スバル新型レガシーを待つ人にとって、最大の注目点は新型レガシィアウトバックが「アウトバック」として日本へ復活する可能性です。
日本向けレガシィアウトバックは2025年3月末で受注を終了しましたが、次期アウトバックについては2026年12月頃、あるいはそれ以降の国内導入が予想されています。ただし、価格や日本発売時期、パワートレインなどは現時点で正式発表されたものではなく、予想情報として見ておく必要があります。
スバル新型レガシー・レガシィアウトバックは日本で復活する?
結論から言えば、新型レガシィアウトバックに相当するモデルが、日本で「アウトバック」として再び販売される可能性が注目されています。
日本のレガシィアウトバックは2025年3月末で受注を終了しました。レガシィツーリングワゴンやセダンのB4もすでに国内ラインアップから姿を消していたため、これによって長く親しまれてきた「レガシィ」の車名はいったん日本市場から消える形になりました。
一方、アウトバックそのものの歴史が終わったわけではありません。
2025年には新世代のアウトバックが海外で登場し、さらに2025年10月29日から開催されたジャパンモビリティショー2025では、スバルが「アウトバック ウィルダネス」のプロトタイプを披露しています。
日本のモーターショーでアウトバックの派生モデルが実車展示されたことは、新型アウトバックの国内展開を期待する人にとって無視できない材料です。
MOTAが2026年1月7日に掲載したカーライフ・ジャーナリスト渡辺陽一郎氏の記事では、2026年12月頃、またはそれ以降に「アウトバック」の名称で日本販売が復活する可能性が高いと予想されています。
ここで注意したいのは、「2026年12月発売」がスバルから正式発表された日程ではない点です。
2026年8月時点のスバル公式国内ラインアップを見ると、フォレスター、クロストレック、レイバック、ソルテラ、トレイルシーカーなどは掲載されていますが、アウトバックはまだ通常販売モデルとして掲載されていません。
つまり現状を整理すると、
- 日本仕様レガシィアウトバックは2025年3月末で受注終了
- 新世代アウトバックは海外で展開
- ジャパンモビリティショー2025でアウトバック ウィルダネスを披露
- 2026年12月頃の日本復活説がある
- ただし日本発売は正式発表前
という段階です。
「新型レガシーはいつ出るの?」と検索している方にとっては、ここが最も大切なポイントでしょう。
従来とまったく同じ「レガシィアウトバック」という名前で復活するとは限らず、新世代ではレガシィの冠を外した「アウトバック」として国内復帰する可能性があるわけです。
新型レガシィアウトバックの価格は450万〜650万円になる?
新型アウトバックの予想価格として挙げられているのが、約450万〜650万円です。
MOTAの記事では、アウトバックがフォレスターやレヴォーグレイバックより上級に位置するSUVになることから、ベーシック仕様でも450万円を超える可能性があると予想しています。
上級仕様については650万円程度まで上昇する可能性も示されています。
これは決して安い金額ではありません。
国内販売を終了したレガシィアウトバックの新車価格は425.7万〜451万円でしたから、予想通りなら新型はスタート価格から旧型の上級グレードに近い価格帯へ移行する計算です。
ただし、私はここが新型アウトバックの商品企画で非常に難しいところだと感じます。
スバルにはすでにフォレスターやレイバックがあります。アウトバックを復活させるなら、「少し大きなフォレスター」では存在意義が弱くなります。
そのため、価格を抑えることだけを優先するより、
広い後席、長距離での快適性、悪路走破性、上質感をまとめたスバルの最上級SUV
として明確に差別化してくる可能性が高いでしょう。
一方で、お得感を重視して車を選ぶなら650万円級の最上級仕様まで無理に狙う必要はないと私は考えます。
仮に450万円台から実用装備の整ったグレードが設定されるのであれば、そのモデルこそ一般ユーザーには気になる存在です。
購入価格だけを見るのではなく、「フォレスターでは少し物足りないが、輸入プレミアムSUVまでは必要ない」という人にとって価値があるかどうかが、新型アウトバック成功の分かれ目になりそうです。

スバル新型レガシーのサイズは?全長4870mm級の大型SUVに
予想されている新型アウトバックのボディサイズは、かなり堂々としています。
項目 新型アウトバック予想値
全長 4870mm
全幅 1880mm
全高 1720mm
ホイールベース 2745mm
最低地上高 240mm
駆動方式 4WD
全長4870mm、全幅1880mmとなれば、日本では明確に大きなSUVです。
比較対象として挙げられているトヨタ・クラウンエステートは全長4930mm、マツダCX-80は全長4990mm・全幅1890mm、レクサスRXは全長4890mm・全幅1920mmです。
つまり新型アウトバックは、国産SUVの中でもかなり立派なサイズになります。
一方、全高は1720mmと予想され、クラウンエステートより約100mm高いとされています。
特にアウトバックらしいポイントが最低地上高240mmです。
最低地上高とは、簡単に言えば路面から車体の最も低い部分までの高さです。この数字が大きいほど、段差や未舗装路で車体下部をぶつけにくくなります。
4WDと組み合わせれば、雪道やキャンプ場へ向かう未舗装路などでも安心感につながります。
もっとも、日本で日常的に使うならサイズには注意が必要です。
全幅1880mmは、昔のレガシィを知る人がイメージする「扱いやすいワゴン」とは明らかに違います。
立体駐車場や狭い住宅街、スーパーの駐車場では気を使う場面が出てくるでしょう。
ここは新型レガシーを待っている人ほど確認してほしい部分です。
「レガシィという名前だから日本で扱いやすいサイズ」と考えるのではなく、新型アウトバックは世界市場を前提とした大型クロスオーバーSUVとして考えた方が現実に近いでしょう。
新型レガシィアウトバックは2.4LターボとSを搭載する?
パワートレインについては、2.4L水平対向4気筒ターボと2.5Lストロングハイブリッド「S」が候補として予想されています。
2.4Lターボについては、最高出力260馬力、最大トルク38.2kg-mという数値が挙げられています。
同系統のエンジンはWRX S4などにも使われており、新型アウトバックに搭載する場合は車重や使い方に合わせた専用チューニングになると予想されています。
260馬力という数字だけを見るとスポーツカー的に感じるかもしれません。
しかし大型SUVでは、最高速を競うためというより、高速道路への合流や追い越し、坂道などで余裕を持って加速するための力と考えた方が分かりやすいでしょう。
もう一つ注目されているのが、2.5L水平対向エンジンを使うストロングハイブリッド「S」です。
Sはフォレスターやクロストレックでも展開されているスバルの新しい電動化技術で、新型アウトバックにも採用される可能性があります。
予想システム出力は200馬力です。
個人的には、日本仕様を考えるなら2.4LターボだけでなくSが設定されるかどうかはかなり重要だと思います。
アウトバックは長距離ドライブに似合う車ですが、日本では普段の買い物や街乗りにも使われます。
大型ボディに2.4Lターボだけでは燃料代を気にするユーザーも少なくないでしょう。
Sが用意されれば、アウトバックの快適性や4WD性能を残しながら、日常での燃費負担を抑えたいユーザーにも選択肢が広がります。
トランスミッションはリニアトロニック、駆動方式は4WDのみと予想されています。
サスペンションはフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンという構成です。
派手さはありませんが、スバルが得意としてきた安定感や長距離での乗りやすさを重視するなら、非常にアウトバックらしい構成と言えるでしょう。
新型アウトバック ウィルダネスとは?日本仕様の本命になる可能性
新型アウトバックを語るうえで外せない存在が「WILDERNESS(ウィルダネス)」です。
ウィルダネスは、通常モデルよりアウトドア志向や悪路走破性を強めたスバルのシリーズです。
北米では以前からアウトバックなどに設定されていましたが、日本でも2025年10月29日のジャパンモビリティショー2025で「アウトバック ウィルダネス」のプロトタイプが披露されました。
同じイベントではフォレスター ウィルダネスも公開されています。
スバルは今後、舗装路でのスポーティな走りを強調する「STI」と、自然の中での走破性やタフさを強調する「WILDERNESS」という方向性を、ブランドを際立たせる要素として活用していく動きが見えます。
新型アウトバックはスバルSUVの最上級モデルになると考えられるため、日本仕様をウィルダネス中心に展開する可能性も指摘されています。
もし本当にウィルダネスだけで導入された場合、従来のレガシィアウトバックとは性格が少し変わります。
従来モデルには「上質なステーションワゴンとSUVの中間」のような魅力がありました。
対してウィルダネスは、タフな外観や高い最低地上高などを前面に出すモデルです。
私は、日本ではウィルダネス一本に絞るより、上質な標準仕様とウィルダネスの2方向がある方がアウトバックらしいと思います。
キャンプやアウトドアを楽しむ人にはウィルダネスが魅力的ですが、高速道路を使った旅行や長距離移動を中心に考えてアウトバックを選んできた人も多いからです。
正式な日本仕様が発表された際は、「アウトバックが復活した」というニュースだけでなく、どのキャラクターのモデルが日本に入ってくるのかまで確認する必要があります。

なぜスバルは新型アウトバックを日本で復活させるのか?
アウトバック復活が期待される背景には、スバルの商品ラインアップ上の事情があります。
現在の国内スバルSUVでは、フォレスターやレヴォーグレイバックが上級クラスを担っています。
しかし、そのユーザーが次にさらに大きく上質なSUVへ乗り換えようとすると、スバル車の中に明確な上位モデルがないという問題があります。
たとえばフォレスターやレイバックに乗っている人が、次はもっと広くて上質なSUVが欲しいと考えた場合、BMWをはじめとする輸入SUVなどへ流れる可能性があります。
そこでスバルの中でステップアップできる車としてアウトバックが存在すれば、ブランドを乗り継いでもらいやすくなります。
これは単なる1車種の復活以上に重要です。
車のラインアップは階段のようなものです。
下からクロストレック、フォレスター、レイバックなどがあっても、その上の段がなければ、ユーザーは別のメーカーの階段へ移ってしまいます。
アウトバックが復活すれば、その一番上の段を再び用意できます。
さらにMOTAの記事では、アウトバックの生産を北米から群馬工場へ移す事情も、日本販売を後押しする材料として挙げられています。
従来のように海外から輸入する前提ではなく、国内生産になれば日本市場へ展開するハードルは下がります。
ただし、この点を含め、日本向け生産・販売計画の詳細についてはスバルの正式発表を待つ必要があります。
新型レガシィアウトバックの室内はどれくらい広くなる?
新型アウトバックの大きな魅力になりそうなのが、室内空間です。
予想ホイールベースは2745mm。
ボディそのものが大きいため、前席だけでなく後席にもかなり余裕のあるパッケージになるとみられています。
紹介されているモデルでは、身長170cmの大人が後席に座った場合、膝先に握りこぶし約3つ分の空間が確保されるとされています。
比較対象として、クラウンエステートやフォレスターでは約2つ半とされており、新型アウトバックの後席は国産SUVでもかなり広い部類になるという評価です。
これはアウトバックの使い方を考えると重要です。
大型SUVだからといって、見た目だけ立派で室内が狭ければ実用車としてのお得感は薄れてしまいます。
アウトバックはファミリーカーとして使う人もいれば、夫婦で長距離旅行へ行く人、アウトドア用品を大量に積む人もいます。
リアゲートの角度も立てられ、荷室長や荷室幅だけでなく高さ方向にも荷物を積みやすい設計になるとされています。
大型SUVを買うなら、個人的には豪華な加飾よりこうした「毎回使える広さ」にお金を払いたいところです。
もし450万円を超える価格になったとしても、後席と荷室が本当に広く、長距離移動が快適なら、単純な価格だけでは測れない価値が出てきます。
レガシィはなぜ日本から消えた?アウトバック復活までの流れ
そもそもアウトバックは、レガシィツーリングワゴンをベースとして誕生したクロスオーバーモデルです。
日本では初期に「レガシィグランドワゴン」、その後「レガシィランカスター」といった名称でも販売され、1990年代から2000年代前半に人気を集めました。
当時の魅力は、ステーションワゴンの使いやすさに高い最低地上高や4WDを組み合わせたことです。
今でこそクロスオーバーSUVは珍しくありませんが、アウトバックはこのジャンルを早い時期から形にしてきた存在でした。
その後、日本名が「レガシィアウトバック」となり、モデルチェンジのたびにボディサイズが拡大します。
特に2009年のフルモデルチェンジ以降は、大型化の影響もあり、日本市場での販売規模は縮小していきました。
そして2024年には、アウトバック誕生30周年を記念した「30th Anniversary」が500台限定で設定されました。
その後、2025年3月31日で国内販売を終了。
1989年に誕生したレガシィから数えると、36年にわたって続いた名前が国内ラインアップから姿を消すことになりました。
だからこそ今回の新型アウトバック復活説は、「単なる新型SUVの追加」以上に注目されています。
ただし、新型が「レガシィアウトバック」ではなく「アウトバック」として販売されれば、レガシィという名称自体が復活するわけではありません。
検索では「スバル 新型レガシー」「新型レガシィアウトバック」と調べる人が多いと思いますが、今後はレガシィとアウトバックを分けて考える必要があるかもしれません。
私見|新型アウトバックは「昔のレガシィの後継」を期待すると評価が分かれそう
ここからは私見です。
私は新型アウトバックについて、「レガシィが帰ってくる」と考えるより、スバルの新しいフラッグシップSUVが日本に入ってくると考えた方が期待とのズレが少ないと思います。
理由はサイズです。
全長4870mm、全幅1880mmという予想値を見る限り、昔のレガシィツーリングワゴンのような「日本でも扱いやすく、走りが良く、荷物も積める万能車」とは違います。
明確に大型SUVの領域です。
その代わり、最低地上高240mm、広い後席、大容量の荷室、2.4LターボやSといった内容が実現すれば、スバル車の中では非常に分かりやすい最上級モデルになります。
特に注目したいのは価格とグレード構成です。
予想価格が450万〜650万円と幅広いため、650万円級だけを見れば「スバルも高くなった」と感じる人は多いでしょう。
しかし、重要なのは入口となる450万円台の仕様です。
必要十分な安全装備や快適装備、S、4WDを備えた仕様が450万円台から選べるのであれば、大型SUVとしては検討する価値が出てきます。
逆にオプションを追加すると簡単に550万〜600万円を超えるようなら、クラウンエステートやCX-80、輸入SUVなどライバルとの比較は避けられません。
もう一つ気になるのが、フォレスターとの距離です。
アウトバックが大型化したことで両車のサイズ差は分かりやすくなりますが、日本の道路事情ではフォレスターの方が使いやすい人も多いでしょう。
つまり新型アウトバックは、すべてのスバルユーザーに向く車ではありません。
広さと長距離性能を本当に必要とする人が選ぶ最上級モデルという位置付けになれば、むしろ商品のキャラクターは明確になります。
私なら購入判断では、価格より先に自宅周辺の道路と駐車場を確認します。
全幅1880mm級の車では、10万円や20万円の値引き以上に「毎日の駐車でストレスがないか」が重要だからです。
高級感だけに惹かれて買うのではなく、自分の生活で大型ボディを使い切れるかまで考える。
これがお得感を重視する新型アウトバック選びでは一番大切だと思います。
まとめ|スバル新型レガシーの本命は「アウトバック」として復活か
スバル新型レガシー・レガシィアウトバックの最新動向を整理すると、日本では2025年3月末で従来型レガシィアウトバックの受注が終了した一方、次期アウトバックの国内復活が注目されています。
予想では発売時期は2026年12月頃またはそれ以降、価格は450万〜650万円。ボディサイズは全長4870mm、全幅1880mm、全高1720mm、最低地上高240mmという大型SUVになるとみられています。
パワートレインでは2.4L水平対向ターボに加えて、2.5Lストロングハイブリッド「S」の可能性も指摘されています。
また、ジャパンモビリティショー2025ではアウトバック ウィルダネスのプロトタイプが披露されました。
ただし、2026年8月時点では日本向け新型アウトバックの価格、発売日、グレード、パワートレインは正式発表されていません。
現時点では「2026年12月発売」と断定せず、あくまで有力な予想の一つとして受け止めるのが適切です。
そして最大のポイントは、仮に日本へ戻ってきても「レガシィアウトバック」ではなく「アウトバック」という独立した車名になる可能性があることです。
かつてのレガシィのような扱いやすいワゴンを期待する人には大型化が気になる一方、フォレスターやレイバックのさらに上を求めていた人には待望の選択肢になるでしょう。
正式発表された際は、発売日だけでなく、450万円台のグレードに何が標準装備されるのか、Sが日本に設定されるのか、そしてウィルダネス以外の仕様も用意されるのかに注目です。
よくある質問
スバル新型レガシィアウトバックは2026年に日本発売されますか?
2026年12月頃、またはそれ以降の国内販売が予想されています。ただし2026年8月時点では、スバルから日本発売日が正式発表されたわけではありません。
新型レガシィアウトバックの価格はいくらですか?
予想価格は約450万〜650万円です。従来型レガシィアウトバックの新車価格425.7万〜451万円より上の価格帯になる可能性がありますが、正式価格は発表待ちです。
新型は「レガシィアウトバック」という名前になりますか?
現時点では確定していません。日本で復活する場合、「レガシィ」の名称を付けずに「アウトバック」として販売される可能性が指摘されています。
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