三菱パジェロは2026年に復活します。三菱自動車が車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に新型を世界初公開すると発表しています。
日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活です。しかも単なる名前の復活ではなく、トライトンのラダーフレームをベースに専用開発される、三菱自動車の新たなフラッグシップSUVとして登場します。
三菱パジェロは2026年に復活する?結論は正式決定
「三菱パジェロは2026年に本当に復活するのか?」と気になっている方も多いと思いますが、これは単なる予想や噂の段階ではありません。
三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に正式決定し、2026年秋に世界初公開することを発表しています。
日本向けパジェロは2019年に生産を終了しました。海外向け仕様についても2021年に生産を終えているため、世界的に見ても久しぶりの新型パジェロとなります。
特に日本では2019年以来となるため、7年ぶりの復活です。
さらに2026年5月29日に発表された三菱自動車の2030年代に向けた新中長期ビジョンでも、新型パジェロの投入方針が明確に示されました。
三菱自動車の代表執行役CEOである加藤隆雄氏は、新型クロスカントリーSUVを三菱自動車らしさを詰め込んだフラッグシップ商品として投入し、その車名を「パジェロ」とすると説明しています。
つまり現在の注目点は「復活するかどうか」ではなく、2026年秋にどのような新型パジェロとして姿を現すのかへ移っています。
車好きとして私が注目したいのは、この復活が懐かしい名前を再利用しただけではない点です。
三菱自動車自身がパジェロを新しいフラッグシップに位置付けており、今後のブランド戦略を背負わせるほど重要なモデルとして開発しています。
2026年新型パジェロはいつ登場する?
新型パジェロについて正式に発表されている時期は、2026年秋の世界初公開です。
ただし、2026年8月時点で公表されている情報では、具体的な世界初公開の日付、正式な日本発売日、グレード構成、販売価格などはまだ明らかになっていません。
ここは「2026年秋に公開される」と「2026年秋に日本で発売される」を混同しないよう注意したいところです。
公式に確認されているのは、あくまで2026年秋に新型パジェロを世界初公開する予定という点です。
三菱自動車は2026年度から2031年度までに、新規投入車種として合計13モデルを計画しています。その重要モデルの一つとしてパジェロが位置付けられているため、会社としてかなり力を入れた新型車になることがうかがえます。
生産については、タイにある三菱自動車の重要拠点「MMTh」で行われることも加藤CEOから説明されています。
今後、日本仕様について具体的な予約開始時期や発売日が発表されれば、新型パジェロを待っている人にとって一気に購入検討が現実的になるでしょう。
個人的には、今の段階で「発売直後に買う」と決めるより、まず2026年秋の正式公開で価格・ボディサイズ・パワートレイン・燃費・安全装備を確認してから判断するのが賢いと思います。
パジェロという名前だけで期待値は高くなりますが、実際の購入では車両価格だけでなく、日常で扱いやすい大きさなのか、維持費がどの程度になるのかも重要だからです。
新型パジェロはトライトンのラダーフレームを採用
2026年の新型パジェロで特に重要なのが、その車体構造です。
三菱自動車によると、新型パジェロはピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良して開発されています。
ラダーフレームとは、簡単にいえば「はしご」のような形をした頑丈な骨格の上に車体を組み合わせる構造です。
一般的な乗用車や都市型SUVで広く採用されているモノコック構造とは考え方が異なり、悪路で車体に大きな力がかかったときの強さや耐久性を重視しやすいのが特徴です。
新型パジェロでは単純にトライトンの車体をSUV化するだけではありません。
公式情報では、
- トライトンのラダーフレームをベースに改良
- キャビンを専用開発
- 前後サスペンションを専用開発
- 卓越した悪路走破性を追求
- 上質で快適な乗り心地を目指す
という方向性が示されています。
ここはかなり大切なポイントです。
本格クロスカントリーSUVは悪路に強くても、街中では乗り心地の硬さや取り回しなどが気になるケースがあります。
しかし歴代パジェロは、悪路走破性だけでなく「乗用車としての快適性」を組み合わせることを大きな価値としてきました。
新型でもキャビンやサスペンションを専用設計するということは、単に頑丈さを追求するのではなく、日常で普通に使える快適性まで含めてパジェロらしさを作ろうとしていると考えられます。
私はこの部分こそ、新型パジェロの評価を左右するポイントになると思っています。
本格四駆としての性能だけなら専門性の高い選択肢はいくつもあります。しかし毎日の通勤や買い物、家族での長距離移動まで快適にこなし、そのうえで雪道やアウトドアでも頼れるなら、パジェロ復活の意味は一気に大きくなります。
なぜ三菱は2026年にパジェロを復活させるのか?
パジェロ復活の意味を理解するには、歴代モデルの存在感を振り返る必要があります。
初代パジェロが発売されたのは1982年です。
当時の本格的な4WD車は、悪路走破性を重視する一方で、一般的な乗用車としての快適性では不利なモデルも少なくありませんでした。
そこでパジェロは、クロスカントリー4WDの走破性と乗用車の快適性を融合させた新しいRVとして登場しました。
その後、4世代にわたり進化し、世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売しています。
日本でも1990年代のRVブームを代表する存在となり、アウトドアへ出かける車として強いブランドイメージを築きました。
さらに「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」といった派生モデルも展開され、本格4WDの世界を幅広いユーザーへ広げています。
もう一つ、パジェロを語るうえで外せないのがダカールラリーです。
パジェロは1983年からダカールラリーへ参戦し、7連覇を含む通算12勝という実績を残しました。
過酷な砂漠や荒野を長距離走行する競技で結果を残したことで、悪路走破性だけでなく、操縦安定性や耐久性というパジェロのイメージが世界的に確立されたわけです。
こうした歴史を考えると、三菱自動車が新しいクロスカントリーSUVに「パジェロ」という名前を付けた意味は軽くありません。
普通の新型SUVに昔の有名な名前を付けただけでは、長年のファンから厳しい目を向けられてしまいます。
それでもパジェロの名称を復活させ、フラッグシップとして投入するということは、それだけ走破性や耐久性、快適性に自信を持てる商品に仕上げようとしている表れだと私は考えます。
新型パジェロだけではなく「パジェロシリーズ」も展開へ
今回の発表で個人的に新型パジェロ本体と同じくらい興味深いのが、今後「パジェロシリーズ」を展開する方針まで示されたことです。
三菱自動車は2026年度から2031年度に13モデルの新型車を投入する計画で、その中でもオフロード商品群とアセアン商品群を重点領域として位置付けています。
加藤CEOは、パジェロをトップのラインとし、その下にサイズの異なる車種をシリーズとして追加する構想を説明しています。
現段階で検討されているのは、スモールSUVやコンパクトSUVなどです。
ただし、これらはまだ商品構想を固めていく段階とされており、正式な車名、発売時期、価格、仕様は発表されていません。
ここから読み取れるのは、三菱自動車が「パジェロ」という名前を1台限りの復活イベントで終わらせるつもりではないということです。
将来的には、大型の本格パジェロを頂点に、より扱いやすいサイズの商品まで広げる可能性があります。
これはユーザーにとって非常に面白い展開です。
本格的な新型パジェロに憧れていても、「大きすぎる」「価格が高そう」「自宅の駐車場では扱いづらい」と感じる人は一定数いるはずです。
もしパジェロらしいデザインや4WD技術を受け継ぎながら、コンパクトなサイズと現実的な価格を両立するモデルが登場すれば、購入できる層は大きく広がります。
高級感よりお得感を重視して車を選びたい私としても、実はフラッグシップの新型パジェロだけでなく、この小型パジェロシリーズがどの価格帯で登場するのかにはかなり注目しています。
三菱パジェロ2026年復活で価格や装備はどうなる?
現在、新型パジェロの詳細な価格やグレードは正式発表されていません。
そのため、「価格は○○万円になる」「このエンジンが搭載される」といった未確認情報を事実のように受け取らないことが大切です。
2026年8月時点で正式に分かっている主な内容を整理すると、次の通りです。
項目 現時点の公式情報
車名 パジェロ
世界初公開 2026年秋
日本での位置付け 7年ぶりの復活
車種 クロスカントリーSUV
車体構造 トライトンのラダーフレームをベースに改良
専用開発 キャビン、前後サスペンションなど
目標 悪路走破性と上質・快適な乗り心地の両立
位置付け 三菱自動車の新たなフラッグシップ
生産 タイのMMTh
価格・グレード 現時点では未発表
購入を考える場合、正式公開後に特に確認したいのは価格だけではありません。
ボディサイズ、最小回転半径、燃費、パワートレイン、安全装備、乗車定員、荷室の使いやすさなど、日常生活に直結する部分も重要です。
パジェロの歴史を考えれば悪路性能には大きな期待が集まりますが、日本で所有するなら「毎日普通に使いやすいか」が最終的な満足度を左右します。
特に今はSUVの選択肢が非常に多いため、名前や伝統だけでは購入理由として十分ではありません。
新型パジェロが価格に見合う走破性、快適性、実用性をどれだけ分かりやすく提示できるかが、復活後の評価を決めることになるでしょう。
新型パジェロ復活をどう見る?今後の注目ポイント
ここからは私見ですが、2026年のパジェロ復活で最も重要なのは、昔のパジェロをそのまま再現することではないと思います。
現在のユーザーが求めるSUVは、悪路を走れるだけではなく、普段の運転のしやすさ、安全性、長距離での快適性、燃費や維持費まで含めて総合的に評価されます。
三菱自動車もその点を理解しているからこそ、トライトンのラダーフレームを基礎としながら、キャビンや前後サスペンションを専用開発しているのでしょう。
「頑丈なトライトンをSUV化した車」ではなく、「パジェロとして乗り味まで作り直した車」にできるか。
私はここが2026年新型パジェロ最大の見どころだと考えています。
また、三菱自動車が「冒険心と挑戦心を象徴する新たなるフラッグシップモデル」と位置付けている以上、単純に販売台数だけで成否を判断する車でもないでしょう。
ブランドの象徴として、三菱自動車が何を得意とするメーカーなのかを分かりやすく見せる役割もあります。
トライトン、デリカ系の商品、そして今後展開予定のパジェロシリーズがつながっていけば、「悪路に強く、アウトドアでも頼れる三菱」というブランドイメージは今まで以上に明確になります。
一方で、購入者目線では冷静さも必要です。
歴史ある「パジェロ」の名前は魅力的ですが、実際に買う車は思い出ではなく現在の商品です。
正式公開後は、価格に対してどれだけ装備が充実しているか、普段使いで無理のないサイズなのか、長く所有したときの維持費はどうなのかをしっかり比較することをおすすめします。
私自身、「高級だから良い」よりも「支払った金額に対して満足できるか」を重視したいので、新型パジェロについてもブランド名だけではなく、中身と価格のバランスを見て評価したいところです。
もし本格クロスカントリーSUVとしての強さを保ちつつ、街中や高速道路でも疲れにくく、家族でも使いやすい車に仕上がれば、7年ぶりという言葉以上に意味のある復活になると考えています。
まとめ|三菱パジェロは2026年秋に正式復活へ
三菱パジェロの2026年復活は、すでに「可能性」の段階を超えています。
三菱自動車は新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しました。
日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活となります。
1982年に初代が登場してから4世代にわたり、世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売。さらにダカールラリーでは1983年から参戦し、7連覇を含む通算12勝という歴史を持っています。
新型はトライトンのラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発。三菱自動車は、悪路走破性と上質で快適な乗り心地を両立する新しいフラッグシップとして開発を進めています。
さらに将来はパジェロを頂点として、スモールSUVやコンパクトSUVを含む「パジェロシリーズ」を展開する構想も示されています。
これから確認したいのは、世界初公開の具体的な日程、日本での発売時期、価格、グレード、パワートレイン、ボディサイズ、安全装備などです。
歴史ある名前が復活するだけでなく、2020年代の日本でも「実際に欲しい」と思える車に仕上がるのか。2026年秋の正式公開は、三菱ファンだけでなく本格SUVを検討している人にとっても大きな注目ポイントになりそうです。
よくある質問
三菱パジェロは2026年に本当に復活しますか?
はい。三菱自動車が新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に正式決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しています。日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活です。
2026年新型パジェロの発売日はいつですか?
現時点で正式に発表されているのは「2026年秋に世界初公開」という予定です。日本での具体的な発売日や予約開始日については、今後の正式発表を確認する必要があります。
新型パジェロはどんな車になりますか?
トライトンの頑丈なラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発するクロスカントリーSUVです。三菱自動車は、優れた悪路走破性と上質で快適な乗り心地を両立した新たなフラッグシップモデルとして開発しています。
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