三菱自動車

三菱デリカミニの色選び|黒を含むボディカラーと人気色をチェック

三菱デリカミニをイメージした黒・グリーン・ベージュ系の軽SUVが並ぶボディカラー比較シーン

2025年10月29日発売の現行デリカミニには、三菱自動車の公式ページでモノトーン9色、2トーン6色の計15色が案内されています。

この記事は2026年8月25日時点の現行型についてまとめています。2023年5月発売の初代とは色名や設定が異なる場合があるため、中古車や旧型の色を調べるときは年式も確認してください。

現行デリカミニの全15色

公式カタログに掲載される色と、車両本体価格に対する追加額は次のとおりです。

区分ボディカラー追加額(税込)
モノトーンブラックマイカなし
モノトーンレッドメタリックなし
モノトーンチタニウムグレーメタリックなし
モノトーンアッシュグリーンメタリック33,000円
モノトーンナチュラルアイボリーメタリック33,000円
モノトーンミストブルーパール33,000円
モノトーンホワイトパール33,000円
モノトーンサンドベージュパール33,000円
モノトーンデニムブルーパール33,000円
2トーンアッシュグリーンメタリック×ブラックマイカ82,500円
2トーンナチュラルアイボリーメタリック×ブラックマイカ82,500円
2トーンデニムブルーパール×ブラックマイカ82,500円
2トーンホワイトパール×ブラックマイカ82,500円
2トーンサンドベージュパール×ブラックマイカ82,500円
2トーンチタニウムグレーメタリック×ブラックマイカ60,500円

色名と追加額は三菱自動車「デリカミニ デザイン・ボディカラー」および三菱自動車公式FAQで確認できます。設定・価格は変更される場合があるため、契約時のカタログと見積書を優先してください。

グレード別に選べる色を確認する

現行の通常グレードはG、G Premium、T、T Premiumと各DELIMARU Package、2WD/4WDで構成されます。公式の各グレードページではカラー選択欄が用意されています。

ただし特別仕様車、パッケージ、販売時期によって選択条件が変わる可能性があります。カタログに15色あっても、検討中のグレードで必ずすべて選べると決めつけず、オンライン見積もりか販売店の注文画面で、グレード・駆動方式を選んだ後に確認してください。

ブラックマイカの特徴と注意点

ブラックマイカは追加料金のないモノトーン色です。外装の黒い部品とまとまりやすい一方、明るい色に比べて砂ぼこり、花粉、水滴跡、細かな洗車傷が見えやすいことがあります。

見え方は光や手入れの状態で変わります。硬い布で乾拭きせず、取扱説明書に沿って砂を十分に流してから洗車してください。「黒なら必ず高く売れる」といったリセールの保証はありません。

白・グリーン・ベージュなどの選び方

  • ホワイトパール:明るく見えやすい色ですが、有料色です。泥や鉄粉など汚れの種類によって目立ち方が変わります。
  • アッシュグリーンメタリック:アウトドアを意識した印象を作りやすく、モノトーンと黒ルーフの2トーンがあります。
  • サンドベージュパール/ナチュラルアイボリーメタリック:柔らかな印象で、いずれもモノトーンと2トーンを選べます。
  • デニムブルーパール/ミストブルーパール:青系でも濃さや印象が異なります。ミストブルーはモノトーンのみです。
  • チタニウムグレーメタリック:モノトーンは追加料金なし、ブラックルーフとの2トーンは有料です。

画面や印刷物では実車と色が違って見えることがあります。晴天、曇天、屋内照明で確認し、可能なら希望色の展示車や塗装見本を見せてもらいましょう。

2トーンの追加料金をどう考える?

2トーンはルーフをブラックマイカにすることで外観のコントラストを強められます。追加額は組み合わせにより60,500円または82,500円です。

価値は好みと予算によって異なります。追加料金が売却時にそのまま戻るとは限らないため、所有中にその外観を楽しみたいかで判断するのが現実的です。修理時には塗装範囲や色合わせも販売店・修理工場へ確認してください。

「人気色ランキング」は公式販売順位ではない

販売店の話、検索数、中古車掲載数、アンケートは、それぞれ集計対象が違います。三菱自動車が現行型の全国販売台数を色別順位として公表していない限り、「一番人気はこの色」と断定できません。

中古車サイトで多く見える色は、新車販売台数だけでなく、売却時期や在庫期間にも左右されます。人気やリセールだけで選ばず、駐車環境、洗車頻度、視認性、追加予算、自分の好みを優先しましょう。

旧型の色と混同しない

初代デリカミニは2023年5月から販売され、2025年10月に現行型へフルモデルチェンジしました。似た色名でも、モデル変更で塗装コードや組み合わせが変わる場合があります。

補修用塗料やタッチアップペイントは色名だけで注文せず、車体のカラーコードと車台番号で適合を確認してください。

まとめ

現行デリカミニの公式ラインアップはモノトーン9色、2トーン6色の全15色です。有料色はモノトーンが33,000円、2トーンが組み合わせにより60,500円または82,500円です。

人気順位や将来の査定額は保証できません。検討中のグレードで選べるかを見積もりで確認し、実車を異なる光の下で見て決めると後悔を減らせます。

よくある質問

現行デリカミニの色は全部で何色ですか?

2026年8月25日時点の公式情報では、モノトーン9色と2トーン6色の全15色です。

ブラックマイカは追加料金がかかりますか?

ブラックマイカのモノトーンは追加料金なしです。ブラックルーフを組み合わせた2トーンは有料です。

一番人気の色は何色ですか?

全国の公式な色別販売順位を確認できないため断定できません。実車の見え方、手入れ、予算、好みで選んでください。

三菱デリカミニの燃費はどう?実用性を左右する燃費性能を解説

アウトドアを楽しむ三菱デリカミニと燃費性能をイメージしたシーン

2025年10月発売の現行デリカミニは、WLTCモード17.8~21.0km/Lです。ノンターボ/ターボ、2WD/4WDで異なり、2023年発売の旧型の実燃費データを現行型へそのまま当てはめることはできません。

※仕様は2026年8月25日に三菱自動車公式情報で確認。燃費は国土交通省審査値で、実際の使用条件により変わります。

現行デリカミニのWLTC燃費

エンジン駆動WLTC燃費
ノンターボ2WD21.0km/L
ノンターボ4WD18.8km/L
ターボ2WD19.5km/L
ターボ4WD17.8km/L

最も高い数値はノンターボ2WDです。ターボや4WDは燃費が下がる一方、坂道・高速道路・多人数乗車での加速や、滑りやすい路面での走行を重視する人に選択理由があります。

現行型と旧型を分けて見る

初代デリカミニは2023年に発売され、現行新型は2025年10月に発売されました。旧型はWLTC17.5~20.9km/L、現行型は17.8~21.0km/Lで、仕様が異なります。

元記事の約14.85km/L、15.21km/Lは旧型を含む投稿データです。投稿条件や仕様が統一されず数値も変動するため、現行型の「平均実燃費」として断定しません。

実燃費が変わる条件

  • 短距離走行と渋滞
  • 気温、暖房・冷房
  • 乗員と荷物
  • 坂道、高速道路の速度
  • タイヤ銘柄、空気圧、冬用タイヤ
  • 急加速やアイドリング

WLTC値は車同士を同条件で比べる指標です。いつでもその数値で走れる保証ではありません。実燃費を見る際は、現行型、同じエンジン・駆動方式、近い使用地域の複数データを参考にしてください。

タイヤと燃費・安全

タイヤサイズや銘柄、空気圧を変えると燃費・乗り心地・制動へ影響します。純正指定サイズ、荷重能力、車両ラベルの空気圧を守り、4輪で同一種類・同程度の摩耗状態を基本としてください。

冬用タイヤは燃費が下がる場合がありますが、雪道では燃費より安全が優先です。チェーン規制では冬用タイヤでもチェーンが必要になる場合があります。

ガソリン代の試算方法

年間走行距離÷想定実燃費×ガソリン単価で試算できます。元記事の170円/L固定の金額例は、価格と実燃費が変動するため削除します。

ターボや4WDの必要性は燃料代だけでなく、道路環境、積雪、乗車人数、購入価格、タイヤ費用まで含めて判断してください。

仕様の選び方

  • ノンターボ2WD:街乗り中心で燃費と価格を重視
  • ターボ2WD:高速・坂道・多人数乗車の余裕を重視
  • 4WD:積雪路や未舗装路を走る機会があり駆動力を重視

4WDでも滑らないわけではなく、適切な冬用タイヤと安全運転が必要です。同じ日に試乗し、発進、坂道、合流、乗り心地を比較してください。

まとめ

現行デリカミニのWLTC燃費は、ノンターボ2WD 21.0、4WD 18.8、ターボ2WD 19.5、4WD 17.8km/Lです。旧型の投稿実燃費は現行型の実績として扱えません。

燃費だけでなく、ターボ・4WDが必要な道路、タイヤ、安全性、年間走行距離から選びましょう。

よくある質問

一番燃費が良い仕様は?

現行型ではノンターボ2WDのWLTC21.0km/Lです。

実燃費は何km/Lですか?

一律には決まりません。現行型・同一仕様の複数データを、季節や道路条件と合わせて参考にしてください。

4WDを選ぶべきですか?

積雪路などを走る頻度で判断します。4WDでも冬用タイヤと安全運転は必要です。

三菱デリカミニのCMを解説|犬が登場するCMが人気の理由とは

三菱デリカミニ風の軽スーパーハイトワゴンと犬のように見えるかわいいキャラクターをイメージしたCM風シーン

デリカミニのCMに登場する犬のようなキャラクターは「デリ丸。」です。三菱自動車は「デリカミニの化身。(犬かどうかは不明)」と説明しており、公式設定では犬と断定されていません。

※CM・キャラクター情報は2026年8月25日に三菱自動車の公式発表・公式ページで確認。

デリ丸。は犬を思わせる公式キャラクター

デリ丸。は、デリカミニの半円形ヘッドライトや「かわいさと力強さ」を連想させる姿を持つキャラクターです。見た目から犬と呼ばれることが多い一方、公式プロフィールは「犬かどうかは不明」としています。

したがって「犬種は何か」という答えはなく、「犬を思わせるデリカミニの化身」と説明するのが正確です。

2023年のCMと出演者

初代デリカミニの新TV-CM「デリカミニ デビュー!」篇は、俳優の水川あさみさんを起用し、2023年4月11日から全国放映されました。車両は2023年5月25日に発売されています。

CMではアウトドアへ出かける場面とデリ丸。を組み合わせ、デリカミニの商品イメージを伝えています。水川さんが出演するのは確認できるCMシリーズについてであり、今後公開されるすべてのCMへの出演を保証するものではありません。

CMソングについて

2023年のCMでは、キャンディーズの「年下の男の子」をもとにした替え歌が使用されました。本記事では著作権に配慮し、歌詞は転載しません。楽曲名・使用時期はCMごとに変わる可能性があるため、三菱自動車の公式ムービー説明を確認してください。

2023年CMの受賞実績

三菱自動車は、デリカミニのテレビCMがCM総合研究所の「BRAND OF THE YEAR 2023 消費者を動かしたCM展開 特別賞」を受賞したと発表しています。また、2023年4月から10月の7カ月中5カ月で、自動車カテゴリーのCM好感度1位を記録したとしています。

これは2023年の対象期間における実績です。「現在も常に1位」「CMだけで販売が増えた」とは断定できません。販売には車両性能、価格、供給、販売店活動など多くの要因があります。

2025年10月発売の新型と分けて考える

デリカミニは2025年10月に新型が発売されました。2023年の「デリカミニ デビュー!」篇は初代発売時のCMであり、現行新型の仕様・CMと混同しないようにしてください。

元記事にある発売前受注台数は一時点の発表で、CMだけの効果を示す数字ではありません。本記事ではキャラクターとCMの確認できる事実に絞ります。

デリ丸。の公式グッズ

三菱自動車は「デリ丸。COLLECTION」として、ぬいぐるみやキーホルダーなどの公式グッズを展開しています。在庫、種類、価格は変動するため、固定一覧ではなく公式販売ページで確認してください。

画像や動画、キャラクターイラストには著作権・商標などの権利があります。公式画像を無断転載せず、紹介する場合は公式ページへのリンクや利用条件に従ってください。

人気の理由は事実と考察を分ける

デリ丸。の姿、替え歌、水川あさみさんの出演、CM好感度の受賞は確認できる事実です。一方、「キャラクターと車の一体感が成功理由」「検索を意図的に生んだ」といった説明は考察であり、公式に示された因果関係ではありません。

考察を述べる場合は、事実として断定せず「~と考えられます」と区別する必要があります。

まとめ

CMの犬のようなキャラクターは「デリ丸。」で、公式にはデリカミニの化身、犬かどうかは不明です。2023年の初代デビューCMには水川あさみさんが出演し、「年下の男の子」をもとにした替え歌が使用されました。

2023年CMの受賞実績と、2025年10月発売の現行新型は時期を分けて理解しましょう。楽曲の歌詞や公式画像を無断転載せず、最新CMとグッズは公式ページで確認してください。

よくある質問

キャラクター名は?

「デリ丸。」です。句点まで含む名称です。

本当に犬ですか?

公式には「犬かどうかは不明」とされています。

CM出演者と曲は?

2023年の初代デビューCMには水川あさみさんが出演し、「年下の男の子」をもとにした替え歌が使われました。すべての時期のCMに共通するとは限りません。

2026年三菱デリカミニの価格は?新型の価格情報をチェック

2026年の新型三菱デリカミニと価格帯をイメージした軽SUV風スーパーハイトワゴン

「2026年デリカミニ」と呼ばれることがありますが、この記事で扱う現行型は2025年9月18日に発表され、同年10月29日に発売されたフルモデルチェンジ車です。2026年に別の新型が発売されたという意味ではありません。

現行型のメーカー希望小売価格はG・2WDの1,964,600円から、T Premium DELIMARU Package・4WDの2,907,300円までです。

情報確認日:2026年8月25日。価格・装備・販売条件は変更される場合があります。契約時の公式見積もりを確認してください。

現行デリカミニの価格表

グレード2WD4WD
G1,964,600円2,131,800円
G Premium2,129,600円2,296,800円
G Premium DELIMARU Package2,649,900円2,817,100円
T2,042,700円2,209,900円
T Premium2,219,800円2,387,000円
T Premium DELIMARU Package2,740,100円2,907,300円

価格は消費税込みのメーカー希望小売価格で、販売価格は販売会社が決めます。有料色、メーカー・ディーラーオプション、税金、保険、登録費用、リサイクル料金などは別です。

三菱自動車公式:デリカミニ グレード・価格

2023年旧型とは分けて考える

初代デリカミニは2023年5月に発売され、現行型は2025年10月にフルモデルチェンジしました。中古車サイトには両世代が並ぶため、価格だけで比較すると装備や型式を混同します。

現行型はBA1A・BA2A・BA5A・BA6A系で、旧型とはドライブモード、インフォテインメント、内外装などが異なります。初度登録年月、型式、グレード、2WD・4WDを確認してください。

出典:三菱自動車「新型デリカミニを10月29日に発売」

GとTはエンジンの違い

G系はノンターボ、T系はターボです。公式値ではG系が最高出力52PS・最大トルク60N・m、T系が64PS・100N・mです。WLTCモード燃費はG系が21.0km/L(2WD)・18.8km/L(4WD)、T系が19.5km/L(2WD)・17.8km/L(4WD)です。

ターボが必要かは、高速道路、坂道、乗車人数、荷物の量で変わります。「価格差が小さいからTがお得」「街乗りならGで十分」と一律には決めず、同じ条件で試乗してください。WLTC値は試験値で、実燃費は使用環境により変わります。

PremiumとDELIMARU Packageの違い

Premiumは運転席側電動スライドドアや高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」など、快適・運転支援装備を追加した上級グレードです。

DELIMARU Packageは、12.3インチGoogle搭載インフォテイメントシステム、前後ドライブレコーダー、ETC2.0などをまとめた仕様です。12.3インチ画面はDELIMARU Packageに標準で、ほかのグレードはパッケージメーカーオプションです。全車標準ではありません。

Google機能やMITSUBISHI CONNECTには通信、アカウント、サービス期間などの利用条件があります。運転支援機能は運転者の安全確認と操作を代行するものではありません。

2WD・4WDは生活環境で選ぶ

4WDは滑りやすい路面で発進や走行を支援しますが、雪道で滑らない、制動距離が短くなるという意味ではありません。雪道では4輪同一の冬用タイヤを使用し、必要に応じて適合チェーンを準備します。

4WDは2WDより車両価格が高く、公式燃費も低く、最小回転半径は4.9m(2WDは4.5m)です。積雪、凍結、未舗装路を走る頻度と、普段の取り回しを試乗で確認しましょう。

支払総額で比較する

メーカー希望小売価格だけでは購入予算を決められません。車両本体、有料色、必要な用品、税金・保険・登録費用、メンテナンス商品を含む見積書で比較してください。

値引きやキャンペーンは期間、地域、在庫、条件で変動します。過去の「オプション10万円分」などを現在も利用できる前提にせず、不要な用品を付けた後の値引き額ではなく最終支払総額を見ます。下取り額は車両値引きと分けて確認すると比較しやすくなります。

まとめ

現行デリカミニは2025年10月発売で、価格は1,964,600円から2,907,300円です。「2026年新型」という表現は、2026年に販売されている現行型を指し、2026年に別世代へ変わったことを意味しません。

ノンターボ/ターボ、2WD/4WD、Premium、DELIMARU Packageの装備差を確認し、必要な装備を含む支払総額で選びましょう。

三菱デリカミニの内装をチェック|室内の特徴と使い勝手を解説

新型三菱デリカミニの広々とした内装と大型ディスプレイ、撥水シート、収納スペースが分かる室内イメージ

2025年10月29日発売の現行デリカミニは、室内長2,315mm、室内幅1,335mm、室内高1,400mmの軽スーパーハイトワゴンです。旧型より室内長を115mm拡大し、後席と荷室の使い勝手も見直されました。

ただし、12.3インチ画面や上級内装は全車標準ではありません。この記事では、現行型と2023年発売の旧型を分け、グレード差と安全上の注意を整理します。

情報確認日:2026年8月25日。装備はグレード・オプションによって異なります。

現行型の室内寸法

項目寸法
室内長2,315mm
室内幅1,335mm
室内高1,400mm
乗車定員4名

三菱自動車は、Aピラーの位置と角度を見直し、旧型より室内長を115mm拡大したと説明しています。ただし、カタログ寸法だけでチャイルドシート、荷物、車中泊の適否までは判断できません。実車で確認してください。

三菱自動車公式:デリカミニ主要諸元

内装色とシートはグレードで異なる

上級のPremium/Premium DELIMARU Packageは、グランピングコテージの家具をイメージしたベージュ系の内装です。標準のG・Tはブラックを基調に、カラーミックス表皮を採用しています。

シートには伸縮性のある生地を使い、リヤシートは足元まで厚みを持たせた設計です。撥水性に配慮した表皮も、汚れが絶対に染み込まない、手入れが不要という意味ではありません。液体をこぼしたら早めに、車両と素材の説明に従って清掃します。

出典:三菱自動車「新型デリカミニを10月29日に発売」

12.3インチ画面は全車標準ではない

7インチカラー液晶メーターは全車標準です。12.3インチのGoogle搭載インフォテイメントシステムは、T Premium/G Premium DELIMARU Packageに標準装備で、Premium、T、Gにはパッケージメーカーオプションです。

三菱自動車公式:デリカミニ ディスプレイ

Google マップ、アシスタント、アプリ、MITSUBISHI CONNECTには通信環境やサービス契約などの条件があります。走行中は画面を注視せず、複雑な操作は安全な場所に停車して行ってください。

後席のスライドと快適装備

リヤシートは左右5:5分割で、スライド、リクライニング、前倒しができます。乗員の足元と荷室のどちらを優先するか調整でき、テールゲート側から操作できるスライドレバーも備えます。

リヤサーキュレーター、ロールサンシェード、シートバックテーブルなどは、グレード別の装備一覧で有無を確認してください。サーキュレーターは冷房装置そのものではなく、車内の空気を循環させる装備です。

走行中はテーブルに物を置かず、シートを確実に固定します。チャイルドシートは適合する座席と固定方法を取扱説明書で確認し、スライドドア開閉時は子どもの手足や周囲の障害物に注意してください。

荷室は汚れを拭き取りやすい設計

リヤシート背面と荷室床面には、汚れを拭き取りやすい素材が使われています。リヤシートを左右別々に動かせるため、乗員と荷物の組み合わせに応じた調整が可能です。

ただし、荷室容量はシート位置で変わります。荷物は急ブレーキ時に飛び出さないよう固定し、シートバックより高く積み上げて後方視界を妨げないようにします。濡れた道具や燃料を含む用品の積載は、換気・漏れ・火気にも注意が必要です。

「フルフラット」と車中泊の注意

現行型は、フロントシートを後ろへ倒した状態とリヤシートを前へ倒した状態の段差を、旧型より約30%減らしています。しかし、家庭用ベッドのような完全な平面を保証するものではありません。

車中泊を想定する場合は、実車で段差、長さ、荷物の置き場を確認してください。エンジンをかけたまま眠ると、一酸化炭素中毒や排気熱による火災のおそれがあります。特に積雪時は排気口がふさがる危険があるため、車両の取扱説明書と施設のルールに従います。

旧型の内装情報を混同しない

2023年発売の旧型は、現行型とはディスプレイ、室内長、シート、収納、コネクティッド機能などが異なります。中古車の内装写真やレビューを見る際は、発売年、型式、グレードを確認してください。

「デリカミニなら12.3インチ」「すべてベージュ内装」といった説明は正確ではありません。現行型でもグレード・オプション差があります。

まとめ

現行デリカミニの室内寸法は2,315mm×1,335mm×1,400mmで、旧型より室内長を115mm拡大しました。5:5分割リヤシート、収納、掃除しやすい荷室など、日常とレジャーの両方を意識した内装です。

一方、12.3インチ画面、上級内装、後席快適装備にはグレード差があります。運転席だけでなく後席・荷室を実際に動かし、自分の乗員と荷物に合う仕様を選びましょう。

三菱パジェロと岐阜・坂祝の関係は?生産拠点をめぐる歴史を解説

三菱パジェロと岐阜県坂祝町は、約40年にわたり生産を通じて結びつき、「パジェロの町」と呼ばれるほど深い関係を築いてきました。

現在は坂祝町での車両生産は終了していますが、2026年秋に復活する新型パジェロを理解するうえでも、この岐阜の生産拠点の歴史は知っておきたいポイントです。

三菱パジェロと岐阜・坂祝はどんな関係だった?

三菱パジェロと岐阜県加茂郡坂祝町の関係を簡単に言えば、坂祝町が長年にわたるパジェロの主要な生産拠点だったというものです。

町内には、かつて三菱自動車の100%子会社「パジェロ製造株式会社」の本社と工場がありました。

同社のルーツは1943年に岐阜市内で設立された東洋航機株式会社までさかのぼります。その後、社名変更などを経て、1976年に坂祝町へ全面移転しました。

1978年にはピックアップトラック「フォルテ」の一貫生産を開始し、1982年からパジェロの一貫生産に乗り出します。

つまり、1982年に初代パジェロが登場した時期から、坂祝町はパジェロの歴史そのものを支えてきた場所の一つだったわけです。

1995年には会社名そのものが「パジェロ製造株式会社」へ変更されました。

一つの車名が会社名になること自体、そのモデルが事業の中心だったことを強く感じさせます。

私自身、クルマを選ぶときは価格や燃費、装備に目が向きがちですが、パジェロのようなモデルでは「どこで、誰が、どのように長年造ってきたか」まで見ると、そのクルマの背景がかなり立体的に見えてきます。

坂祝町とパジェロは、単純な「工場所在地と製品」の関係を超えた存在だったと言えるでしょう。


なぜ坂祝町は「パジェロの町」と呼ばれた?

岐阜県坂祝町が「パジェロの町」とまで呼ばれるようになった最大の理由は、工場が地域経済と暮らしに大きな影響を与えていたからです。

坂祝町は岐阜県中南部に位置し、人口は約8千人。決して大きな自治体ではありません。

その町に大規模な完成車工場があり、多くの従業員や関連企業が集まっていました。

2015年に紹介されたパジェロ製造の広報担当者の説明では、坂祝町の公式サイトでパジェロが「特産品」として掲載されるようになったのは2000年ごろだったとされています。

当時すでに「坂祝町といえばパジェロ」というイメージが地域に定着していたことに加え、パジェロの生産が坂祝町へ集約されていったことや、関連企業が町周辺に多かったことも背景にあったようです。

農産物や工芸品ではなく、自動車そのものが町の特産品として紹介されていたというのは、かなり珍しいケースではないでしょうか。

さらにパジェロ製造は、単に工場を構えていただけではありません。

岐阜県内の小学校約100校、年間約5000人の子どもたちを工場見学に受け入れていたほか、「パジェロ製造ファミリー祭」や河川清掃、「さかほぎ町民まつり」への参加など、地域との交流にも力を入れていました。

こうした積み重ねが、「三菱の工場がある町」ではなく、「パジェロの町」という独特の地域ブランドにつながったのでしょう。

そして、その存在感は税収面でも非常に大きなものでした。

朝日新聞が2025年9月に報じた内容によると、コロナ禍前の2018年度には、パジェロ製造が坂祝町の税収全体の16%、法人税に限れば34%を占めていました。

町の法人税のおよそ3分の1を一社が支えていた計算です。

この数字を見ると、「パジェロの町」という表現が単なる愛称ではなかったことが分かります。

パジェロは全国や海外へ販売されるSUVであると同時に、坂祝町にとっては雇用、税収、地域活動、さらには町の知名度まで支える存在だったのです。


岐阜・坂祝のパジェロ工場では何を生産していた?

坂祝町の工場といえばパジェロの印象が圧倒的ですが、実際にはさまざまな車種を生産していました。

パジェロ製造の沿革では、1978年にフォルテ、1982年にパジェロ、1991年にはストラーダの生産を開始しています。

さらに2007年1月からはデリカD:5、2015年11月からはアウトランダーの補充生産も担当しました。

過去には三菱ジープや、ホンダ・シティカブリオレなどを生産した時期もあります。

ただし、やはり工場を象徴した車種はパジェロでした。

とくに坂祝町の工場は、鋼板の加工から完成車までを一つの工場内で仕上げる「一貫生産型」の工場だったことが特徴です。

クルマ好きの目線で見ると、これはかなり重要なポイントです。

パジェロは単なる街乗りSUVではなく、悪路走破性や耐久性が求められるクロスカントリー4WDでした。

最終型となった4代目パジェロには、ラダーフレームビルトインモノコックボディや四輪独立懸架式サスペンション、「スーパーセレクト4WD II」など、本格的な4WDとしての仕組みが採用されていました。

3ドアのショートボディと5ドアのロングボディが設定されていたことも、当時のSUVとしては個性的です。

日本向け最終期には3.0L V6ガソリンエンジンと3.2L直列4気筒ディーゼルターボが用意され、ランドクルーザープラドと並ぶ本格4WDとして知られていました。

そのパジェロを長年にわたり造り続けたことが、坂祝工場の技術や地域の誇りにつながっていったのだと思います。


三菱パジェロは岐阜・坂祝でいつまで生産された?

日本向けパジェロの生産は2019年7月末に終了しました。

国内市場では2019年8月に販売を終え、1980年代から続いてきたパジェロの日本での歴史はいったん幕を閉じます。

ただし、その時点ですぐ坂祝工場全体が閉鎖されたわけではありません。

海外向けパジェロの生産はその後も続き、2021年7月2日に終了しました。

パジェロの累計生産台数は約324万台とされています。

そして2021年8月6日、パジェロ製造はすべての車種の生産を停止。8月31日には残る生産活動も終了し、坂祝町の工場は閉鎖されました。

パジェロ製造が手掛けた全車種の累計生産台数は約396万台に達しています。

約400万台に迫る車両を送り出した工場が人口約8千人の町に存在していたと考えると、その規模の大きさが分かります。

工場閉鎖の方針が坂祝町に伝わったのは2020年7月でした。

当時の町長だった柴山佳也さんは、町民から「これから町はやっていけるのか」と心配する声を聞き、先行きの分からない不安を抱えたと振り返っています。

実際、工場がなくなることは、単に「パジェロが造られなくなる」という話ではありませんでした。

町にとっては雇用と税収の柱を同時に失う大きな出来事だったのです。

個人的には、ここがパジェロと坂祝町の関係を考えるうえで最も重要なところだと感じます。

クルマの生産終了というニュースは通常、ユーザー側から「欲しかった車がなくなる」「中古車価格が上がる」といった視点で語られがちです。

しかし生産地から見れば、一つの車種の終了が地域の暮らしや財政そのものに直結する場合があります。

パジェロは、その典型的な例だったと言えるでしょう。


パジェロ工場閉鎖後の坂祝町はどうなった?

2021年8月にパジェロ製造の工場が閉鎖された後、跡地は大手製紙会社が取得しました。

当初は紙製品などの生産拠点として利用される計画が伝えられていましたが、2025年の報道では、跡地は主に物流拠点として使われているとされています。

かつて工場から響いていたプレス加工の音や、早朝の通勤時間帯にできていた従業員のマイカーの列も、町から姿を消しました。

坂祝町は工場閉鎖後、ふるさと納税の強化などを進めてきましたが、財政面では厳しい状況が続いているとされています。

2025年度の予算編成資料では、「歳入を増大させる突破口が見いだせない厳しい状況」との認識も示されました。

工場一つの存在が、地域経済にどれほど大きな意味を持っていたかが分かります。

また、パジェロ製造そのものもその後、法人としての歴史を終えています。

2023年2月に登記上の本店を愛知県岡崎市へ移し、同年10月2日には清算の決了などによって登記記録が閉鎖され、法人格が消滅しました。

つまり現在は、「坂祝町にパジェロ製造という会社と工場がある」という状態ではありません。

中古車情報で「三菱 パジェロ 岐阜」と検索すると、現在でも岐阜市、可児市、大垣市などでパジェロの中古車が見つかります。

元資料では岐阜県内に3台が掲載され、2008年式3.0ショートVR-I 4WDが99万円、2019年式3.2ロング・ファイナルエディションが489万円、2006年式3.0 ZR 4WDが166.4万円という例が確認できます。

価格は在庫状況で変動しますが、かつてこの県で大量に生産されたモデルが、今では「中古車として探す存在」になっているところに時間の流れを感じます。


新型パジェロ復活でも岐阜・坂祝で生産されないのはなぜ?

そして2026年、パジェロをめぐる状況は再び大きく動きました。

三菱自動車は2026年5月29日、2030年代に向けた新中長期ビジョンを発表し、新型パジェロを2026年秋に世界初公開すると正式に明らかにしています。

三菱自動車の加藤隆雄CEOは、新型パジェロを「三菱自動車らしさ」を詰め込んだフラグシップ商品と位置付けました。

さらに今後は新型パジェロを頂点として、スモールSUVやコンパクトSUVなどへ広げる「パジェロシリーズ」の展開も構想されています。

新型車は、三菱のピックアップトラック「トライトン」が使うラダーフレームを採用し、クロスカントリーSUVとして専用開発される計画です。

しかし、ここで重要なのが生産地です。

新型パジェロの生産工場は、かつての岐阜県坂祝町ではなく、タイの三菱自動車の生産拠点「MMTh」とされています。

2025年9月の時点でも、パジェロ復活を検討する一方、国内に新たな工場を構えて生産する想定ではなく、東南アジアで製造して日本へ輸入する方向と報じられていました。

そして2026年5月、タイ生産であることが正式に示された形です。

つまり、パジェロという車名は日本市場に7年ぶりに戻ってきても、「坂祝で造るパジェロ」が復活するわけではありません。

ここは少し寂しさを感じる人もいるでしょう。

1982年から長期間にわたりパジェロを造り、「町の特産品」とまで言われた坂祝町にとって、新型パジェロの復活は特別なニュースです。

一方、自動車メーカーの現在の経営を考えれば、生産量や輸出先、部品調達などを考慮し、主要市場に近い海外拠点で生産する判断にも合理性があります。

三菱自動車は2026年度から2031年度までに計13モデルの新型車を投入する計画を掲げています。

限られた開発・生産資源を「パジェロシリーズ」などの強みが出せる商品へ集中させる以上、かつてと同じ国内生産体制へ戻すより、既存の海外拠点を生かす方が現実的なのでしょう。


パジェロと坂祝町の歴史から見えるもの

筆者としては、新型パジェロの復活を見るとき、単に「昔の人気SUVが戻ってくる」という話だけではもったいないと感じます。

パジェロという車名の後ろには、岐阜県坂祝町で何十年も完成車を造り続けてきた人たちと、その工場とともに歩んできた地域の歴史があります。

1982年にパジェロの生産を開始し、1995年には会社名までパジェロ製造となりました。

2000年ごろには町の特産品として紹介され、地域の子どもたちは工場見学に訪れ、町民祭りや地域清掃などでも工場と住民がつながっていました。

そして2018年度には町税収入全体の16%を支えるまでの存在になりました。

これほど地域と深く結びついた車種は、国内でもそう多くないでしょう。

一方で、2019年に日本向けパジェロの生産が終わり、2021年には海外向け生産も終了。坂祝工場そのものも閉鎖されました。

そこから5年後の2026年、新型パジェロは復活します。

ただし、生産地はタイです。

この違いは、自動車産業がこの数十年でどう変化したかを象徴しているようにも見えます。

かつては日本国内の特定地域に巨大な工場を置き、地域の雇用や税収と強く結びつきながら車を造る形が目立ちました。

現在は世界市場を前提として、車種ごとに最も効率のよい拠点へ生産を集約する考え方がより強くなっています。

コスパを重視して車を見る立場からすると、生産拠点の最適化によって新型パジェロの商品力や価格競争力を高められるのであれば、それ自体はユーザーにもメリットがあります。

ただ、パジェロの歴史を知る人にとって「岐阜・坂祝」という地名が特別な意味を持ち続けることも忘れてはいけないと思います。

新しいパジェロがタイで造られる時代になっても、パジェロというブランドの日本での土台を長く支えた場所の一つが坂祝町だった事実は変わりません。


まとめ

三菱パジェロと岐阜県坂祝町は、1982年から長年にわたる生産を通じて深く結びついてきました。

坂祝町に本社・工場を置いたパジェロ製造は1995年にその社名となり、パジェロだけでなくデリカD:5やアウトランダーなども生産。全車種の累計生産台数は約396万台に達しました。

坂祝町ではパジェロが「町の特産品」として紹介され、「パジェロの町」と呼ばれるほど地域に浸透していました。

2018年度にはパジェロ製造が町税収入全体の16%、法人税の34%を占めるなど、地域経済を支える存在でもありました。

しかし日本向けパジェロの生産は2019年7月末、海外向けは2021年7月に終了し、坂祝工場も2021年8月31日に閉鎖されました。

そして2026年5月29日、三菱自動車は新型パジェロを2026年秋に世界初公開すると正式発表しました。

国内では7年ぶりとなるパジェロ復活ですが、新型の生産拠点は岐阜・坂祝ではなくタイのMMThです。

新しいパジェロは海外で生まれますが、日本のパジェロ史を語るうえで岐阜県坂祝町を外すことはできません。

かつて一台のSUVが町の特産品となり、雇用や税収、地域の風景まで形づくった――。その歴史を知ってから2026年の新型パジェロを見ると、単なる「復活モデル」とは違った重みが感じられるのではないでしょうか。


よくある質問

三菱パジェロは岐阜県のどこで生産されていた?

岐阜県加茂郡坂祝町にあったパジェロ製造株式会社の工場で生産されていました。パジェロは1982年から同工場で一貫生産され、坂祝町は「パジェロの町」と呼ばれるようになりました。

坂祝町のパジェロ工場は現在も残っている?

自動車工場としての生産活動は終了しています。2021年8月6日に全車種の生産を停止し、同年8月31日に生産活動を終えて工場が閉鎖されました。跡地はその後、別企業が取得しています。

2026年の新型パジェロも岐阜・坂祝で造られる?

いいえ。三菱自動車が2026年5月29日に示した計画では、新型パジェロはタイの生産拠点MMThで生産されます。日本では7年ぶりの復活となりますが、坂祝町でのパジェロ生産が再開するわけではありません。

三菱パジェロランドマスターとは?気になるモデル名を解説

三菱パジェロをイメージした本格クロスカントリーSUVと大型ラジコンを並べ、ランドマスターという名称の正体を表現したシーン

三菱パジェロランドマスターとは、三菱自動車が正式発表した新型パジェロのグレード名ではなく、主にパジェロを題材にした大型ラジコン商品で確認できる名称です。新型パジェロが2026年秋に世界初披露される予定だけに気になる名前ですが、現時点では実車の新型モデル名として扱わないほうが正確です。

「パジェロ ランドマスター」「三菱 パジェロランドマスター」と検索すると、いかにもパジェロの特別仕様車や新型グレードのように見えます。

しかし確認できる情報を整理すると、その正体は少し違います。この記事では、パジェロランドマスターとは何なのか、新型パジェロとの関係はあるのか、なぜ実車のモデル名のように見えるのかを分かりやすく整理します。

三菱パジェロランドマスターとは?まず結論を整理

「三菱パジェロランドマスター」という名称は、少なくとも今回確認できた資料では、三菱自動車が正式に発表した現行・新型パジェロの車名やグレード名としては確認できません。

一方で、中古品・ホビー市場では「R/C 1:8 三菱 パジェロ ランドマスター」という名称の商品が実際に流通しています。

メルカリの検索結果では「R/C 1:8 三菱 パジェロ ランドマスター ラジコン」という商品が確認でき、さらに「1/8 三菱 パジェロ LAND MASTER II ラジコン」と表記された商品も複数見つかります。つまり「ランドマスター」は、少なくともパジェロをモチーフにしたラジコン商品名として使われてきた名称と考えるのが自然です。

海外の中古販売サイトでも「R/C 1:8 Mitsubishi Pajero Landmaster Radio Control Car」という名称の商品が確認できます。

ここが最も重要なポイントです。

「パジェロランドマスター=新型パジェロの正式グレード名」と考える根拠は、現時点では確認できていません。

名前の響きが非常にSUVらしいため、本物のパジェロに設定された仕様名だと思ってしまいやすいのですが、検索するときには実車とホビー商品の情報を分けて見る必要があります。


パジェロランドマスターは実車の特別仕様車なのか?

結論からいえば、今回の元資料と確認できる公開情報の範囲では、三菱自動車の正式な実車ラインアップとして「パジェロ ランドマスター」が設定されたと判断できる材料はありません。

ここは検索ユーザーが最も間違えやすいところでしょう。

「ランドマスター」という言葉には、「大地を制する」「陸地を自在に走る」といった本格SUVを連想させる響きがあります。パジェロのキャラクターとも非常に相性がよいため、実車の特別仕様車名だったとしても違和感がありません。

しかし、名前として自然に聞こえることと、メーカーが正式採用していることは別問題です。

今回の資料の中で明確に確認できるのは、メルカリなどの中古市場に存在する1/8スケールの「三菱パジェロ ランドマスター」ラジコンです。

また、タミヤのRCモデル組立説明図一覧には、「三菱パジェロ」「三菱パジェロメタルトップワイド」「パジェロウイリー」といったパジェロ関連モデルが掲載されています。

一方、その一覧では「ランドマスター」という名称そのものは確認できません。

したがって、「パジェロのラジコン=すべてランドマスター」という意味でもありません。パジェロを題材にしたRCモデルは複数存在し、その中の一部の商品に「LAND MASTER」という名前が使われている、と理解するのが無難です。

中古ホビーの場合、メーカー名や発売時期、商品シリーズ名が販売ページ上で省略されていることもあります。そのため、出品タイトルだけから商品史を断定するのは避けたほうがよいでしょう。


なぜ「三菱パジェロランドマスター」が今気になるのか?

この名称が気になる理由の一つとして、本物のパジェロそのものが2026年に復活へ向けて大きく動いていることがあります。

三菱自動車工業は2026年8月4日、今秋に世界初披露する新型クロスカントリーSUV「パジェロ」の新情報を公開しました。

発表された内容によると、新型パジェロは堅牢性と耐久性を重視したラダーフレーム構造を採用します。

さらに、三菱独自の車両運動統合制御システムであるS-AWC(Super-All Wheel Control)も採用するとされています。

ラダーフレームとは、簡単にいえば車体を支える強固な骨格を別に持つ構造です。

大きな凹凸や強い衝撃を受けるオフロード走行との相性がよく、クロスカントリー4WDらしいタフさを重視するときに大きな意味を持ちます。

三菱自動車は新型パジェロについて、オフロードでの走破性だけでなく、荒れた舗装路やうねりのある路面でも不快な揺れや振動を抑え、長距離でも疲れにくい乗り心地を追求すると説明しています。

つまり新型パジェロは、単に昔の名前を復活させるだけではなく、本格クロカン性能とオンロードでの快適性を両立するモデルとして開発されているわけです。

こうしたタイミングで「パジェロランドマスター」という名前だけを見ると、「新型パジェロに新しい上級グレードが追加されるのでは?」と考える人が出てくるのも不思議ではありません。

ただし、2026年8月4日に公開された新型パジェロの情報の中に、ランドマスターというグレード名は登場していません。

ここは明確に区別しておく必要があります。


新型パジェロとランドマスターに関係はある?

現時点で、新型パジェロと「ランドマスター」という名称を直接結び付ける公式情報はありません。

2026年8月4日に明らかになった新型パジェロの主要な情報は、ラダーフレームとS-AWCの採用、そして2026年秋の世界初披露予定です。

このほか、新型パジェロでは歴代モデルの3連メーターをオマージュした「マルチメーター」に関する情報も公開されています。

一方、「LAND MASTER」「ランドマスター」が新型パジェロのグレードや特別仕様、開発コードとして使われるという発表は、今回の資料にはありません。

ですから、検索で「三菱 パジェロランドマスター」という文字を見かけても、

  • 新型パジェロの正式車名
  • 新型パジェロのグレード名
  • 新型パジェロの特別仕様車
  • 三菱自動車が発表した新しいサブネーム

のいずれかだと決めつけないほうがよいでしょう。

むしろ現時点で具体的に確認できるのは、1/8スケールのパジェロを題材にしたラジコンの商品名称です。

私はこの切り分けがかなり重要だと感じます。

最近は新型車の情報が段階的に公開されるケースが増えています。正式発表前には予想CG、商標情報、過去の商品名、中古車のグレード名などが混ざり、検索結果だけを見るとどれが公式情報なのか分かりにくくなります。

特にパジェロのように長い歴史を持つ車種では、実車だけでなくラジコン、プラモデル、ミニカーなど関連商品の数も多いため、昔の商品名が突然検索上位に現れることもあります。


パジェロのRCモデルにはどんなものがある?

パジェロは実車だけでなく、模型やラジコンの世界でも長く親しまれてきた車種です。

今回の参考資料となったタミヤのRCモデル組立説明図一覧を見ると、オフロード系のRCモデルとして複数のパジェロ関連製品が確認できます。

たとえば一覧には、

  • CW-01シャーシの「三菱パジェロ」
  • 「三菱パジェロメタルトップワイド」
  • 「パジェロウイリー」

などが掲載されています。

タミヤ自身も、公開している説明図について「現在販売している商品だけとは限らず、すでに生産終了した製品も含む」と案内しています。

また、説明図は原則として発売当初のものが掲載されており、部品価格などは現在と異なる場合があるとされています。

つまりパジェロ関連のRCを調べる場合、現在販売中の商品だけを見るのでは不十分です。

長年にわたってさまざまな仕様のパジェロが模型化されてきたため、中古市場にしか残っていない名称やモデルが存在することも珍しくありません。

「ランドマスター」も、そうした古いホビー商品を探す過程で見つかる名称の一つと考えると理解しやすいでしょう。

ただし、「ランドマスター」がタミヤ製であると断定する材料は、今回確認したタミヤ公式の説明図一覧からは得られません。

中古品の出品情報では、商品名だけが強調され、製造会社や正式な型番が分からないケースもあります。

この点は、希少なラジコンを購入する人にとっても注意したいところです。


「LAND MASTER II」という名前も確認できる

さらに興味深いのは、中古市場では単なる「LAND MASTER」だけでなく、「LAND MASTER II」と表記された商品も確認できることです。

メルカリの検索結果では、「新品未使用 1/8 三菱 パジェロ LAND MASTER II ラジコン」といった商品が掲載されています。

この「II」が何を意味するのかについては、今回確認できる資料だけでは断定できません。

商品シリーズの第2弾を示す可能性もありますし、仕様違いの商品名である可能性もあります。

重要なのは、ここでも「パジェロの実車グレード」ではなく、ラジコンとして流通している情報が中心だということです。

中古ホビー市場の商品名は、箱に記載された正式名称がそのまま入力されている場合もあれば、出品者が分かりやすいように独自に補足している場合もあります。

したがって、正確な製造元や発売年代まで調べたい場合は、本体だけでなく外箱、説明書、型番、メーカー表記などを確認する必要があります。

私なら中古品として購入を検討する場合、単に「レアなパジェロだから」という理由だけでは判断しません。

古いRCでは、バッテリーや送信機だけでなく、タイヤ、ギア、モーター、樹脂パーツなどの劣化も考える必要があります。

コレクション目的なら外観や箱の状態、実際に走らせたいなら補修部品を確保できるかまで確認するほうが、結果的にはお得です。


三菱パジェロランドマスターを検索するときの注意点

「三菱パジェロランドマスター」を調べる際には、実車情報とホビー情報を混同しないことが最も大切です。

特に2026年は新型パジェロの復活が予定されているため、これからさまざまな予想情報が増える可能性があります。

新型車の名称について確認するときは、三菱自動車による正式発表なのか、販売店情報なのか、中古商品の名称なのかを分けて見る必要があります。

今回確認できた内容を整理すると、次のようになります。

項目 現時点で確認できる内容
パジェロランドマスター 主に1/8スケールのラジコン商品名として流通
LAND MASTER II 中古市場でパジェロの1/8ラジコンとして確認
新型パジェロの正式名称 「パジェロ」
ランドマスターという実車グレード 今回の公式情報では確認できない
新型パジェロ世界初披露 2026年秋予定
新型パジェロの車体構造 ラダーフレーム
四輪制御技術 S-AWCを採用

検索結果には新旧さまざまなページが混在します。

フリマサイトやオークションサイトに商品が存在すること自体は、その名称が三菱自動車の正式な実車グレードであることを意味しません。

これは車名検索では意外と大切なポイントです。


パジェロランドマスターという名前をどう見る?筆者の考察

個人的には、「ランドマスター」という名前がパジェロに非常によく似合うからこそ、実車のモデル名と勘違いされやすいのだと思います。

パジェロといえば、舗装路だけを快適に走るSUVというより、悪路を走り切る本格クロスカントリー4WDとして評価されてきたモデルです。

そして2026年8月4日に公表された新型車も、ラダーフレームとS-AWCを組み合わせるという方向性が示されています。

「ランドマスター」という言葉から受ける、道を選ばず走るタフなイメージと、新型パジェロが目指しているキャラクターには確かに共通点があります。

しかし、イメージが合うことと正式名称であることは別です。

現在分かっている事実だけを見るなら、ランドマスターは新型パジェロの名称候補として扱うのではなく、まずは過去のパジェロ系ラジコンに関連する名称として捉えるべきでしょう。

一方で、今回の件には面白い側面もあります。

歴史の長い車には、実車だけでなく玩具や模型にも独自の文化があります。パジェロの場合、メタルトップワイドやウイリー仕様など複数のRCモデルが存在し、中古市場では今でも探している人がいます。

新型パジェロの復活によって実車への関心が高まれば、こうした昔のラジコンやミニカーにも再び注目が集まる可能性があります。

車好きとしては、新型車のスペックだけでなく、こうした「昔どんな模型が存在したのか」を掘り起こすのもパジェロ復活の楽しみ方の一つだと感じます。

ただ、SEO検索で情報を探す読者にとって何より大事なのは、噂と確定情報を混ぜないことです。

新型パジェロについて現時点で確定しているのは、2026年秋の世界初披露予定、ラダーフレーム採用、S-AWC採用など三菱自動車が公表した内容です。

「ランドマスター」という名称については、それとは別の情報として扱うのが適切です。


まとめ

三菱パジェロランドマスターとは何なのか調べると、現在確認できる具体的な情報は、1/8スケールの「三菱パジェロ ランドマスター」と呼ばれるラジコンが中心です。

メルカリなどでは「R/C 1:8 三菱 パジェロ ランドマスター」や「三菱 パジェロ LAND MASTER II」といった商品が確認できます。

一方、三菱自動車が2026年8月4日に公開した新型パジェロの情報では、「ランドマスター」というグレードや特別仕様車については発表されていません。

新型パジェロ自体は2026年秋に世界初披露される予定で、ラダーフレーム構造とS-AWCを採用する本格クロスカントリーSUVとして復活します。

したがって現時点では、パジェロランドマスターを新型パジェロの正式モデル名だと受け取るのは早計です。

検索結果で名前を見つけた場合は、「実車の公式情報なのか」「昔のラジコンや模型の商品名なのか」を確認すると混乱しにくくなります。

パジェロ復活への注目が高まる中、昔の関連商品まで再発見されるのは興味深い現象です。新型車の続報とともに、長いパジェロ史の周辺に存在するこうしたモデル名にも注目してみると、さらに楽しめるでしょう。


よくある質問

三菱パジェロランドマスターは実車ですか?

今回確認できた情報では、三菱自動車が正式発表した実車のグレード名としては確認できません。主に「1/8 三菱パジェロ ランドマスター」というラジコン商品として中古市場で確認できます。

ランドマスターは新型パジェロのグレード名ですか?

2026年8月4日に三菱自動車が公開した新型パジェロの情報では、ランドマスターというグレード名は発表されていません。現時点では新型パジェロと直接結び付けないほうが正確です。

新型パジェロはいつ登場しますか?

三菱自動車は新型パジェロを2026年秋に世界初披露する予定としています。ラダーフレーム構造とS-AWCの採用が公表されていますが、詳細なグレード構成などは今後の正式情報を確認する必要があります。

三菱パジェロイオ新型は登場する?後継モデルの可能性を整理

新型パジェロイオをイメージした扱いやすいサイズのタフなコンパクトSUV

三菱パジェロイオ新型は、現時点で車名や発売時期まで正式発表されたモデルではありませんが、三菱自動車が「パジェロ」の復活とシリーズ展開を明らかにしたことで、コンパクトSUVとして復活する可能性が注目されています。

特に2026年5月29日に発表された新中長期ビジョンでは、パジェロシリーズにつながるとみられる複数のSUVが示されました。過去に「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」を展開していた歴史を考えると、パジェロイオ級の後継モデルが登場するという見方には一定の根拠があります。

三菱パジェロイオ新型は本当に登場する?

結論から言うと、「パジェロイオ」という車名で新型車が発売されることは、2026年8月時点では三菱自動車から正式発表されていません。

一方で、パジェロイオの後継に相当するコンパクトSUVが「パジェロシリーズ」の一員として登場する可能性は、以前よりかなり現実味を帯びてきました。

大きな根拠となっているのが、三菱自動車が2026年5月29日に発表した「2030年代に向けた新中長期ビジョン」です。

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を正式に「パジェロ」とし、2026年秋に世界初公開すると発表しました。

日本仕様のパジェロは2019年に生産を終了しているため、国内では7年ぶりの復活となります。海外向け仕様についても2021年に生産を終了しており、今回の新型はブランドにとって大きな再出発です。

さらに重要なのは、新型パジェロ1台だけで終わるのではなく、「パジェロシリーズ」として展開していく構想が示されていることです。

新中長期ビジョンの資料では、新型パジェロと思われるモデルのほかに、ヴェールをかぶった2台のSUVが掲載されています。

ひとつはAピラーが立った箱型に近いモデル、もうひとつは比較的オーソドックスなSUVスタイルです。

また、2026年から2031年までに13の新型モデルを投入する計画の中には、「スモールSUV」と「コンパクトSUV」が含まれるとされています。

ここから考えると、

  • フラッグシップSUV=新型パジェロ
  • スモールSUV=パジェロミニ系
  • コンパクトSUV=パジェロイオ系

というシリーズ構成になる可能性が考えられます。

もちろん、これは現段階では予想を含みます。

ただし、「パジェロイオ復活説」が単なる名前だけの噂ではなく、三菱自身がパジェロシリーズの拡大を示していることから生まれている点は押さえておきたいところです。


パジェロイオとは?新型が期待される理由

パジェロイオは、かつて三菱が販売していた小型SUVです。

もともとパジェロシリーズには、フラッグシップの「パジェロ」だけでなく、「パジェロミニ」「パジェロジュニア」「パジェロイオ」というサイズ違いのモデルが存在していました。

パジェロミニは軽自動車、パジェロジュニアはパジェロミニをベースにオーバーフェンダーや大きなエンジンを組み合わせた登録車でした。

これに対してパジェロイオは、単純にパジェロミニを拡大したモデルではなく、専用開発された小型登録車SUVという位置づけでした。

分かりやすく現在のスズキ車で考えるなら、ジムニーとジムニーシエラの関係が、当時のパジェロミニとパジェロジュニアに近いイメージです。

一方のパジェロイオは、もう一段乗用車的で、日常の使いやすさとSUVらしい性能を両立したモデルでした。

このポジションは、今の日本市場でもかなり魅力的だと私は感じます。

現在はSUV人気が高い一方、車体は年々大型化しています。

フラッグシップ級の本格SUVが欲しくても、都市部の駐車場や狭い道路、日常の買い物を考えると「そこまで大きくなくていい」と感じる人は少なくありません。

つまりパジェロイオの考え方は、むしろ現在の市場に合っています。

本格SUVの雰囲気を楽しみながら、日常でも無理なく扱えるサイズ。

これこそ、新しいパジェロイオが復活した場合の最大の魅力になりそうです。


三菱パジェロイオ新型のサイズはどうなる?

新型パジェロイオ候補について、一部の自動車情報では海外向けコンパクトSUV「エクスフォース」と基礎部分を共有し、日本向けのパジェロシリーズとして仕立てられる可能性が伝えられています。

予想値として挙げられているボディサイズは、以下の通りです。

項目 新型パジェロイオ予想 エクリプスクロス参考値
全長 4390mm 4545mm
全幅 1810mm 1805mm
全高 1660mm 1685mm
ホイールベース 2650mm 2670mm
最低地上高 222mm 175mm

この数値がそのまま市販車に採用されることが確定したわけではありませんが、もし実現すれば、かなり興味深いパッケージです。

全長4390mmならエクリプスクロスより155mm短く、一般的な立体駐車場を意識するユーザーにとっても検討しやすい大きさになります。

一方で全幅は1810mmとされ、決して細身ではありません。

ここは日本で使う場合に注意したい部分です。

昔の「小型SUV」という感覚からすると1800mmを超える全幅は大きく感じますが、現在のSUV市場では珍しいサイズではありません。

むしろ注目したいのが、最低地上高222mmという予想値です。

エクリプスクロスの参考値175mmより47mm高く、本当にこの水準が確保されれば、単なる街乗りクロスオーバーとは違ったキャラクターになります。

雪道や未舗装路、キャンプ場までの荒れた道などを考えれば、車体を大きくしすぎずに最低地上高を取る設計は、パジェロの名に似合う方向性です。

個人的には、新型パジェロイオが登場するなら、見た目だけをパジェロ風にするのではなく、この「小さいけれど頼れる」という部分をぜひ重視してほしいと思います。


新型パジェロイオはHEV・4WDが本命になる?

パワートレインについては、さらに情報の確度を分けて見る必要があります。

一部では、1.5Lガソリンエンジンと、1.6Lガソリンエンジンを使ったハイブリッドの設定が予想されています。

伝えられている予想スペックは、ガソリン車が直列4気筒1.5Lで最高出力105ps、最大トルク14.4kgm、CVT。

ハイブリッドは直列4気筒1.6Lガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせ、エンジン出力95ps、モーター出力116ps、モータートルク26.0kgm、4WDという内容です。

さらに1.6Lエンジンでは、燃焼効率を高める高膨張比の考え方や電動ウォーターポンプなどを採用し、PHEVで培った技術を応用したハイブリッドシステムになるとの予想もあります。

ただし、これらの具体的な出力値や仕様は三菱自動車が新型パジェロイオの正式スペックとして発表したものではありません。

ここは噂と確定情報を混同しないようにしたいところです。

一方、方向性として電動4WDやHEV、PHEVとの相性が良いことは確かです。

三菱はアウトランダーPHEVなどを通して電動化と4WD制御を組み合わせる技術を長く磨いています。

新型パジェロについても、単純に昔のパジェロを再現するのではなく、現在の技術を盛り込んだフラッグシップとして開発されています。

新型パジェロは、高い堅牢性を持つピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良し、キャビンや前後サスペンションを専用開発することが三菱から正式に説明されています。

一方、弟分となるコンパクトSUVまで同じラダーフレームにする必要はないでしょう。

むしろ乗用車系のプラットフォームと電動4WDを組み合わせれば、価格、燃費、乗り心地、室内空間のバランスを取りやすくなります。

私は、この方向のほうが「現代版パジェロイオ」には合っていると考えます。


価格280万円からという予想は現実的?

新型パジェロイオについては、ガソリン車280万円前後から、ハイブリッド310万円前後からという予想価格も出ています。

これも現時点では正式価格ではありません。

新車価格は発売時期や装備内容、為替、原材料価格、安全装備などによって大きく変わるため、2027年の市販車を今の段階で正確に予測するのは困難です。

それでも300万円前後という価格帯は、この車の成否を考えるうえで非常に重要だと思います。

なぜならフラッグシップの新型パジェロは、トライトン系ラダーフレームを採用する本格クロスカントリーSUVとして開発されるため、どうしても高価格帯になりやすいからです。

そうなると「パジェロは欲しいけれど、大きさも価格もそこまでは必要ない」という層が必ず出てきます。

そこへ300万円前後から選べるパジェロシリーズが用意されれば、かなり魅力的です。

高級装備を大量に付けて価格を上げるより、4WD性能、安全装備、十分なハイブリッド性能といった実用面にお金をかける。

高級感よりお得感を重視するなら、新型パジェロそのものより、むしろパジェロイオ級のモデルのほうが狙い目になる可能性があります。

価格については、正式発表後に装備内容まで含めて判断する必要があります。

280万円という数字だけを見て期待しすぎないほうがよいでしょう。


パジェロイオ後継はエクリプスクロスの役割を引き継ぐ?

もうひとつ注目したいのが、三菱の既存コンパクトSUVとの関係です。

これまで国内では、スタイリッシュなコンパクトSUVとしてエクリプスクロスが販売されてきました。

もし新しいパジェロイオ級コンパクトSUVが投入されれば、サイズや価格帯が重なる可能性があります。

そのため、将来的にエクリプスクロスのポジションを新しいパジェロシリーズが引き継ぐのではないか、という見方も出ています。

仮にそうなるなら、単なる車名変更ではなく、キャラクターを大きく変える必要がありそうです。

エクリプスクロスが都会的でクーペSUV的なスタイルを特徴としてきたのに対し、パジェロイオを名乗るなら、よりスクエアでタフなデザインのほうが自然でしょう。

予想される新型パジェロイオでは、三菱の「ダイナミックシールド」を発展させたフロントデザインや、SUVらしい力強い下半身、大径ホイールなどが想定されています。

インテリアについても、水平基調の「HORIZONTAL AXIS」を意識したインパネ、12.3インチ級のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ、デジタルドライバーディスプレイなどが予想されています。

さらにヤマハと共同開発した「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」の採用も取り沙汰されています。

走行速度に応じて音量だけでなく音質まで補正する仕組みなど、近年の三菱車らしい装備が入れば、昔のパジェロイオとはかなり違う新世代SUVになるでしょう。

ただし私としては、このクラスでは豪華装備の競争をしすぎないでほしいところです。

12.3インチ画面や上質なオーディオも魅力ですが、パジェロイオに求めたいのは「買いやすく、使いやすく、4WD性能もしっかりしている」ことです。

装備を積み上げて400万円近くになってしまえば、せっかくのコンパクトなパジェロシリーズという価値が薄れてしまいます。


三菱パジェロイオ新型の発売は2027年になる?

一部の新型車情報では、新型パジェロイオの日本発売時期として2027年が予想されています。

ただし、こちらも三菱自動車から「パジェロイオを2027年に発売する」と公式発表されたものではありません。

現時点で確実なのは、三菱自動車が新型パジェロを2026年秋に世界初公開すると発表していることです。

新型パジェロの正式公開後、シリーズ戦略や弟分となるSUVについて情報が増えていく可能性があります。

個人的には、ここからが重要だと考えています。

新しいパジェロシリーズのフラッグシップを先に見せ、そのデザインや思想を明確にした後で、スモールSUVやコンパクトSUVへ展開する。

ブランド戦略としては非常に分かりやすい流れです。

逆に言えば、2026年秋の新型パジェロ世界初公開は、パジェロイオ級モデルの行方を占ううえでも大きな節目になります。

その場でシリーズの具体的な車名や投入スケジュールまで示されるのか、それとも段階的な発表になるのかに注目です。


私が考える新型パジェロイオ最大の強み

ここからは私見です。

新型パジェロイオが本当に復活するなら、最大の強みは「昔の名前」ではなく、日本で現実的に使えるパジェロになれることだと私は考えます。

新型パジェロそのものは、三菱を象徴するフラッグシップです。

トライトンのラダーフレームをベースに専用開発する本格モデルですから、その存在には大きな意味があります。

初代パジェロは1982年に登場し、4世代にわたって世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売しました。

ダカールラリーでは1983年から参戦し、7連覇を含む通算12勝を記録しています。

この歴史を背負って復活する以上、新型パジェロには「三菱の看板」としての性能が求められます。

しかし、毎日の買い物や通勤、家族との外出を考えれば、そこまで大型で本格的なSUVが必要ではないユーザーも多いでしょう。

だからこそパジェロイオ級のモデルが重要になります。

全長4.4m前後、実用的な5人乗り、扱いやすいハイブリッド、しっかりした4WD、十分な最低地上高。

もしこの組み合わせを300万円台前半から実現できれば、「趣味性の高い本格SUV」と「普通に使えるコンパクトSUV」のちょうど中間を狙えます。

私はここに、今の三菱ならではの勝ち筋があると思います。

無理に高級SUVを目指す必要はありません。

泥道を走らない人にも安心感があり、雪が降った日にも頼れ、週末にはキャンプへ行ける。それでいて普段のスーパーの駐車場でも持て余しにくい。

そんな“日常で使える小さなパジェロ”になれば、往年のファンだけでなく、初めて三菱SUVを買う若い世代にも届くはずです。

さらに興味深いのは、フラッグシップのパジェロよりも販売台数ではこちらが中心になる可能性があることです。

これは決して不思議ではありません。

ブランドの象徴は大型モデルでも、実際に多くの人が購入するのは価格もサイズも現実的な弟分、という例は自動車市場では珍しくありません。

パジェロイオ新型が成功するかどうかは、「どれだけパジェロに似ているか」よりも、どれだけパジェロらしい安心感を手頃なサイズと価格に落とし込めるかで決まると私は考えます。


まとめ

三菱パジェロイオ新型については、2026年8月時点で車名、発売日、価格、スペックまで三菱自動車が正式発表したモデルではありません。

そのため、「2027年発売」「280万円から」「1.6Lハイブリッド搭載」といった具体的な情報は、現段階では予想として見る必要があります。

一方で、三菱自動車が2026年5月29日に新型パジェロの復活を発表し、2026年秋の世界初公開を予告していることは確定情報です。

そして三菱自身が過去のパジェロミニ、パジェロジュニア、パジェロイオを含むシリーズの歴史に改めて触れ、新たなパジェロシリーズ展開を示している点も見逃せません。

新中長期ビジョンで示されたスモールSUVとコンパクトSUVを考えると、パジェロイオの後継に相当するモデルが登場する可能性は十分考えられます。

もし全長4.4m前後の扱いやすいサイズに、HEVや電動4WD、200mmを超える最低地上高、実用的な室内空間を組み合わせ、300万円前後から選べるモデルになれば、日本市場では非常に面白い存在になるでしょう。

新型パジェロの正式公開だけでなく、その先に続く「小さなパジェロ」がどのような形で姿を現すのか。個人的には、パジェロシリーズ復活の本当の勝負は、このコンパクトSUVにあるのではないかと注目しています。


よくある質問

三菱パジェロイオ新型は発売が決定していますか?

2026年8月時点では、「パジェロイオ」という名称の新型車発売は正式発表されていません。ただし三菱自動車はパジェロの復活とシリーズ展開を示しており、コンパクトSUVがパジェロイオの後継的なモデルになる可能性があります。

新型パジェロイオは2027年に発売されますか?

一部では2027年の日本発売が予想されていますが、三菱自動車による正式な発売時期の発表ではありません。まずは2026年秋に予定されている新型パジェロの世界初公開が大きな注目点です。

新型パジェロイオの価格はいくらになりそうですか?

ガソリン車280万円前後、ハイブリッド310万円前後という予想がありますが、正式価格ではありません。装備やパワートレインによって価格は変わるため、市販モデル発表時の情報確認が必要です。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

三菱パジェロの動画で見たいポイントは?走行・外観チェックのコツ

新型クロスカントリーSUVが荒れた路面を力強く走り、足回りと外観をチェックできるイメージ

三菱パジェロの動画を見るなら、外観の迫力だけでなく、足回りの動き、車体の揺れ、悪路での安定性、そして新型で受け継がれるパジェロらしい装備に注目すると、その実力がぐっと分かりやすくなります。

2026年8月には三菱自動車が新型パジェロの走行性能に焦点を当てた新たな動画を公開しており、過去モデルの試乗動画やプロモーション映像と見比べることで、44年にわたって受け継がれてきた「パジェロらしさ」も見えてきます。

三菱パジェロの動画では何をチェックすればいい?

三菱パジェロの動画を見るとき、最初に確認したいのは「車体がどう動いているか」です。

新型車の映像ではデザインに目を奪われがちですが、パジェロの場合はむしろ、タイヤが路面の凹凸をどう追いかけているか、ボディが上下左右にどれくらい揺れているかを見るほうが、この車の特徴をつかみやすいと感じます。

2026年8月4日、三菱自動車は今秋に世界初披露する新型クロスカントリーSUV「パジェロ」の特設サイトを更新し、「PAJEROがもう一度、走り出す。」と題した新たな動画を公開しました。

この動画で特に焦点が当てられているのが、オールラウンドな走りを支える足回りです。

新型パジェロには堅牢性と耐久性を重視したラダーフレームが採用され、さらに高い路面追従性を狙ったサスペンションが組み合わされています。

そのため動画では、単純な加速の速さを見るだけでなく、次のポイントを見ると理解しやすくなります。

  • 大きな凹凸を越えたあと、車体の揺れが早く収まるか
  • タイヤが路面から浮かず、しっかり接地しているように見えるか
  • 車体が大きく傾く場面でも姿勢が安定しているか
  • 荒れた路面でハンドル修正が多くなっていないか
  • オンロードでも上下動が必要以上に続いていないか

ここは普通の乗用車を見るときとは少し違うポイントです。

パジェロの魅力は「速そうに見えること」よりも、悪条件でも落ち着いて目的地まで進めそうに見えることにあるからです。

三菱自動車も新型パジェロについて、オフロードの大きな凹凸や強い衝撃がかかる路面での走破性だけでなく、荒れた舗装路やうねりのある道路でも車体の不快な揺れや振動を抑え、長距離でも疲れにくい乗り心地を追求したと説明しています。

動画を見る際には、派手な砂煙より「その直後の車体がどう収束するか」に注目するのがコツです。


新型パジェロの走行動画ではS-AWCと足回りに注目

新型パジェロの動画を見るうえで外せないキーワードが、S-AWC(Super-All Wheel Control)です。

S-AWCは、走行状況に応じて操縦性、走破性、安定性を高めるための車両運動統合制御システムです。

2026年8月7日に更新された新型パジェロのティザーサイトでも、三菱自動車は「走破性と快適性の両立」をパジェロの本質として掲げ、強靭なラダーフレーム構造にS-AWCが加わったことを重要な進化点として紹介しています。

難しい名前ですが、動画を見る側としてはシステムの細かな制御ロジックを覚える必要はありません。

見るべきなのは、滑りやすい場所やコーナーでクルマの動きが不自然に乱れていないかです。

たとえばカーブを曲がる動画なら、車体が外側へ大きく膨らむように見えないか、出口で姿勢がスムーズに整っているかを見るとよいでしょう。

未舗装路なら、一つのタイヤが滑ったように見える瞬間にも車全体が前へ進み続けているかを確認すると、四輪駆動制御の働きをイメージしやすくなります。

個人的には、新型パジェロの動画で一番見たいのは最高速や0-100km/h加速より、この「普通なら少し怖い場面で、どれほど何事もなかったように走れるか」という部分です。

本格クロスカントリーSUVでは、速さそのものより安心感のほうが日常での価値につながるからです。

特に長距離ドライブやアウトドアで使う人にとっては、路面が荒れた瞬間だけ優れているのではなく、その状態が何時間続いても乗員が疲れにくいことが重要になります。

その意味で、短い動画でも「障害物を越える瞬間」だけでなく、その前後数秒を見るのがおすすめです。


三菱パジェロの外観動画はどこを見る?デザイン確認のコツ

三菱パジェロの動画では、走行性能と同じくらい外観のチェックも気になるところです。

ただし静止画とは違い、動画では車体の立体感や実際の大きさの印象が分かりやすいというメリットがあります。

新型パジェロについては世界初披露前の段階であり、公開映像もティザー的な内容を含みます。そのため、見えた部分だけから最終的な市販車の仕様を断定しないことが大切です。

三菱自動車自身もティザーサイト内で、掲載される画像について実際の車両と異なる場合があるとしています。

そこで外観動画では、一瞬だけ映る細かなパーツを推測するよりも、まず全体のシルエットを見たほうが確実です。

チェックしたいのは、フロントから側面、後方へカメラが移動したときのボディの厚みや、タイヤとフェンダーの位置関係です。

クロスカントリーSUVではタイヤが車体の四隅にしっかり配置されて見えるほど、視覚的にも踏ん張り感が強くなります。

また、前後のオーバーハング、つまりタイヤより外側へどの程度ボディが伸びているかも注目したいポイントです。

段差や急な坂道を走る場面では、この部分の形状によって路面との接触しやすさが変わります。

もちろん動画だけから実際のアプローチアングルなどを正確に測定することはできませんが、「街中向けSUVとは少し違う作りなのか」を眺めるには十分参考になります。

もう一つ見たいのが、パジェロらしい四角さと力強さをどのように現代化しているかです。

歴代パジェロは単なる高級SUVというより、「実際に道具として使えそう」と感じさせる存在感を持っていました。

新型でもその雰囲気が残っているのか。それともフラッグシップとして上質さを強く前面に出すのか。

動画なら光の当たり方が変わるので、ボディ側面の面構成やフェンダー周辺の立体感まで静止画像以上に確認できます。


過去の三菱パジェロ動画を見ると歴代モデルの違いが分かる

「三菱 パジェロ 動画」で探すと、新型だけでなく過去の貴重な映像も数多く見つかります。

元資料となったニコニコ動画のタグ検索では、「三菱 パジェロ」を含む動画が26件表示されていました。

その内容はかなり幅広く、2008年9月23日投稿の23分37秒の「解体新車 第17弾 三菱・パジェロ」は4,520再生、2008年6月18日の「4代目パジェロPV」は1,810再生となっています。

さらに2019年3月10日には、2006年式「三菱 パジェロ ショート VR-1 4AT」の0-100km/h加速を扱う47秒の動画も投稿されています。

この車両については6G72型V6エンジン搭載車であることも記載されており、歴代モデルのエンジン音や加速の雰囲気を確認する資料として興味深い内容です。

また、2009年5月12日には「新車情報’88試乗インプレ 三菱 パジェロ V6」と題した動画もあり、パジェロがまだ現在のようなSUV市場が形成される前から、どのように評価されていたのかを振り返れます。

2013年9月15日に兵庫三菱伊川谷センターで行われたデモランを撮影した動画もあり、「パジェロ別角度.mp4」「パジェロ室内.mp4」「パジェロ室外.mp4」と、異なる視点から実車の動きを確認できる構成になっています。

説明によれば当日の天候は雨でした。

晴天の舗装路よりも、こうした雨天のデモランはパジェロを見るうえで参考になります。

車高の高い四輪駆動車の場合、濡れた路面での発進や方向転換、段差通過時の車体の揺れを見ることで、「頑丈そう」という外見だけでは分からない挙動が見えてくるからです。

さらに2017年5月6日投稿の「三菱 パジェロ THE STORY」では、ラリードライバーの増岡浩氏が歴代パジェロについて語るプロモーション映像が紹介されています。

新型パジェロの公式ティザーサイトでも増岡浩氏の言葉が紹介されており、歴史を知ったうえで最新動画を見ると、単なる昔の名前の復活ではなく、メーカーが何を「パジェロらしさ」と考えているのかが見えやすくなります。


パジェロ動画で注目したい「3連マルチメーター」と歴史の継承

走行動画だけでなく、室内が映る動画では3連マルチメーターにも注目です。

三菱自動車は2026年8月7日のティザーサイト更新で、3連マルチメーターを「パジェロの魂とも言える」装備として位置づけています。

これは歴代パジェロでラリー由来の補助メーターとして親しまれてきた装備です。

新型では単純に昔と同じ形で復活させるのではなく、伝統を受け継ぎながら次世代のデジタル表現を取り入れる方向性が示されています。

ここは新型車動画を見るうえで面白い部分です。

クルマの「復活モデル」では、昔のデザインをそのまま再現すると懐かしさは出ますが、実用面では古く感じることがあります。

反対にすべてを新しくしてしまえば、今度は車名だけがパジェロになってしまう可能性があります。

新型パジェロでは、3連マルチメーターのような象徴的な要素を現代風に再構成することで、このバランスを取ろうとしているように見えます。

動画で室内が公開された際には、画面の美しさだけでなく、運転中に情報を確認しやすい位置なのか、視線移動が大きくなりすぎないかといった実用面も見たいところです。

私は車を選ぶ際、豪華な大型ディスプレイの枚数より、運転中に必要な情報へ迷わずアクセスできるかを重視したいと考えています。

パジェロの場合、とくに「悪路でも確実に目的地へ向かう」という思想がある以上、見栄えだけではなく機能として使いやすいメーターになっているかが重要でしょう。


新型パジェロの動画から何が分かる?今後の見通し

新型パジェロは、1982年の誕生から2026年で44年を迎える歴史あるモデルです。

三菱自動車のティザーサイトでは、ダカール・ラリーへの挑戦を通じて培った技術や思想を「PAJERO DNA」として紹介しています。

そこでは勝つことだけを目的にするのではなく、過酷な環境を走り切ることで「確かな安心」と「走る歓び」を追求してきたという考え方が示されています。

新型について公開されている情報を整理すると、メーカーがかなり強く意識しているのは「本格的な走破性」と「日常での快適性」を同時に成立させることだと考えられます。

ラダーフレームだから悪路に強い、というだけなら昔からある考え方です。

今回そこへ路面追従性を意識したサスペンションとS-AWCを組み合わせ、荒れた舗装路での乗り心地まで強調している点がポイントでしょう。

個人的には、ここが新型パジェロの成否を左右する部分だと思います。

現在、本格クロスカントリーSUVを購入する人でも、実際の走行距離の多くは舗装道路になるケースが一般的です。

つまり本当に求められるのは、岩場を走れるだけの車ではありません。

通勤や買い物、高速道路の長距離移動では快適でありながら、雪道やキャンプ場への未舗装路、災害時など必要な場面では頼れること。この幅広さがあって初めて、パジェロを選ぶ意味が生まれます。

そのため今後の公式動画では、大きな段差を乗り越える迫力ある映像に加えて、一般道や高速道路での走行シーンも詳しく見てみたいところです。

特に荒れた舗装路を走ったとき、ラダーフレーム車特有の揺れをどれほど抑え込めているのかは注目したい部分です。

さらに外観についても、正面の一枚絵だけではなく、人や一般的な車両、駐車スペースなど大きさを比較できる対象と一緒に映った動画が公開されれば、購入検討者にとって非常に参考になります。

大型SUVは写真で見るより実物がかなり大きく感じるケースがあります。

全幅感やボンネットの高さ、運転席から見た車両感覚などは、デザイン写真だけでは判断しにくいからです。

つまり「三菱 パジェロ 動画」を見るときは、格好良いシーンを楽しむだけでなく、自分が実際に運転するとしたらどう感じるかという視点を持つことが大切です。

それだけで動画から得られる情報量はかなり増えます。


まとめ

三菱パジェロの動画を見るなら、外観だけに注目するのではなく、タイヤの路面追従性、段差通過後の車体の揺れ、コーナーでの安定感、S-AWCによる姿勢制御、そして歴代モデルから受け継がれる装備まで見るのがおすすめです。

2026年8月4日に公開された新型パジェロの動画では、ラダーフレームやサスペンションを生かした走破性と快適性が強調され、8月7日に更新されたティザーサイトでもS-AWCや3連マルチメーターなど、パジェロの継承と進化が紹介されています。

一方、過去の動画には4代目のPV、2006年式パジェロショートの加速映像、1988年当時の試乗インプレッション、2013年の兵庫三菱での雨天デモランなどがあり、歴代モデルと新型の考え方を比較する材料になります。

新型を見るときほど昔の映像も参考になります。どこを残し、どこを変えたのかを見ることで、「PAJEROがもう一度、走り出す。」という言葉の意味も、より具体的に感じられるでしょう。


よくある質問

三菱パジェロの動画では最初にどこを見ればいい?

まずはタイヤと車体の動きを見るのがおすすめです。大きな段差を越えた後に揺れが早く収まるか、タイヤが路面を追い続けているかを見ると、走行性能をイメージしやすくなります。

新型パジェロの動画はいつ公開された?

三菱自動車は2026年8月4日、新型パジェロの足回りに焦点を当てた「PAJEROがもう一度、走り出す。」という動画を特設サイトで公開しました。さらに8月7日にも新しいコンテンツが公開されています。

新型パジェロで注目したい装備は?

現時点で注目したいのは、強靭なラダーフレーム、高い路面追従性を狙ったサスペンション、車両運動統合制御システム「S-AWC」、そして歴代モデルの伝統を受け継ぐ3連マルチメーターです。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

三菱パジェロミニのタイヤ選び!サイズ確認と交換時のポイント

三菱パジェロミニをイメージしたコンパクトSUVと交換用タイヤが並ぶシーン

情報確認日:2026年8月25日

三菱パジェロミニでは、175/80R15 90Qを採用するグレードが多い一方、H53AのRには185/65R15 88S、2002年の一部アニバーサリーリミテッド4WDには195/70R15 88Sの掲載例があります。

パジェロミニならすべて175/80R15、または3サイズが自由に交換可能という意味ではありません。年式・グレード・型式と指定サイズを確認し、現在のホイールや改造歴も含めて専門店へ適合を確認してください。

パジェロミニの主な純正タイヤサイズ

ブリヂストンの車種別タイヤ検索では、年式・グレード・型式ごとに次の代表例が掲載されています。

主な年式・グレード型式掲載サイズ
VR、XR、ZR、EXCEED、Premium Selectionなど多数H53A/H58A175/80R15 90Q
2000〜2002年頃のR(FR)H53A185/65R15 88S
2002年アニバーサリーリミテッド4WDの一部H58A195/70R15 88S

デュークについて「一部は185/65R15」とする元記事の記載は、確認したブリヂストン適合表では裏付けられなかったため削除しました。グレード名が同じでも年式で違う可能性があるため、必ず対象車両を特定してください。

2003年8月以降の車両は、三菱自動車のグレード情報検索も車両特定の参考になります。最終判断は車両のラベル、取扱説明書、販売店・タイヤ専門店の確認を優先してください。

175/80R15 90Qの表示の意味

  • 175:タイヤ幅の呼び(mm)
  • 80:扁平率
  • R:ラジアル構造
  • 15:リム径(インチ)
  • 90:ロードインデックス
  • Q:速度記号

同じ175/80R15でも、90Q、90S、101/99Nなど後半の表示が異なる商品があります。ロードインデックス、速度記号、乗用車用・商用車用などの構造やカテゴリーまで含めて確認してください。

日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、自動車メーカーまたはタイヤメーカーの個別指示がない限り、全車輪で同じサイズ、ロードインデックス、速度記号、種類、構造、カテゴリーのタイヤを選ぶよう案内しています。

純正と異なるロードインデックスや速度記号を、数値だけで自己判断して互換と扱わないでください。

別サイズへの変更は外径だけでは決められない

175/80R15、185/65R15、195/70R15は、すべて15インチでも外径、幅、荷重能力が異なります。別グレードの純正採用例があるから、自分の車でも交換できるとは限りません。

タイヤサイズを変更する場合は、次を確認する必要があります。

  • ホイール幅、インセット、リム径、穴数
  • 車体、サスペンション、ブレーキとの干渉
  • ロードインデックスと速度記号
  • 速度計の誤差と保安基準
  • 操縦安定性、乗り心地、燃費への影響
  • 4WDシステムへの影響

特に4WD車で前後や左右の外径・摩耗差が大きい状態は、走行性能や駆動系へ影響するおそれがあります。1本だけ交換する場合も、残り溝や外径差を専門店へ確認してください。

街乗り用とA/Tタイヤの選び方

舗装路の通勤・買い物が中心なら、ウェット性能、静粛性、乗り心地、燃費などを重視したタイヤが候補です。キャンプ場までの未舗装路などを走るなら、適合するA/T(オールテレーン)タイヤも候補になります。

A/Tタイヤは商品によって、舗装路での音、乗り心地、転がり抵抗、雪上性能などが異なります。見た目がSUVらしいことだけを理由に選ばず、メーカーの使用目的と性能表示を確認してください。

A/T、M+Sなどの表示があっても、凍結路でスタッドレスタイヤと同じ性能を保証するものではありません。冬用タイヤ規制やチェーン規制への対応も、道路情報と製品表示を確認してください。

価格は交換総額で比較

タイヤ価格は、商品、在庫、製造時期、店舗、送料、キャンペーンで変わります。過去の記事に掲載された価格を現在の相場として使うのは適切ではありません。

比較するときは、次を含む交換総額を確認しましょう。

  • タイヤ4本の価格
  • 送料
  • 組み替えとバランス調整
  • ゴムバルブ
  • 古タイヤ処分
  • 持ち込み料金

安価でも、製造時期、保管状態、正規流通品かどうか、保証内容が不明な商品は確認が必要です。購入前に総額と作業条件を店舗へ問い合わせてください。

中古パジェロミニで確認すること

パジェロミニは生産終了から年数が経っており、前の所有者がホイールやタイヤを変更している場合があります。現在付いているサイズだけで純正と判断しないでください。

  • 車検証の型式と初度登録年月
  • グレード
  • 車両ラベル・取扱説明書の指定
  • 現在のタイヤサイズ、ロードインデックス、速度記号
  • ホイールのサイズと純正・社外の別
  • 4本の製造時期、残り溝、ひび割れ、偏摩耗

サイズが正しくても、ひび割れ、膨らみ、コード露出、空気圧異常があるタイヤは危険です。残り溝だけでなく、サイドウォールと製造時期も点検してください。

判断できない場合は、現車をタイヤ専門店または三菱販売店へ持ち込み、4本を確認してもらいましょう。

パジェロミニのタイヤ選びまとめ

パジェロミニでは175/80R15 90Qの採用例が多いものの、H53AのRには185/65R15 88S、2002年の一部グレードには195/70R15 88Sもあります。

別グレードのサイズを互換品として流用せず、年式・グレード・型式・指定サイズ・現在のホイールを確認してください。4本で同じサイズ、能力、種類、構造、カテゴリーをそろえることが基本です。

商品価格ではなく交換総額、使用環境、安全性能を比べることが、買い直しや不具合を防ぐ選び方です。

よくある質問

パジェロミニはすべて175/80R15ですか?

いいえ。多数のグレードで採用されていますが、185/65R15や195/70R15の純正採用例もあります。車両ごとに確認してください。

別グレードの純正サイズへ変更できますか?

純正採用例があるだけでは、自車への互換性を保証できません。ホイール、外径、荷重能力、干渉、速度計、4WDへの影響を専門店へ確認してください。

A/Tタイヤを選ぶべきですか?

必須ではありません。舗装路中心ならオンロード性能、未舗装路も走るならA/Tを含め、実際の用途とメーカー適合で選んでください。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家