三菱自動車

三菱パジェロ3ドアとメタルトップワイドとは?特徴を詳しく解説

力強いワイドフェンダーと短いボディを持つ1990年代風の3ドア本格4WD車

三菱パジェロの「3ドア」は、主にショートボディを指す言葉です。「メタルトップワイド」は、とくに初代・2代目で使われたボディ呼称であり、すべての3ドアパジェロが同じ仕様という意味ではありません。

この記事では2026年8月25日時点の三菱自動車公式情報を基に、世代と呼称を整理します。中古車価格や在庫は変動が大きいため、固定した相場や掲載例では評価しません。

パジェロ3ドアとは?

パジェロには、時期によって短いホイールベースの3ドア・ショートと、5ドア・ロングが設定されました。3ドアは左右の乗降用ドアと後部ドアを持つボディを指しますが、正式なグレード名や装備は世代・年式で異なります。

1982年登場の初代、1991年登場の2代目、1999年登場の3代目、2006年登場の4代目では、車体構造や4WDシステム、エンジン、安全装備が異なります。「3ドア」という検索語だけで部品や仕様を判断せず、車検証の型式と初度登録年月を確認してください。

パジェロの歴史は三菱自動車「車の歴史」で確認できます。

メタルトップワイドとは?

「メタルトップ」は金属製の固定ルーフを持つショート系ボディを示す呼称として使われ、「ワイド」はオーバーフェンダーなどを備えた幅広いボディ区分を表します。幌型や標準幅ボディと区別するための名称で、単一の年式・エンジン・グレードを指す言葉ではありません。

中古車広告では呼称が省略されたり、販売店独自の記載が混ざったりします。車名に「メタルトップワイド」とあっても、型式、車幅、エンジン、変速機、グレードは必ず現車と車検証で照合してください。

2代目メタルトップワイドの型式・仕様

2代目パジェロにはV2系のショートがあり、ガソリン、ディーゼル、AT、MTなど複数の組み合わせが存在しました。V23W、V24W、V25W、V26Wなど型式が違えば、エンジンや排出ガス区分、部品も異なります。

「ZR」というグレード名も年式により仕様が変わり得ます。特定の排気量、出力、タイヤサイズを全メタルトップワイド共通として掲載することはできません。確認には当該年式の取扱説明書、整備解説書、純正部品検索、車検証を使います。

3代目・4代目のショートと混同しない

3代目では従来のラダーフレーム式から、ビルトインフレームのモノコック構造へ転換しました。三菱自動車の公式解説でも、3代目をパジェロ史上初のモノコック採用車と説明しています。

後年の「ショート ZR」「ショート VR-I」「ショート VR-II」などは、3ドアという点は共通しても、2代目のメタルトップワイドとは別世代です。販売広告のグレード名を年代を越えて一括りにしないよう注意してください。

公式の世代解説は三菱自動車「パジェロの歴史 Part3」で確認できます。

中古車価格は固定相場で判断しない

パジェロ3ドアは流通台数が少なく、数台の入れ替わりで平均価格が大きく動きます。特定の掲載車の価格や走行距離を「相場」として一般化することはできません。

同じ型式でも、修復歴、腐食、整備履歴、改造、部品の希少性、保証で価値が変わります。複数サイトを同じ日に確認し、車両価格ではなく納車整備や保証を含む支払総額で比べてください。

購入前に確認したい状態と安全性

  • 車検証の型式、年式、原動機型式、乗車定員
  • フレームまたは車体骨格、床下、サスペンション取付部の腐食・修復
  • エンジン、冷却系、変速機、トランスファー、4WD切替の作動
  • タイミングベルトなど年式・エンジンに応じた交換履歴
  • ブレーキ、タイヤ、ハブ、ステアリング、灯火類
  • リフトアップや大径タイヤなど改造の保安基準適合と構造変更
  • 純正部品・代替部品の供給と、整備を受けられる工場

古いモデルは、現代の衝突被害軽減ブレーキや運転支援機能を備えていない場合があります。車高が高くホイールベースの短い車の特性も理解し、急操作を避け、適切なタイヤと十分な車間距離で運転してください。

ディーゼル車は、登録・使用する地域の排出ガス規制に適合できるかを契約前に行政窓口や販売店へ確認する必要があります。

3ドアの魅力をどう評価する?

ショートボディは取り回しやスタイルに魅力がありますが、後席への乗降、荷室、直進安定性などはロングと条件が異なります。オフロード性能も車名だけで保証されず、タイヤ、整備状態、運転技量、路面状況に左右されます。

価値が上がる、将来高く売れるといった予測は確実ではありません。投資目的ではなく、購入後の整備費を含めて維持できるかを基準に検討しましょう。

まとめ

パジェロ3ドアはショートボディの総称として使われ、メタルトップワイドは主に固定ルーフとワイドボディを示す呼称です。世代・型式・年式によってエンジン、車体構造、装備が違うため、一つのスペックでまとめることはできません。

中古車は価格よりも、型式、腐食、4WD機構、改造、整備記録、部品供給、保証を確認し、旧車と4WDに詳しい工場で購入前点検を受けるのが安全です。

よくある質問

パジェロ3ドアとは何ですか?

主にショートホイールベースの3ドアボディを指します。単一グレード名ではなく、複数世代に存在します。

メタルトップワイドとは何ですか?

金属製固定ルーフのショート系ボディと、幅広いボディ区分を示す呼称です。年式により型式・エンジン・装備は異なります。

パジェロ3ドアは中古で買えますか?

流通している場合がありますが台数は限られます。価格の安さだけで選ばず、旧車に詳しい整備工場で状態と部品供給を確認してください。

三菱パジェロのスペック・寸法まとめ!2019年モデルのサイズも確認

2019年型三菱パジェロのロングボディと主要寸法をイメージした大型SUVのシーン

2019年の三菱パジェロは、ロングボディが全長4,900mm×全幅1,875mmを基本とし、最終のファイナルエディションでは全高1,900mmという堂々としたサイズでした。

三菱パジェロのスペックや寸法を調べていると、「2019年モデルはどのくらい大きい?」「ショートとロングは何が違う?」「ランドクルーザープラドと比べると大きいの?」と気になる方も多いと思います。

特に2019年は、日本市場におけるパジェロの最終年です。最後に登場したファイナルエディションは限定700台で、通常のロングモデルとは全高や車両重量にも違いがありました。

この記事では、2019年三菱パジェロの寸法を中心に、エンジン、4WDシステム、乗車定員、重量、従来のショートボディとの違いまで、数字を整理しながら分かりやすく紹介します。

2019年三菱パジェロの寸法は?まずサイズを確認

2019年の三菱パジェロでまず押さえておきたいのが、全長4,900mm、全幅1,875mmというロングボディの基本寸法です。

2018年10月から2019年8月まで設定されていた通常のロングモデルは、全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mmでした。

主な2019年モデルを整理すると次のようになります。

グレード・仕様 型式 車両重量 全長 全幅 全高
3.2D ファイナルエディション LDA-V98W 2,340kg 4,900mm 1,875mm 1,900mm
3.0 ロング GR DBA-V93W 2,130kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.0 ロング EXCEED DBA-V93W 2,150kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.2D ロング GR LDA-V98W 2,240kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.2D ロング EXCEED LDA-V98W 2,260kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm
3.2D ロング SUPER EXCEED LDA-V98W 2,290kg 4,900mm 1,875mm 1,870mm

こうして見ると、2019年のパジェロはグレードによって車重こそ変わるものの、通常モデルの外寸はほぼ共通です。

例外となるのが2019年4月に登場したファイナルエディションで、全高が通常モデルより30mm高い1,900mmとなっています。

全高1.9mとなるため、中古車として購入する場合は立体駐車場や自宅ガレージの高さを必ず確認したいところです。

また、全幅1,875mmは現在の大型SUVでは驚くほど巨大という数字ではありませんが、日本の住宅街や古い駐車場ではそれなりに気を使います。

個人的には、パジェロのサイズを見る際は全長4.9m以上に「幅1.875mを日常的に扱えるか」を重視したほうが、購入後の使いやすさを判断しやすいと考えています。


三菱パジェロのスペックは?2019年モデルのエンジンと4WDを確認

2019年まで販売された4代目パジェロには、大きく分けて3.0Lガソリンと3.2Lディーゼルの2種類が用意されていました。

ガソリン車は3.0L V型6気筒SOHCエンジン、ディーゼル車は3.2L直列4気筒DOHCコモンレール式ディーゼルターボです。

参考資料では、最高出力について3.0Lガソリンが178ps、3.2Lディーゼルターボが190psとされています。

トランスミッションにはINVECS-IIスポーツモード付き5速ATを採用。2019年モデルも、最新SUVのような8速や10速ATではなく5速ATという構成でした。

数字だけを見ると設計の古さを感じる部分ですが、パジェロの価値は単純な変速段数では語れません。

大きな特徴が、三菱が長年磨いてきたスーパーセレクト4WD IIです。

このシステムでは路面状況に合わせて4つの走行モードを使い分けることができ、通常の舗装路から滑りやすい路面、さらに悪路走行まで幅広く対応できる仕組みになっています。

悪路走破性を重視する4LLcから、通常走行時の2Hまで選択でき、条件によっては走行中にもトランスファーレバーを操作して切り替えられる点が特徴です。

さらに、車両姿勢の乱れやタイヤのスリップを抑える制御も組み合わされていました。

パジェロは単に「大きくて車高の高いSUV」ではなく、4WDシステムそのものを商品価値の中心に置いていたクルマだと私は感じます。

街中しか走らない人にとっては性能を持て余す可能性もありますが、雪道や未舗装路を走る機会がある人には、この本格的な構成が大きな安心材料になるでしょう。


パジェロのショートとロングでは寸法がどれだけ違う?

4代目三菱パジェロの特徴として忘れてはいけないのが、5ドアのロングだけでなく、かつて3ドアのショートボディも設定されていたことです。

ショートの代表的な寸法は、全長4,385mm×全幅1,875mm×全高1,850mm。

一方、ロングは全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mmです。

つまり全幅は同じですが、ロングとショートでは全長に515mmもの差があります。

全高の差は20mmなので、見た目や取り回しで最も大きく効いてくるのは全長です。

ショートは5人乗り、ロングは7人乗りが基本となり、ドア枚数もショートは3ドア、ロングは5ドアとなります。

たとえば2016年10月発売モデルでは、3.0LガソリンのショートVR-Iが全長4,385mm×全幅1,875mm×全高1,850mm、車両重量1,960kgでした。

3.2LディーゼルのショートVR-IIは同じ外寸ながら車両重量2,110kgとなっています。

これに対してロングは2,130kg台から2,290kg程度まであり、当然ながらボディの長さや乗車定員の違いが重量にも表れています。

なお、2018年10月以降の国内ラインアップでは5ドアロングボディが中心となり、2019年の最終モデルもロングボディです。

私は中古のパジェロを選ぶなら、このショートとロングの違いは非常に重要だと思います。

荷物や家族を乗せるならロングの使い勝手が勝りますが、パジェロらしい存在感を持ちながら全長を515mm短くできるショートは、街中での取り回しという意味では独特の魅力があります。


2019年パジェロ・ファイナルエディションのスペックは何が特別?

2019年4月には、日本市場でのパジェロ販売終了を前に、特別仕様車「ファイナルエディション」が設定されました。

ベースとなったのは3.2Lディーゼルの「エクシード」で、販売台数は限定700台です。

型式はLDA-V98W、排気量は3,200cc、5速AT、フルタイム4WD、乗車定員7名という構成でした。

車両価格は当時4,530,600円。車両重量は2,340kgで、寸法は全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,900mmです。

通常の2018年10月モデルの3.2Lロングエクシードが車両重量2,260kg、全高1,870mmだったので、ファイナルエディションは80kg重く、全高も30mm高くなっています。

装備面では、ルーフレールと電動ロングサンルーフ、本革シート、運転席・助手席パワーシートなどを標準化しました。

さらに寒冷地仕様のほか、悪路での脱出性能を高めるリヤデフロック、SRSサイドエアバッグ&カーテンエアバッグも標準装備されています。

ボディカラーは、ウォームホワイトパール、ブラックマイカ、スターリングシルバーメタリック、スターリングシルバーメタリック/アイガーグレーメタリックの3way2トーンを含む全4色でした。

燃費はJC08モードで10.0km/Lとされています。

ファイナルエディションは、単に最終型という名前を付けただけではなく、パジェロらしい装備をまとめて載せた仕様だったことが分かります。

中古車を検討する人にとっても、「2019年式だから同じ」と考えず、通常グレードとファイナルエディションを分けて確認することが大切です。


パジェロとランドクルーザープラドのサイズはどちらが大きい?

2019年型パジェロの大きさをイメージしやすくするため、当時ライバルとして比較されることの多かったトヨタ・ランドクルーザープラドと比べてみましょう。

参考資料に掲載されているランドクルーザープラドの寸法は、全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mmです。

対して通常のパジェロ・ロングは、全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mm。

数字を差し引くと、パジェロはプラドより全長が75mm長く、全幅は10mm狭く、全高は20mm高いことになります。

つまり全体の占有サイズとしては非常に近いクラスです。

パジェロはリヤゲート部分にスペアタイヤを備えるスタイルだったこともあり、全長ではプラドより長くなっています。

この比較から分かるのは、2019年のパジェロが「昔のSUVだから現代の大型SUVより小さい」というわけではないことです。

むしろ約4.9mの全長と約1.88mの全幅を持つため、現在の感覚で見ても十分に大型SUVです。

購入前には車庫の幅だけではなく、ドアを開くための余裕や道路への出入り、スーパーなどで利用する駐車場のサイズまで考えておいたほうが安心でしょう。

特に機械式駐車場については、全幅1,875mmだけでなく全高1,870~1,900mm、車両重量2トン超という条件も確認する必要があります。


三菱パジェロのスペックから見える「今でも魅力的な理由」

パジェロの4代目は2006年10月に登場し、日本では2019年8月に販売を終えました。

つまり最終モデルでも、基本設計は登場から長い年月を重ねたクルマです。

それでも現在まで名前が語られる理由は、単なる懐かしさだけではないと私は考えています。

ボディにはラダーフレーム・ビルトイン・モノコック構造を採用し、高い剛性と乗用車的な快適性の両立を狙っていました。

足回りもフロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンクという四輪独立懸架式です。

さらに、エンジンフードにはアルミニウム、プロペラシャフトにはカーボン繊維強化樹脂を採用するなど、オフロード性能だけを追求した単純な構成ではありません。

ここが、パジェロのスペックを見るうえで面白いところです。

全長4.9m、車重2.2~2.3トン級という数字だけを見ると「重くて大きなSUV」に見えます。

ところが中身を見ると、悪路性能と高速道路での安定性、日常での快適性を1台にまとめようとしていたことが分かります。

一方で、現在の基準で中古車として選ぶ場合は、車体サイズだけで判断しないほうがいいでしょう。

3.0Lまたは3.2Lという大排気量エンジン、5速AT、2トンを超える車重を考えれば、小型SUVやハイブリッドSUVと同じ感覚で維持できるクルマではありません。

それでも、本格4WDが必要で、7人乗りと荷室の使い勝手も欲しいという人にとっては、今見ても個性的な選択肢です。

私なら「大きなSUVが欲しい」だけなら別の候補とも比較しますが、パジェロ独自の4WD機構や無骨なキャラクターまで含めて欲しい人なら検討する価値があると考えます。

スペック表の数字だけでなく、「その性能を自分が本当に使うのか」というところまで考えるのが、コスパの良い車選びにつながります。


2019年三菱パジェロの寸法・スペックまとめ

2019年の三菱パジェロは、国内販売最後の年にふさわしい、本格4WDらしいスペックを備えていました。

通常のロングボディは全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mm。2019年4月登場の限定700台ファイナルエディションは全高1,900mm、車両重量2,340kgとなります。

エンジンは3.0L V6ガソリンと3.2L直4ディーゼルが用意され、参考資料上の最高出力はそれぞれ178ps、190ps。5速ATとスーパーセレクト4WD IIを組み合わせる、本格オフロードSUVらしい構成でした。

また、かつて設定されたショートボディは全長4,385mm×全幅1,875mm×全高1,850mmで、ロングより全長が515mm短いという明確な違いがあります。

ランドクルーザープラドと比較してもロングボディのサイズ感は近く、2019年パジェロは現在の基準で見ても十分に大きなSUVです。

中古車で検討する際は、年式や価格だけでなく、全幅1,875mm・全高最大1,900mm・車重2トン超という寸法と重量を自宅や普段の生活環境で扱えるかまで確認しておくことをおすすめします。


よくある質問

2019年三菱パジェロの全長・全幅・全高は?

通常のロングモデルは全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mmです。2019年4月登場のファイナルエディションは全長と全幅は同じですが、全高が1,900mmとなっています。

2019年パジェロのファイナルエディションは何台限定?

ファイナルエディションは700台限定で設定されました。3.2Lディーゼルのエクシードをベースに、本革シート、電動ロングサンルーフ、ルーフレール、リヤデフロックなどを標準装備しています。

パジェロのショートとロングはどれくらいサイズが違う?

代表的な4代目パジェロでは、ショートが全長4,385mm、ロングが4,900mmで、ロングのほうが515mm長くなります。全幅はどちらも1,875mm、全高はショート1,850mm、ロング1,870mmが基本です。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

新型三菱パジェロスポーツはどんなSUV?特徴と注目ポイントを解説

力強いボクシーなボディと高い車高を備えた次世代ミッドサイズSUVが悪路と舗装路の境目に停車しているイメージ

新型三菱パジェロスポーツは、トライトン譲りのタフな車体と本格4WD、3列シートの実用性を組み合わせることが期待されるミッドサイズSUVです。

日本導入への期待も高まっていますが、次期型の仕様や発売時期には未確定情報もあります。ここでは三菱自動車が公開しているパジェロスポーツの設計思想と、次期型をめぐる報道を分けながら、特徴と注目ポイントを整理します。

新型三菱パジェロスポーツとは?どんなSUVになる?

新型三菱パジェロスポーツをひと言で表すなら、日常でも使える3列シートSUVに、本格クロカンに近い耐久性と悪路走破性を持たせたモデルと考えると分かりやすいでしょう。

パジェロスポーツは日本では現在販売されていませんが、初代モデルは1996年から2001年まで「チャレンジャー」の名前で販売されていました。その後も海外市場では世代交代を続けています。

現在につながる3代目パジェロスポーツは2015年に登場しました。

三菱自動車の公式デザインページでは、パジェロスポーツを「ドライバーの冒険心や探求心に応えるミッドサイズSUV」と位置づけています。

つまり、高級SUVのような見た目だけを目指したクルマではありません。

悪路に入った時にも安心して使えるタフさと、家族を乗せる時の快適性、その両方を狙っていることがパジェロスポーツの特徴です。

特に次期型で注目されているのが、日本にも導入されているピックアップトラック「トライトン」との関係です。

2025年8月29日付のベストカーの記事では、南ヨーロッパで右ハンドル仕様とみられるカモフラージュ車が目撃され、その車両が次期パジェロスポーツではないかと報じられました。

当初は、2025年7月下旬からASEAN、中南米、中東、アフリカなどで展開された3列SUV「デスティネーター」の派生モデルではないかという見方もあったようです。

しかし注目されたのがホイールです。

デスティネーターが5穴なのに対し、目撃されたテスト車は6穴ホイールでした。トライトンも6穴を採用しています。

もちろんホイールの穴数だけで車両のすべてを判断することはできませんが、より重量があり、耐久性や悪路走行を意識したモデルである可能性を考える材料にはなります。

ベストカーは、三菱が2026年以降に投入するとしていた次期パジェロスポーツのテスト車である可能性を指摘しています。

ここが新型三菱パジェロスポーツを見るうえで大事なポイントです。

デスティネーターのような乗用車寄り3列SUVではなく、トライトンに近い本格派SUVになる可能性が高いというわけです。


新型パジェロスポーツの外装はどう変わる?力強さが重要ポイント

パジェロスポーツのデザインで中心となるのが、三菱独自のフロントデザイン「Dynamic Shield(ダイナミックシールド)」です。

三菱自動車の公式デザインページでは、現行パジェロスポーツについて、ダイナミックシールドをさらに進化させ、高級オフロードSUVにふさわしい堂々とした力強さとダイナミックな性能感を表現したと説明しています。

フードとヘッドランプの位置を高くすることで、自信のある顔つきを演出。

さらにコンビネーションランプをバンパー外側に配置し、ボディがワイドで安定して見えるデザインとされています。

リアについても、単に派手さを狙ったデザインではありません。

バンパーそのものに厚みを持たせ、下部のアンダープロテクターには水平基調のラインを採用することで、視覚的な安定感を高めています。

パジェロスポーツらしい縦型ランプも特徴です。

三菱はこの縦基調のデザインを残しながら形状を洗練させ、上質感だけでなく視認性の向上も狙ったとしています。

次期モデルの正式デザインについては、元ネタのスクープ記事の段階では確定していません。

ただしカモフラージュ車については、Aピラーが比較的立ち、全体もボクシーな形状に見えると分析されています。

これは個人的にも注目したい部分です。

最近のSUVには流線形の都会的なモデルも増えましたが、本格的な悪路走行を売りにするパジェロスポーツなら、むしろ角張った形と高いボンネットによって「道具らしさ」を出したほうがキャラクターには合っています。

高級感を過度に追い求めるより、ひと目で丈夫そうに見えるデザインのほうが、パジェロスポーツを選ぶ人には魅力になりそうです。


トライトンがベース?ラダーフレームと2.4Lディーゼルに注目

新型三菱パジェロスポーツの最大の注目点は、外観以上に中身です。

複数の元ネタでは、2023年に登場した現行トライトンをベースに、次期パジェロスポーツが開発される可能性が伝えられています。

トライトンは乗用SUVとは異なり、ラダーフレームを採用しています。

ラダーフレームとは、簡単にいえば頑丈な骨格を別に作り、その上にボディを載せる構造です。

一般的な乗用車で広く採用されるモノコック構造に比べ、重量面では不利になりやすい一方、荒れた路面で大きな力がかかる環境や高い耐久性が求められる用途ではメリットがあります。

参考記事では、新型パジェロスポーツについて、トライトンと基礎を共有する新世代ラダーフレームを採用すると予想しています。

さらに新しいフレームは従来より断面積を拡大し、高張力鋼材の使用比率も増やすことで、曲げ剛性やねじり剛性を向上させるとされています。

パワートレインとして候補に挙げられているのは、直列4気筒2.4Lディーゼルターボです。

参考情報では最高出力204ps、最大トルク47.9kgm、8速AT、4WDという仕様が予想されています。

ただし、これらの数値は次期パジェロスポーツの日本仕様として三菱自動車が正式発表した確定スペックとして扱うべきではありません。

ここは検索する際にも注意したいところです。

ネット上では予想スペックがそのまま「決定事項」のように紹介されることがありますが、発売前の車種では市場によってエンジンや装備が変わるケースも珍しくありません。

それでも、トライトンをベースとするならディーゼルとの相性は非常に良いと私は考えます。

大柄なSUVは車重が増えやすいため、低回転から太いトルクを発生するディーゼルは、街中だけでなく高速道路、登坂路、荷物を積んだ場面でも扱いやすいからです。

パジェロスポーツに求められているのは、信号ダッシュの速さではありません。

荷物や乗員が増えても余裕を感じられる力強さこそ、このクルマらしい性能といえるでしょう。


スーパーセレクト4WD-IIは新型パジェロスポーツ最大の武器になる?

走行性能で特に期待されているのが、三菱の「スーパーセレクト4WD-II」です。

参考記事では、新型パジェロスポーツにもこの電子制御4WDシステムが採用されると予想されています。

紹介されている走行モードは、後輪駆動の「2H」、通常走行にも使えるフルタイム4WDの「4H」、センターデフをロックする「4HLc」、さらに低いギヤ比を使う「4LLc」です。

また、ノーマル、エコ、グラベル、スノー、マッド、サンド、ロックという7種類のドライブモードも候補として挙げられています。

こうした装備が実現すれば、パジェロスポーツは単なる「SUV風の3列乗用車」とはかなり性格が異なります。

雪道や砂利道程度なら多くのクロスオーバーSUVでも対応できますが、パジェロスポーツが目指しているのは、そのさらに先でしょう。

三菱といえばパジェロやランサーエボリューションなどで四輪制御技術を磨いてきたメーカーです。

トライトンもアジアクロスカントリーラリーのような過酷な環境を通じて技術を磨いてきました。

だからこそ、新型パジェロスポーツではカタログ上の馬力だけを見るより、悪条件でもドライバーが扱いやすい4WD制御になっているかを見るほうが、このクルマの本質を理解しやすいと思います。

参考記事ではAYC(アクティブヨーコントロール)の採用も予想されています。

これは旋回時などに車両の動きを制御し、より狙ったラインを走りやすくする技術です。

大柄で車高の高いSUVだからこそ、悪路走破性だけでなく舗装路での安定感までどこまで高められるかが、新型の評価を左右しそうです。


新型パジェロスポーツの内装と3列シートはどうなる?

パジェロスポーツは本格4WDだからといって、室内まで無骨一辺倒というわけではありません。

三菱自動車の公式デザインページでは、現行モデルの内装について、スポーティSUVとしての運転の楽しさと快適性へのこだわりを表現したと説明しています。

特徴的なのが、高いセンターコンソールからインストルメントパネルへつながる金属調フレームです。

SUVらしい囲まれ感を残しながら、形状をモダンに進化させています。

カラー液晶ディスプレイメーターも採用され、先進機能と視認性を両立させているのが特徴です。

次期型については、大型インフォテインメントディスプレイやコネクティッド機能、音声認識などの採用が予想されています。

さらにパジェロスポーツで重要なのが3列シートです。

アウトドア好きの家族が使うことを考えると、5人乗って終わりではなく、必要に応じて6人、7人が乗れることには大きな意味があります。

一方で、3列SUVは「3列目を使うと荷室が狭い」「大人には3列目が窮屈」という問題も起こりやすいところです。

そのため私は、新型パジェロスポーツでは豪華な内装材の種類より、3列目を使った状態でどれだけ荷物を載せられるのか、床面がどれだけ使いやすいのかに注目したいと考えています。

本当に道具として使うSUVなら、この部分が毎日の満足度を大きく左右します。


新型三菱パジェロスポーツの日本発売はある?情報の見方に注意

日本のユーザーにとって一番気になるのは、「結局、日本で買えるのか」という点でしょう。

2025年8月29日のベストカーの記事では、次期パジェロスポーツの日本導入はその時点では決定していないと報じています。

まずASEANや豪州などの三菱にとって重要な市場で展開し、日本での反響などを見ながら判断する可能性があるという内容でした。

一方、別の参考記事では、2026年7月にワールドプレミア、日本市場への導入や価格540万円からといった具体的な予想も掲載されています。

ただし、その記事には「2026年7月ワールドプレミア」としながら別の箇所で「2025年10月に日本発表」と記載されており、時系列上そのままでは整合しない情報もあります。

したがって、発売日や価格については予想記事の数字を確定情報として受け取らないことが重要です。

これは新型車情報を見るうえでかなり大切なポイントです。

テスト車が走っていること、トライトンとの共通性が推測できること、メーカーが公表した既存モデルの設計思想などは材料になります。

しかし、「価格540万円」「日本発売は○月」といった情報は、正式発表が出るまでは分けて考えるべきでしょう。

なお、予想ボディサイズとしては全長4850mm、全幅1875mm、全高1800mm、ホイールベース2850mmという数字も紹介されています。

同じ参考記事に掲載されたアウトランダーPHEVの4710×1860×1740mmと比べると、かなり存在感のあるサイズです。

もしこの規模で日本導入されるなら、狭い住宅街や機械式駐車場では使いやすいサイズとは言いにくいでしょう。

その一方で、トライトンの全長5320mmよりは短く、荷台を必要としないユーザーにとっては現実的です。

ここにパジェロスポーツの面白さがあります。

「トライトンの走破性には魅力を感じるけれど、ピックアップの荷台までは必要ない」という人にちょうど刺さる可能性があるのです。


私が考える新型パジェロスポーツの注目ポイント

個人的には、新型パジェロスポーツが日本で登場するなら、「パジェロ」という名前だけで評価するのはもったいないと思っています。

重要なのは、かつてのパジェロをそのまま再現することではありません。

トライトンで培ったラダーフレーム、ディーゼル、4WD技術を3列SUVとして使いやすく仕上げられるかどうかです。

最近のSUV市場では、乗用車ベースのクロスオーバーが主流になりました。

燃費、乗り心地、乗降性などを考えれば、それは合理的な流れです。

しかし逆に考えると、本格的なラダーフレームSUVは選択肢が限られています。

そこで新型パジェロスポーツが比較的現実的な価格帯で登場できれば、独自の立ち位置を築ける可能性があります。

私が特に気になるのは価格です。

参考記事では540万円からという予想も出ていますが、正式価格ではありません。

もし実際に日本へ導入される場合、トライトンやアウトランダーPHEVとどの程度の差をつけるかによって商品価値は大きく変わります。

高級装備を大量に盛り込んで価格を上げるより、個人的には必要な安全装備と4WD性能をしっかり備えた実用グレードを設定してほしいところです。

パジェロスポーツの魅力は、ラグジュアリーSUVとして見栄を張ることより、「家族を乗せて遠くまで行ける頑丈な道具」であることにあると思うからです。

また、日本導入の成否を左右するのは燃費だけではありません。

全幅が1.8m後半になる大型SUVでは、日常の取り回し、最小回転半径、乗降性、駐車支援カメラなどがかなり重要になります。

本格4WD性能を持ちながらスーパーの駐車場でも必要以上に苦労しない。

このバランスを実現できれば、単なるパジェロファン向けではなく、ランドクルーザー系や大型3列SUVを検討する層にも面白い選択肢になるでしょう。


まとめ

新型三菱パジェロスポーツは、トライトン譲りのタフな設計と本格4WD、3列シートの実用性を組み合わせたSUVとして期待されているモデルです。

公式に示されているパジェロスポーツの方向性を見ると、ダイナミックシールドを使った力強い外観、快適性と先進性を意識した室内、冒険心や探求心に応えるミッドサイズSUVという基本思想が分かります。

一方、次期型についてはトライトンをベースとした新世代ラダーフレーム、2.4Lディーゼルターボ、スーパーセレクト4WD-IIなどが有力視されていますが、日本仕様の装備や価格、発売時期にはまだ予想情報が含まれています。

特に日本導入については、過去の報道でも「未決定」とされていた時期があり、ネット上の具体的な発売年月や価格だけを見て確定と判断しないほうが安全です。

それでも、トライトンほど長くなく、一般的なクロスオーバーSUVよりタフで、さらに3列シートまで備えるという組み合わせは魅力的です。

新型パジェロスポーツが日本で正式展開されるなら、名前の懐かしさ以上に、今では貴重になった「本当に使える本格SUV」としてどこまで仕上がるかが最大の注目ポイントになると私は考えています。


よくある質問

新型三菱パジェロスポーツはパジェロと同じ車ですか?

同じではありません。パジェロスポーツは独立したモデルで、初代は日本で「チャレンジャー」として1996年から2001年まで販売されました。

次期型についてはトライトンとの共通化が有力視されており、本格的なラダーフレームSUVとしての性格が期待されています。

新型パジェロスポーツにはディーゼルが搭載されますか?

参考情報では直列4気筒2.4Lディーゼルターボが有力候補として紹介されています。

ただし、次期型の日本仕様について正式に確定したスペックとは限らないため、最終的なエンジンや出力はメーカーの正式発表を確認する必要があります。

新型パジェロスポーツは日本発売されますか?

日本導入への期待は高まっていますが、元ネタには未確定情報と予想情報が混在しています。

ベストカーは2025年8月時点で日本導入は未決定と報じており、別の参考記事には日本発売を想定した情報もあります。発売時期や価格については、三菱自動車からの正式発表を基準に確認するのが確実です。

新型三菱パジェロミニ復活へ?再浮上した計画と最新情報まとめ

角張ったボディと5ドアを採用した次世代軽クロスオーバーSUVをイメージしたシーン

新型三菱パジェロミニはまだ正式発表されていませんが、三菱が「パジェロシリーズ」へスモールSUVを追加する方針を示したことで、復活計画が現実味を帯びています。

2026年5月29日、三菱自動車は新型「パジェロ」を2026年秋に世界初公開すると発表しました。さらに、その下にスモールSUVやコンパクトSUVを加える「パジェロシリーズ」の展開方針まで明らかにしており、かつての軽SUV「パジェロミニ」の復活に大きな注目が集まっています。

新型三菱パジェロミニ復活計画はどこまで決まっている?

まず最も重要なのは、2026年8月時点で「新型パジェロミニ」という車名や発売時期、価格、スペックは三菱から正式発表されていないという点です。

一方で、パジェロミニ復活説そのものには、以前よりかなり具体的な根拠が出てきました。

三菱自動車は2026年5月29日、2030年代に向けた新中長期ビジョンを発表。その中で、国内では2019年に生産を終了した「パジェロ」を2026年秋に新型車として世界初公開すると明らかにしました。

新型パジェロについては、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を加え、キャビンや前後サスペンションを専用開発した本格クロスカントリーSUVになることも公表されています。

さらに重要なのが、代表執行役CEOの加藤隆雄氏が「パジェロシリーズ」として新しい商品を追加すると説明したことです。

加藤氏は、新型パジェロをシリーズのトップに置き、その下にサイズの異なるモデルを投入する構想について、現時点では「スモールSUVやコンパクトSUV」を想定していると説明しています。

つまり、公式に決まっているのは、

  • 新型パジェロが2026年秋に世界初公開される
  • 今後「パジェロシリーズ」を展開する
  • パジェロの下にスモールSUVとコンパクトSUVを想定している

というところまでです。

スモールSUVが軽自動車になるのか、その車名が本当に「パジェロミニ」になるのかは、まだ発表されていません。

それでもパジェロミニ復活説が一気に強まった理由は明快です。三菱自身が「パジェロを1車種だけで終わらせずシリーズ化する」と公表したからです。

以前のような単なるスクープ情報ではなく、メーカー公式の事業計画の中に、小型パジェロにつながる余白が明確に示されたことが最大の変化といえます。


三菱パジェロミニはなぜ復活すると予想されている?

新型三菱パジェロミニの復活が有力視される背景には、過去に実際に「小さなパジェロ」として成功した歴史があります。

初代パジェロミニは1994年に誕生しました。

三菱公式のパジェロヒストリーでは、パジェロの機能と軽自動車の手軽さを融合した「ミニRV」として紹介され、高剛性ボディや20バルブインタークーラーターボ、イージーセレクト4WDなどを備えていました。

1998年には軽自動車の新規格に対応した2代目へモデルチェンジ。ホイールベースの拡大、安全ボディ「RISE」、4WDシステムなどを採用しながら進化を続けました。

2代目は1998年から2012年まで販売されており、現在の市場には存在しないモデルです。そのため復活すれば、販売終了から14年前後を経て名前が戻ることになります。

この歴史を見ると、三菱が「パジェロシリーズ」のスモールSUVを企画する際に、既存の知名度を持つ「パジェロミニ」という名称を活用するのは自然な選択肢です。

もちろん、これは正式決定ではありません。

ただ、三菱は軽自動車でも「デリカミニ」という名前を採用しています。大型・普通車で築いたブランドイメージを、軽自動車へ展開する考え方にはすでに実例があります。

私はここが今回の復活説を見るうえでかなり重要だと考えています。

単に昔の名前だから復活するのではなく、「有名な三菱SUVの世界観を小さなクルマへ広げる」という商品戦略に、パジェロミニという名称が非常に合わせやすいからです。


新型パジェロミニは5ドアの軽SUVになる?

現在、新型パジェロミニについて注目されているのが「どんなクルマになるのか」です。

2026年8月7日に公開された「くるまのニュース」の記事では、YouTubeチャンネル「【トキデザ】現役カーデザイナーの車情報+デザイン解説byとっきー」が制作した新型パジェロミニの予想スケッチが紹介されました。

このCGは三菱公式のデザインではありません。

あくまでも予想ですが、2代目パジェロミニをベースに、新型パジェロに採用されると考えられるデザイン要素を加えたものとなっています。

予想CGで大きなポイントとなっているのが、旧型の3ドアから5ドア化されていることです。

現代の軽自動車では、後席へ直接アクセスできる5ドアの利便性はかなり重要です。買い物や送迎、日常の足として使うことまで考えれば、3ドアより5ドアのほうが幅広いユーザーを狙えます。

デザインについても、新型パジェロをそのまま縮小するのではなく、背の高いボンネット、立体感のあるバンパー、角張ったボディなどを取り入れたワイルドな方向性が予想されています。

かわいらしい雰囲気を持つスズキ「ハスラー」や、アウトドア感とレトロ感を組み合わせたダイハツ「タフト」とは違い、もっと本格SUVらしい力強さを前面に出す軽SUVになるのではないか、という考え方です。

これは個人的にも面白い方向だと思います。

軽SUVはすでに多くありますが、「コンパクトで普段使いしやすいのに、見た目は本格クロカン」という立ち位置なら、三菱らしい個性を出しやすいからです。


三菱パジェロミニ新型はジムニーではなくデリカミニ系になる?

新型三菱パジェロミニについて、デザイン以上に気になるのが車体構造です。

旧型パジェロミニは、エンジンを縦向きに搭載した後輪駆動ベースの4WDを採用していました。そのため、本格軽4WDであるスズキ「ジムニー」と比較されることも多いモデルでした。

しかし、現在予想されている新型パジェロミニは、ジムニーと真正面から同じ仕組みで戦うクルマではない可能性があります。

「くるまのニュース」の予想では、「デイズ/eKクロス」系のプラットフォームを利用した乗用車ベースのクロスオーバーSUVが想定されています。

MOTAでも同様に、新しい後輪駆動専用プラットフォームを開発するのではなく、デリカミニなど既存の軽自動車で使われているメカニズムを活用する可能性が高いと分析しています。

理由はコストと実用性です。

専用のラダーフレームや後輪駆動ベースの4WDを新規開発すれば、本格的な悪路性能を確保しやすくなります。一方で、開発・生産コストは上昇します。

さらに軽自動車は全長が限られるため、縦置きエンジンで長いボンネットを採用すると、その分だけ室内スペースが小さくなります。

つまり、新型パジェロミニが5ドアで日常の使いやすさを重視するなら、FFベースの4WDを使ったクロスオーバーSUVにするほうが合理的というわけです。

ここは「ジムニーのライバル」という言葉だけで考えないほうがよいでしょう。

私としては、新型パジェロミニが本当に登場するなら、ジムニーと同じ土俵で走破性能を競うよりも、「デリカミニより低くて軽快、ハスラーよりゴツい」という位置を狙うほうが商品として面白いと思います。

ジムニーは本格オフロード性能という非常に強い個性を持っています。そこへ同じ設計思想で後から挑むより、三菱が得意とする四輪制御とSUVデザインを日常向け軽自動車へ落とし込むほうが、選択肢を増やす意味でも価値があります。


新型三菱パジェロミニの価格・サイズ・発売時期は?

現時点ではメーカー公式の価格、サイズ、発売日はありません。

そのため、ここからは自動車メディアによる予想情報として分けて見る必要があります。

MOTAは新型パジェロミニについて、ターボエンジンと4WDを搭載した買い得グレードで220万円前後になると予想しています。

予想スペックとして挙げられている主な数値は次の通りです。

項目 予想内容
全長 3395mm
全幅 1475mm
全高 約1600mm
ホイールベース 2495mm
最低地上高 約190mm
エンジン 直列3気筒659ccターボ
最高出力 64馬力
最大トルク 10.2kg-m
駆動方式 4WDなどを想定
予想価格 約220万円から
予想発売時期 2028年ごろ

全長3395mm、全幅1475mmという数字は、現在の軽自動車規格の上限に沿ったものです。

一方、全高を1600mm前後に抑えるという予想が興味深いところです。

デリカミニは背の高い軽スーパーハイト系SUVですが、新型パジェロミニが1600mm程度になれば、もっと低く、軽快で、立体駐車場などの日常環境にも合わせやすいSUVになる可能性があります。

最低地上高については約190mmが予想されており、実現すれば見た目だけでなく、雪道やキャンプ場などの荒れた路面でも扱いやすいキャラクターになりそうです。

ただし繰り返しますが、これらは三菱が公表したスペックではありません。

特に発売時期については情報のばらつきがあります。

2025年以前には「2026年登場」という予測も一部で出ていましたが、2026年5月29日の公式発表時点で三菱が明言したのは、まず新型パジェロを2026年秋に投入することです。

スモールSUVについて加藤CEOは、まだ「商品構想を固めていくところもある」と説明しています。

この発言をそのまま受け取るなら、2026年8月時点でパジェロミニがすぐ発売されると考えるのは少し早いでしょう。

MOTAが予想する2028年ごろというスケジュールのほうが、現在公開されている公式情報とは整合性があります。


パジェロミニ復活でデリカミニとはどう住み分ける?

新型パジェロミニが本当に登場した場合、気になるのが同じ三菱の「デリカミニ」との関係です。

ここは新型パジェロミニの商品性を考えるうえで、かなり重要だと思います。

デリカミニは背の高いボディとスライドドアを備え、広い室内と使い勝手を重視した軽自動車です。子どもの乗り降りや買い物など、ファミリー用途では非常に使いやすい設計になっています。

一方、予想されている新型パジェロミニは、一般的な横開き式ドアを採用し、全高を低めにすることでSUVらしいスタイルや走りを重視すると見られています。

つまり、

  • 広さとスライドドアを優先するならデリカミニ
  • SUVらしい見た目と軽快さを優先するならパジェロミニ

という住み分けが可能になります。

この2台が並ぶと、三菱の軽自動車はかなり分かりやすくなります。

個人的には、「軽自動車だから背を高くして室内を最大化する」という現在の定番とは違う選択肢が増えることに期待しています。

4人が必要十分に乗れて、荷物も積めて、背が高すぎず、見た目はタフ。このサイズ感を求めている人は意外と多いのではないでしょうか。


新型パジェロミニはハスラー、タフト、ジムニーの中間を狙える?

新型三菱パジェロミニを考えるうえで、私は「どの車種と競合するか」よりも、既存車の間にある空白を埋められるかが重要だと考えています。

ジムニーは非常に高い悪路走破性を持つ一方、3ドアで、室内や後席アクセスには制約があります。

ハスラーは日常性や燃費、使いやすさに優れていますが、本格クロスカントリー車というよりクロスオーバー色の強いモデルです。

タフトもスクエアなSUVスタイルを採用していますが、独自のキャラクターを持っています。

そこへ、

5ドア+ターボ+4WD+約190mmの最低地上高+パジェロらしい角張ったデザイン

という軽自動車が入れば、かなり分かりやすいポジションを作れます。

これが私が考える、新型パジェロミニ最大の可能性です。

「ジムニーほど本格的でなくていい。でも普通の軽SUVより少しタフなクルマが欲しい」という需要に応えられれば、単なる懐かしい車名の復活では終わりません。

旧型パジェロミニの中古車が現在も流通していることからも、コンパクトなSUVらしさを求めるユーザーが完全に消えたわけではないと考えられます。

過去のパジェロミニは、新車価格99万円から169万円程度で販売された時期もありました。しかし現在は安全装備や原材料費、電子装備などが大幅に増えているため、新型が200万円を超える価格になっても不思議ではありません。

だからこそ、価格だけではなく「200万円以上払ってでも選びたい個性」が必要になります。

パジェロの名前とデザインだけに頼らず、日常で扱いやすいサイズ、4WD性能、使いやすい5ドア、納得できる燃費性能をまとめられるかが成功の分かれ目になりそうです。


新型三菱パジェロミニの今後をどう見る?

ここからは私見です。

私は、新型パジェロミニが復活する可能性は以前より明らかに高まったと考えています。

最大の理由は、2026年5月29日に三菱自身が「パジェロシリーズ」を展開すると明言したことです。

しかも単なるブランド復活ではなく、2026年度から2031年度にかけて13モデルの新型車を投入する計画の中で、パジェロシリーズを含むオフロード商品群へ開発リソースを集中するとしています。

一方で、「復活確定」とまで書くのはまだ早いでしょう。

加藤CEO自身がスモールSUVとコンパクトSUVについて「今から商品構想を固めていくところもある」と説明している以上、車名、サイズ、パワートレイン、価格などには変更の余地があります。

新型パジェロミニを待っている人が今注目すべきなのは、予想CGの細かな形よりも、三菱が今後発表するスモールSUVの具体的な商品計画です。

そのスモールSUVが軽自動車規格で登場するのか。

「パジェロミニ」という名前を正式に使うのか。

デリカミニ系のFFベース4WDになるのか。

価格を220万円前後に抑えられるのか。

この4点が見えてくれば、復活の輪郭は一気にはっきりします。

私自身、新型車を選ぶときは高級装備がたくさん付いているかより、「その価格で自分が本当に使う価値があるか」を重視しています。

その意味では、新型パジェロミニには高級化しすぎてほしくありません。

軽自動車サイズだから扱いやすい。5ドアだから毎日使いやすい。4WDだから悪天候やアウトドアでも安心感がある。そしてパジェロらしいデザインだから所有する楽しさもある。

こうした実用性と遊び心のバランスを200万円台前半でまとめられれば、かなり魅力的な一台になると思います。

逆に250万円、300万円と価格が上がり、装備を盛り込みすぎれば、コンパクトSUVも購入候補に入ってきます。

新型パジェロミニの本当の勝負どころは、「どれだけ本格的か」だけではありません。

軽自動車だからこその手軽さを残したまま、どこまでパジェロらしさを感じさせられるか。

ここが、復活モデルを成功させる最大のポイントではないでしょうか。


まとめ

新型三菱パジェロミニは2026年8月時点では正式発表されておらず、車名、価格、発売時期、スペックはいずれも確定していません。

ただし、2026年5月29日に三菱自動車が新型パジェロの2026年秋復活を発表すると同時に、今後「パジェロシリーズ」としてスモールSUVとコンパクトSUVを追加する構想を明らかにしたことで、パジェロミニ復活計画は以前より現実味を増しました。

現在有力視されているのは、旧型のような3ドアの本格クロカンをそのまま復活させるのではなく、5ドア、FFベース4WD、660ccターボなどを組み合わせた実用的な軽クロスオーバーSUVという方向です。

価格は約220万円から、発売は2028年ごろとの予想もありますが、これらは現時点ではあくまで予測です。

まず2026年秋に復活する本家パジェロが登場し、その後パジェロシリーズの具体的な商品展開が明らかになっていくと考えられます。

「デリカミニほど背が高くなくていい」「ジムニーほど本格派でなくてもいい」「でも普通の軽自動車よりSUVらしい一台が欲しい」。

そんな人にちょうど刺さるモデルになれば、新型パジェロミニは懐かしい名前の復活以上に、今の軽自動車市場に新しい選択肢を作る存在になりそうです。


よくある質問

新型三菱パジェロミニの復活は正式決定していますか?

2026年8月時点では、三菱から「パジェロミニ」という車名の新型車は正式発表されていません。

ただし三菱は2026年5月29日、新型パジェロを頂点とする「パジェロシリーズ」を展開し、その下にスモールSUVとコンパクトSUVを追加する構想を正式に示しています。そのため、スモールSUVが新型パジェロミニになるのではないかと注目されています。

新型パジェロミニの発売時期はいつですか?

正式な発売日は未発表です。

一部の自動車メディアでは2028年ごろと予想されています。三菱がまず2026年秋に新型パジェロを世界初公開する予定であり、スモールSUVについては商品構想を固めている段階と説明しているため、今後の公式発表を確認する必要があります。

新型パジェロミニの価格はいくらになりそうですか?

メーカー公式価格はまだありません。

MOTAでは、ターボエンジンと4WDを搭載するベーシックグレードを220万円前後と予想しています。ただし装備、駆動方式、原材料価格などによって変わるため、正式価格は三菱自動車の発表を待つ必要があります。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

三菱パジェロ新型2022とは?当時のモデル情報と噂を整理

歴代パジェロのシルエットと新世代の本格SUVが並び、2022年当時の復活予想と2026年の新型パジェロを振り返るイメージ

「三菱 パジェロ 新型 2022」と検索しても、2022年に新型パジェロが正式発売された事実は確認できません。実際に復活が公式に具体化したのは2026年で、2022年前後に広がった期待や噂と、その後に明らかになった新型情報を分けて理解することが大切です。

パジェロといえば、かつて三菱自動車を代表する本格クロスカントリーSUVでした。生産終了後も復活を期待する声が根強く、「新型パジェロ 2022」といった言葉で情報を探した人も少なくなかったはずです。

しかし、現在までに明らかになった流れを整理すると、2022年に新型パジェロが登場したわけではなく、当時はまだ復活を期待する段階だったと見るのが正確です。

では、2022年前後にはパジェロがどのような状況にあり、なぜ「新型」の噂が生まれたのでしょうか。そして2026年に正式に姿を現し始めた新型パジェロは、当時の予想とどこまでつながっているのでしょうか。

三菱パジェロ新型2022とは?実際には発売されていなかった

まず結論から整理すると、「三菱パジェロ新型2022」という名称の市販モデルが2022年に正式発売されたわけではありません。

パジェロは1982年に初代が登場し、長年にわたって三菱自動車の代表的なSUVとして展開されてきました。

ところが、国内向けモデルは2019年9月に生産を終了。さらに2021年7月には輸出向けモデルの生産も終了し、初代から続いた39年の歴史はいったん区切りを迎えています。

つまり2022年は、パジェロの現行新車が存在しない時期にあたります。

このため当時「新型パジェロ 2022」と検索した人が目にした情報の多くは、正式発表された新車情報というよりも、復活を期待する予想や将来モデルについての噂として捉える必要があります。

ここは中古車や旧型モデルの情報と混同しやすいポイントです。

「2022年モデル」という言葉を見ると、その年に新しいパジェロが発売されたように感じますが、少なくとも今回確認した三菱自動車の新型パジェロに関する公式情報では、2022年発売の新型車という位置付けは示されていません。

したがって、「三菱 パジェロ 新型 2022」で探している方は、2022年当時に噂されていた将来の復活モデルについて知りたいケースが多いと考えた方が自然でしょう。


なぜ2022年前後にパジェロ復活が期待されたのか?

パジェロ復活への期待が消えなかった最大の理由は、この車が単なるSUVの1車種ではなく、三菱自動車の象徴的な存在だったからです。

パジェロは1982年に誕生しました。三菱がそれ以前から手掛けていたジープで培った悪路走破性を受け継ぎながら、乗用車として使いやすいスタイルや快適性を組み合わせたモデルです。

特に1991年に登場した2代目は、当時のRVブームを追い風に大ヒットしました。一時は新車販売台数ランキングで1位を記録したとされるほど、日本のアウトドアブームを象徴する存在になっています。

オートキャンプ場やスキー場で、荷物を積んだパジェロを見かけた記憶がある方もいるでしょう。

その後、1999年に3代目、2006年に4代目へと進化。4世代を通して、世界170以上の国と地域で累計約325万台が販売されました。

さらに、パジェロを語るうえで外せないのがダカールラリーです。

世界でも特に過酷なモータースポーツとして知られるパリ・ダカールラリー、現在のダカールラリーに参戦し、総合優勝を重ねました。こうした経験が「悪路に強い三菱」というブランドイメージを支えてきたわけです。

そのような看板モデルがなくなれば、「いつか復活するのではないか」と期待が集まるのも不思議ではありません。

個人的にも、パジェロほど名前そのものに価値がある国産SUVは多くないと感じます。単に新しい大型SUVを出すのと、「パジェロ」という名前を復活させるのでは、ユーザーが受ける印象がまったく違います。

だからこそ、生産終了後も新型についての予想や噂が途切れなかったのでしょう。


「新型パジェロ2022」の噂はその後どうなった?

2022年時点では明確になっていなかったパジェロ復活ですが、その後、状況は大きく動いていきました。

今回の資料では、2024年頃から一部新聞などでパジェロ復活予定に関する報道が出ていたことが紹介されています。

そして2026年に入ると、噂の段階から一気に現実味が高まります。

主な流れを整理すると次の通りです。

  • 2019年9月:日本仕様パジェロの生産終了
  • 2021年7月:輸出向けモデルの生産終了
  • 2022年:新型パジェロの正式な市販発表は確認されず
  • 2024年頃:一部報道でパジェロ復活の情報が伝えられる
  • 2026年1月:東京オートサロン2026で新型クロスカントリーSUV投入計画を明言
  • 2026年3月:オートモビルカウンシル2026で年内発売予定が示される
  • 2026年5月29日:新中長期ビジョンで新型クロスカントリーSUVが「パジェロ」であることを初めて公言
  • 2026年8月4日:ラダーフレームとS-AWC採用など新情報を発表
  • 2026年秋:世界初公開予定

2026年1月の「東京オートサロン2026」では、当時の三菱自動車社長である加藤隆雄氏が、新型クロスカントリーSUVの投入計画を明らかにしました。

さらに同年3月の「オートモビルカウンシル2026」では、岸浦恵介新社長が新型クロスカントリーSUVを年内に発売する方針を示しています。

決定的だったのが5月29日です。

三菱自動車は新しい中長期ビジョンのなかで、開発中のクロスカントリーSUVが「パジェロ」であることを初めて公言し、今年度中に投入する計画を示しました。

ここでようやく、「パジェロが本当に復活するのか」という長年の疑問が、公式情報によって大きく前進したことになります。

2022年当時に新型を期待して検索していた人からすれば、約4年後になってその期待が現実になり始めた、と見ることもできそうです。


2026年の新型パジェロはどんなモデルになる?

2022年当時の噂と現在を比較すると興味深いのは、実際に登場する新型パジェロがかなり本格的なクロスカントリーSUVとして開発されていることです。

2026年8月4日、三菱自動車は新型パジェロについて、新たな情報を公開しました。

大きなポイントは、強靭なラダーフレーム構造と「S-AWC(Super-All Wheel Control)」を組み合わせることです。

ラダーフレームとは、頑丈な骨格となるフレームの上にボディを組み合わせる構造です。

現在の乗用SUVではボディと骨格を一体化したモノコック構造が一般的ですが、ラダーフレームは大きな凹凸や強い衝撃を受ける悪路で高い耐久性を発揮しやすいという特徴があります。

今回の新型パジェロは、国内でも販売されているピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を加え、キャビンや足まわりを専用開発したとされています。

ここは、新型を待っていたユーザーにとってかなり重要なポイントでしょう。

単に昔の名前を復活させた都会派SUVではなく、パジェロらしい悪路走破性を正面から継承しようとしていることが分かるからです。

一方で、三菱が目指しているのはオフロード性能だけではありません。

荒れた舗装路やうねりのある道路でも不快な揺れや振動を抑え、長距離移動で疲れにくい上質な乗り心地も追求していると説明しています。

この「走破性と快適性の両立」は、三菱自身がパジェロの本質として掲げている考え方です。


S-AWC採用で新型パジェロは何が変わる?

新型パジェロで特に注目したいのが、三菱独自の車両運動統合制御システムS-AWCです。

S-AWCは「Super-All Wheel Control」の略で、走行状態に応じて車両の動きを統合的に制御し、操縦性や走破性、安定性を高めるための技術です。

三菱はこれまで、スポーツセダンのランサーエボリューションやSUVのアウトランダーなどで四輪制御技術を磨いてきました。

新型パジェロでは、このS-AWCをラダーフレームの本格SUVに組み合わせます。

ここが個人的に新型パジェロ最大の面白さだと思います。

昔のクロスカントリー車では「頑丈で悪路に強い」という物理的な性能が中心でした。しかし新型では、頑丈な車体に電子制御を組み合わせることで、雪道や雨天、高速道路なども含めた幅広い環境で安定した走りを目指しています。

つまり、昔ながらのパジェロをそのまま復刻するのではありません。

ラダーフレームという伝統的な強さに、現代の電子制御を組み合わせたパジェロになるわけです。

三菱のティザーサイトでも、「どんな環境でも目的地へ導く」という考え方が示されています。

砂漠だけを速く走れる車ではなく、雨の日も雪道も高速道路も含めて、乗る人が安心して目的地へ着ける車にする。この考え方は、現在のSUVユーザーにもかなり現実的だと感じます。


3連マルチメーターも現代風に復活

新型パジェロでは、走行性能だけでなく歴代モデルの特徴的な装備も受け継がれます。

そのひとつが3連マルチメーターです。

歴代パジェロでは、ラリー由来の補助メーターとして3連メーターが象徴的な存在になっていました。

2026年の新型では、単純に昔と同じアナログメーターを付けるのではなく、伝統を受け継ぎながら次世代のデジタル表現でパジェロらしさを演出する方針が示されています。

これは意外に大切な部分だと思います。

車名だけパジェロにしても、昔から知るファンが「これはパジェロだ」と感じられなければ復活の意味が薄れてしまいます。

一方で、昔の装備をそのまま復刻すれば若いユーザーには古く見える可能性があります。

そこで、3連マルチメーターという分かりやすいDNAを残しながら、中身は現代的に進化させる。このバランスは、新型車としてかなり理にかなっています。


2022年当時の期待と2026年新型パジェロの違いをどう見る?

「三菱 パジェロ 新型 2022」という検索キーワードを今振り返ると、興味深いことが見えてきます。

2022年の段階では正式な新型車が存在していなかったため、検索していた人の多くは「パジェロは復活するのか」「次期型はどんな車になるのか」という期待を込めて情報を探していたはずです。

その答えが、ようやく2026年に具体化してきました。

しかも現在公開されている内容を見る限り、新型パジェロは単なる名前の復活ではありません。

ラダーフレーム、S-AWC、悪路走破性、長距離での快適性、3連マルチメーターと、歴代パジェロの特徴を意識した要素がいくつも確認されています。

さらに、三菱は新型パジェロを「三菱自動車らしさ」を体現し、「尖った商品・ブランドの強化」を担うフラッグシップモデルとして位置付けています。

これは新型パジェロが単なる販売台数狙いのSUVではなく、三菱ブランドそのものを象徴する役割を持つことを意味すると考えられます。

1982年の初代誕生から2026年で44年。

一度生産が途切れたあとに復活するモデルだからこそ、「以前と同じパジェロを作る」のではなく、三菱が現在持っている技術を集めて新しい時代の旗艦車にする必要があります。


私見:2022年に期待された「パジェロらしさ」は残りそう

筆者としては、2022年前後に新型パジェロを待っていた人が最も心配していたのは、「復活しても普通のSUVになってしまうのではないか」という点だったのではないかと考えています。

現在はSUVが非常に人気で、多くのメーカーが街乗り重視のSUVを販売しています。

そのなかでパジェロまで舗装道路中心のモデルになってしまえば、名前を復活させる意味は薄くなります。

しかし、2026年8月までに公開された情報を見る限り、その心配はかなり小さくなった印象です。

トライトン系のラダーフレームをベースとし、悪路での走破性を重視。さらにS-AWCを搭載して全天候型の安定性を狙っています。

この組み合わせは、「昔のパジェロらしさ」と「今の三菱らしさ」を両方入れようとしているように見えます。

その一方で、私が実際の購入候補として見るなら、気になるのは価格と車体サイズです。

本格的なラダーフレーム、専用開発された足まわり、S-AWC、フラッグシップとしての上質さまで盛り込めば、どうしても価格が上がる可能性があります。

高級感よりコストパフォーマンスを重視する立場からすれば、「パジェロだから欲しい」だけでなく、トライトンやアウトランダーなど他の三菱車と比較して、価格差に見合った価値があるかを確認したいところです。

また、本格クロスカントリーSUVはボディが大きくなりやすいため、日常の買い物や狭い駐車場で扱いやすいかも重要になります。

悪路を走る予定がほとんどない人なら、よりコンパクトなSUVの方が維持費を含めて合理的な場合もあるでしょう。

逆に、雪道やアウトドア、長距離移動まで1台で対応したい人にとっては、「頑丈さと快適性を両立する」という新型パジェロの考え方は非常に魅力的です。

私は、新型パジェロの価値は最大出力や豪華装備だけではなく、条件の悪い道でも家族や荷物を載せて安心して移動できることにあると思います。

これは三菱のティザーサイトに掲載された、ダカールラリーで活躍した増岡浩氏の考え方にもつながっています。

新型パジェロが本当に支持されるかどうかは、スペック表の数字以上に、「普通の道でも疲れにくく、いざという場面では頼れる」という使いやすさをどこまで実現できるかにかかっているでしょう。


三菱パジェロ新型2022の情報を整理すると

「三菱パジェロ新型2022」という言葉から、2022年に新型モデルが発売されたと考えるのは正確ではありません。

日本仕様のパジェロは2019年9月、輸出向けモデルも2021年7月に生産を終了しており、2022年は次期型の正式な市販モデルが存在しない空白期間でした。

その後、2024年頃から復活に関する報道が増え、2026年には三菱自動車が新型クロスカントリーSUVの投入を明言。5月29日には、そのモデルが正式に「パジェロ」であることが公表されました。

そして2026年8月4日には、ラダーフレームとS-AWCの採用も明らかになっています。

新型パジェロは2026年秋に世界初公開される予定です。

つまり、2022年当時に存在した「新型パジェロへの期待」は、4年ほど後になってようやく具体的な車として形になり始めたと整理できます。

まだ価格や詳細なグレード、パワートレインなど、今回の資料では確認できない情報も残っています。

だからこそ現段階では、未発表部分を予想で断定するのではなく、ラダーフレーム、S-AWC、3連マルチメーター、2026年秋の世界初公開予定という確認済み情報を軸に見ることが、新型パジェロを正しく理解する近道です。


よくある質問

三菱パジェロの新型は2022年に発売された?

いいえ。今回確認できる情報では、2022年に新型パジェロが正式発売された事実はありません。日本向けパジェロは2019年9月、輸出向けは2021年7月に生産を終了しており、正式な復活が具体化したのは2026年です。

新型パジェロはいつ登場する?

三菱自動車は、新型パジェロを2026年秋に世界初公開する予定としています。また、2026年5月29日に公表された新中長期ビジョンでは今年度中の投入方針も示されています。

新型パジェロにはどんな装備が採用される?

2026年8月までに、堅牢なラダーフレーム構造、車両運動統合制御システム「S-AWC」、歴代パジェロを象徴する3連マルチメーターを現代的に進化させた装備などが明らかになっています。価格や詳細な仕様については、今後の正式発表を確認する必要があります。

三菱パジェロ新型の画像・予想CGをチェック!次期型デザインはどうなる?

三菱パジェロ新型をイメージした角張った大型クロスカントリーSUVとデジタル3連メーター

三菱パジェロ新型は、歴代の力強さを残しつつ、縦型LEDやデジタル3連メーターを採り入れた現代的な本格SUVへ進化する可能性が高まっています。

2026年秋の世界初公開に向けて公式ティザーやテスト車の画像が相次いで登場し、予想CGからも新型パジェロの姿がかなり見えてきました。今回は三菱パジェロ新型の画像・最新予想CGから、次期型の外装と内装デザインがどうなるのかを、公式情報と予想部分を分けながらチェックします。

三菱パジェロ新型の画像から何が分かった?

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」と正式に発表し、2026年秋に世界初公開する予定です。

日本仕様のパジェロは2019年に生産を終了しているため、国内では約7年ぶりの復活となります。海外向け仕様も2021年に生産終了しており、今回の新型はまさに本格的な再始動です。

現在までに公開された新型パジェロのティザー画像では、車体のすべてが明かされているわけではありません。しかし、少しずつ公開される画像をつなぎ合わせると、次期型が目指している方向性はかなり分かってきました。

特に注目したいポイントは次の通りです。

  • 縦型のLEDシグネチャーを使ったフロントデザイン
  • 左右方向への広がりを感じさせるライト表現
  • 本格4WDらしい角張ったボディシルエット
  • ラダーフレームを生かした力強いプロポーション
  • 歴代パジェロを思わせる「3連マルチメーター」のデジタル復活

つまり、新型パジェロは流行の都会派SUVへ寄せるというより、「見ただけで本格クロカンと分かるデザイン」を現代風に作り直す方向だと考えられます。

私はここが、新型パジェロを見るうえで一番大切だと感じています。パジェロという名前を復活させながら、丸みの強い一般的なSUVになってしまえば、昔からのファンには少し物足りません。

今回見えてきた姿を見る限り、三菱はその点をかなり意識しているようです。

パジェロは1982年に初代モデルが発売され、4世代にわたって世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売してきました。単純に昔の名前を再利用するだけではなく、「パジェロらしさ」をどう次世代へつなぐかが、新型では大きなテーマになっています。


三菱パジェロ新型の最新予想CGではフロントデザインはどうなる?

新型パジェロの最新予想CGを見ると、フロントマスクは歴代モデルとは大きく異なりながらも、「頑丈そう」というパジェロらしい印象はしっかり残されています。

2026年7月2日に報じられた予想CGでは、横基調のフロントグリルに縦型LEDデイタイムランニングライトを組み合わせるデザインが想定されました。

さらに左右方向に伸びる光の表現と、中央のスリーダイヤエンブレムを組み合わせることで、昔ながらのクロカンというより、最新世代の三菱SUVらしい顔つきになると予想されています。

ここで注意したいのは、予想CGはあくまで公式ティザーや開発車両などを材料に制作された「予想」であり、完成車そのものの公式画像ではないことです。

一方で、公式ティザーやテスト車両から読み取れる要素も増えているため、まったく根拠のない想像図とも違います。

特に興味深いのが、フロントグリルに複数のデザインが用意される可能性です。

2026年7月28日にベストカーWebが紹介したテスト車両では、ハニカム状に見えるグリルと、横線を強調したグリルという異なるタイプが確認されたと報じられています。

現時点で三菱自動車がグレード構成やグリルの違いを正式発表したわけではありません。そのため、「上級グレード用」「オフロード仕様」と断定することはできません。

ただし、市販車で外観をグレードごとに作り分けること自体は珍しくありません。

個人的には、新型パジェロでも都会的で上質な仕様と、アウトドア色を強めた仕様を用意する考え方は非常に相性がいいと思います。

同じ車体でもグリルやホイール、加飾を変えれば、「高級SUVとして乗りたい人」と「道具感のある4WDが欲しい人」の両方へ対応できるからです。

価格が上がりやすい大型SUVだからこそ、豪華装備を全部載せた仕様だけでなく、必要な装備を選べるグレードが用意されると、コスパ重視の立場からも魅力が増します。


新型パジェロのボディは「昔っぽい四角さ」を残す?

新型パジェロの画像や開発車両で目につくのが、スクエアなホイールアーチや厚みのあるボディです。

最近のクロスオーバーSUVでは、空力やデザイン性を重視して流線型のシルエットを採用する車種も多くあります。しかし、新型パジェロはそれとは少し違う方向に見えます。

予想CGやプロトタイプからは、タイヤまわりを力強く見せる四角い造形や、存在感のあるCピラーなどが確認されており、本格クロスカントリーSUVとしてのたくましさを意識したスタイルになりそうです。

このデザインには見た目以外の理由もあります。

三菱自動車は、新型パジェロについて、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を施すことを明らかにしています。

さらに、キャビンや前後サスペンションなどはパジェロ専用に開発し、悪路走破性だけでなく、上質で快適な乗り心地も追求すると説明しています。

ラダーフレームとは、頑丈な骨格の上に車体を載せるような構造です。

舗装路中心の一般的なSUVに多い構造とは性格が異なり、悪路走行や耐久性を重視する本格4WDで採用されることがあります。

つまり、新型パジェロの四角く力強いデザインは、単なる「昔のパジェロ風の演出」だけではありません。中身も本格4WDとして作り込むからこそ、その構造に似合う外観になっていると見るほうが自然でしょう。

パジェロは1983年からダカールラリーに参戦し、7連覇を含む通算12勝を挙げた歴史があります。

もちろん、新型の市販車が競技車両そのものになるわけではありません。ただ、三菱が公式に「PAJERO DNA」を強調している以上、見た目にもその歴史を感じさせるデザインを残す意味は大きいと考えます。


三菱パジェロ新型の内装画像で復活した「3連マルチメーター」とは?

外装以上に「これはパジェロだ」と感じさせるのが、内装に復活する3連マルチメーターです。

三菱自動車の新型パジェロ・ティザーサイトでは、この装備について「パジェロの魂とも言える」と位置づけています。

歴代パジェロでは、ラリー由来の補助メーターとして、高度など走行状況を確認するための3連メーターが象徴的な装備の一つとなっていました。

新型では、その考え方をそのまま古いアナログメーターとして復活させるのではなく、次世代のデジタル表現として再構築します。

2026年7月20日に報じられたティザー画像では、高度や車体のロール角、ピッチ角などを確認できる3連レイアウトが紹介されています。

ロール角とは車体が左右方向へどの程度傾いているか、ピッチ角とは前後方向へどの程度傾いているかを見るための情報です。

日常の買い物だけなら頻繁に使う機能ではないかもしれません。しかし、急な坂道や凹凸の大きな路面を走る本格4WDでは、「今クルマがどんな状態になっているか」を視覚的に確認できること自体がパジェロらしい楽しさにつながります。

私は、この3連メーター復活は非常にうまい判断だと思います。

昔の装備をそのまま再現すると、単なる懐古趣味に見える可能性があります。しかし、機能そのものを現在のデジタル技術へ置き換えれば、若いユーザーには新しく、昔からのファンには懐かしい装備になります。

「昔と同じ形にする」のではなく、「昔と同じ意味を持たせる」ことが重要なのだと思います。

これは新型パジェロのデザイン全体にも通じる考え方ではないでしょうか。


新型パジェロのインテリア予想CGは巨大ディスプレイ採用?

公開されている情報を基に制作されたインテリア予想CGでは、新型トライトンをベースにしながら、より上級SUVらしく仕立てられたコックピットが想定されています。

Motor Fanが紹介した予想CGでは、水平基調のダッシュボード中央に12.3インチ級の大型インフォテインメントディスプレイを置き、メーターもフルデジタル化する構成が描かれています。

さらに、センターコンソールには電子式シフトレバーやS-AWCの操作系を配置する予想です。

ここも予想CGのため、12.3インチという画面サイズや細かなスイッチ配置が市販車で確定しているわけではありません。

一方、別のテスト車両画像からも、メーターフード付近から車内中央にかけて大きな画面らしき部分が確認されたと報じられており、大型ディスプレイが採用される可能性自体は十分考えられます。

そして、三菱自動車の公式ティザーで非常に重要なのがS-AWC搭載です。

公式サイトでは「強靭なラダーフレーム構造に、今回S-AWCが加わったことで、走破性と快適性の両立はさらなる高次元へ」と説明されています。

S-AWCは、タイヤの駆動力や車両の動きを総合的にコントロールする三菱独自の車両運動統合制御技術です。

新型パジェロでは、その走行機能を操作・確認する場所としてデジタル画面の役割も大きくなるでしょう。

つまり、新型パジェロの大型ディスプレイは、スマートフォンのような見た目を作るためだけの装備ではなく、3連マルチメーターやS-AWCと連携し、クルマの状態をドライバーへ伝える「情報センター」になる可能性があると私は考えています。

この方向なら、画面が大きくなってもパジェロらしさを失いにくいでしょう。


三菱パジェロ新型の予想CGと公式情報はどこまで信用できる?

新型車の情報を見るときに最も注意したいのが、「確定情報」と「予想情報」が混ざることです。

今回の新型パジェロについても、すでに確定している情報がある一方、予想CGから推測されている部分も少なくありません。

公式に確認できている主な内容としては、新型車名がパジェロであること、2026年秋に世界初公開予定であること、トライトンのラダーフレームをベースに改良すること、専用のキャビンや前後サスペンションを開発していること、S-AWCを採用すること、そして3連マルチメーターをデジタル表現で受け継ぐことなどがあります。

対して、グリルごとのグレード分け、12.3インチ級ディスプレイの具体的なサイズ、最終的な灯火類の造形などは、現時点では予想を含みます。

パワートレーンについても同様です。

複数の報道では2.4L直列4気筒ディーゼルターボが有力視されていますが、この記事のテーマであるデザインを見るうえでは、「エンジンの予想」よりも、ラダーフレームやS-AWCを前提にした本格4WDらしい造形のほうが重要だと思います。

予想CGを見るときは、完成車の答え合わせとして見るのではなく、「公式ティザーから何を読み取れるか」を楽しむ資料として見るのがおすすめです。


新型パジェロはランドクルーザーと違う方向を目指す?

新型パジェロが登場すると、トヨタのランドクルーザーシリーズと比較される機会は確実に増えるでしょう。

どちらも悪路走破性を重視する日本を代表する本格SUVだからです。

ただ、私は新型パジェロが「ランドクルーザーに似せる」必要はないと思っています。

むしろ現在までの画像を見る限り、三菱は独自色を強く出そうとしているように感じます。

縦型LEDのフロント表現、S-AWC、デジタル化された3連マルチメーターなどは、単純な豪華さではなく、運転しているときに“パジェロに乗っている”と感じさせる仕掛けです。

これは価格競争以上に重要かもしれません。

近年の大型SUVは、安全装備や大型モニター、高級内装などが充実した結果、メーカーが違っても装備表だけを見ると似ている車が増えています。

そこで「3連マルチメーター」のように、その車だけのストーリーを持つ装備があると商品として覚えてもらいやすくなります。

高級感だけを競うと価格はどんどん上がりやすいため、個人的にはパジェロには、豪華さよりも丈夫さ・使いやすさ・走る楽しさにお金をかけたグレードも期待したいところです。

アウトドアで使う人にとっては、豪華な加飾が増えることより、汚れを気にせず使える内装や分かりやすいスイッチ配置のほうが価値を感じる場合もあります。

ここを三菱がどうまとめるかが、新型パジェロのデザインを評価するうえで大きなポイントになりそうです。


新型パジェロの次期型デザインをどう見る?筆者の考察

ここからは、これまでに公開された画像や公式情報を踏まえた私見です。

新型パジェロのデザインで最も評価したいのは、過去をそのまま再現するのではなく、「パジェロらしさの理由」を現代の装備に置き換えようとしていることです。

初代パジェロが誕生したのは1982年。三菱自動車は2026年のティザーサイトで、誕生から44年という歴史を改めて打ち出しています。

長い歴史を持つ車名を復活させる場合、昔の角型ヘッドライトや古いインパネをそのまま再現すれば、分かりやすく懐かしさを演出できます。

しかし、新型パジェロはそこから一歩踏み込んでいます。

3連メーターはデジタル化し、車両制御にはS-AWCを取り入れ、ベースにはトライトン由来のラダーフレームを採用する。

一方で、外観はスクエアで力強くまとめる。

つまり「昔の形」ではなく、悪路でも安心して目的地へ進めるというパジェロの考え方を、新しい技術で表現しているように見えます。

三菱自動車自身も、新型パジェロについて「走破性と快適性の両立」を本質として掲げています。

この考え方が市販車でもぶれなければ、新型パジェロは単なる復刻SUVではなく、現代の生活に合わせて再設計された本格4WDになりそうです。

一方で気になるのは、デザインを上質にしすぎないかという点です。

フラッグシップSUVですから一定の高級感は必要ですが、装飾を増やしすぎれば価格も上昇し、パジェロの持つ「実際に使える道具」という魅力が薄くなる可能性があります。

私なら、ピカピカした豪華装備よりも、見切りの良い四角いボディ、使いやすい荷室、操作しやすいスイッチ、悪天候でも頼れる4WD性能といった部分に予算を使ってほしいと感じます。

予想CGを見ていると大型画面やデジタル化が注目されますが、新型パジェロの本当の価値は、そこだけではありません。

デジタル装備が「走るための道具」として機能するか。

ここが、一般的な高級SUVとの違いになるでしょう。

外観ではグリル違いとみられるテスト車両も確認されています。もし市販車で複数の表情を用意するのであれば、上級仕様とオフロード志向仕様で方向性を明確に分けるのも面白いと思います。

街乗り中心の人には落ち着いた横基調グリル、アウトドアを楽しむ人にはタフなハニカム系グリル、といった選択肢があれば、幅広いユーザーが自分好みのパジェロを選べます。

正式な最終デザインが公開されたときには、「予想CGと似ていたか」だけでなく、三菱がパジェロという名前にどんな意味を持たせたのかまで見ると、この新型車をより楽しめるはずです。


まとめ

三菱パジェロ新型は、2026年秋の世界初公開に向けて、公式ティザーやテスト車両の画像から少しずつ姿が見えてきました。

現時点では、縦型LEDを取り入れた力強いフロント、スクエアなボディ、トライトン由来のラダーフレーム、S-AWC、そして歴代モデルを象徴する3連マルチメーターのデジタル復活が大きな注目点です。

最新予想CGでは、大型ディスプレイを備えたデジタルコックピットや複数のフロントグリルなども予想されていますが、これらには未確定の部分があります。公式情報と予想を分けながら見ることが大切です。

それでも、ここまでの画像から感じられる方向性はかなり明確です。

新型パジェロは過去の姿をそのまま復刻するのではなく、「タフで頼れるパジェロらしさ」をデジタル技術と現代的なデザインで再構築するモデルになりそうです。

1982年の初代登場から44年。約7年ぶりに日本市場へ復活するパジェロが、最終的にどんな顔とインテリアで登場するのか、正式公開が楽しみな一台です。


よくある質問

三菱パジェロ新型はいつ公開されますか?

三菱自動車は、新型パジェロを2026年秋に世界初公開する予定と正式発表しています。日本仕様は2019年に生産終了しているため、国内では約7年ぶりの復活となります。

新型パジェロの予想CGは実車と同じですか?

予想CGは完成車の公式画像ではありません。公式ティザーやプロトタイプ、開発動向などを参考に制作された予想図なので、実際の市販モデルではライト、グリル、ディスプレイなどの細部が異なる可能性があります。

新型パジェロの3連メーターは本当に復活しますか?

三菱自動車の公式ティザーサイトで、歴代パジェロを象徴する「3連マルチメーター」を次世代のデジタル表現で受け継ぐことが明らかにされています。単なる復刻ではなく、新型パジェロの世界観を表現する装備として採用されます。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

三菱パジェロ新型ディーゼルは登場する?パワートレインの注目点

力強い大型SUVと2.4Lディーゼルエンジンを組み合わせた新型パジェロのパワートレインイメージ

三菱パジェロ新型は、現時点の情報では2.4L直列4気筒ディーゼルターボを搭載して登場する可能性が高く、まずディーゼルが主力になるとみられています。

新型パジェロを待っている方にとって、「本当にディーゼルなのか」「トライトンと同じエンジンなのか」「PHEVは出ないのか」は特に気になるところでしょう。現在分かっている情報を整理すると、まずディーゼルで復活し、その後に電動化モデルへ展開するシナリオが現実味を帯びています。

三菱パジェロ新型ディーゼルは登場する?

結論から言えば、新型パジェロにディーゼルエンジンが搭載される可能性はかなり高いと考えられます。

2026年5月12日にMotor Fanが伝えた情報では、次期パジェロは三菱「トライトン」やL200ピックアップトラックと同系統のラダーフレームシャシーを使う可能性が高く、エンジンについてもトライトンと共通化されるとの見方が示されています。

想定されているのは、2.4L直列4気筒ツインターボディーゼルです。

報道されているトライトン系ユニットの性能は、最高出力201hp、最大トルク470Nm。馬力だけを追求するスポーツSUVではなく、低回転から太いトルクを発生させ、重い車体を力強く動かす本格SUV向けのエンジンと考えると分かりやすいでしょう。

ベストカーWebも2026年1月9日の記事で、新型パジェロのパワートレインについて、当面はトライトンと同じ2.4L直列4気筒ディーゼルターボのみになる可能性を伝えています。

つまり複数の情報を重ねると、新型パジェロは少なくとも発売初期について、ディーゼルを中心に展開する可能性が高い状況です。

ただし重要なのは、三菱自動車が正式な日本仕様のエンジンスペックをすべて発表したわけではない点です。

「2.4Lディーゼル搭載が確定した」とまでは断定せず、正式発表を待つ必要があります。


なぜ新型パジェロは2.4Lディーゼルが有力なのか?

新型パジェロに2.4Lディーゼルが有力視されている大きな理由は、トライトンとの基本構造の共通化が合理的だからです。

Motor Fanでは、次期パジェロがトライトンやL200と同じラダーフレームシャシーを使う可能性が高いとしています。

本格クロスカントリーSUVでは、岩場や未舗装路を走った際の耐久性、牽引性能、車体のねじれに対する強さなどが重要になります。

トライトンはまさにそうした用途を想定したピックアップトラックですから、その基本設計をパジェロへ活用することには大きなメリットがあります。

エンジンまで共通化できれば、開発費や生産コストを抑えながら信頼性を高めやすくなります。

Motor Fanの記事では、三菱自動車の世界販売台数が前年から7.5%減少している状況にも触れ、新型パジェロだけのためにまったく新しいアーキテクチャを開発するより、既存資産を活用する方が現実的との見方を示しています。

私も、この考え方はかなり自然だと思います。

パジェロだからといって専用メカニズムを大量投入し、結果として車両価格が大幅に上昇してしまえば、買える人が限られてしまいます。

それよりも実績のあるトライトン系のシャシーやディーゼルを上手に使いながら、乗り心地や静粛性、後席の快適性、4WD制御などをパジェロ向けに作り込む方が、コストと商品力のバランスは取りやすいでしょう。

「専用であること」より「実用的に完成度が高いこと」。

高級感よりもお得感を重視して車を見る私としては、こちらの方が新型パジェロには合っていると感じます。


新型パジェロの2.4Lディーゼルはどんな性能になりそう?

現時点で有力視されている内容を整理すると、注目点は次の通りです。

  • 排気量は2.4Lクラス
  • 直列4気筒ディーゼルが有力
  • トライトン系エンジンとの共通化が予想されている
  • 最高出力201hp、最大トルク470Nm仕様が候補
  • 走行環境によって切り替える複数のドライブモード採用が予想される
  • 将来的なPHEVなど電動化も視野に入る可能性がある

中でもパジェロらしさを考えるうえで重要なのは、最高出力よりも470Nmという大きな最大トルクでしょう。

ディーゼルエンジンは低い回転数から大きな力を出しやすいため、重いSUVとの相性が良いパワートレインです。

発進時や急な上り坂、キャンプ用品を満載した状態、未舗装路などでも余裕を持たせやすく、本格クロカンとして考えるなら非常に理にかなっています。

またMotor Fanでは、新型四輪駆動システムに「ノーマル」「エコ」「グラベル」「スノー」「マッド」「サンド」「ロック」など複数の走行モードが設定される可能性も報じています。

これは単純にエンジン性能だけで悪路を突破するのではなく、路面に合わせて駆動力の出し方や電子制御を変える考え方です。

現代の本格SUVでは、こうした電子制御の完成度が走破性を大きく左右します。

個人的には、新型パジェロを見るときは「何馬力あるのか」だけでなく、低速トルクと4WD制御をどこまで自然に組み合わせているかに注目したいところです。


ディーゼルはツインターボではなくなる可能性もある?

ここは新型パジェロのパワートレインを考えるうえで、少し注意しておきたい部分です。

Motor Fanでは海外メディアの情報として、オーストラリアの新車排出ガス規制「NEVS」へ対応するため、ディーゼルエンジンのターボチャージャーを1基減らす可能性についても触れています。

つまり、トライトンと同じ2.4Lディーゼルを基本にするとしても、市場や排出ガス規制に応じて仕様が変更される可能性があるということです。

もしターボが1基になるなら、出力やトルク特性が現在想定されている201hp・470Nm仕様とは変わる可能性があります。

日本仕様がどのタイプになるのかも、現時点では正式発表を確認する必要があります。

一方でMotor Fanの記事では、牽引能力についてはトライトンと同じ3,500kgのブレーキ付き牽引能力を維持する可能性があるとされています。

これが実現すれば、単に見た目がワイルドなSUVではなく、重量物の牽引まで想定した本格派であることが分かります。

ただ、日本で日常的に3,500kgを牽引する人は多くありません。

一般ユーザーにとっては、この能力そのものより、「それだけ余裕を持った骨格や駆動系が設計されている」という点の方が重要でしょう。


パジェロとディーゼルはもともと相性がいい

新型パジェロにディーゼルが搭載されると聞いても、歴代モデルを知っている人なら意外には感じないかもしれません。

パジェロは1982年5月に初代が登場し、三菱が長年のジープ生産で培ってきた悪路走破性と、乗用車のような快適性を組み合わせるところから歴史が始まりました。

1985年にはパリ・ダカール・ラリーで初の総合優勝を達成。

1991年1月発売の2代目では、フルタイム4WDとパートタイム4WDの長所を組み合わせ、走行中の駆動切り替えにも対応する「スーパーセレクト4WD」を導入しました。

そしてディーゼルの歴史で大きな節目になったのが2010年です。

4代目パジェロには、ポスト新長期排出ガス規制に適合した3.2L直列4気筒クリーンディーゼルターボが追加されました。

つまり新型がディーゼルで復活するなら、まったく新しい方向へ転換するというより、歴代パジェロが得意としてきた「大きなトルクを生かして長距離や悪路を走る」という性格を現代版として取り戻す形になります。

2019年に国内向けパジェロの生産が終了し、2021年には海外向け生産も終了しました。

初代誕生から数えて39年間、世界170以上の国と地域へ展開され、シリーズ累計では約300万台が送り出されています。

これほど長く世界で使われてきた車だからこそ、新型でも舗装道路だけを意識したパワートレインにはしてほしくないところです。


新型パジェロにPHEVやEVは追加される?

新型パジェロのパワートレインを考えるうえで、もう一つ避けて通れないのが電動化です。

ベストカーWebでは、当面は2.4L直4ディーゼルターボのみとしながらも、トライトン用に開発されたプラットフォームは内燃機関だけではなく、PHEVやEVなどのパワートレインにも対応できるよう設計されていると伝えています。

そのため、新型パジェロについても将来的に電動化される可能性があるとの見方です。

三菱にはアウトランダーPHEVで長年培ってきた電動4WDのノウハウがあります。

その技術を考えれば、「パジェロPHEV」という展開を期待する人が出てくるのも自然でしょう。

ただし、私は発売初期から無理にPHEV一本へ絞らない方がパジェロらしいと思います。

本格クロカンを購入する人の中には、長距離移動や山間部、アウトドア、寒冷地での使用を重視する人もいます。

そうした場面では、給油時間の短さや航続距離、低速トルクといったディーゼルならではの使いやすさが依然として大きなメリットになります。

一方で街乗り中心のユーザーにはPHEVの方が魅力的になる可能性があります。

だからこそ、まずディーゼルで本格クロカンとしての土台を作り、後からPHEVを加えるという商品展開なら、非常に分かりやすいラインナップになると考えます。


新型パジェロの発売時期とディーゼルの正式発表はいつ?

Motor Fanが2026年5月12日に報じた情報では、次世代パジェロは2026年第3四半期に世界同時発表され、年内に最初の顧客への納車が始まる見込みとされています。

さらに具体的には、2026年8月または9月にデビューし、その後予約を開始、12月頃から納車が始まる可能性があると伝えられています。

ベストカーWebでも2026年1月9日の時点で、2026年中の新型クロスカントリーSUV投入について報じていました。

背景には、東京オートサロン2026で三菱自動車の加藤隆雄社長が「26年に新型クロスカントリーSUVを投入する」と表明したことがあります。

新型車の名称や日本仕様の詳細については段階的な発表になる可能性がありますが、少なくとも新型パジェロ復活へ向けた動きそのものはかなり具体的になっています。

そして今後もっとも確認したいのが、

「日本仕様も2.4Lディーゼルなのか」

という点です。

同じ2.4Lでもツインターボかシングルターボか、最高出力や最大トルクはいくつになるのか、トランスミッションや4WDシステムはどうなるのかで、実際のキャラクターは大きく変わります。

購入を検討している方は、現段階の予想スペックだけで判断せず、正式な日本仕様が公開されてから比較するのがおすすめです。


新型パジェロのディーゼルをどう評価する?私の考察

個人的には、新型パジェロがまず2.4Lディーゼルで登場するのであれば、かなり納得感があります。

近年は電動化が注目されますが、本格クロスカントリーSUVに必要なのは最新技術を全部盛りにすることではありません。

重い車体を無理なく動かせること、長距離を安心して走れること、悪路でも扱いやすいこと、そして購入価格が現実的な範囲に収まること。

このバランスの方が大切です。

トライトンと基本構造やエンジンを共有できるなら、完全専用設計よりもコストを抑えられる可能性があります。

ベストカーWebでは、現在のトライトンが約541万円、アウトランダーPHEVの最上級グレードが約672万円であることを踏まえ、新型パジェロについて550万〜750万円程度という予想も示していました。

これは公式価格ではありませんが、新型パジェロが三菱のフラッグシップSUVになることを考えると、価格とパワートレインの関係は非常に重要です。

もしPHEVだけでスタートして価格が一気に上がってしまえば、「パジェロが欲しいけれど予算が合わない」という人が増えるかもしれません。

その点、まずディーゼルを用意し、その後PHEVなどを上級パワートレインとして追加するなら、選択肢を広げやすくなります。

もう一つ私が注目しているのが、新型パジェロが単なるトライトンのSUV版にならないかという点です。

シャシーとエンジンを共通化すること自体は問題ありません。

むしろ価格を抑える意味では歓迎したい部分です。

しかしパジェロは、初代から一貫して「本格的な4WD性能と乗用車としての快適性を両立する」という考え方を追求してきました。

3代目ではラダーフレームからビルトインフレームモノコックへ転換し、オンロードでの操縦安定性を高めています。

4代目でもASTCなどを採用し、単なる悪路専用車ではなく、日常から長距離まで使えるオールラウンダーとして熟成されました。

その歴史を考えれば、新型もトライトン譲りの耐久性だけでは足りません。

静粛性、乗り心地、後席の快適性、高速道路での安定感まで作り込まれて初めて「パジェロが戻ってきた」と言えるのではないでしょうか。

私としては、エンジンの最高出力よりも、このトライトンとの差別化こそ新型パジェロ最大のチェックポイントだと考えています。


まとめ

三菱パジェロ新型のディーゼルについては、現時点では2.4L直列4気筒ディーゼルターボが有力候補です。

次期型はトライトン系のラダーフレームシャシーを使う可能性が高く、パワートレインも共通化されるとの見方があります。報道されている候補では最高出力201hp、最大トルク470Nmの2.4Lツインターボディーゼルが挙げられています。

一方、排出ガス規制などによってターボを1基とする仕様が登場する可能性もあり、日本仕様の詳細については正式発表を待つ必要があります。

将来的にはPHEVやEVなどへの展開も期待されていますが、まずディーゼルで登場するのであれば、歴代パジェロが大切にしてきた走破性、長距離性能、力強さを現代に受け継ぐパワートレインとして理にかなっています。

新型パジェロで本当に重要なのは、「ディーゼルかPHEVか」という二択だけではないでしょう。

トライトンの丈夫な基本設計を活用しながら、どこまで快適性や静粛性、4WD性能を磨き込み、「普段も使える本格クロカン」というパジェロ本来の価値を取り戻せるのか。

正式発表では、2.4Lディーゼルの具体的なスペックとともに、その完成度に注目したいところです。


よくある質問

三菱パジェロ新型はディーゼルで発売されますか?

現時点では、トライトン系の2.4L直列4気筒ディーゼルターボが搭載される可能性が高いと報じられています。ただし、日本仕様の正式なエンジンスペックはメーカー発表を確認する必要があります。

新型パジェロのディーゼルは何馬力ですか?

候補として報じられているトライトン系2.4Lツインターボディーゼルは、最高出力201hp、最大トルク470Nmです。ただし、新型パジェロ日本仕様が同一スペックになるとは現時点では確定していません。

新型パジェロにPHEVは登場しますか?

発売初期はディーゼル中心になる可能性がありますが、ベースとなるプラットフォームはPHEVやEVなどにも対応できると報じられており、将来的に電動化モデルが追加される可能性があります。正式な投入時期や仕様は未発表です。

三菱パジェロは2025年に復活する?噂された新型計画を振り返る

歴代の本格SUVを思わせる力強い車体と新世代クロスカントリーSUVが並ぶイメージ

「三菱パジェロが2025年に復活する」という予想は結果的に実現せず、三菱自動車が正式に発表した復活時期は2026年秋の世界初公開です。

2025年当時は新型パジェロ復活をめぐってさまざまな予想が出ていましたが、その後、三菱自動車自身が車名を「パジェロ」とする新型クロスカントリーSUVを正式発表しました。ここでは「2025年復活説」がどうなったのか、そして現在判明している新型パジェロ計画を整理します。

三菱パジェロは2025年に復活した?結論は「復活していない」

まず、検索している方が最も知りたい点から確認しておきましょう。

三菱パジェロは2025年には日本で復活していません。正式に発表されているのは、2026年秋に新型パジェロを世界初公開する計画です。

パジェロの日本仕様は2019年に生産を終了しました。海外向け仕様も2021年に生産を終えており、その後しばらく「パジェロ」の名前は新車ラインナップから姿を消していました。

その空白期間に「パジェロが復活するのではないか」という情報や予想がたびたび注目され、2025年という時期も候補として語られてきました。

しかし現在は、単なる復活予想の段階ではありません。

三菱自動車は新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に決定し、2026年秋に世界初公開すると正式に明らかにしています。

日本仕様として見れば2019年の生産終了以来、7年ぶりの復活です。

つまり、「三菱 パジェロ 2025 年 復活 か」と検索している方にとって重要なのは、2025年説そのものよりも、その後に計画がどう具体化したかでしょう。

2025年に復活するという見方は外れましたが、パジェロ復活そのものは現実になったわけです。


なぜ「パジェロが2025年に復活する」と噂されたのか

パジェロ復活説が注目された背景には、この車が単なる過去の人気SUVではなく、三菱自動車を象徴する存在だったことがあります。

初代パジェロは1982年に登場しました。

当時のオフロード4WDといえば、業務用車や特殊用途車のイメージも強い時代です。その中でパジェロは、高い悪路走破性を持ちながら、乗用車として使える快適性やデザインを組み合わせました。

1983年には5ナンバーの乗用車仕様が追加され、その後人気が急上昇。1985年には年間約1万台を販売し、1987年には上級仕様「エクシード」も加わりました。

そして2代目が販売されていた1992年には、日本国内だけで年間8万台あまりを販売する大ヒットモデルに成長しています。

1990年代のRVブームを知る世代にとって、「三菱といえばパジェロ」という印象が強いのも、この時代の成功が大きな理由でしょう。

三菱自動車によれば、パジェロは4世代にわたって世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売しました。

さらにダカールラリーには1983年から参戦し、7連覇を含む通算12勝を記録しています。

この歴史があるため、販売終了後も「いつかパジェロが戻ってくるのではないか」という期待が消えませんでした。

個人的にも、パジェロほどブランド名そのものに価値がある国産SUVは多くないと感じます。

単に昔の名前を復活させるのではなく、「三菱が本格4WDにもう一度本気で取り組むのか」という期待まで含めて注目されていたことが、復活説が繰り返し話題になった理由でしょう。


2025年復活説から2026年秋の正式発表まで何が変わった?

状況が大きく動いたのは、三菱自動車がパジェロを再びブランド戦略の中心に置く方針を明確にしたことです。

三菱自動車は2026年5月に発表した中長期ビジョンで、パジェロを単独の1車種だけではなく、シリーズとして開発する方針を示しました。

そして新型クロスカントリーSUVについて、正式に「パジェロ」の車名を使用すると発表。2026年秋に世界初公開するとしています。

ここが、以前の「パジェロが復活するらしい」という噂との決定的な違いです。

現在は、

  • 新型車の名称が「パジェロ」に決定
  • 2026年秋に世界初公開
  • トライトンのラダーフレームをベースに開発
  • キャビンや前後サスペンションを専用開発
  • 将来的に中型・小型モデルも展開する方針

と、具体的な計画まで見えてきました。

この流れを見ると、2025年に話題になった復活説は時期こそ違ったものの、方向性まで完全に的外れだったわけではありません。

むしろ、2025年前後に期待されていた「三菱が再びパジェロブランドを活用する」という見方が、その後より大きなシリーズ戦略へ発展したと見るほうが実態に近いでしょう。


新型パジェロはどんなSUVになる?トライトンがベース

新型パジェロで特に重要なのが、基本構造です。

三菱自動車によると、新型パジェロはピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良して開発されます。

ラダーフレームとは、丈夫な骨格となるフレームの上に車体を載せる構造です。

一般的な乗用SUVで多いモノコック構造と比べ、本格的な悪路走行や耐久性を重視した車との相性がよく、トライトンのようなピックアップトラックや本格クロスカントリー車で使われています。

一方、新型パジェロは単純に「トライトンの荷台を屋根付きにする」というクルマではありません。

三菱自動車はキャビンと前後サスペンションを専用開発するとしています。

目的は、パジェロらしい卓越した悪路走破性を確保しながら、上質で快適な乗り心地も実現することです。

この点はかなり重要だと私は考えています。

歴代パジェロが評価された理由は、山道を走れることだけではありません。普段は家族を乗せて街中を走り、週末には高速道路で遠出し、その先の雪道やアウトドアにも入っていけるという「守備範囲の広さ」にありました。

新型でも、頑丈さだけを追求するのではなく、日常的に使える快適性との両立が求められるでしょう。

報道では、トライトンの主要コンポーネントや2.4リッタークリーンディーゼルを活用する可能性も取り上げられています。

ただし、最終的な日本仕様のエンジン、グレード構成、燃費、価格などについては、正式発表前の段階で断定すべきではありません。

これから購入を考える場合は、予想値よりも三菱自動車から発表される正式な仕様を確認することが大切です。


パジェロは1台だけではない?2028年度には中型版も計画

今回のパジェロ復活で、さらに面白いのがシリーズ展開です。

日本経済新聞が2026年8月4日に報じた内容では、三菱自動車は2026年内に復活するパジェロシリーズに続き、中型モデルを2028年度にも日本で発売する計画とされています。

さらに、小型版を2030年ごろに投入する計画も報じられています。

三菱自動車はパジェロシリーズの中小型車を販売台数の主力に育て、オフロード車に強いメーカーというイメージを改めて確立する狙いがあるとされています。

ここは、2025年当時の復活予想と比べても大きな違いです。

単に大型の新型パジェロを1台復活させて終わりではなく、「パジェロ」というブランド自体を複数車種へ広げようとしているからです。

過去にも三菱は「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」を展開していました。

そのため、パジェロをサイズ別にシリーズ化する戦略には歴史的なつながりがあります。

報道や予想では、コンパクトクラスについて、カローラクロスやヴェゼルのような人気SUVと競合するモデルになる可能性が取り上げられています。

大型パジェロのようなラダーフレームではなく、より乗用車に近いモノコックボディを使い、三菱の四輪制御技術「S-AWC」を組み合わせるという予想もあります。

ただし、この部分は正式発表済みの仕様と予想情報を分けて考える必要があります。

中型版が2028年度、小型版が2030年ごろという計画は報道されていますが、具体的な車名・価格・パワートレインなどは今後の情報待ちです。


2025年復活説を振り返ると何が見えてくる?

ここからは私見ですが、「2025年にパジェロが復活する」という噂が注目された背景を振り返ると、今の三菱自動車の商品戦略が見えやすくなります。

三菱の強みは、何でもそろう巨大メーカーになることではなく、4WD、SUV、アウトドアという得意分野を分かりやすく打ち出すことにあるのではないでしょうか。

その流れを象徴する一台が、2024年から日本で販売されているトライトンです。

トライトンはピックアップトラックという、日本では決して万人向けとはいえないカテゴリーですが、その存在によって「三菱らしいクルマとは何か」がかなり分かりやすくなりました。

そこへパジェロを戻す意味は大きいでしょう。

パジェロには325万台以上という世界販売実績やダカールラリー通算12勝という歴史があります。新しくブランドを一から作るより、すでに多くの人が知っている名前を現代の商品として再構築できる強みがあります。

ただし、昔の成功をそのまま再現すれば売れるほど今のSUV市場は単純ではありません。

現在は街乗り中心のクロスオーバーSUVが主流で、大きな車体や本格的な4WDシステムを必要としないユーザーも少なくありません。

そのため私は、パジェロ復活の本当の勝負は大型モデルそのものより、2028年度以降に予定される中型・小型パジェロをどこまで魅力的な価格とサイズにできるかにあると考えています。

本格パジェロがブランドの「看板」になり、中型・小型モデルが実際の販売台数を担う。

もしこの役割分担がうまくいけば、パジェロは昔の名車の復刻ではなく、三菱SUV全体を引っ張るブランドに変わる可能性があります。

これは2025年の「復活するかどうか」という段階から見ると、かなり大きな進展です。


新型パジェロを待つべき?価格とサイズの正式発表が重要

新型パジェロが気になっている人にとって、これから特に確認したいのは価格、ボディサイズ、パワートレイン、発売時期でしょう。

現時点では2026年秋の世界初公開が正式に案内されていますが、世界初公開と日本で実際に購入できる発売日は必ずしも同じとは限りません。

また、トライトンをベースにした本格クロスカントリーSUVとなれば、車体サイズや価格も重要になります。

私は「高級感よりお得感」を重視してクルマを見ることが多いので、パジェロという名前だけで飛びつくより、実際の装備と価格のバランスを見極めたいところです。

例えば、本格的な悪路走破性能をほとんど使わない人であれば、より小さく燃費の良いSUVのほうが毎日の維持費まで考えると合理的かもしれません。

逆に、雪道を走る機会が多い人、キャンプやアウトドアで未舗装路に入る人、大型SUVを長距離移動にも使いたい人にとっては、新型パジェロの方向性はかなり魅力的です。

特に今回、トライトンの骨格をそのまま流用するだけでなく、キャビンやサスペンションを専用開発して乗り心地を高めるという点には期待できます。

新車選びでは名前やイメージだけでなく、「自分がその性能にお金を払う価値があるか」を考えることが大切です。

新型パジェロも、正式な価格や仕様が判明した段階で、トライトンや他のSUVとの装備差まで比べると、本当のコストパフォーマンスが見えてくるでしょう。


まとめ|三菱パジェロの2025年復活説は外れたが、本当の復活は決まった

「三菱パジェロは2025年に復活するのか」と期待されていましたが、2025年中の復活は実現しませんでした。

一方、その後の動きは復活を期待していた人にとって、むしろ大きなニュースになりました。

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しています。

新型はトライトンのラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発。悪路走破性だけでなく、上質で快適な乗り心地を目指す新しいフラッグシップSUVとして開発されています。

さらに、2028年度には中型モデル、2030年ごろには小型モデルを日本へ投入する計画も報じられており、パジェロは「1台の名車」ではなく、再びシリーズブランドとして広がっていく可能性があります。

2025年復活説は時期こそ違いましたが、パジェロ復活への期待そのものは現実になりました。

次に注目したいのは、2026年秋に明らかになる新型パジェロの正式なデザイン、価格、エンジン、ボディサイズ、そして日本での発売スケジュールです。


よくある質問

三菱パジェロは2025年に復活しましたか?

いいえ。2025年には復活していません。三菱自動車が正式発表しているのは、新型パジェロを2026年秋に世界初公開する計画です。

新型パジェロは何をベースに開発されますか?

三菱自動車によると、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発します。悪路走破性と快適な乗り心地の両立が狙いです。

パジェロの小型モデルも復活しますか?

シリーズ展開が計画されています。報道では中型モデルを2028年度、小型モデルを2030年ごろに日本へ投入する計画とされています。ただし、具体的な車名や価格、仕様については今後の正式発表を確認する必要があります。

三菱パジェロは2026年に復活する?新型登場の可能性を解説

力強い本格クロスカントリーSUVが山岳路を走る新型パジェロ復活イメージ

三菱パジェロは2026年に復活します。三菱自動車が車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に新型を世界初公開すると発表しています。

日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活です。しかも単なる名前の復活ではなく、トライトンのラダーフレームをベースに専用開発される、三菱自動車の新たなフラッグシップSUVとして登場します。

三菱パジェロは2026年に復活する?結論は正式決定

「三菱パジェロは2026年に本当に復活するのか?」と気になっている方も多いと思いますが、これは単なる予想や噂の段階ではありません。

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に正式決定し、2026年秋に世界初公開することを発表しています。

日本向けパジェロは2019年に生産を終了しました。海外向け仕様についても2021年に生産を終えているため、世界的に見ても久しぶりの新型パジェロとなります。

特に日本では2019年以来となるため、7年ぶりの復活です。

さらに2026年5月29日に発表された三菱自動車の2030年代に向けた新中長期ビジョンでも、新型パジェロの投入方針が明確に示されました。

三菱自動車の代表執行役CEOである加藤隆雄氏は、新型クロスカントリーSUVを三菱自動車らしさを詰め込んだフラッグシップ商品として投入し、その車名を「パジェロ」とすると説明しています。

つまり現在の注目点は「復活するかどうか」ではなく、2026年秋にどのような新型パジェロとして姿を現すのかへ移っています。

車好きとして私が注目したいのは、この復活が懐かしい名前を再利用しただけではない点です。

三菱自動車自身がパジェロを新しいフラッグシップに位置付けており、今後のブランド戦略を背負わせるほど重要なモデルとして開発しています。


2026年新型パジェロはいつ登場する?

新型パジェロについて正式に発表されている時期は、2026年秋の世界初公開です。

ただし、2026年8月時点で公表されている情報では、具体的な世界初公開の日付、正式な日本発売日、グレード構成、販売価格などはまだ明らかになっていません。

ここは「2026年秋に公開される」と「2026年秋に日本で発売される」を混同しないよう注意したいところです。

公式に確認されているのは、あくまで2026年秋に新型パジェロを世界初公開する予定という点です。

三菱自動車は2026年度から2031年度までに、新規投入車種として合計13モデルを計画しています。その重要モデルの一つとしてパジェロが位置付けられているため、会社としてかなり力を入れた新型車になることがうかがえます。

生産については、タイにある三菱自動車の重要拠点「MMTh」で行われることも加藤CEOから説明されています。

今後、日本仕様について具体的な予約開始時期や発売日が発表されれば、新型パジェロを待っている人にとって一気に購入検討が現実的になるでしょう。

個人的には、今の段階で「発売直後に買う」と決めるより、まず2026年秋の正式公開で価格・ボディサイズ・パワートレイン・燃費・安全装備を確認してから判断するのが賢いと思います。

パジェロという名前だけで期待値は高くなりますが、実際の購入では車両価格だけでなく、日常で扱いやすい大きさなのか、維持費がどの程度になるのかも重要だからです。


新型パジェロはトライトンのラダーフレームを採用

2026年の新型パジェロで特に重要なのが、その車体構造です。

三菱自動車によると、新型パジェロはピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良して開発されています。

ラダーフレームとは、簡単にいえば「はしご」のような形をした頑丈な骨格の上に車体を組み合わせる構造です。

一般的な乗用車や都市型SUVで広く採用されているモノコック構造とは考え方が異なり、悪路で車体に大きな力がかかったときの強さや耐久性を重視しやすいのが特徴です。

新型パジェロでは単純にトライトンの車体をSUV化するだけではありません。

公式情報では、

  • トライトンのラダーフレームをベースに改良
  • キャビンを専用開発
  • 前後サスペンションを専用開発
  • 卓越した悪路走破性を追求
  • 上質で快適な乗り心地を目指す

という方向性が示されています。

ここはかなり大切なポイントです。

本格クロスカントリーSUVは悪路に強くても、街中では乗り心地の硬さや取り回しなどが気になるケースがあります。

しかし歴代パジェロは、悪路走破性だけでなく「乗用車としての快適性」を組み合わせることを大きな価値としてきました。

新型でもキャビンやサスペンションを専用設計するということは、単に頑丈さを追求するのではなく、日常で普通に使える快適性まで含めてパジェロらしさを作ろうとしていると考えられます。

私はこの部分こそ、新型パジェロの評価を左右するポイントになると思っています。

本格四駆としての性能だけなら専門性の高い選択肢はいくつもあります。しかし毎日の通勤や買い物、家族での長距離移動まで快適にこなし、そのうえで雪道やアウトドアでも頼れるなら、パジェロ復活の意味は一気に大きくなります。


なぜ三菱は2026年にパジェロを復活させるのか?

パジェロ復活の意味を理解するには、歴代モデルの存在感を振り返る必要があります。

初代パジェロが発売されたのは1982年です。

当時の本格的な4WD車は、悪路走破性を重視する一方で、一般的な乗用車としての快適性では不利なモデルも少なくありませんでした。

そこでパジェロは、クロスカントリー4WDの走破性と乗用車の快適性を融合させた新しいRVとして登場しました。

その後、4世代にわたり進化し、世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売しています。

日本でも1990年代のRVブームを代表する存在となり、アウトドアへ出かける車として強いブランドイメージを築きました。

さらに「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」といった派生モデルも展開され、本格4WDの世界を幅広いユーザーへ広げています。

もう一つ、パジェロを語るうえで外せないのがダカールラリーです。

パジェロは1983年からダカールラリーへ参戦し、7連覇を含む通算12勝という実績を残しました。

過酷な砂漠や荒野を長距離走行する競技で結果を残したことで、悪路走破性だけでなく、操縦安定性や耐久性というパジェロのイメージが世界的に確立されたわけです。

こうした歴史を考えると、三菱自動車が新しいクロスカントリーSUVに「パジェロ」という名前を付けた意味は軽くありません。

普通の新型SUVに昔の有名な名前を付けただけでは、長年のファンから厳しい目を向けられてしまいます。

それでもパジェロの名称を復活させ、フラッグシップとして投入するということは、それだけ走破性や耐久性、快適性に自信を持てる商品に仕上げようとしている表れだと私は考えます。


新型パジェロだけではなく「パジェロシリーズ」も展開へ

今回の発表で個人的に新型パジェロ本体と同じくらい興味深いのが、今後「パジェロシリーズ」を展開する方針まで示されたことです。

三菱自動車は2026年度から2031年度に13モデルの新型車を投入する計画で、その中でもオフロード商品群とアセアン商品群を重点領域として位置付けています。

加藤CEOは、パジェロをトップのラインとし、その下にサイズの異なる車種をシリーズとして追加する構想を説明しています。

現段階で検討されているのは、スモールSUVやコンパクトSUVなどです。

ただし、これらはまだ商品構想を固めていく段階とされており、正式な車名、発売時期、価格、仕様は発表されていません。

ここから読み取れるのは、三菱自動車が「パジェロ」という名前を1台限りの復活イベントで終わらせるつもりではないということです。

将来的には、大型の本格パジェロを頂点に、より扱いやすいサイズの商品まで広げる可能性があります。

これはユーザーにとって非常に面白い展開です。

本格的な新型パジェロに憧れていても、「大きすぎる」「価格が高そう」「自宅の駐車場では扱いづらい」と感じる人は一定数いるはずです。

もしパジェロらしいデザインや4WD技術を受け継ぎながら、コンパクトなサイズと現実的な価格を両立するモデルが登場すれば、購入できる層は大きく広がります。

高級感よりお得感を重視して車を選びたい私としても、実はフラッグシップの新型パジェロだけでなく、この小型パジェロシリーズがどの価格帯で登場するのかにはかなり注目しています。


三菱パジェロ2026年復活で価格や装備はどうなる?

現在、新型パジェロの詳細な価格やグレードは正式発表されていません。

そのため、「価格は○○万円になる」「このエンジンが搭載される」といった未確認情報を事実のように受け取らないことが大切です。

2026年8月時点で正式に分かっている主な内容を整理すると、次の通りです。

項目 現時点の公式情報
車名 パジェロ
世界初公開 2026年秋
日本での位置付け 7年ぶりの復活
車種 クロスカントリーSUV
車体構造 トライトンのラダーフレームをベースに改良
専用開発 キャビン、前後サスペンションなど
目標 悪路走破性と上質・快適な乗り心地の両立
位置付け 三菱自動車の新たなフラッグシップ
生産 タイのMMTh
価格・グレード 現時点では未発表

購入を考える場合、正式公開後に特に確認したいのは価格だけではありません。

ボディサイズ、最小回転半径、燃費、パワートレイン、安全装備、乗車定員、荷室の使いやすさなど、日常生活に直結する部分も重要です。

パジェロの歴史を考えれば悪路性能には大きな期待が集まりますが、日本で所有するなら「毎日普通に使いやすいか」が最終的な満足度を左右します。

特に今はSUVの選択肢が非常に多いため、名前や伝統だけでは購入理由として十分ではありません。

新型パジェロが価格に見合う走破性、快適性、実用性をどれだけ分かりやすく提示できるかが、復活後の評価を決めることになるでしょう。


新型パジェロ復活をどう見る?今後の注目ポイント

ここからは私見ですが、2026年のパジェロ復活で最も重要なのは、昔のパジェロをそのまま再現することではないと思います。

現在のユーザーが求めるSUVは、悪路を走れるだけではなく、普段の運転のしやすさ、安全性、長距離での快適性、燃費や維持費まで含めて総合的に評価されます。

三菱自動車もその点を理解しているからこそ、トライトンのラダーフレームを基礎としながら、キャビンや前後サスペンションを専用開発しているのでしょう。

「頑丈なトライトンをSUV化した車」ではなく、「パジェロとして乗り味まで作り直した車」にできるか。

私はここが2026年新型パジェロ最大の見どころだと考えています。

また、三菱自動車が「冒険心と挑戦心を象徴する新たなるフラッグシップモデル」と位置付けている以上、単純に販売台数だけで成否を判断する車でもないでしょう。

ブランドの象徴として、三菱自動車が何を得意とするメーカーなのかを分かりやすく見せる役割もあります。

トライトン、デリカ系の商品、そして今後展開予定のパジェロシリーズがつながっていけば、「悪路に強く、アウトドアでも頼れる三菱」というブランドイメージは今まで以上に明確になります。

一方で、購入者目線では冷静さも必要です。

歴史ある「パジェロ」の名前は魅力的ですが、実際に買う車は思い出ではなく現在の商品です。

正式公開後は、価格に対してどれだけ装備が充実しているか、普段使いで無理のないサイズなのか、長く所有したときの維持費はどうなのかをしっかり比較することをおすすめします。

私自身、「高級だから良い」よりも「支払った金額に対して満足できるか」を重視したいので、新型パジェロについてもブランド名だけではなく、中身と価格のバランスを見て評価したいところです。

もし本格クロスカントリーSUVとしての強さを保ちつつ、街中や高速道路でも疲れにくく、家族でも使いやすい車に仕上がれば、7年ぶりという言葉以上に意味のある復活になると考えています。


まとめ|三菱パジェロは2026年秋に正式復活へ

三菱パジェロの2026年復活は、すでに「可能性」の段階を超えています。

三菱自動車は新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しました。

日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活となります。

1982年に初代が登場してから4世代にわたり、世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売。さらにダカールラリーでは1983年から参戦し、7連覇を含む通算12勝という歴史を持っています。

新型はトライトンのラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発。三菱自動車は、悪路走破性と上質で快適な乗り心地を両立する新しいフラッグシップとして開発を進めています。

さらに将来はパジェロを頂点として、スモールSUVやコンパクトSUVを含む「パジェロシリーズ」を展開する構想も示されています。

これから確認したいのは、世界初公開の具体的な日程、日本での発売時期、価格、グレード、パワートレイン、ボディサイズ、安全装備などです。

歴史ある名前が復活するだけでなく、2020年代の日本でも「実際に欲しい」と思える車に仕上がるのか。2026年秋の正式公開は、三菱ファンだけでなく本格SUVを検討している人にとっても大きな注目ポイントになりそうです。


よくある質問

三菱パジェロは2026年に本当に復活しますか?

はい。三菱自動車が新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」に正式決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しています。日本仕様は2019年に生産終了していたため、国内では7年ぶりの復活です。

2026年新型パジェロの発売日はいつですか?

現時点で正式に発表されているのは「2026年秋に世界初公開」という予定です。日本での具体的な発売日や予約開始日については、今後の正式発表を確認する必要があります。

新型パジェロはどんな車になりますか?

トライトンの頑丈なラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発するクロスカントリーSUVです。三菱自動車は、優れた悪路走破性と上質で快適な乗り心地を両立した新たなフラッグシップモデルとして開発しています。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

三菱パジェロ復活は2027年?新型登場時期と最新情報を整理

力強い本格クロスカントリーSUVとコンパクトSUVが並ぶ次世代パジェロシリーズのイメージ

三菱パジェロは2027年復活ではなく、5代目新型が2026年秋に世界初公開されることが正式決定しており、2027年にはコンパクト版の登場も有力視されています。

「三菱パジェロは2027年に復活するの?」「新型車が近々登場するという話は本当?」と気になっている方も多いでしょう。今回は三菱自動車の公式発表と、2026年8月までに判明している新型パジェロ情報を整理し、確定情報と予想情報を分けながら分かりやすく紹介します。

三菱パジェロは2027年に復活?実際は2026年秋に新型を世界初公開

最初に結論を整理すると、フラッグシップとなる新型パジェロの復活自体は2027年ではありません。

三菱自動車は2026年5月29日、新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」と決定し、2026年秋に世界初公開すると発表しました。

日本仕様のパジェロは2019年に生産を終了しているため、国内では7年ぶりの復活です。海外向け仕様についても2021年に生産を終えていました。

つまり「三菱パジェロ 2027年に復活か」という検索に対する答えは少し複雑で、

  • 5代目となる本格派の新型パジェロ:2026年秋に世界初公開
  • 日本市場への投入:2026年度内が視野
  • パジェロシリーズのコンパクトSUV:2027年後半が有力視

というように、複数の新型パジェロ情報が重なっていると理解すると分かりやすいでしょう。

新型パジェロについては、単なる噂の段階からすでに一歩進んでいます。三菱自身が車名と世界初公開時期を発表しているため、「パジェロという名前の新型車が近々登場するか」という点については、正式にYESと言える状況です。

一方、発売日や価格、グレード、エンジンなどは、まだメーカーからすべて正式発表されたわけではありません。この先は「確定していること」と「報道・予想」を分けて見ることが重要です。


三菱パジェロ新型車が近々登場するのは確定!何が正式発表された?

2026年8月時点で三菱自動車が正式に明らかにしている新型パジェロの大きなポイントは、トライトン由来のラダーフレームを使った本格クロスカントリーSUVになることです。

新型パジェロでは、国内でも販売されているピックアップトラック「トライトン」の頑丈なラダーフレームをベースに改良を加えます。

ラダーフレームとは、簡単に言えば「はしご状の頑丈な骨格」です。一般的な乗用SUVよりも悪路でのねじれや大きな入力に強く、本格クロスカントリー車やピックアップトラックで使われてきました。

ただし、新型パジェロはトライトンのSUV版をそのまま作るわけではありません。

三菱はキャビンや前後サスペンションなどをパジェロ専用に開発し、悪路走破性だけではなく「上質かつ快適な乗り心地」も実現すると説明しています。

ここは非常に重要だと私は感じます。

パジェロという名前に期待されるのは、単に大きくて頑丈な4WDではありません。歴代モデルも「本格四駆なのに普段使いできる」という立ち位置で支持を集めてきました。

1982年に登場した初代パジェロも、クロスカントリー4WDの走破性と乗用車の快適性を組み合わせるという発想から誕生しています。

4世代にわたって世界170以上の国と地域で販売され、累計販売台数は325万台以上。さらに1983年から参戦したダカールラリーでは、7連覇を含む通算12勝を記録しました。

新型車でも「頑丈さ」と「快適性」の両立を明確に打ち出しているのは、歴代パジェロの思想を意識していると考えられます。


三菱パジェロのフルモデルチェンジでS-AWC採用も判明

新型パジェロのフルモデルチェンジ情報として、2026年8月に新たに注目されたのが走行制御技術です。

三菱は2026年8月4日に新たなティザー情報を公開し、新型パジェロにS-AWC(Super-All Wheel Control)を採用することが明らかになりました。

S-AWCとは、駆動力や制動力などを統合して制御し、車両をより狙った通りに動かしやすくする三菱独自の車両運動統合制御システムです。

ランサーエボリューションやアウトランダーなどにも受け継がれてきた技術で、単純に「4輪が駆動する」というだけではなく、曲がる・止まる・安定させるといった動きを総合的に制御するのが特徴です。

ティザーでは、屈強なラダーフレームやデファレンシャル周辺など、車体下部の一部も確認されています。

三菱によれば、新型パジェロはオフロードの大きな凹凸や強い衝撃が加わる状況で高い路面追従性を発揮するだけでなく、舗装路の荒れやうねりによる不快な揺れや振動も抑え、長距離でも疲れにくい乗り心地を目指しているとのことです。

これは個人的にも、新型パジェロを見るうえで価格以上に注目したいポイントです。

本格SUVは悪路性能ばかりが話題になりがちですが、日本で実際に所有すれば、多くの時間を走るのは一般道や高速道路でしょう。

せっかく高い走破性能があっても、日常の乗り心地が荒々しすぎればファミリーカーとして選びにくくなります。ラダーフレームの強さと乗用SUVらしい快適性をどこまで両立できるかが、新型パジェロの完成度を左右すると考えています。

また、ティザー展開では歴代パジェロで人気だった「マルチメーター」の搭載も明らかにされています。2026年7月にはファンイベント「スターキャンプ2026 in 朝霧高原」で、一部参加者向けに実車の一部が先行披露され、その様子も公開されました。

情報が小出しになっていることからも、2026年秋の正式公開に向けていよいよカウントダウンに入った印象です。


新型パジェロの発売時期や価格は?530万円前後という予想も

ここからは正式発表ではなく、各自動車メディアが伝えている予想情報になります。

MOTAでは販売店への取材などをもとに、新型パジェロの発売時期について2027年3月まで、なかでも2026年終盤が有力との見方を紹介しています。

世界初公開が2026年秋ですから、その後あまり時間を空けず日本で販売される可能性は十分考えられます。

ただし、三菱自動車が正式に発表しているのは現時点では「2026年秋に世界初公開」というところまでです。具体的な発売日については今後の公式発表を待つ必要があります。

価格についても正式発表前ですが、MOTAは約530万円からと予想しています。

参考として挙げられているのが、プラットフォームの基礎を共有するとみられるトライトンと、ライバルとして意識されるトヨタ・ランドクルーザー250です。

同記事では、おおよそ次のような価格帯が予想されています。

想定グレード 予想価格
ベーシック 530万円前後
中級 600万円前後
最上級 670万円前後

もちろん、これはメーカーの正式価格ではありません。

最終的な装備やパワートレイン、為替、原材料費などによって価格は変わるため、現時点では「500万円台から700万円近くになる可能性が報じられている」程度に受け止めるのが適切です。

予想されるパワートレインでは、トライトンに採用されている2.4Lクリーンディーゼルターボが有力候補として取り上げられています。

現行トライトンでは最高出力204馬力、最大トルク470N・mを発生しますが、新型パジェロの正式なエンジン仕様についてはまだ確定情報ではありません。

ボディサイズについても、全長4900mm前後、全幅1930mm前後、ホイールベース2850mm前後といった予想があります。

もしこのサイズに近ければランドクルーザー250級の堂々とした大型SUVになりますが、日本の住宅街や立体駐車場では扱いやすいとは言えません。

コスパを重視して車を選ぶ立場から見ると、新型パジェロは「誰にでもおすすめできるSUV」というより、サイズや燃料代まで理解したうえで本格SUVを求める人のためのフラッグシップになりそうです。


2027年に登場するのは「コンパクト・パジェロ」なのか?

では、なぜ「三菱パジェロは2027年に復活」という情報が出ているのでしょうか。

大きな理由は、三菱が新型パジェロを1台だけで終わらせず、シリーズ展開する構想を示しているためです。

2026年5月29日に開催された中長期ビジョンの説明では、今秋登場予定のフラッグシップ級パジェロと思われる車両に加え、さらに小さな2台のSUVが示されました。

過去の三菱には、

  • パジェロ
  • パジェロイオ
  • パジェロジュニア
  • パジェロミニ

というように、サイズの異なるパジェロシリーズが存在しました。

今回もそれに近い形で、フラッグシップだけではなくコンパクトクラスや、さらに小型のSUVまで「パジェロ」の世界観を広げる可能性があります。

その中でも有力視されているのが、アセアン市場で販売されている三菱エクスフォースをベースにしたコンパクトSUVです。

グーネットでは、このコンパクト版パジェロについて2027年後半のデビューが有力と報じています。

エクスフォースは2023年8月に世界初公開され、インドネシアなどで販売を拡大し、2025年3月にはタイでも発表されたコンパクトSUVです。

最新仕様には1.6Lエンジンとモーターを組み合わせるHEVが用意され、高速域でモーターをドライブシャフトから切り離す「モーターディスコネクト機構」を採用しています。

同記事では燃費について約24.4km/L、モーター最高出力85kWとされています。

ベースとなるエクスフォースは現在FFですが、AYC(アクティブヨーコントロール)など三菱独自の制御技術を備えています。

コンパクト版が本当に「パジェロ」を名乗るなら、個人的には4WDの有無が大きなポイントになると思います。

パジェロという名前には、歴代モデルから続く「悪路に強い」というイメージがあります。単にエクスフォースの外観をタフにしてパジェロ名を付けるだけでは、昔からのファンほど違和感を持つでしょう。

逆に、電動化と4WD技術を組み合わせながら、街中でも扱いやすいサイズと低燃費を実現できれば、フルサイズの新型パジェロとはまったく違う購買層を取り込めます。

価格が500万円を大きく超える大型SUVには手が届かなくても、300万円前後から検討できるコンパクトなパジェロなら欲しいという人は少なくないはずです。

なお、一部メディアではこの車を「パジェロイオ」と予想し、全長4390mm、全幅1810mm、全高1660mm、1.6Lハイブリッドなどの詳細な数値も掲載しています。

ただし、「パジェロイオ」という正式車名や日本仕様のサイズ、価格、4WD設定などは三菱自動車が正式発表した情報ではありません。

現段階では、コンパクトクラスのパジェロシリーズが計画されているとみられ、エクスフォースをベースに2027年後半に登場するとの報道がある、というところまでを確度の高い情報として考えるのが安全です。


三菱パジェロ新型情報から見える「1台では終わらない復活」の意味

今回のパジェロ復活で私が一番興味深いと感じるのは、5代目パジェロそのものより、三菱が「パジェロ」という名前を再びブランドとして育てようとしている点です。

1980~1990年代のパジェロは、単独の商品ではありませんでした。

パジェロミニやパジェロジュニア、パジェロイオまでラインナップが広がり、「大きな本格四駆は必要ないけれど、パジェロらしい雰囲気や安心感は欲しい」というユーザーにも選択肢がありました。

今回の中長期ビジョンでも、新型パジェロより小さな2台の車両が示されています。

さらに三菱は2026年度から2031年度までの6年間で、HEV5車種、PHEV5車種を含む全13車種の新型車を投入する計画を示しています。

これを見ると、パジェロ復活は昔の人気車を懐かしさだけで復刻する企画ではなく、三菱らしいSUVブランドを再構築するための中心的なプロジェクトと考えた方が自然でしょう。

本格派の大きなパジェロがブランドの象徴となり、その下にコンパクトSUVや小型SUVを展開する。

この形が実現すれば、価格やサイズを理由に大型パジェロを選べない人でも「パジェロシリーズ」に入ることができます。

私は、この方法の方が現在の日本市場には合っていると考えています。

約5m級の大型SUVは魅力的ですが、日常では狭い道路や駐車場の問題があります。燃料代やタイヤ代などの維持費も無視できません。

そこで全長4.4m前後のコンパクトクラスや、さらに小型のモデルまで用意できれば、「パジェロ=一部の本格四駆ファンだけの車」ではなくなります。

高級感を競うだけではなく、サイズと価格を選べるパジェロシリーズになれば、三菱にとって大きな武器になるのではないでしょうか。

一方で注意したいのは、現時点ではシリーズ全車の車名、価格、発売日、仕様まで正式決定しているわけではないことです。

特に2027年登場とされるコンパクトモデルについては報道・予想段階の情報が多いため、「2027年にパジェロイオがこの価格で発売される」と断定するのは早いでしょう。


新型パジェロはいつ買える?今後注目したいポイント

新型パジェロについて、次に最も注目したいのは2026年秋の世界初公開でどこまで正式スペックが判明するかです。

2026年8月時点では、車名、ラダーフレーム、専用キャビン・サスペンション、S-AWCなど重要な部分が徐々に明らかになっています。

これから確認したいのは、具体的には次の点です。

  • 正式な日本発売日
  • 車両価格とグレード構成
  • エンジンとトランスミッション
  • ボディサイズ
  • 乗車定員
  • 燃費性能
  • 4WDシステムの詳細
  • 安全・運転支援装備
  • コンパクト版パジェロの正式車名と発売時期

特に購入を考える人にとって、価格だけを見て判断するのはまだ早いと思います。

仮に530万円前後からスタートしても、売れ筋グレードや必要なオプションを含めれば600万円を超える可能性があります。

逆に装備内容が充実し、ランドクルーザー250などの本格SUVと比較して割安感があれば、「高いけれど内容を考えるとお得」という評価になることもあり得ます。

私自身、車を選ぶ時は豪華装備の数よりも「実際に使う装備にいくら払うのか」を重視しています。

新型パジェロについても、大画面モニターや高級オーディオ以上に、日常での乗り心地、燃費、取り回し、4WD性能と価格のバランスを確認してから評価したいところです。

そして大型の5代目パジェロに加え、2027年後半と報じられているコンパクト版が本当に日本へ投入されれば、こちらはより多くのユーザーにとって現実的な購入候補になりそうです。

「パジェロが欲しいけれど、大型SUVはさすがに大きすぎる」という人は、フラッグシップだけで決めず、2027年以降のシリーズ展開まで見てから選ぶのも賢い方法だと考えます。


まとめ

三菱パジェロの復活について、「2027年に復活する」という情報だけを見ると少し誤解しやすい状況です。

5代目の新型パジェロは2026年秋に世界初公開されることが三菱自動車から正式発表済みで、日本では2019年以来7年ぶりの復活となります。

新型はトライトンのラダーフレームをベースにしながら、キャビンや前後サスペンションを専用開発。さらにS-AWCも採用し、本格的な悪路走破性と長距離でも快適な乗り心地の両立を目指しています。

価格については約530万円から、発売については2026年終盤から2027年3月までとする予想がありますが、これらはまだ正式発表ではありません。

一方、2027年後半にはエクスフォースをベースにした「コンパクト・パジェロ」が登場するとの報道もあり、三菱がパジェロを単独モデルではなくシリーズとして復活させる可能性が高まっています。

個人的には、大型のフラッグシップだけでなく、日常で扱いやすく燃費にも優れたコンパクトモデルまで揃えば、パジェロ復活の意味はかなり大きくなると感じます。

2026年秋の正式公開で価格、パワートレイン、発売日などがどこまで明らかになるのか。そして2027年に「弟分」のパジェロが本当に続くのか。今後の三菱パジェロ新型情報から目が離せません。


よくある質問

三菱パジェロは2027年に復活するのですか?

フラッグシップとなる新型パジェロは、2026年秋に世界初公開されることが正式発表されています。2027年については、エクスフォースをベースとするコンパクト版パジェロが2027年後半に登場するとの報道があります。

三菱パジェロ新型車の発売日はいつですか?

三菱自動車が正式発表しているのは2026年秋の世界初公開までです。一部報道では日本発売について2026年終盤から2027年3月までが有力視されていますが、正式な発売日は今後のメーカー発表を確認する必要があります。

新型パジェロの価格はいくらになりそうですか?

正式価格はまだ発表されていません。一部の予想では530万円前後から、上級グレードでは600万円台後半になる可能性が示されています。価格や装備は変更される可能性があるため、購入検討時は三菱自動車の最新公式情報を確認してください。

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