HR+はかなり面白い存在です。

逆に日本仕様がAWDや大容量バッテリー中心となり、価格が500万円台後半へ上がるなら、bZ4Xや他社EVとの比較が必要になります。

つまり、新型C-HR+の評価を決めるのは「日本で発売されるか」だけではありません。

どのバッテリー、どの駆動方式を、いくらで日本へ持ってくるのか。

ここが一番重要です。

また、2026年8月に発表された米国2027年モデルを見ると、トヨタがC-HRを単なる低価格EVとしてではなく、走りの楽しさを備えたスポーティSUVとして育てようとしていることも分かります。

338馬力、0-60mph加速4.9秒という性能は、日常生活では完全に余裕のある数字です。

個人的には日本でそこまでの性能を標準にするより、価格と航続距離を優先したFWDを選択できるほうが、多くのユーザーにとってありがたいと感じます。

C-HRらしいデザインを楽しみながら、必要十分な動力性能と長い航続距離を手頃な価格で選べる。

そんな仕様なら、カローラクロスとは違う「ちょっと趣味性のあるSUV」として、再び日本でも支持される可能性があるでしょう。


まとめ|トヨタ新型C-HRの日本発売・価格は正式発表を待ちたい

トヨタ新型C-HRについて、2026年8月時点で日本仕様の発売日と価格は正式発表されていません。

一方、BEVのC-HR+については2026年秋以降、あるいは2026年9月ごろの日本導入を予想する情報があり、価格も430万〜450万円程度からとの予測が出ています。

C-HR+の欧州仕様は全長4520mm×全幅1870mm×全高1595mmで、57.7kWhと77.0kWhのバッテリーを設定。

最大航続距離は開発目標値600km、AWDでは最大出力252kW、0-100km/h加速5.2秒という性能を備えています。

また、2026年8月6日に発表された米国向け2027年モデルは338馬力のAWDを採用し、0-60mph加速4.9秒、最大航続距離約461kmというスポーティな仕様になりました。

ただし、これら海外仕様の内容がそのまま日本へ導入されるとは限りません。

これから購入を考える人が見るべきポイントは、日本発売の正式発表、バッテリー容量、FWD・AWDの設定、そして実際の車両価格です。

私は特に、航続距離600km級のFWDが430万〜450万円前後で設定されるかに注目しています。

C-HRらしい個性的なデザインと実用的な航続距離を、bZ4Xより買いやすい価格で実現できれば、新型C-HRは「高級だから欲しいEV」ではなく、「価格と使い勝手を考えて選べるEV」になりそうです。


よくある質問

トヨタの新型C-HRは日本でいつ発売ですか?

2026年8月時点では、トヨタから日本仕様の正式な発売日は発表されていません。自動車メディアではC-HR+について2026年秋以降、または2026年9月ごろの日本導入を予想する情報がありますが、確定情報ではありません。

トヨタ新型C-HRの価格・値段はいくらですか?

日本仕様の正式価格は未発表です。現時点ではC-HR+のエントリー価格について430万〜450万円程度からという予想がありますが、グレードやバッテリー、駆動方式によって大きく変わる可能性があります。

新型C-HRはハイブリッドですか、EVですか?

海外では2種類があります。欧州の2代目C-HRにはハイブリッドとPHEVがあり、C-HR+はBEVです。米国で2026年8月6日に発表された2027年モデルのC-HRもBEVとなっています。日本にどの仕様が正式導入されるかは、今後のトヨタの発表を確認する必要があります。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

トヨタ・ルーミーのコージーエディションとは?特別装備を解説

トヨタ・ルーミー G“Cozy Edition(コージーエディション)”は、2018年11月に初代ルーミーへ設定された過去の特別仕様車です。現在のルーミーのグレードではなく、中古車として検討するモデルです。

専用シートやシートヒーターなど日常向けの装備が特徴ですが、年式だけで装備や安全性能を判断せず、現車の型式・作動状態・整備履歴を確認しましょう。

情報確認日:2026年8月25日。中古車価格と在庫は随時変動します。

コージーエディションは2018年発売の特別仕様車

トヨタは2018年11月1日、ルーミーとタンクの一部改良に合わせ、GをベースにしたG“Cozy Edition”を発売しました。現行型の装備説明ではなく、2018~2020年ごろの初代・改良前モデルを理解するための情報です。

出典:トヨタ「ルーミーならびにタンクを一部改良、G“Cozy Edition”を発売」(2018年11月1日)

主な特別装備

  • 撥水機能付き専用シート表皮
  • 運転席・助手席シートヒーター
  • 助手席シートバックテーブル
  • コンフォートパッケージ
  • ナビレディパッケージ(バックカメラ、ステアリングスイッチ)
  • メッキやピアノブラック、シルバーの内外装加飾

装備名だけで現車の状態は分かりません。ナビ本体は交換されている場合があり、バックカメラやステアリングスイッチが社外ナビと連動しないこともあります。シートヒーター、電動スライドドア、テーブルのロックなどを実車で試してください。

スマートアシストIIIは運転支援

2018年の一部改良では、歩行者を検知対象とする衝突回避支援ブレーキ機能を含むスマートアシストIIIや、前後コーナーセンサーが採用されました。G“Cozy Edition”はこの改良時期に設定されています。

ただし、スマートアシストIIIは衝突を必ず回避する装置ではなく、天候、速度、対象物などに作動条件があります。中古車では警告灯が消えていることだけでなく、販売店の点検記録や故障診断も確認してください。試乗中も運転者自身が周囲を確認します。

2WDと4WDで型式・重量が異なる

2018年11月発売の2WDは型式DBA-M900Aで、トヨタの車種情報では全長3,700mm×全幅1,670mm×全高1,735mm、車両重量1,070kgです。4WDはDBA-M910Aで、重量や当時の価格などが異なります。

トヨタ公式車種情報:2018年11月 G コージーエディション

室内の代表寸法は長さ2,180mm×幅1,480mm×高さ1,355mmです。ただし、社外用品や福祉仕様などで状態が異なることがあります。車検証と現車を優先してください。

当時の新車価格と現在の中古価格は別

2WDの新車時価格は1,730,160円でしたが、これは2018年当時のメーカー希望小売価格です。現在の中古車価格や支払総額の基準にはなりません。

中古車サイトの平均価格、台数、個別の掲載例は日々変わり、通常Gやカスタムなど別グレードを含む場合があります。「コージーエディションの相場は○万円」と固定せず、同じ年式・駆動方式・走行距離・保証条件で比較しましょう。

中古で確認したいポイント

  • 型式、初度登録、2WD・4WD、車台番号
  • 定期点検記録簿、修復歴、リコール等の実施履歴
  • 両側電動スライドドアの開閉、挟み込み防止機能
  • シートヒーター、バックカメラ、コーナーセンサーの作動
  • タイヤ、バッテリー、ブレーキ、エアコンなど消耗品
  • 撥水シートの汚れ・破れ、テーブル・収納の状態
  • 車両本体価格ではなく、保証・整備を含む支払総額

電動スライドドアは便利ですが、開閉時には周囲と乗員を確認し、子どもだけで操作させないようにします。バックカメラやセンサーは死角をなくす装置ではないため、目視確認を併用してください。

現行ルーミーとは安全装備も仕様も異なる

現行ルーミーは、コージーエディション発売後の2020年に大幅改良を受けています。外観が似ていても、安全装備、グレード名、型式、装備内容は同じではありません。現在のルーミー公式ページの説明を、2018年式へそのまま適用しないでください。

逆に、2018年の特別装備が現行車に同じ名称で付くとも限りません。比較時は各年式のカタログ・取扱説明書を使います。

まとめ

ルーミー G“Cozy Edition”は、2018年11月に発売された初代の特別仕様車です。撥水シート、シートヒーター、シートバックテーブル、ナビレディパッケージなど、日常向け装備が特徴でした。

現在は中古車として選ぶため、特別仕様車という名前や掲載価格だけで判断せず、整備履歴、電装品の作動、保証、支払総額を確認してください。現行ルーミーとの装備・安全性能の違いも理解したうえで比較しましょう。

三菱パジェロ3ドアとメタルトップワイドとは?特徴を詳しく解説

力強いワイドフェンダーと短いボディを持つ1990年代風の3ドア本格4WD車

三菱パジェロの「3ドア」は、主にショートボディを指す言葉です。「メタルトップワイド」は、とくに初代・2代目で使われたボディ呼称であり、すべての3ドアパジェロが同じ仕様という意味ではありません。

この記事では2026年8月25日時点の三菱自動車公式情報を基に、世代と呼称を整理します。中古車価格や在庫は変動が大きいため、固定した相場や掲載例では評価しません。

パジェロ3ドアとは?

パジェロには、時期によって短いホイールベースの3ドア・ショートと、5ドア・ロングが設定されました。3ドアは左右の乗降用ドアと後部ドアを持つボディを指しますが、正式なグレード名や装備は世代・年式で異なります。

1982年登場の初代、1991年登場の2代目、1999年登場の3代目、2006年登場の4代目では、車体構造や4WDシステム、エンジン、安全装備が異なります。「3ドア」という検索語だけで部品や仕様を判断せず、車検証の型式と初度登録年月を確認してください。

パジェロの歴史は三菱自動車「車の歴史」で確認できます。

メタルトップワイドとは?

「メタルトップ」は金属製の固定ルーフを持つショート系ボディを示す呼称として使われ、「ワイド」はオーバーフェンダーなどを備えた幅広いボディ区分を表します。幌型や標準幅ボディと区別するための名称で、単一の年式・エンジン・グレードを指す言葉ではありません。

中古車広告では呼称が省略されたり、販売店独自の記載が混ざったりします。車名に「メタルトップワイド」とあっても、型式、車幅、エンジン、変速機、グレードは必ず現車と車検証で照合してください。

2代目メタルトップワイドの型式・仕様

2代目パジェロにはV2系のショートがあり、ガソリン、ディーゼル、AT、MTなど複数の組み合わせが存在しました。V23W、V24W、V25W、V26Wなど型式が違えば、エンジンや排出ガス区分、部品も異なります。

「ZR」というグレード名も年式により仕様が変わり得ます。特定の排気量、出力、タイヤサイズを全メタルトップワイド共通として掲載することはできません。確認には当該年式の取扱説明書、整備解説書、純正部品検索、車検証を使います。

3代目・4代目のショートと混同しない

3代目では従来のラダーフレーム式から、ビルトインフレームのモノコック構造へ転換しました。三菱自動車の公式解説でも、3代目をパジェロ史上初のモノコック採用車と説明しています。

後年の「ショート ZR」「ショート VR-I」「ショート VR-II」などは、3ドアという点は共通しても、2代目のメタルトップワイドとは別世代です。販売広告のグレード名を年代を越えて一括りにしないよう注意してください。

公式の世代解説は三菱自動車「パジェロの歴史 Part3」で確認できます。

中古車価格は固定相場で判断しない

パジェロ3ドアは流通台数が少なく、数台の入れ替わりで平均価格が大きく動きます。特定の掲載車の価格や走行距離を「相場」として一般化することはできません。

同じ型式でも、修復歴、腐食、整備履歴、改造、部品の希少性、保証で価値が変わります。複数サイトを同じ日に確認し、車両価格ではなく納車整備や保証を含む支払総額で比べてください。

購入前に確認したい状態と安全性

  • 車検証の型式、年式、原動機型式、乗車定員
  • フレームまたは車体骨格、床下、サスペンション取付部の腐食・修復
  • エンジン、冷却系、変速機、トランスファー、4WD切替の作動
  • タイミングベルトなど年式・エンジンに応じた交換履歴
  • ブレーキ、タイヤ、ハブ、ステアリング、灯火類
  • リフトアップや大径タイヤなど改造の保安基準適合と構造変更
  • 純正部品・代替部品の供給と、整備を受けられる工場

古いモデルは、現代の衝突被害軽減ブレーキや運転支援機能を備えていない場合があります。車高が高くホイールベースの短い車の特性も理解し、急操作を避け、適切なタイヤと十分な車間距離で運転してください。

ディーゼル車は、登録・使用する地域の排出ガス規制に適合できるかを契約前に行政窓口や販売店へ確認する必要があります。

3ドアの魅力をどう評価する?

ショートボディは取り回しやスタイルに魅力がありますが、後席への乗降、荷室、直進安定性などはロングと条件が異なります。オフロード性能も車名だけで保証されず、タイヤ、整備状態、運転技量、路面状況に左右されます。

価値が上がる、将来高く売れるといった予測は確実ではありません。投資目的ではなく、購入後の整備費を含めて維持できるかを基準に検討しましょう。

まとめ

パジェロ3ドアはショートボディの総称として使われ、メタルトップワイドは主に固定ルーフとワイドボディを示す呼称です。世代・型式・年式によってエンジン、車体構造、装備が違うため、一つのスペックでまとめることはできません。

中古車は価格よりも、型式、腐食、4WD機構、改造、整備記録、部品供給、保証を確認し、旧車と4WDに詳しい工場で購入前点検を受けるのが安全です。

よくある質問

パジェロ3ドアとは何ですか?

主にショートホイールベースの3ドアボディを指します。単一グレード名ではなく、複数世代に存在します。

メタルトップワイドとは何ですか?

金属製固定ルーフのショート系ボディと、幅広いボディ区分を示す呼称です。年式により型式・エンジン・装備は異なります。

パジェロ3ドアは中古で買えますか?

流通している場合がありますが台数は限られます。価格の安さだけで選ばず、旧車に詳しい整備工場で状態と部品供給を確認してください。

三菱パジェロのスペック・寸法まとめ!2019年モデルのサイズも確認

2019年型三菱パジェロのロングボディと主要寸法をイメージした大型SUVのシーン

2019年の三菱パジェロは、ロングボディが全長4,900mm×全幅1,875mmを基本とし、最終のファイナルエディションでは全高1,900mmという堂々としたサイズでした。

三菱パジェロのスペックや寸法を調べていると、「2019年モデルはどのくらい大きい?」「ショートとロングは何が違う?」「ランドクルーザープラドと比べると大きいの?」と気になる方も多いと思います。

特に2019年は、日本市場におけるパジェロの最終年です。最後に登場したファイナルエディションは限定700台で、通常のロングモデルとは全高や車両重量にも違いがありました。

この記事では、2019年三菱パジェロの寸法を中心に、エンジン、4WDシステム、乗車定員、重量、従来のショートボディとの違いまで、数字を整理しながら分かりやすく紹介します。

2019年三菱パジェロの寸法は?まずサイズを確認

2019年の三菱パジェロでまず押さえておきたいのが、全長4,900mm、全幅1,875mmというロングボディの基本寸法です。

2018年10月から2019年8月まで設定されていた通常のロングモデルは、全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mmでした。

主な2019年モデルを整理すると次のようになります。

グレード・仕様 型式 車両重量 全長 全幅 全高
3.2D ファイナルエディション LDA-V98W 2,340kg 4,900mm 1,875mm 1,900mm
3.0 ロング GR DBA-V93W 2,130kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.0 ロング EXCEED DBA-V93W 2,150kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.2D ロング GR LDA-V98W 2,240kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.2D ロング EXCEED LDA-V98W 2,260kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.2D ロング SUPER EXCEED LDA-V98W 2,290kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm

こうして見ると、2019年のパジェロはグレードによって車重こそ変わるものの、通常モデルの外寸はほぼ共通です。

例外となるのが2019年4月に登場したファイナルエディションで、全高が通常モデルより30mm高い1,900mmとなっています。

全高1.9mとなるため、中古車として購入する場合は立体駐車場や自宅ガレージの高さを必ず確認したいところです。

また、全幅1,875mmは現在の大型SUVでは驚くほど巨大という数字ではありませんが、日本の住宅街や古い駐車場ではそれなりに気を使います。

個人的には、パジェロのサイズを見る際は全長4.9m以上に「幅1.875mを日常的に扱えるか」を重視したほうが、購入後の使いやすさを判断しやすいと考えています。


三菱パジェロのスペックは?2019年モデルのエンジンと4WDを確認

2019年まで販売された4代目パジェロには、大きく分けて3.0Lガソリンと3.2Lディーゼルの2種類が用意されていました。

ガソリン車は3.0L V型6気筒SOHCエンジン、ディーゼル車は3.2L直列4気筒DOHCコモンレール式ディーゼルターボです。

参考資料では、最高出力について3.0Lガソリンが178ps、3.2Lディーゼルターボが190psとされています。

トランスミッションにはINVECS-IIスポーツモード付き5速ATを採用。2019年モデルも、最新SUVのような8速や10速ATではなく5速ATという構成でした。

数字だけを見ると設計の古さを感じる部分ですが、パジェロの価値は単純な変速段数では語れません。

大きな特徴が、三菱が長年磨いてきたスーパーセレクト4WD IIです。

このシステムでは路面状況に合わせて4つの走行モードを使い分けることができ、通常の舗装路から滑りやすい路面、さらに悪路走行まで幅広く対応できる仕組みになっています。

悪路走破性を重視する4LLcから、通常走行時の2Hまで選択でき、条件によっては走行中にもトランスファーレバーを操作して切り替えられる点が特徴です。

さらに、車両姿勢の乱れやタイヤのスリップを抑える制御も組み合わされていました。

パジェロは単に「大きくて車高の高いSUV」ではなく、4WDシステムそのものを商品価値の中心に置いていたクルマだと私は感じます。

街中しか走らない人にとっては性能を持て余す可能性もありますが、雪道や未舗装路を走る機会がある人には、この本格的な構成が大きな安心材料になるでしょう。


パジェロのショートとロングでは寸法がどれだけ違う?

4代目三菱パジェロの特徴として忘れてはいけないのが、5ドアのロングだけでなく、かつて3ドアのショートボディも設定されていたことです。

ショートの代表的な寸法は、全長4,385mm×全幅1,875mm×全高1,850mm。

一方、ロングは全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mmです。

つまり全幅は同じですが、ロングとショートでは全長に515mmもの差があります。

全高の差は20mmなので、見た目や取り回しで最も大きく効いてくるのは全長です。

ショートは5人乗り、ロングは7人乗りが基本となり、ドア枚数もショートは3ドア、ロングは5ドアとなります。

たとえば2016年10月発売モデルでは、3.0LガソリンのショートVR-Iが全長4,385mm×全幅1,875mm×全高1,850mm、車両重量1,960kgでした。

3.2LディーゼルのショートVR-IIは同じ外寸ながら車両重量2,110kgとなっています。

これに対してロングは2,130kg台から2,290kg程度まであり、当然ながらボディの長さや乗車定員の違いが重量にも表れています。

なお、2018年10月以降の国内ラインアップでは5ドアロングボディが中心となり、2019年の最終モデルもロングボディです。

私は中古のパジェロを選ぶなら、このショートとロングの違いは非常に重要だと思います。

荷物や家族を乗せるならロングの使い勝手が勝りますが、パジェロらしい存在感を持ちながら全長を515mm短くできるショートは、街中での取り回しという意味では独特の魅力があります。


2019年パジェロ・ファイナルエディションのスペックは何が特別?

2019年4月には、日本市場でのパジェロ販売終了を前に、特別仕様車「ファイナルエディション」が設定されました。

ベースとなったのは3.2Lディーゼルの「エクシード」で、販売台数は限定700台です。

型式はLDA-V98W、排気量は3,200cc、5速AT、フルタイム4WD、乗車定員7名という構成でした。

車両価格は当時4,530,600円。車両重量は2,340kgで、寸法は全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,900mmです。

通常の2018年10月モデルの3.2Lロングエクシードが車両重量2,260kg、全高1,870mmだったので、ファイナルエディションは80kg重く、全高も30mm高くなっています。

装備面では、ルーフレールと電動ロングサンルーフ、本革シート、運転席・助手席パワーシートなどを標準化しました。

さらに寒冷地仕様のほか、悪路での脱出性能を高めるリヤデフロック、SRSサイドエアバッグ&カーテンエアバッグも標準装備されています。

ボディカラーは、ウォームホワイトパール、ブラックマイカ、スターリングシルバーメタリック、スターリングシルバーメタリック/アイガーグレーメタリックの3way2トーンを含む全4色でした。

燃費はJC08モードで10.0km/Lとされています。

ファイナルエディションは、単に最終型という名前を付けただけではなく、パジェロらしい装備をまとめて載せた仕様だったことが分かります。

中古車を検討する人にとっても、「2019年式だから同じ」と考えず、通常グレードとファイナルエディションを分けて確認することが大切です。


パジェロとランドクルーザープラドのサイズはどちらが大きい?

2019年型パジェロの大きさをイメージしやすくするため、当時ライバルとして比較されることの多かったトヨタ・ランドクルーザープラドと比べてみましょう。

参考資料に掲載されているランドクルーザープラドの寸法は、全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mmです。

対して通常のパジェロ・ロングは、全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mm。

数字を差し引くと、パジェロはプラドより全長が75mm長く、全幅は10mm狭く、全高は20mm高いことになります。

つまり全体の占有サイズとしては非常に近いクラスです。

パジェロはリヤゲート部分にスペアタイヤを備えるスタイルだったこともあり、全長ではプラドより長くなっています。

この比較から分かるのは、2019年のパジェロが「昔のSUVだから現代の大型SUVより小さい」というわけではないことです。

むしろ約4.9mの全長と約1.88mの全幅を持つため、現在の感覚で見ても十分に大型SUVです。

購入前には車庫の幅だけではなく、ドアを開くための余裕や道路への出入り、スーパーなどで利用する駐車場のサイズまで考えておいたほうが安心でしょう。

特に機械式駐車場については、全幅1,875mmだけでなく全高1,870~1,900mm、車両重量2トン超という条件も確認する必要があります。


三菱パジェロのスペックから見える「今でも魅力的な理由」

パジェロの4代目は2006年10月に登場し、日本では2019年8月に販売を終えました。

つまり最終モデルでも、基本設計は登場から長い年月を重ねたクルマです。

それでも現在まで名前が語られる理由は、単なる懐かしさだけではないと私は考えています。

ボディにはラダーフレーム・ビルトイン・モノコック構造を採用し、高い剛性と乗用車的な快適性の両立を狙っていました。

足回りもフロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンクという四輪独立懸架式です。

さらに、エンジンフードにはアルミニウム、プロペラシャフトにはカーボン繊維強化樹脂を採用するなど、オフロード性能だけを追求した単純な構成ではありません。

ここが、パジェロのスペックを見るうえで面白いところです。

全長4.9m、車重2.2~2.3トン級という数字だけを見ると「重くて大きなSUV」に見えます。

ところが中身を見ると、悪路性能と高速道路での安定性、日常での快適性を1台にまとめようとしていたことが分かります。

一方で、現在の基準で中古車として選ぶ場合は、車体サイズだけで判断しないほうがいいでしょう。

3.0Lまたは3.2Lという大排気量エンジン、5速AT、2トンを超える車重を考えれば、小型SUVやハイブリッドSUVと同じ感覚で維持できるクルマではありません。

それでも、本格4WDが必要で、7人乗りと荷室の使い勝手も欲しいという人にとっては、今見ても個性的な選択肢です。

私なら「大きなSUVが欲しい」だけなら別の候補とも比較しますが、パジェロ独自の4WD機構や無骨なキャラクターまで含めて欲しい人なら検討する価値があると考えます。

スペック表の数字だけでなく、「その性能を自分が本当に使うのか」というところまで考えるのが、コスパの良い車選びにつながります。


2019年三菱パジェロの寸法・スペックまとめ

2019年の三菱パジェロは、国内販売最後の年にふさわしい、本格4WDらしいスペックを備えていました。

通常のロングボディは全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mm。2019年4月登場の限定700台ファイナルエディションは全高1,900mm、車両重量2,340kgとなります。

エンジンは3.0L V6ガソリンと3.2L直4ディーゼルが用意され、参考資料上の最高出力はそれぞれ178ps、190ps。5速ATとスーパーセレクト4WD IIを組み合わせる、本格オフロードSUVらしい構成でした。

また、かつて設定されたショートボディは全長4,385mm×全幅1,875mm×全高1,850mmで、ロングより全長が515mm短いという明確な違いがあります。

ランドクルーザープラドと比較してもロングボディのサイズ感は近く、2019年パジェロは現在の基準で見ても十分に大きなSUVです。

中古車で検討する際は、年式や価格だけでなく、全幅1,875mm・全高最大1,900mm・車重2トン超という寸法と重量を自宅や普段の生活環境で扱えるかまで確認しておくことをおすすめします。


よくある質問

2019年三菱パジェロの全長・全幅・全高は?

通常のロングモデルは全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mmです。2019年4月登場のファイナルエディションは全長と全幅は同じですが、全高が1,900mmとなっています。

2019年パジェロのファイナルエディションは何台限定?

ファイナルエディションは700台限定で設定されました。3.2Lディーゼルのエクシードをベースに、本革シート、電動ロングサンルーフ、ルーフレール、リヤデフロックなどを標準装備しています。

パジェロのショートとロングはどれくらいサイズが違う?

代表的な4代目パジェロでは、ショートが全長4,385mm、ロングが4,900mmで、ロングのほうが515mm長くなります。全幅はどちらも1,875mm、全高はショート1,850mm、ロング1,870mmが基本です。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

新型三菱パジェロスポーツはどんなSUV?特徴と注目ポイントを解説

力強いボクシーなボディと高い車高を備えた次世代ミッドサイズSUVが悪路と舗装路の境目に停車しているイメージ

新型三菱パジェロスポーツは、トライトン譲りのタフな車体と本格4WD、3列シートの実用性を組み合わせることが期待されるミッドサイズSUVです。

日本導入への期待も高まっていますが、次期型の仕様や発売時期には未確定情報もあります。ここでは三菱自動車が公開しているパジェロスポーツの設計思想と、次期型をめぐる報道を分けながら、特徴と注目ポイントを整理します。

新型三菱パジェロスポーツとは?どんなSUVになる?

新型三菱パジェロスポーツをひと言で表すなら、日常でも使える3列シートSUVに、本格クロカンに近い耐久性と悪路走破性を持たせたモデルと考えると分かりやすいでしょう。

パジェロスポーツは日本では現在販売されていませんが、初代モデルは1996年から2001年まで「チャレンジャー」の名前で販売されていました。その後も海外市場では世代交代を続けています。

現在につながる3代目パジェロスポーツは2015年に登場しました。

三菱自動車の公式デザインページでは、パジェロスポーツを「ドライバーの冒険心や探求心に応えるミッドサイズSUV」と位置づけています。

つまり、高級SUVのような見た目だけを目指したクルマではありません。

悪路に入った時にも安心して使えるタフさと、家族を乗せる時の快適性、その両方を狙っていることがパジェロスポーツの特徴です。

特に次期型で注目されているのが、日本にも導入されているピックアップトラック「トライトン」との関係です。

2025年8月29日付のベストカーの記事では、南ヨーロッパで右ハンドル仕様とみられるカモフラージュ車が目撃され、その車両が次期パジェロスポーツではないかと報じられました。

当初は、2025年7月下旬からASEAN、中南米、中東、アフリカなどで展開された3列SUV「デスティネーター」の派生モデルではないかという見方もあったようです。

しかし注目されたのがホイールです。

デスティネーターが5穴なのに対し、目撃されたテスト車は6穴ホイールでした。トライトンも6穴を採用しています。

もちろんホイールの穴数だけで車両のすべてを判断することはできませんが、より重量があり、耐久性や悪路走行を意識したモデルである可能性を考える材料にはなります。

ベストカーは、三菱が2026年以降に投入するとしていた次期パジェロスポーツのテスト車である可能性を指摘しています。

ここが新型三菱パジェロスポーツを見るうえで大事なポイントです。

デスティネーターのような乗用車寄り3列SUVではなく、トライトンに近い本格派SUVになる可能性が高いというわけです。


新型パジェロスポーツの外装はどう変わる?力強さが重要ポイント

パジェロスポーツのデザインで中心となるのが、三菱独自のフロントデザイン「Dynamic Shield(ダイナミックシールド)」です。

三菱自動車の公式デザインページでは、現行パジェロスポーツについて、ダイナミックシールドをさらに進化させ、高級オフロードSUVにふさわしい堂々とした力強さとダイナミックな性能感を表現したと説明しています。

フードとヘッドランプの位置を高くすることで、自信のある顔つきを演出。

さらにコンビネーションランプをバンパー外側に配置し、ボディがワイドで安定して見えるデザインとされています。

リアについても、単に派手さを狙ったデザインではありません。

バンパーそのものに厚みを持たせ、下部のアンダープロテクターには水平基調のラインを採用することで、視覚的な安定感を高めています。

パジェロスポーツらしい縦型ランプも特徴です。

三菱はこの縦基調のデザインを残しながら形状を洗練させ、上質感だけでなく視認性の向上も狙ったとしています。

次期モデルの正式デザインについては、元ネタのスクープ記事の段階では確定していません。

ただしカモフラージュ車については、Aピラーが比較的立ち、全体もボクシーな形状に見えると分析されています。

これは個人的にも注目したい部分です。

最近のSUVには流線形の都会的なモデルも増えましたが、本格的な悪路走行を売りにするパジェロスポーツなら、むしろ角張った形と高いボンネットによって「道具らしさ」を出したほうがキャラクターには合っています。

高級感を過度に追い求めるより、ひと目で丈夫そうに見えるデザインのほうが、パジェロスポーツを選ぶ人には魅力になりそうです。


トライトンがベース?ラダーフレームと2.4Lディーゼルに注目

新型三菱パジェロスポーツの最大の注目点は、外観以上に中身です。

複数の元ネタでは、2023年に登場した現行トライトンをベースに、次期パジェロスポーツが開発される可能性が伝えられています。

トライトンは乗用SUVとは異なり、ラダーフレームを採用しています。

ラダーフレームとは、簡単にいえば頑丈な骨格を別に作り、その上にボディを載せる構造です。

一般的な乗用車で広く採用されるモノコック構造に比べ、重量面では不利になりやすい一方、荒れた路面で大きな力がかかる環境や高い耐久性が求められる用途ではメリットがあります。

参考記事では、新型パジェロスポーツについて、トライトンと基礎を共有する新世代ラダーフレームを採用すると予想しています。

さらに新しいフレームは従来より断面積を拡大し、高張力鋼材の使用比率も増やすことで、曲げ剛性やねじり剛性を向上させるとされています。

パワートレインとして候補に挙げられているのは、直列4気筒2.4Lディーゼルターボです。

参考情報では最高出力204ps、最大トルク47.9kgm、8速AT、4WDという仕様が予想されています。

ただし、これらの数値は次期パジェロスポーツの日本仕様として三菱自動車が正式発表した確定スペックとして扱うべきではありません。

ここは検索する際にも注意したいところです。

ネット上では予想スペックがそのまま「決定事項」のように紹介されることがありますが、発売前の車種では市場によってエンジンや装備が変わるケースも珍しくありません。

それでも、トライトンをベースとするならディーゼルとの相性は非常に良いと私は考えます。

大柄なSUVは車重が増えやすいため、低回転から太いトルクを発生するディーゼルは、街中だけでなく高速道路、登坂路、荷物を積んだ場面でも扱いやすいからです。

パジェロスポーツに求められているのは、信号ダッシュの速さではありません。

荷物や乗員が増えても余裕を感じられる力強さこそ、このクルマらしい性能といえるでしょう。


スーパーセレクト4WD-IIは新型パジェロスポーツ最大の武器になる?

走行性能で特に期待されているのが、三菱の「スーパーセレクト4WD-II」です。

参考記事では、新型パジェロスポーツにもこの電子制御4WDシステムが採用されると予想されています。

紹介されている走行モードは、後輪駆動の「2H」、通常走行にも使えるフルタイム4WDの「4H」、センターデフをロックする「4HLc」、さらに低いギヤ比を使う「4LLc」です。

また、ノーマル、エコ、グラベル、スノー、マッド、サンド、ロックという7種類のドライブモードも候補として挙げられています。

こうした装備が実現すれば、パジェロスポーツは単なる「SUV風の3列乗用車」とはかなり性格が異なります。

雪道や砂利道程度なら多くのクロスオーバーSUVでも対応できますが、パジェロスポーツが目指しているのは、そのさらに先でしょう。

三菱といえばパジェロやランサーエボリューションなどで四輪制御技術を磨いてきたメーカーです。

トライトンもアジアクロスカントリーラリーのような過酷な環境を通じて技術を磨いてきました。

だからこそ、新型パジェロスポーツではカタログ上の馬力だけを見るより、悪条件でもドライバーが扱いやすい4WD制御になっているかを見るほうが、このクルマの本質を理解しやすいと思います。

参考記事ではAYC(アクティブヨーコントロール)の採用も予想されています。

これは旋回時などに車両の動きを制御し、より狙ったラインを走りやすくする技術です。

大柄で車高の高いSUVだからこそ、悪路走破性だけでなく舗装路での安定感までどこまで高められるかが、新型の評価を左右しそうです。


新型パジェロスポーツの内装と3列シートはどうなる?

パジェロスポーツは本格4WDだからといって、室内まで無骨一辺倒というわけではありません。

三菱自動車の公式デザインページでは、現行モデルの内装について、スポーティSUVとしての運転の楽しさと快適性へのこだわりを表現したと説明しています。

特徴的なのが、高いセンターコンソールからインストルメントパネルへつながる金属調フレームです。

SUVらしい囲まれ感を残しながら、形状をモダンに進化させています。

カラー液晶ディスプレイメーターも採用され、先進機能と視認性を両立させているのが特徴です。

次期型については、大型インフォテインメントディスプレイやコネクティッド機能、音声認識などの採用が予想されています。

さらにパジェロスポーツで重要なのが3列シートです。

アウトドア好きの家族が使うことを考えると、5人乗って終わりではなく、必要に応じて6人、7人が乗れることには大きな意味があります。

一方で、3列SUVは「3列目を使うと荷室が狭い」「大人には3列目が窮屈」という問題も起こりやすいところです。

そのため私は、新型パジェロスポーツでは豪華な内装材の種類より、3列目を使った状態でどれだけ荷物を載せられるのか、床面がどれだけ使いやすいのかに注目したいと考えています。

本当に道具として使うSUVなら、この部分が毎日の満足度を大きく左右します。


新型三菱パジェロスポーツの日本発売はある?情報の見方に注意

日本のユーザーにとって一番気になるのは、「結局、日本で買えるのか」という点でしょう。

2025年8月29日のベストカーの記事では、次期パジェロスポーツの日本導入はその時点では決定していないと報じています。

まずASEANや豪州などの三菱にとって重要な市場で展開し、日本での反響などを見ながら判断する可能性があるという内容でした。

一方、別の参考記事では、2026年7月にワールドプレミア、日本市場への導入や価格540万円からといった具体的な予想も掲載されています。

ただし、その記事には「2026年7月ワールドプレミア」としながら別の箇所で「2025年10月に日本発表」と記載されており、時系列上そのままでは整合しない情報もあります。

したがって、発売日や価格については予想記事の数字を確定情報として受け取らないことが重要です。

これは新型車情報を見るうえでかなり大切なポイントです。

テスト車が走っていること、トライトンとの共通性が推測できること、メーカーが公表した既存モデルの設計思想などは材料になります。

しかし、「価格540万円」「日本発売は○月」といった情報は、正式発表が出るまでは分けて考えるべきでしょう。

なお、予想ボディサイズとしては全長4850mm、全幅1875mm、全高1800mm、ホイールベース2850mmという数字も紹介されています。

同じ参考記事に掲載されたアウトランダーPHEVの4710×1860×1740mmと比べると、かなり存在感のあるサイズです。

もしこの規模で日本導入されるなら、狭い住宅街や機械式駐車場では使いやすいサイズとは言いにくいでしょう。

その一方で、トライトンの全長5320mmよりは短く、荷台を必要としないユーザーにとっては現実的です。

ここにパジェロスポーツの面白さがあります。

「トライトンの走破性には魅力を感じるけれど、ピックアップの荷台までは必要ない」という人にちょうど刺さる可能性があるのです。


私が考える新型パジェロスポーツの注目ポイント

個人的には、新型パジェロスポーツが日本で登場するなら、「パジェロ」という名前だけで評価するのはもったいないと思っています。

重要なのは、かつてのパジェロをそのまま再現することではありません。

トライトンで培ったラダーフレーム、ディーゼル、4WD技術を3列SUVとして使いやすく仕上げられるかどうかです。

最近のSUV市場では、乗用車ベースのクロスオーバーが主流になりました。

燃費、乗り心地、乗降性などを考えれば、それは合理的な流れです。

しかし逆に考えると、本格的なラダーフレームSUVは選択肢が限られています。

そこで新型パジェロスポーツが比較的現実的な価格帯で登場できれば、独自の立ち位置を築ける可能性があります。

私が特に気になるのは価格です。

参考記事では540万円からという予想も出ていますが、正式価格ではありません。

もし実際に日本へ導入される場合、トライトンやアウトランダーPHEVとどの程度の差をつけるかによって商品価値は大きく変わります。

高級装備を大量に盛り込んで価格を上げるより、個人的には必要な安全装備と4WD性能をしっかり備えた実用グレードを設定してほしいところです。

パジェロスポーツの魅力は、ラグジュアリーSUVとして見栄を張ることより、「家族を乗せて遠くまで行ける頑丈な道具」であることにあると思うからです。

また、日本導入の成否を左右するのは燃費だけではありません。

全幅が1.8m後半になる大型SUVでは、日常の取り回し、最小回転半径、乗降性、駐車支援カメラなどがかなり重要になります。

本格4WD性能を持ちながらスーパーの駐車場でも必要以上に苦労しない。

このバランスを実現できれば、単なるパジェロファン向けではなく、ランドクルーザー系や大型3列SUVを検討する層にも面白い選択肢になるでしょう。


まとめ

新型三菱パジェロスポーツは、トライトン譲りのタフな設計と本格4WD、3列シートの実用性を組み合わせたSUVとして期待されているモデルです。

公式に示されているパジェロスポーツの方向性を見ると、ダイナミックシールドを使った力強い外観、快適性と先進性を意識した室内、冒険心や探求心に応えるミッドサイズSUVという基本思想が分かります。

一方、次期型についてはトライトンをベースとした新世代ラダーフレーム、2.4Lディーゼルターボ、スーパーセレクト4WD-IIなどが有力視されていますが、日本仕様の装備や価格、発売時期にはまだ予想情報が含まれています。

特に日本導入については、過去の報道でも「未決定」とされていた時期があり、ネット上の具体的な発売年月や価格だけを見て確定と判断しないほうが安全です。

それでも、トライトンほど長くなく、一般的なクロスオーバーSUVよりタフで、さらに3列シートまで備えるという組み合わせは魅力的です。

新型パジェロスポーツが日本で正式展開されるなら、名前の懐かしさ以上に、今では貴重になった「本当に使える本格SUV」としてどこまで仕上がるかが最大の注目ポイントになると私は考えています。


よくある質問

新型三菱パジェロスポーツはパジェロと同じ車ですか?

同じではありません。パジェロスポーツは独立したモデルで、初代は日本で「チャレンジャー」として1996年から2001年まで販売されました。

次期型についてはトライトンとの共通化が有力視されており、本格的なラダーフレームSUVとしての性格が期待されています。

新型パジェロスポーツにはディーゼルが搭載されますか?

参考情報では直列4気筒2.4Lディーゼルターボが有力候補として紹介されています。

ただし、次期型の日本仕様について正式に確定したスペックとは限らないため、最終的なエンジンや出力はメーカーの正式発表を確認する必要があります。

新型パジェロスポーツは日本発売されますか?

日本導入への期待は高まっていますが、元ネタには未確定情報と予想情報が混在しています。

ベストカーは2025年8月時点で日本導入は未決定と報じており、別の参考記事には日本発売を想定した情報もあります。発売時期や価格については、三菱自動車からの正式発表を基準に確認するのが確実です。

新型三菱パジェロミニ復活へ?再浮上した計画と最新情報まとめ

角張ったボディと5ドアを採用した次世代軽クロスオーバーSUVをイメージしたシーン

新型三菱パジェロミニはまだ正式発表されていませんが、三菱が「パジェロシリーズ」へスモールSUVを追加する方針を示したことで、復活計画が現実味を帯びています。

2026年5月29日、三菱自動車は新型「パジェロ」を2026年秋に世界初公開すると発表しました。さらに、その下にスモールSUVやコンパクトSUVを加える「パジェロシリーズ」の展開方針まで明らかにしており、かつての軽SUV「パジェロミニ」の復活に大きな注目が集まっています。

新型三菱パジェロミニ復活計画はどこまで決まっている?

まず最も重要なのは、2026年8月時点で「新型パジェロミニ」という車名や発売時期、価格、スペックは三菱から正式発表されていないという点です。

一方で、パジェロミニ復活説そのものには、以前よりかなり具体的な根拠が出てきました。

三菱自動車は2026年5月29日、2030年代に向けた新中長期ビジョンを発表。その中で、国内では2019年に生産を終了した「パジェロ」を2026年秋に新型車として世界初公開すると明らかにしました。

新型パジェロについては、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を加え、キャビンや前後サスペンションを専用開発した本格クロスカントリーSUVになることも公表されています。

さらに重要なのが、代表執行役CEOの加藤隆雄氏が「パジェロシリーズ」として新しい商品を追加すると説明したことです。

加藤氏は、新型パジェロをシリーズのトップに置き、その下にサイズの異なるモデルを投入する構想について、現時点では「スモールSUVやコンパクトSUV」を想定していると説明しています。

つまり、公式に決まっているのは、

  • 新型パジェロが2026年秋に世界初公開される
  • 今後「パジェロシリーズ」を展開する
  • パジェロの下にスモールSUVとコンパクトSUVを想定している

というところまでです。

スモールSUVが軽自動車になるのか、その車名が本当に「パジェロミニ」になるのかは、まだ発表されていません。

それでもパジェロミニ復活説が一気に強まった理由は明快です。三菱自身が「パジェロを1車種だけで終わらせずシリーズ化する」と公表したからです。

以前のような単なるスクープ情報ではなく、メーカー公式の事業計画の中に、小型パジェロにつながる余白が明確に示されたことが最大の変化といえます。


三菱パジェロミニはなぜ復活すると予想されている?

新型三菱パジェロミニの復活が有力視される背景には、過去に実際に「小さなパジェロ」として成功した歴史があります。

初代パジェロミニは1994年に誕生しました。

三菱公式のパジェロヒストリーでは、パジェロの機能と軽自動車の手軽さを融合した「ミニRV」として紹介され、高剛性ボディや20バルブインタークーラーターボ、イージーセレクト4WDなどを備えていました。

1998年には軽自動車の新規格に対応した2代目へモデルチェンジ。ホイールベースの拡大、安全ボディ「RISE」、4WDシステムなどを採用しながら進化を続けました。

2代目は1998年から2012年まで販売されており、現在の市場には存在しないモデルです。そのため復活すれば、販売終了から14年前後を経て名前が戻ることになります。

この歴史を見ると、三菱が「パジェロシリーズ」のスモールSUVを企画する際に、既存の知名度を持つ「パジェロミニ」という名称を活用するのは自然な選択肢です。

もちろん、これは正式決定ではありません。

ただ、三菱は軽自動車でも「デリカミニ」という名前を採用しています。大型・普通車で築いたブランドイメージを、軽自動車へ展開する考え方にはすでに実例があります。

私はここが今回の復活説を見るうえでかなり重要だと考えています。

単に昔の名前だから復活するのではなく、「有名な三菱SUVの世界観を小さなクルマへ広げる」という商品戦略に、パジェロミニという名称が非常に合わせやすいからです。


新型パジェロミニは5ドアの軽SUVになる?

現在、新型パジェロミニについて注目されているのが「どんなクルマになるのか」です。

2026年8月7日に公開された「くるまのニュース」の記事では、YouTubeチャンネル「【トキデザ】現役カーデザイナーの車情報+デザイン解説byとっきー」が制作した新型パジェロミニの予想スケッチが紹介されました。

このCGは三菱公式のデザインではありません。

あくまでも予想ですが、2代目パジェロミニをベースに、新型パジェロに採用されると考えられるデザイン要素を加えたものとなっています。

予想CGで大きなポイントとなっているのが、旧型の3ドアから5ドア化されていることです。

現代の軽自動車では、後席へ直接アクセスできる5ドアの利便性はかなり重要です。買い物や送迎、日常の足として使うことまで考えれば、3ドアより5ドアのほうが幅広いユーザーを狙えます。

デザインについても、新型パジェロをそのまま縮小するのではなく、背の高いボンネット、立体感のあるバンパー、角張ったボディなどを取り入れたワイルドな方向性が予想されています。

かわいらしい雰囲気を持つスズキ「ハスラー」や、アウトドア感とレトロ感を組み合わせたダイハツ「タフト」とは違い、もっと本格SUVらしい力強さを前面に出す軽SUVになるのではないか、という考え方です。

これは個人的にも面白い方向だと思います。

軽SUVはすでに多くありますが、「コンパクトで普段使いしやすいのに、見た目は本格クロカン」という立ち位置なら、三菱らしい個性を出しやすいからです。


三菱パジェロミニ新型はジムニーではなくデリカミニ系になる?

新型三菱パジェロミニについて、デザイン以上に気になるのが車体構造です。

旧型パジェロミニは、エンジンを縦向きに搭載した後輪駆動ベースの4WDを採用していました。そのため、本格軽4WDであるスズキ「ジムニー」と比較されることも多いモデルでした。

しかし、現在予想されている新型パジェロミニは、ジムニーと真正面から同じ仕組みで戦うクルマではない可能性があります。

「くるまのニュース」の予想では、「デイズ/eKクロス」系のプラットフォームを利用した乗用車ベースのクロスオーバーSUVが想定されています。

MOTAでも同様に、新しい後輪駆動専用プラットフォームを開発するのではなく、デリカミニなど既存の軽自動車で使われているメカニズムを活用する可能性が高いと分析しています。

理由はコストと実用性です。

専用のラダーフレームや後輪駆動ベースの4WDを新規開発すれば、本格的な悪路性能を確保しやすくなります。一方で、開発・生産コストは上昇します。

さらに軽自動車は全長が限られるため、縦置きエンジンで長いボンネットを採用すると、その分だけ室内スペースが小さくなります。

つまり、新型パジェロミニが5ドアで日常の使いやすさを重視するなら、FFベースの4WDを使ったクロスオーバーSUVにするほうが合理的というわけです。

ここは「ジムニーのライバル」という言葉だけで考えないほうがよいでしょう。

私としては、新型パジェロミニが本当に登場するなら、ジムニーと同じ土俵で走破性能を競うよりも、「デリカミニより低くて軽快、ハスラーよりゴツい」という位置を狙うほうが商品として面白いと思います。

ジムニーは本格オフロード性能という非常に強い個性を持っています。そこへ同じ設計思想で後から挑むより、三菱が得意とする四輪制御とSUVデザインを日常向け軽自動車へ落とし込むほうが、選択肢を増やす意味でも価値があります。


新型三菱パジェロミニの価格・サイズ・発売時期は?

現時点ではメーカー公式の価格、サイズ、発売日はありません。

そのため、ここからは自動車メディアによる予想情報として分けて見る必要があります。

MOTAは新型パジェロミニについて、ターボエンジンと4WDを搭載した買い得グレードで220万円前後になると予想しています。

予想スペックとして挙げられている主な数値は次の通りです。

項目 予想内容
全長 3395mm
全幅 1475mm
全高 約1600mm
ホイールベース 2495mm
最低地上高 約190mm
エンジン 直列3気筒659ccターボ
最高出力 64馬力
最大トルク 10.2kg-m
駆動方式 4WDなどを想定
予想価格 約220万円から
予想発売時期 2028年ごろ

全長3395mm、全幅1475mmという数字は、現在の軽自動車規格の上限に沿ったものです。

一方、全高を1600mm前後に抑えるという予想が興味深いところです。

デリカミニは背の高い軽スーパーハイト系SUVですが、新型パジェロミニが1600mm程度になれば、もっと低く、軽快で、立体駐車場などの日常環境にも合わせやすいSUVになる可能性があります。

最低地上高については約190mmが予想されており、実現すれば見た目だけでなく、雪道やキャンプ場などの荒れた路面でも扱いやすいキャラクターになりそうです。

ただし繰り返しますが、これらは三菱が公表したスペックではありません。

特に発売時期については情報のばらつきがあります。

2025年以前には「2026年登場」という予測も一部で出ていましたが、2026年5月29日の公式発表時点で三菱が明言したのは、まず新型パジェロを2026年秋に投入することです。

スモールSUVについて加藤CEOは、まだ「商品構想を固めていくところもある」と説明しています。

この発言をそのまま受け取るなら、2026年8月時点でパジェロミニがすぐ発売されると考えるのは少し早いでしょう。

MOTAが予想する2028年ごろというスケジュールのほうが、現在公開されている公式情報とは整合性があります。


パジェロミニ復活でデリカミニとはどう住み分ける?

新型パジェロミニが本当に登場した場合、気になるのが同じ三菱の「デリカミニ」との関係です。

ここは新型パジェロミニの商品性を考えるうえで、かなり重要だと思います。

デリカミニは背の高いボディとスライドドアを備え、広い室内と使い勝手を重視した軽自動車です。子どもの乗り降りや買い物など、ファミリー用途では非常に使いやすい設計になっています。

一方、予想されている新型パジェロミニは、一般的な横開き式ドアを採用し、全高を低めにすることでSUVらしいスタイルや走りを重視すると見られています。

つまり、

  • 広さとスライドドアを優先するならデリカミニ
  • SUVらしい見た目と軽快さを優先するならパジェロミニ

という住み分けが可能になります。

この2台が並ぶと、三菱の軽自動車はかなり分かりやすくなります。

個人的には、「軽自動車だから背を高くして室内を最大化する」という現在の定番とは違う選択肢が増えることに期待しています。

4人が必要十分に乗れて、荷物も積めて、背が高すぎず、見た目はタフ。このサイズ感を求めている人は意外と多いのではないでしょうか。


新型パジェロミニはハスラー、タフト、ジムニーの中間を狙える?

新型三菱パジェロミニを考えるうえで、私は「どの車種と競合するか」よりも、既存車の間にある空白を埋められるかが重要だと考えています。

ジムニーは非常に高い悪路走破性を持つ一方、3ドアで、室内や後席アクセスには制約があります。

ハスラーは日常性や燃費、使いやすさに優れていますが、本格クロスカントリー車というよりクロスオーバー色の強いモデルです。

タフトもスクエアなSUVスタイルを採用していますが、独自のキャラクターを持っています。

そこへ、

5ドア+ターボ+4WD+約190mmの最低地上高+パジェロらしい角張ったデザイン

という軽自動車が入れば、かなり分かりやすいポジションを作れます。

これが私が考える、新型パジェロミニ最大の可能性です。

「ジムニーほど本格的でなくていい。でも普通の軽SUVより少しタフなクルマが欲しい」という需要に応えられれば、単なる懐かしい車名の復活では終わりません。

旧型パジェロミニの中古車が現在も流通していることからも、コンパクトなSUVらしさを求めるユーザーが完全に消えたわけではないと考えられます。

過去のパジェロミニは、新車価格99万円から169万円程度で販売された時期もありました。しかし現在は安全装備や原材料費、電子装備などが大幅に増えているため、新型が200万円を超える価格になっても不思議ではありません。

だからこそ、価格だけではなく「200万円以上払ってでも選びたい個性」が必要になります。

パジェロの名前とデザインだけに頼らず、日常で扱いやすいサイズ、4WD性能、使いやすい5ドア、納得できる燃費性能をまとめられるかが成功の分かれ目になりそうです。


新型三菱パジェロミニの今後をどう見る?

ここからは私見です。

私は、新型パジェロミニが復活する可能性は以前より明らかに高まったと考えています。

最大の理由は、2026年5月29日に三菱自身が「パジェロシリーズ」を展開すると明言したことです。

しかも単なるブランド復活ではなく、2026年度から2031年度にかけて13モデルの新型車を投入する計画の中で、パジェロシリーズを含むオフロード商品群へ開発リソースを集中するとしています。

一方で、「復活確定」とまで書くのはまだ早いでしょう。

加藤CEO自身がスモールSUVとコンパクトSUVについて「今から商品構想を固めていくところもある」と説明している以上、車名、サイズ、パワートレイン、価格などには変更の余地があります。

新型パジェロミニを待っている人が今注目すべきなのは、予想CGの細かな形よりも、三菱が今後発表するスモールSUVの具体的な商品計画です。

そのスモールSUVが軽自動車規格で登場するのか。

「パジェロミニ」という名前を正式に使うのか。

デリカミニ系のFFベース4WDになるのか。

価格を220万円前後に抑えられるのか。

この4点が見えてくれば、復活の輪郭は一気にはっきりします。

私自身、新型車を選ぶときは高級装備がたくさん付いているかより、「その価格で自分が本当に使う価値があるか」を重視しています。

その意味では、新型パジェロミニには高級化しすぎてほしくありません。

軽自動車サイズだから扱いやすい。5ドアだから毎日使いやすい。4WDだから悪天候やアウトドアでも安心感がある。そしてパジェロらしいデザインだから所有する楽しさもある。

こうした実用性と遊び心のバランスを200万円台前半でまとめられれば、かなり魅力的な一台になると思います。

逆に250万円、300万円と価格が上がり、装備を盛り込みすぎれば、コンパクトSUVも購入候補に入ってきます。

新型パジェロミニの本当の勝負どころは、「どれだけ本格的か」だけではありません。

軽自動車だからこその手軽さを残したまま、どこまでパジェロらしさを感じさせられるか。

ここが、復活モデルを成功させる最大のポイントではないでしょうか。


まとめ

新型三菱パジェロミニは2026年8月時点では正式発表されておらず、車名、価格、発売時期、スペックはいずれも確定していません。

ただし、2026年5月29日に三菱自動車が新型パジェロの2026年秋復活を発表すると同時に、今後「パジェロシリーズ」としてスモールSUVとコンパクトSUVを追加する構想を明らかにしたことで、パジェロミニ復活計画は以前より現実味を増しました。

現在有力視されているのは、旧型のような3ドアの本格クロカンをそのまま復活させるのではなく、5ドア、FFベース4WD、660ccターボなどを組み合わせた実用的な軽クロスオーバーSUVという方向です。

価格は約220万円から、発売は2028年ごろとの予想もありますが、これらは現時点ではあくまで予測です。

まず2026年秋に復活する本家パジェロが登場し、その後パジェロシリーズの具体的な商品展開が明らかになっていくと考えられます。

「デリカミニほど背が高くなくていい」「ジムニーほど本格派でなくてもいい」「でも普通の軽自動車よりSUVらしい一台が欲しい」。

そんな人にちょうど刺さるモデルになれば、新型パジェロミニは懐かしい名前の復活以上に、今の軽自動車市場に新しい選択肢を作る存在になりそうです。


よくある質問

新型三菱パジェロミニの復活は正式決定していますか?

2026年8月時点では、三菱から「パジェロミニ」という車名の新型車は正式発表されていません。

ただし三菱は2026年5月29日、新型パジェロを頂点とする「パジェロシリーズ」を展開し、その下にスモールSUVとコンパクトSUVを追加する構想を正式に示しています。そのため、スモールSUVが新型パジェロミニになるのではないかと注目されています。

新型パジェロミニの発売時期はいつですか?

正式な発売日は未発表です。

一部の自動車メディアでは2028年ごろと予想されています。三菱がまず2026年秋に新型パジェロを世界初公開する予定であり、スモールSUVについては商品構想を固めている段階と説明しているため、今後の公式発表を確認する必要があります。

新型パジェロミニの価格はいくらになりそうですか?

メーカー公式価格はまだありません。

MOTAでは、ターボエンジンと4WDを搭載するベーシックグレードを220万円前後と予想しています。ただし装備、駆動方式、原材料価格などによって変わるため、正式価格は三菱自動車の発表を待つ必要があります。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

三菱パジェロ新型2022とは?当時のモデル情報と噂を整理

歴代パジェロのシルエットと新世代の本格SUVが並び、2022年当時の復活予想と2026年の新型パジェロを振り返るイメージ

「三菱 パジェロ 新型 2022」と検索しても、2022年に新型パジェロが正式発売された事実は確認できません。実際に復活が公式に具体化したのは2026年で、2022年前後に広がった期待や噂と、その後に明らかになった新型情報を分けて理解することが大切です。

パジェロといえば、かつて三菱自動車を代表する本格クロスカントリーSUVでした。生産終了後も復活を期待する声が根強く、「新型パジェロ 2022」といった言葉で情報を探した人も少なくなかったはずです。

しかし、現在までに明らかになった流れを整理すると、2022年に新型パジェロが登場したわけではなく、当時はまだ復活を期待する段階だったと見るのが正確です。

では、2022年前後にはパジェロがどのような状況にあり、なぜ「新型」の噂が生まれたのでしょうか。そして2026年に正式に姿を現し始めた新型パジェロは、当時の予想とどこまでつながっているのでしょうか。

三菱パジェロ新型2022とは?実際には発売されていなかった

まず結論から整理すると、「三菱パジェロ新型2022」という名称の市販モデルが2022年に正式発売されたわけではありません。

パジェロは1982年に初代が登場し、長年にわたって三菱自動車の代表的なSUVとして展開されてきました。

ところが、国内向けモデルは2019年9月に生産を終了。さらに2021年7月には輸出向けモデルの生産も終了し、初代から続いた39年の歴史はいったん区切りを迎えています。

つまり2022年は、パジェロの現行新車が存在しない時期にあたります。

このため当時「新型パジェロ 2022」と検索した人が目にした情報の多くは、正式発表された新車情報というよりも、復活を期待する予想や将来モデルについての噂として捉える必要があります。

ここは中古車や旧型モデルの情報と混同しやすいポイントです。

「2022年モデル」という言葉を見ると、その年に新しいパジェロが発売されたように感じますが、少なくとも今回確認した三菱自動車の新型パジェロに関する公式情報では、2022年発売の新型車という位置付けは示されていません。

したがって、「三菱 パジェロ 新型 2022」で探している方は、2022年当時に噂されていた将来の復活モデルについて知りたいケースが多いと考えた方が自然でしょう。


なぜ2022年前後にパジェロ復活が期待されたのか?

パジェロ復活への期待が消えなかった最大の理由は、この車が単なるSUVの1車種ではなく、三菱自動車の象徴的な存在だったからです。

パジェロは1982年に誕生しました。三菱がそれ以前から手掛けていたジープで培った悪路走破性を受け継ぎながら、乗用車として使いやすいスタイルや快適性を組み合わせたモデルです。

特に1991年に登場した2代目は、当時のRVブームを追い風に大ヒットしました。一時は新車販売台数ランキングで1位を記録したとされるほど、日本のアウトドアブームを象徴する存在になっています。

オートキャンプ場やスキー場で、荷物を積んだパジェロを見かけた記憶がある方もいるでしょう。

その後、1999年に3代目、2006年に4代目へと進化。4世代を通して、世界170以上の国と地域で累計約325万台が販売されました。

さらに、パジェロを語るうえで外せないのがダカールラリーです。

世界でも特に過酷なモータースポーツとして知られるパリ・ダカールラリー、現在のダカールラリーに参戦し、総合優勝を重ねました。こうした経験が「悪路に強い三菱」というブランドイメージを支えてきたわけです。

そのような看板モデルがなくなれば、「いつか復活するのではないか」と期待が集まるのも不思議ではありません。

個人的にも、パジェロほど名前そのものに価値がある国産SUVは多くないと感じます。単に新しい大型SUVを出すのと、「パジェロ」という名前を復活させるのでは、ユーザーが受ける印象がまったく違います。

だからこそ、生産終了後も新型についての予想や噂が途切れなかったのでしょう。


「新型パジェロ2022」の噂はその後どうなった?

2022年時点では明確になっていなかったパジェロ復活ですが、その後、状況は大きく動いていきました。

今回の資料では、2024年頃から一部新聞などでパジェロ復活予定に関する報道が出ていたことが紹介されています。

そして2026年に入ると、噂の段階から一気に現実味が高まります。

主な流れを整理すると次の通りです。

  • 2019年9月:日本仕様パジェロの生産終了
  • 2021年7月:輸出向けモデルの生産終了
  • 2022年:新型パジェロの正式な市販発表は確認されず
  • 2024年頃:一部報道でパジェロ復活の情報が伝えられる
  • 2026年1月:東京オートサロン2026で新型クロスカントリーSUV投入計画を明言
  • 2026年3月:オートモビルカウンシル2026で年内発売予定が示される
  • 2026年5月29日:新中長期ビジョンで新型クロスカントリーSUVが「パジェロ」であることを初めて公言
  • 2026年8月4日:ラダーフレームとS-AWC採用など新情報を発表
  • 2026年秋:世界初公開予定

2026年1月の「東京オートサロン2026」では、当時の三菱自動車社長である加藤隆雄氏が、新型クロスカントリーSUVの投入計画を明らかにしました。

さらに同年3月の「オートモビルカウンシル2026」では、岸浦恵介新社長が新型クロスカントリーSUVを年内に発売する方針を示しています。

決定的だったのが5月29日です。

三菱自動車は新しい中長期ビジョンのなかで、開発中のクロスカントリーSUVが「パジェロ」であることを初めて公言し、今年度中に投入する計画を示しました。

ここでようやく、「パジェロが本当に復活するのか」という長年の疑問が、公式情報によって大きく前進したことになります。

2022年当時に新型を期待して検索していた人からすれば、約4年後になってその期待が現実になり始めた、と見ることもできそうです。


2026年の新型パジェロはどんなモデルになる?

2022年当時の噂と現在を比較すると興味深いのは、実際に登場する新型パジェロがかなり本格的なクロスカントリーSUVとして開発されていることです。

2026年8月4日、三菱自動車は新型パジェロについて、新たな情報を公開しました。

大きなポイントは、強靭なラダーフレーム構造と「S-AWC(Super-All Wheel Control)」を組み合わせることです。

ラダーフレームとは、頑丈な骨格となるフレームの上にボディを組み合わせる構造です。

現在の乗用SUVではボディと骨格を一体化したモノコック構造が一般的ですが、ラダーフレームは大きな凹凸や強い衝撃を受ける悪路で高い耐久性を発揮しやすいという特徴があります。

今回の新型パジェロは、国内でも販売されているピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を加え、キャビンや足まわりを専用開発したとされています。

ここは、新型を待っていたユーザーにとってかなり重要なポイントでしょう。

単に昔の名前を復活させた都会派SUVではなく、パジェロらしい悪路走破性を正面から継承しようとしていることが分かるからです。

一方で、三菱が目指しているのはオフロード性能だけではありません。

荒れた舗装路やうねりのある道路でも不快な揺れや振動を抑え、長距離移動で疲れにくい上質な乗り心地も追求していると説明しています。

この「走破性と快適性の両立」は、三菱自身がパジェロの本質として掲げている考え方です。


S-AWC採用で新型パジェロは何が変わる?

新型パジェロで特に注目したいのが、三菱独自の車両運動統合制御システムS-AWCです。

S-AWCは「Super-All Wheel Control」の略で、走行状態に応じて車両の動きを統合的に制御し、操縦性や走破性、安定性を高めるための技術です。

三菱はこれまで、スポーツセダンのランサーエボリューションやSUVのアウトランダーなどで四輪制御技術を磨いてきました。

新型パジェロでは、このS-AWCをラダーフレームの本格SUVに組み合わせます。

ここが個人的に新型パジェロ最大の面白さだと思います。

昔のクロスカントリー車では「頑丈で悪路に強い」という物理的な性能が中心でした。しかし新型では、頑丈な車体に電子制御を組み合わせることで、雪道や雨天、高速道路なども含めた幅広い環境で安定した走りを目指しています。

つまり、昔ながらのパジェロをそのまま復刻するのではありません。

ラダーフレームという伝統的な強さに、現代の電子制御を組み合わせたパジェロになるわけです。

三菱のティザーサイトでも、「どんな環境でも目的地へ導く」という考え方が示されています。

砂漠だけを速く走れる車ではなく、雨の日も雪道も高速道路も含めて、乗る人が安心して目的地へ着ける車にする。この考え方は、現在のSUVユーザーにもかなり現実的だと感じます。


3連マルチメーターも現代風に復活

新型パジェロでは、走行性能だけでなく歴代モデルの特徴的な装備も受け継がれます。

そのひとつが3連マルチメーターです。

歴代パジェロでは、ラリー由来の補助メーターとして3連メーターが象徴的な存在になっていました。

2026年の新型では、単純に昔と同じアナログメーターを付けるのではなく、伝統を受け継ぎながら次世代のデジタル表現でパジェロらしさを演出する方針が示されています。

これは意外に大切な部分だと思います。

車名だけパジェロにしても、昔から知るファンが「これはパジェロだ」と感じられなければ復活の意味が薄れてしまいます。

一方で、昔の装備をそのまま復刻すれば若いユーザーには古く見える可能性があります。

そこで、3連マルチメーターという分かりやすいDNAを残しながら、中身は現代的に進化させる。このバランスは、新型車としてかなり理にかなっています。


2022年当時の期待と2026年新型パジェロの違いをどう見る?

「三菱 パジェロ 新型 2022」という検索キーワードを今振り返ると、興味深いことが見えてきます。

2022年の段階では正式な新型車が存在していなかったため、検索していた人の多くは「パジェロは復活するのか」「次期型はどんな車になるのか」という期待を込めて情報を探していたはずです。

その答えが、ようやく2026年に具体化してきました。

しかも現在公開されている内容を見る限り、新型パジェロは単なる名前の復活ではありません。

ラダーフレーム、S-AWC、悪路走破性、長距離での快適性、3連マルチメーターと、歴代パジェロの特徴を意識した要素がいくつも確認されています。

さらに、三菱は新型パジェロを「三菱自動車らしさ」を体現し、「尖った商品・ブランドの強化」を担うフラッグシップモデルとして位置付けています。

これは新型パジェロが単なる販売台数狙いのSUVではなく、三菱ブランドそのものを象徴する役割を持つことを意味すると考えられます。

1982年の初代誕生から2026年で44年。

一度生産が途切れたあとに復活するモデルだからこそ、「以前と同じパジェロを作る」のではなく、三菱が現在持っている技術を集めて新しい時代の旗艦車にする必要があります。


私見:2022年に期待された「パジェロらしさ」は残りそう

筆者としては、2022年前後に新型パジェロを待っていた人が最も心配していたのは、「復活しても普通のSUVになってしまうのではないか」という点だったのではないかと考えています。

現在はSUVが非常に人気で、多くのメーカーが街乗り重視のSUVを販売しています。

そのなかでパジェロまで舗装道路中心のモデルになってしまえば、名前を復活させる意味は薄くなります。

しかし、2026年8月までに公開された情報を見る限り、その心配はかなり小さくなった印象です。

トライトン系のラダーフレームをベースとし、悪路での走破性を重視。さらにS-AWCを搭載して全天候型の安定性を狙っています。

この組み合わせは、「昔のパジェロらしさ」と「今の三菱らしさ」を両方入れようとしているように見えます。

その一方で、私が実際の購入候補として見るなら、気になるのは価格と車体サイズです。

本格的なラダーフレーム、専用開発された足まわり、S-AWC、フラッグシップとしての上質さまで盛り込めば、どうしても価格が上がる可能性があります。

高級感よりコストパフォーマンスを重視する立場からすれば、「パジェロだから欲しい」だけでなく、トライトンやアウトランダーなど他の三菱車と比較して、価格差に見合った価値があるかを確認したいところです。

また、本格クロスカントリーSUVはボディが大きくなりやすいため、日常の買い物や狭い駐車場で扱いやすいかも重要になります。

悪路を走る予定がほとんどない人なら、よりコンパクトなSUVの方が維持費を含めて合理的な場合もあるでしょう。

逆に、雪道やアウトドア、長距離移動まで1台で対応したい人にとっては、「頑丈さと快適性を両立する」という新型パジェロの考え方は非常に魅力的です。

私は、新型パジェロの価値は最大出力や豪華装備だけではなく、条件の悪い道でも家族や荷物を載せて安心して移動できることにあると思います。

これは三菱のティザーサイトに掲載された、ダカールラリーで活躍した増岡浩氏の考え方にもつながっています。

新型パジェロが本当に支持されるかどうかは、スペック表の数字以上に、「普通の道でも疲れにくく、いざという場面では頼れる」という使いやすさをどこまで実現できるかにかかっているでしょう。


三菱パジェロ新型2022の情報を整理すると

「三菱パジェロ新型2022」という言葉から、2022年に新型モデルが発売されたと考えるのは正確ではありません。

日本仕様のパジェロは2019年9月、輸出向けモデルも2021年7月に生産を終了しており、2022年は次期型の正式な市販モデルが存在しない空白期間でした。

その後、2024年頃から復活に関する報道が増え、2026年には三菱自動車が新型クロスカントリーSUVの投入を明言。5月29日には、そのモデルが正式に「パジェロ」であることが公表されました。

そして2026年8月4日には、ラダーフレームとS-AWCの採用も明らかになっています。

新型パジェロは2026年秋に世界初公開される予定です。

つまり、2022年当時に存在した「新型パジェロへの期待」は、4年ほど後になってようやく具体的な車として形になり始めたと整理できます。

まだ価格や詳細なグレード、パワートレインなど、今回の資料では確認できない情報も残っています。

だからこそ現段階では、未発表部分を予想で断定するのではなく、ラダーフレーム、S-AWC、3連マルチメーター、2026年秋の世界初公開予定という確認済み情報を軸に見ることが、新型パジェロを正しく理解する近道です。


よくある質問

三菱パジェロの新型は2022年に発売された?

いいえ。今回確認できる情報では、2022年に新型パジェロが正式発売された事実はありません。日本向けパジェロは2019年9月、輸出向けは2021年7月に生産を終了しており、正式な復活が具体化したのは2026年です。

新型パジェロはいつ登場する?

三菱自動車は、新型パジェロを2026年秋に世界初公開する予定としています。また、2026年5月29日に公表された新中長期ビジョンでは今年度中の投入方針も示されています。

新型パジェロにはどんな装備が採用される?

2026年8月までに、堅牢なラダーフレーム構造、車両運動統合制御システム「S-AWC」、歴代パジェロを象徴する3連マルチメーターを現代的に進化させた装備などが明らかになっています。価格や詳細な仕様については、今後の正式発表を確認する必要があります。

三菱パジェロ新型の画像・予想CGをチェック!次期型デザインはどうなる?

三菱パジェロ新型をイメージした角張った大型クロスカントリーSUVとデジタル3連メーター

三菱パジェロ新型は、歴代の力強さを残しつつ、縦型LEDやデジタル3連メーターを採り入れた現代的な本格SUVへ進化する可能性が高まっています。

2026年秋の世界初公開に向けて公式ティザーやテスト車の画像が相次いで登場し、予想CGからも新型パジェロの姿がかなり見えてきました。今回は三菱パジェロ新型の画像・最新予想CGから、次期型の外装と内装デザインがどうなるのかを、公式情報と予想部分を分けながらチェックします。

三菱パジェロ新型の画像から何が分かった?

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」と正式に発表し、2026年秋に世界初公開する予定です。

日本仕様のパジェロは2019年に生産を終了しているため、国内では約7年ぶりの復活となります。海外向け仕様も2021年に生産終了しており、今回の新型はまさに本格的な再始動です。

現在までに公開された新型パジェロのティザー画像では、車体のすべてが明かされているわけではありません。しかし、少しずつ公開される画像をつなぎ合わせると、次期型が目指している方向性はかなり分かってきました。

特に注目したいポイントは次の通りです。

  • 縦型のLEDシグネチャーを使ったフロントデザイン
  • 左右方向への広がりを感じさせるライト表現
  • 本格4WDらしい角張ったボディシルエット
  • ラダーフレームを生かした力強いプロポーション
  • 歴代パジェロを思わせる「3連マルチメーター」のデジタル復活

つまり、新型パジェロは流行の都会派SUVへ寄せるというより、「見ただけで本格クロカンと分かるデザイン」を現代風に作り直す方向だと考えられます。

私はここが、新型パジェロを見るうえで一番大切だと感じています。パジェロという名前を復活させながら、丸みの強い一般的なSUVになってしまえば、昔からのファンには少し物足りません。

今回見えてきた姿を見る限り、三菱はその点をかなり意識しているようです。

パジェロは1982年に初代モデルが発売され、4世代にわたって世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売してきました。単純に昔の名前を再利用するだけではなく、「パジェロらしさ」をどう次世代へつなぐかが、新型では大きなテーマになっています。


三菱パジェロ新型の最新予想CGではフロントデザインはどうなる?

新型パジェロの最新予想CGを見ると、フロントマスクは歴代モデルとは大きく異なりながらも、「頑丈そう」というパジェロらしい印象はしっかり残されています。

2026年7月2日に報じられた予想CGでは、横基調のフロントグリルに縦型LEDデイタイムランニングライトを組み合わせるデザインが想定されました。

さらに左右方向に伸びる光の表現と、中央のスリーダイヤエンブレムを組み合わせることで、昔ながらのクロカンというより、最新世代の三菱SUVらしい顔つきになると予想されています。

ここで注意したいのは、予想CGはあくまで公式ティザーや開発車両などを材料に制作された「予想」であり、完成車そのものの公式画像ではないことです。

一方で、公式ティザーやテスト車両から読み取れる要素も増えているため、まったく根拠のない想像図とも違います。

特に興味深いのが、フロントグリルに複数のデザインが用意される可能性です。

2026年7月28日にベストカーWebが紹介したテスト車両では、ハニカム状に見えるグリルと、横線を強調したグリルという異なるタイプが確認されたと報じられています。

現時点で三菱自動車がグレード構成やグリルの違いを正式発表したわけではありません。そのため、「上級グレード用」「オフロード仕様」と断定することはできません。

ただし、市販車で外観をグレードごとに作り分けること自体は珍しくありません。

個人的には、新型パジェロでも都会的で上質な仕様と、アウトドア色を強めた仕様を用意する考え方は非常に相性がいいと思います。

同じ車体でもグリルやホイール、加飾を変えれば、「高級SUVとして乗りたい人」と「道具感のある4WDが欲しい人」の両方へ対応できるからです。

価格が上がりやすい大型SUVだからこそ、豪華装備を全部載せた仕様だけでなく、必要な装備を選べるグレードが用意されると、コスパ重視の立場からも魅力が増します。


新型パジェロのボディは「昔っぽい四角さ」を残す?

新型パジェロの画像や開発車両で目につくのが、スクエアなホイールアーチや厚みのあるボディです。

最近のクロスオーバーSUVでは、空力やデザイン性を重視して流線型のシルエットを採用する車種も多くあります。しかし、新型パジェロはそれとは少し違う方向に見えます。

予想CGやプロトタイプからは、タイヤまわりを力強く見せる四角い造形や、存在感のあるCピラーなどが確認されており、本格クロスカントリーSUVとしてのたくましさを意識したスタイルになりそうです。

このデザインには見た目以外の理由もあります。

三菱自動車は、新型パジェロについて、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を施すことを明らかにしています。

さらに、キャビンや前後サスペンションなどはパジェロ専用に開発し、悪路走破性だけでなく、上質で快適な乗り心地も追求すると説明しています。

ラダーフレームとは、頑丈な骨格の上に車体を載せるような構造です。

舗装路中心の一般的なSUVに多い構造とは性格が異なり、悪路走行や耐久性を重視する本格4WDで採用されることがあります。

つまり、新型パジェロの四角く力強いデザインは、単なる「昔のパジェロ風の演出」だけではありません。中身も本格4WDとして作り込むからこそ、その構造に似合う外観になっていると見るほうが自然でしょう。

パジェロは1983年からダカールラリーに参戦し、7連覇を含む通算12勝を挙げた歴史があります。

もちろん、新型の市販車が競技車両そのものになるわけではありません。ただ、三菱が公式に「PAJERO DNA」を強調している以上、見た目にもその歴史を感じさせるデザインを残す意味は大きいと考えます。


三菱パジェロ新型の内装画像で復活した「3連マルチメーター」とは?

外装以上に「これはパジェロだ」と感じさせるのが、内装に復活する3連マルチメーターです。

三菱自動車の新型パジェロ・ティザーサイトでは、この装備について「パジェロの魂とも言える」と位置づけています。

歴代パジェロでは、ラリー由来の補助メーターとして、高度など走行状況を確認するための3連メーターが象徴的な装備の一つとなっていました。

新型では、その考え方をそのまま古いアナログメーターとして復活させるのではなく、次世代のデジタル表現として再構築します。

2026年7月20日に報じられたティザー画像では、高度や車体のロール角、ピッチ角などを確認できる3連レイアウトが紹介されています。

ロール角とは車体が左右方向へどの程度傾いているか、ピッチ角とは前後方向へどの程度傾いているかを見るための情報です。

日常の買い物だけなら頻繁に使う機能ではないかもしれません。しかし、急な坂道や凹凸の大きな路面を走る本格4WDでは、「今クルマがどんな状態になっているか」を視覚的に確認できること自体がパジェロらしい楽しさにつながります。

私は、この3連メーター復活は非常にうまい判断だと思います。

昔の装備をそのまま再現すると、単なる懐古趣味に見える可能性があります。しかし、機能そのものを現在のデジタル技術へ置き換えれば、若いユーザーには新しく、昔からのファンには懐かしい装備になります。

「昔と同じ形にする」のではなく、「昔と同じ意味を持たせる」ことが重要なのだと思います。

これは新型パジェロのデザイン全体にも通じる考え方ではないでしょうか。


新型パジェロのインテリア予想CGは巨大ディスプレイ採用?

公開されている情報を基に制作されたインテリア予想CGでは、新型トライトンをベースにしながら、より上級SUVらしく仕立てられたコックピットが想定されています。

Motor Fanが紹介した予想CGでは、水平基調のダッシュボード中央に12.3インチ級の大型インフォテインメントディスプレイを置き、メーターもフルデジタル化する構成が描かれています。

さらに、センターコンソールには電子式シフトレバーやS-AWCの操作系を配置する予想です。

ここも予想CGのため、12.3インチという画面サイズや細かなスイッチ配置が市販車で確定しているわけではありません。

一方、別のテスト車両画像からも、メーターフード付近から車内中央にかけて大きな画面らしき部分が確認されたと報じられており、大型ディスプレイが採用される可能性自体は十分考えられます。

そして、三菱自動車の公式ティザーで非常に重要なのがS-AWC搭載です。

公式サイトでは「強靭なラダーフレーム構造に、今回S-AWCが加わったことで、走破性と快適性の両立はさらなる高次元へ」と説明されています。

S-AWCは、タイヤの駆動力や車両の動きを総合的にコントロールする三菱独自の車両運動統合制御技術です。

新型パジェロでは、その走行機能を操作・確認する場所としてデジタル画面の役割も大きくなるでしょう。

つまり、新型パジェロの大型ディスプレイは、スマートフォンのような見た目を作るためだけの装備ではなく、3連マルチメーターやS-AWCと連携し、クルマの状態をドライバーへ伝える「情報センター」になる可能性があると私は考えています。

この方向なら、画面が大きくなってもパジェロらしさを失いにくいでしょう。


三菱パジェロ新型の予想CGと公式情報はどこまで信用できる?

新型車の情報を見るときに最も注意したいのが、「確定情報」と「予想情報」が混ざることです。

今回の新型パジェロについても、すでに確定している情報がある一方、予想CGから推測されている部分も少なくありません。

公式に確認できている主な内容としては、新型車名がパジェロであること、2026年秋に世界初公開予定であること、トライトンのラダーフレームをベースに改良すること、専用のキャビンや前後サスペンションを開発していること、S-AWCを採用すること、そして3連マルチメーターをデジタル表現で受け継ぐことなどがあります。

対して、グリルごとのグレード分け、12.3インチ級ディスプレイの具体的なサイズ、最終的な灯火類の造形などは、現時点では予想を含みます。

パワートレーンについても同様です。

複数の報道では2.4L直列4気筒ディーゼルターボが有力視されていますが、この記事のテーマであるデザインを見るうえでは、「エンジンの予想」よりも、ラダーフレームやS-AWCを前提にした本格4WDらしい造形のほうが重要だと思います。

予想CGを見るときは、完成車の答え合わせとして見るのではなく、「公式ティザーから何を読み取れるか」を楽しむ資料として見るのがおすすめです。


新型パジェロはランドクルーザーと違う方向を目指す?

新型パジェロが登場すると、トヨタのランドクルーザーシリーズと比較される機会は確実に増えるでしょう。

どちらも悪路走破性を重視する日本を代表する本格SUVだからです。

ただ、私は新型パジェロが「ランドクルーザーに似せる」必要はないと思っています。

むしろ現在までの画像を見る限り、三菱は独自色を強く出そうとしているように感じます。

縦型LEDのフロント表現、S-AWC、デジタル化された3連マルチメーターなどは、単純な豪華さではなく、運転しているときに“パジェロに乗っている”と感じさせる仕掛けです。

これは価格競争以上に重要かもしれません。

近年の大型SUVは、安全装備や大型モニター、高級内装などが充実した結果、メーカーが違っても装備表だけを見ると似ている車が増えています。

そこで「3連マルチメーター」のように、その車だけのストーリーを持つ装備があると商品として覚えてもらいやすくなります。

高級感だけを競うと価格はどんどん上がりやすいため、個人的にはパジェロには、豪華さよりも丈夫さ・使いやすさ・走る楽しさにお金をかけたグレードも期待したいところです。

アウトドアで使う人にとっては、豪華な加飾が増えることより、汚れを気にせず使える内装や分かりやすいスイッチ配置のほうが価値を感じる場合もあります。

ここを三菱がどうまとめるかが、新型パジェロのデザインを評価するうえで大きなポイントになりそうです。


新型パジェロの次期型デザインをどう見る?筆者の考察

ここからは、これまでに公開された画像や公式情報を踏まえた私見です。

新型パジェロのデザインで最も評価したいのは、過去をそのまま再現するのではなく、「パジェロらしさの理由」を現代の装備に置き換えようとしていることです。

初代パジェロが誕生したのは1982年。三菱自動車は2026年のティザーサイトで、誕生から44年という歴史を改めて打ち出しています。

長い歴史を持つ車名を復活させる場合、昔の角型ヘッドライトや古いインパネをそのまま再現すれば、分かりやすく懐かしさを演出できます。

しかし、新型パジェロはそこから一歩踏み込んでいます。

3連メーターはデジタル化し、車両制御にはS-AWCを取り入れ、ベースにはトライトン由来のラダーフレームを採用する。

一方で、外観はスクエアで力強くまとめる。

つまり「昔の形」ではなく、悪路でも安心して目的地へ進めるというパジェロの考え方を、新しい技術で表現しているように見えます。

三菱自動車自身も、新型パジェロについて「走破性と快適性の両立」を本質として掲げています。

この考え方が市販車でもぶれなければ、新型パジェロは単なる復刻SUVではなく、現代の生活に合わせて再設計された本格4WDになりそうです。

一方で気になるのは、デザインを上質にしすぎないかという点です。

フラッグシップSUVですから一定の高級感は必要ですが、装飾を増やしすぎれば価格も上昇し、パジェロの持つ「実際に使える道具」という魅力が薄くなる可能性があります。

私なら、ピカピカした豪華装備よりも、見切りの良い四角いボディ、使いやすい荷室、操作しやすいスイッチ、悪天候でも頼れる4WD性能といった部分に予算を使ってほしいと感じます。

予想CGを見ていると大型画面やデジタル化が注目されますが、新型パジェロの本当の価値は、そこだけではありません。

デジタル装備が「走るための道具」として機能するか。

ここが、一般的な高級SUVとの違いになるでしょう。

外観ではグリル違いとみられるテスト車両も確認されています。もし市販車で複数の表情を用意するのであれば、上級仕様とオフロード志向仕様で方向性を明確に分けるのも面白いと思います。

街乗り中心の人には落ち着いた横基調グリル、アウトドアを楽しむ人にはタフなハニカム系グリル、といった選択肢があれば、幅広いユーザーが自分好みのパジェロを選べます。

正式な最終デザインが公開されたときには、「予想CGと似ていたか」だけでなく、三菱がパジェロという名前にどんな意味を持たせたのかまで見ると、この新型車をより楽しめるはずです。


まとめ

三菱パジェロ新型は、2026年秋の世界初公開に向けて、公式ティザーやテスト車両の画像から少しずつ姿が見えてきました。

現時点では、縦型LEDを取り入れた力強いフロント、スクエアなボディ、トライトン由来のラダーフレーム、S-AWC、そして歴代モデルを象徴する3連マルチメーターのデジタル復活が大きな注目点です。

最新予想CGでは、大型ディスプレイを備えたデジタルコックピットや複数のフロントグリルなども予想されていますが、これらには未確定の部分があります。公式情報と予想を分けながら見ることが大切です。

それでも、ここまでの画像から感じられる方向性はかなり明確です。

新型パジェロは過去の姿をそのまま復刻するのではなく、「タフで頼れるパジェロらしさ」をデジタル技術と現代的なデザインで再構築するモデルになりそうです。

1982年の初代登場から44年。約7年ぶりに日本市場へ復活するパジェロが、最終的にどんな顔とインテリアで登場するのか、正式公開が楽しみな一台です。


よくある質問

三菱パジェロ新型はいつ公開されますか?

三菱自動車は、新型パジェロを2026年秋に世界初公開する予定と正式発表しています。日本仕様は2019年に生産終了しているため、国内では約7年ぶりの復活となります。

新型パジェロの予想CGは実車と同じですか?

予想CGは完成車の公式画像ではありません。公式ティザーやプロトタイプ、開発動向などを参考に制作された予想図なので、実際の市販モデルではライト、グリル、ディスプレイなどの細部が異なる可能性があります。

新型パジェロの3連メーターは本当に復活しますか?

三菱自動車の公式ティザーサイトで、歴代パジェロを象徴する「3連マルチメーター」を次世代のデジタル表現で受け継ぐことが明らかにされています。単なる復刻ではなく、新型パジェロの世界観を表現する装備として採用されます。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家