スバル

新型レヴォーグのナビの外し方は?取り外し前に知っておきたいポイント

新型レヴォーグの11.6インチセンターディスプレイと周辺パネルを整備するイメージ

新型レヴォーグ(VN系)の11.6インチナビ周辺は、オーナメントパネルとネジ、クリップ、配線の順序を理解して外すことが重要です。

特に注意したいのが、DMS(ドライバーモニタリングシステム)のコネクタとトリップメータースイッチの配線。力任せにパネルを引っ張るのではなく、取り外しと復元の構造を先に把握しておきましょう。

新型レヴォーグのナビの外し方は?まず構造を確認

新型レヴォーグのナビを外したい場合、いきなり11.6インチのディスプレイ本体を引っ張るわけではありません。まず周囲のパネルを順番に取り外して、ナビ本体へアクセスする必要があります。

参考になったのは、みんカラに2021年1月16日付で投稿された、VNレヴォーグの「11.6インチナビ周りパネルの取り外し」という整備記録です。

この記録では作業難易度は「初級」、作業時間は「30分以内」とされています。ただし、これは投稿者の作業例であり、すべての人が30分以内にできるという意味ではありません。

大まかな流れを整理すると、次のようになります。

  • パッセンジャー側のオーナメントパネルを取り外す
  • オーナメントパネルの奥に現れるネジ2本を外す
  • クリップで固定されたナビ周りパネルを手前へ外す
  • DMSのコネクタを外す
  • トリップメータースイッチの配線を外す
  • 必要に応じてディスプレイ本体へアクセスする

ここで非常に大切なのは、「パネルが外れた=そのまま引っ張ってよい」ではないことです。

ナビ周りパネルには2系統の配線が接続されています。クリップが外れた瞬間に勢いよく手前へ引くと、配線やコネクタに余計な力がかかる可能性があります。

車の内装外しは、力よりも「どこで固定され、裏側に何がつながっているか」を理解しているかどうかが大切です。

私自身、車の装備を調べる際には、表から見えるネジの数よりも、その奥にあるクリップや配線の位置を先に確認するようにしています。新型レヴォーグのように電子装備が充実した車ほど、この考え方は重要だと感じます。


ナビ周りパネルはネジ2本とクリップで固定されている

VN系レヴォーグの11.6インチナビ周りパネルを外す際、最初のポイントになるのがパッセンジャー側のオーナメントパネルです。

参考となった整備記録では、オーナメントパネルを取り外すとネジ2本が現れ、この2本を外した後は主にクリップでパネルが固定されている構造として紹介されています。

つまり、見えているパネルを最初から無理にこじるのではなく、先にオーナメントパネル側から順序よくアクセスするのがポイントです。

ネジ2本を外した後、ナビ周りパネルを手前方向へ動かしてクリップを外していきます。

ただし、ここで「ネジを外したから一気に取れる」と考えないほうが安心です。クリップは複数箇所で保持しているため、一部分だけに強い力を集中させるとパネルやクリップに負担がかかります。

※画像はAIによるイメージ

内装パネルを外すときは、少しずつ固定が解除されていることを確認しながら進めるのが基本です。

また、低温時は樹脂部品が硬くなりやすいことも考慮したいところです。具体的な作業条件は車両状態によって異なりますが、少なくとも「外れないから強く引く」という判断は避けたいですね。

そして、パネルが浮いたところからが本当の注意ポイントです。

裏側にはDMSとトリップメータースイッチにつながる配線があります。

ここを知らずにパネルを大きく引き出そうとすると、コネクタやハーネスへ負荷をかけかねません。

DIYで作業するときは、パネルを外すこと自体をゴールにするのではなく、「パネルの裏側に何があるのか」までセットで把握しておくことが大切です。


DMSとトリップメータースイッチの配線に注意

新型レヴォーグのナビ周りパネルを取り外すうえで、特に覚えておきたいのが接続されている2つの配線です。

参考となった整備記録では、1つ目がドライバーモニタリングシステム(DMS)へのコネクタ、2つ目がトリップメータースイッチの配線とされています。

DMSは、運転席側のドライバーをモニタリングするシステムに関係する装備です。

ナビ周辺というとオーディオやディスプレイ関係だけを想像しやすいのですが、新型レヴォーグでは周辺パネルにもこうした電子装備に関係する配線が通っています。

そのため、パネルを外す際は「クリップを外す工程」と「配線を外す工程」を分けて考えたほうが分かりやすいでしょう。

まずクリップによる固定を解除してパネルを少し動かせる状態にし、裏側の接続状態を確認します。そのうえでDMSとトリップメータースイッチのコネクタを適切に切り離す、という考え方です。

この2つの配線を外せば、参考例ではナビ周りパネルをフリーな状態にできます。

ただし、コネクタにはそれぞれロック機構があります。形状を確認せず、配線そのものをつかんで引き抜くような作業は避けたほうがよいでしょう。

また、電装品に関係する作業では、車両側の電源状態にも配慮が必要です。

車両の仕様や年次改良によって構造・作業上の注意点が異なる可能性があるため、実際に作業する場合は自分のレヴォーグの取扱説明書や整備情報なども確認してください。

今回の元となったSUBARUの参考ページは、確認時点で「404 Not Found」となっており、目的の情報を直接確認できない状態でした。

したがって、この記事では公式ページに取り外し手順が掲載されているとは断定せず、2021年1月16日に公開されたVNレヴォーグのユーザー整備記録を中心に構造を整理しています。

ここは情報の信頼性を考えるうえで大切な部分です。DIY情報は非常に役立ちますが、ユーザーによる作業例とメーカー公式の整備手順は同じものではありません。


新型レヴォーグのナビはボルト4本とクリップで固定

ナビ周りパネルを外したさらに奥には、11.6インチのナビ(ディスプレイ)本体があります。

参考となった整備記録では、ナビ(ディスプレイ)本体はボルト4本とクリップで固定されていると説明されています。

ここで、「では4本のボルトを外せば簡単にナビ交換ができる」と考えるのは少し早いでしょう。

今回の整備記録で詳しく紹介されている中心部分は、あくまで「11.6インチナビ周りパネルの取り外し」です。投稿者自身も、ナビ本体についてはボルト4本とクリップで固定されていることに触れるところまでにとどめています。

つまり、パネルを外す工程と、ディスプレイ本体を完全に取り外す工程は分けて考えるべきです。

ディスプレイ本体まで取り外すのであれば、その裏側にどのコネクタが接続されているか、電源をどの状態にして作業するのか、取り外した後に車両側へどのような影響が出るのかなど、追加確認が必要になります。

特に現在の車は、昔の「オーディオを外して別のデッキを入れる」という感覚だけでは扱いにくくなっています。

11.6インチの大型センターディスプレイは、単に音楽を再生するためだけの装置ではありません。さまざまな車両機能と関係するため、DIYの目的が「ナビ本体を交換したい」のか、「周辺へパーツを取り付けたいだけなのか」で必要な作業範囲を分けることが大切です。

必要以上に分解しないことも、立派なDIYのコツだと私は考えています。

たとえばナビ周辺へのアクセサリー取り付けが目的なら、目的を達成できるところまでの分解で止める。そのほうが部品破損や組み戻し時のトラブルを減らしやすく、結果として時間も節約できます。


取り付け直すときはDMS上部パネルの順番が重要

実は今回の新型レヴォーグのナビ外しで、取り外す工程以上に知っておきたいポイントがあります。

それが元に戻すときの組み付け順序です。

参考となった整備記録では、ナビ周りパネルを単純に取り外した手順の逆で戻そうとすると、DMS上のパネルにある突起がうまく収まらなかったと説明されています。

中央付近にある3つの黒い突起がポイントになったようです。

そこで紹介されている方法は、先にDMS上部のパネルを外しておき、ナビ周りパネルを先に組み付けてから、最後にDMS上部パネルをはめ込むという順序です。

整理すると、

  • DMS上部のパネルをあらかじめ外しておく
  • ナビ周りパネルを先に組み付ける
  • 最後にDMS上部パネルをはめ込む

という流れです。

※画像はAIによるイメージ

これはかなり重要な情報だと思います。

DIYでは「外した順番を覚えて、その逆に戻せばよい」と考えがちです。多くの部品ではそれで対応できますが、VNレヴォーグのこの部分については、ユーザー整備記録を見る限り、単純な逆順よりスムーズな組み付け方法があります。

投稿者も、DMS上部のパネルについて、最初は一体の部品のように考えていたものの、実際には別パーツだったことに気付いています。

こうした情報こそ、実際の作業記録を見る価値がある部分でしょう。

「外し方」だけ調べて作業を始めると、取り外せたところまでは順調でも、最後にパネルがきれいに収まらず困ることがあります。

作業開始前に「外し方」と「戻し方」を両方確認する。

これが今回の情報から得られる、もっとも実用的な教訓の一つです。

実際、元の整備記録には、2022年11月5日に「パネルが微妙に収まらなくて困っていた」という趣旨のユーザーコメントも寄せられており、組み戻しで戸惑うケースがあったことが分かります。


DIYするべき?新型レヴォーグのナビ取り外しを考察

ここからは私見です。

新型レヴォーグのナビ周りパネルの取り外しは、参考例では難易度「初級」、作業時間「30分以内」とされています。ネジ2本とクリップという構造だけを見ると、それほど複雑には感じないかもしれません。

しかし私は、「初級だから誰でも気軽にできる」とまでは考えないほうがよいと思います。

理由は、現在のレヴォーグが電子装備の多い車だからです。

今回だけでもDMSとトリップメータースイッチの配線がナビ周りパネルに接続されています。さらにディスプレイ本体はボルト4本とクリップで固定され、その先には別の接続があります。

昔のカーオーディオDIYと比べると、センター部分に集約されている機能が増えています。

一方で、構造を理解したうえでパネルだけを外す作業なら、ユーザー整備記録は非常に参考になります。

特に価値があるのは、「ネジが何本あるか」だけではありません。

DMS上部パネルを別にして、ナビ周りパネルを先に戻したほうが組み付けやすいという情報です。

私はここが今回の最大のポイントだと感じました。

車のDIYでは、外すことに夢中になりがちですが、最終的には傷や浮きがなく元通りになって初めて作業完了です。

その意味では、新型レヴォーグのナビ外しは「取り外しの難易度」だけで判断するより、復元まで含めて自分で対応できるかで判断するほうが現実的でしょう。

また、目的も重要です。

ナビ周辺パネルを外してアクセサリー類を取り付けたい程度なら、必要な範囲までの分解で済ませる方法を検討できます。一方、11.6インチディスプレイそのものを完全に取り外したいのであれば、今回の資料だけを根拠に作業を進めるのはおすすめしません。

公式の参考ページが404になっている以上、メーカー公式の最新手順をこの記事から確認することもできません。

車両の年式、グレード、仕様によって違いが存在する可能性もあります。少しでも構造に不安がある場合や、コネクタの扱いに慣れていない場合は、SUBARU販売店や自動車整備の専門店へ相談するほうが安心です。

コスパを重視する私としても、何でもDIYすることがお得だとは思っていません。

数千円、数万円を節約しようとして高価なパネルや電子部品を破損すれば、結果的には高くつきます。自分で安全にできる範囲だけDIYし、難しい部分はプロへ任せることも「賢い車選び・カーライフ」の一部だと考えています。


まとめ|新型レヴォーグのナビ外しは配線と戻す順番に注意

新型レヴォーグ(VN系)の11.6インチナビ周りパネルは、参考となった2021年1月16日の整備記録では、パッセンジャー側のオーナメントパネルを外し、現れるネジ2本を取り外してから、クリップ固定されたパネルを手前へ外す流れになっています。

ただし、裏側にはDMSとトリップメータースイッチの2つの配線が接続されているため、パネルを勢いよく引っ張らないことが重要です。

さらに、組み戻す際はDMS上部パネルを先に外し、ナビ周りパネルを取り付けた後で上部パネルを戻す方法が紹介されています。

ナビ(ディスプレイ)本体については、ボルト4本とクリップで固定されているとの情報がありますが、完全な取り外しには追加の確認が必要です。

今回の資料から分かるのは、新型レヴォーグのナビ外しで本当に大切なのは、外す力ではなく「構造・配線・復元順序」を事前に理解することです。

DIYに慣れていない方は無理をせず、車両の仕様を確認したうえで販売店や専門店への依頼も含めて判断してください。


よくある質問

新型レヴォーグのナビ周りパネルは何本のネジで固定されていますか?

今回参考にしたVNレヴォーグの整備記録では、パッセンジャー側のオーナメントパネルを外した後に2本のネジがあり、それを外すとナビ周りパネルは主にクリップで固定されている構造とされています。

ただし、年式や仕様による違いの可能性があるため、自分の車両でも同一構造か確認してから作業してください。

ナビ周りパネルを外すときに注意する配線は?

参考例では、ドライバーモニタリングシステム(DMS)のコネクタとトリップメータースイッチの配線が接続されています。

パネルのクリップが外れても、すぐに大きく引っ張らず、裏側の配線とコネクタを確認することが重要です。

新型レヴォーグの11.6インチナビ本体も自分で外せますか?

参考となった整備記録では、ディスプレイ本体はボルト4本とクリップで固定されているとされています。ただし、その記録の中心はナビ周りパネルの取り外しであり、ディスプレイ本体を完全に取り外す詳細手順までは示されていません。

電子装備やコネクタへの影響も考えられるため、本体まで取り外す場合は最新の整備情報を確認し、不安があればSUBARU販売店や専門店へ相談するのが安心です。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

新型レヴォーグのスピーカーおすすめは?音質アップで選びたいポイント

新型レヴォーグの車内と複数のカースピーカーを並べて音質アップを比較するイメージ

新型レヴォーグのスピーカー選びでは、価格だけで決めず、車両への適合性と欲しい音質の方向性を確認して選ぶことが重要です。

みんカラのレヴォーグ向けスピーカーレビューでは241商品・1,270件のレビューが掲載され、カロッツェリアやKENWOOD、KICKER、Sonic Designなど幅広い製品が使われています。交換によって「高音が聞こえるようになった」「純正よりクリアになった」と感じるユーザーも見られます。

新型レヴォーグのスピーカーおすすめは?まず確認したい結論

新型レヴォーグのスピーカーを交換するなら、最初から高価な製品へ飛びつくより、取り付け可能なモデルの中から、自分が改善したい音域に合った製品を選ぶのがおすすめです。

2026年8月時点で、みんカラのスバル・レヴォーグ用スピーカーカテゴリには241件の商品、1,270件のレビューが掲載されています。カテゴリ全体のユーザー評価は4.67と高く、純正スピーカーから交換するカスタムはレヴォーグでは比較的定番といえそうです。

実際に掲載されている製品には、カロッツェリアのTS-C1720A、TS-C1746S、TS-F1750、KENWOODのKFC-RS175、KFC-RS175S、KFC-XS175S、KICKERのKSC3504、Sonic DesignのSonicPLUS SX-L01Eなどがあります。

ただし、ここで注意したいのが「人気がある製品=自分のレヴォーグに最適」とは限らないことです。

レヴォーグは型式やグレード、純正オーディオシステムの違いによって取り付け条件が変わる可能性があります。とくにVN系では、ユーザー投稿の中に「フロントスピーカー交換非推奨」とする記述も見られるため、購入前にメーカーの車種別適合情報や販売店への確認を行うことが大切です。

カーオーディオは「付けば終わり」の部品ではありません。音質と取り付け条件の両方を満たして、初めて満足度の高い交換になります。


レヴォーグで実際に使われているおすすめスピーカーは?

みんカラの投稿を見ると、レヴォーグでは1つのメーカーだけが圧倒的に選ばれているわけではなく、価格帯や求める音質によって選択肢が分かれています。

代表的な製品を整理すると次のようになります。

製品 メーカー 掲載レビュー・特徴
TS-C1720A カロッツェリア 評価4.46、24件
TS-C1746S カロッツェリア 評価4.71、17件、購入例26,854円
KFC-RS175 KENWOOD 評価4.72、7件
SonicPLUS SX-L01E Sonic Design 評価4.73、22件
KSC3504 KICKER VNHのハーマンカードン搭載車で交換例あり
TS-F1750 カロッツェリア 購入例7,280円、リアへの装着例あり

中でもTS-C1746Sについては、2026年6月25日のレヴォーグユーザー投稿で、交換後にそれまで聞こえにくかった高音が聞こえるようになったという感想が掲載されています。

KENWOODのKFC-RS175についても、2026年5月17日の投稿では、フロントスピーカー交換後に純正より音がクリアになったとの評価があり、付属の変換コネクターを利用して配線加工なしで接続できたとされています。

Sonic DesignのSonicPLUS SX-L01Eは評価4.73、22件。2026年3月21日の投稿では、純正スピーカーとの差をはっきり感じたという趣旨の感想が掲載され、フロントだけでなくリアも交換されています。

こうしたレビューを見ると、純正から社外スピーカーへ交換する効果として分かりやすいのは、音量アップよりも「音の輪郭」や「高音の聞き取りやすさ」の改善だと感じます。

個人的にも、普段のドライブでボーカルやラジオを中心に聞く人なら、派手な重低音より、この「言葉が聞き取りやすくなる」変化のほうが満足につながりやすいと考えています。

※画像はAIによるイメージ

新型レヴォーグのスピーカーはどう選ぶ?4つのポイント

新型レヴォーグ用スピーカーを探すと候補はかなり多いため、製品名から先に選ぶと迷いやすくなります。

まずは「何を改善したいか」を決め、その後で製品を絞るほうが失敗しにくいでしょう。

1.車種と型式への適合を最優先する

最も重要なのはサイズと取り付け条件です。

一般的なカースピーカーでも、口径が同じだから必ず装着できるとは限りません。スピーカーの奥行きや取り付け穴、インナーバッフル、配線コネクターなどによって適合が変わります。

とくにレヴォーグはVM系とVN系があり、さらに純正オーディオ仕様の違いもあります。

みんカラにはVNHレヴォーグのハーマンカードンサウンドシステムで、フロント側の小型スピーカーをKICKER KSC3504へ交換した例も掲載されています。一方で、TS-F1750の投稿にはVN系についてフロントスピーカー交換を推奨しない旨の記載もあります。

同じ「新型レヴォーグ」でも条件は一律ではありません。

そのため、購入前には必ずスピーカーメーカーの車種別適合情報を確認し、不明ならディーラーやカーオーディオ専門店などへ相談するのが安全です。

2.手軽さならコアキシャル、音質重視ならセパレート

市販カースピーカーには、大きく分けてコアキシャルタイプとセパレートタイプがあります。

コアキシャルは中低音を担当するスピーカーと高音を担当するツィーターが一体化したタイプです。純正から入れ替えやすく、比較的シンプルに音質アップを狙えます。

一方のセパレートタイプでは、中低音を担当するスピーカーとツィーターが分かれています。

ツィーターをダッシュボードやAピラー付近など高い位置へ配置できるため、高音が耳へ届きやすく、音場の広がりやボーカルの定位を改善しやすいのがメリットです。

「純正より少し良くなれば十分」という人にはコアキシャル、「せっかく交換するなら変化をしっかり感じたい」という人ならセパレートタイプを候補にすると分かりやすいでしょう。

3.よく聴く音楽に合わせて選ぶ

スピーカー選びでは価格やブランド以上に、自分が普段何を聴いているかも重要です。

音域は大まかに、150Hz以下が低音域、150Hz~4kHz程度が中音域、4kHz以上が高音域の目安とされています。

低音域はベースやバスドラム、中音域はボーカルやギター、高音域はシンバルなどの表現に関係します。

たとえばボーカル中心の音楽やラジオ、ポッドキャストをよく聴くなら、中高音の明瞭さを重視したほうが日常的な満足度は高くなりやすいでしょう。

一方で、低音の迫力を重視するならスピーカー交換だけではなく、将来的にサブウーファー追加まで含めて考える方法もあります。

4.可能なら購入前に試聴する

スピーカーはスペック表だけでは音の好みまで判断できません。

カー用品店やカーオーディオ専門店に試聴コーナーがあるなら、普段自分が聴いている曲で比較するのが一番分かりやすい方法です。

高価な製品だから全員が好む音になるわけではありません。高音がきらびやかな音が好きな人もいれば、落ち着いた柔らかい音を好む人もいます。

私は車選びでも装備選びでも「高いほうが正解」とは考えていません。

スピーカーについても同じで、自分が聞いて心地よい製品こそ、その人にとってのおすすめだと思います。


コスパ重視ならどの価格帯から考える?

スピーカー交換というと数万円以上の高級モデルを想像するかもしれませんが、みんカラのレヴォーグ装着例を見ると価格帯はかなり幅があります。

たとえばTS-F1750は購入価格7,280円の投稿があり、リアスピーカーとして使用されています。KENWOOD KFC-RS175についても、純正よりクリアになったという評価があります。

一方で、TS-C1746Sは購入例26,854円、KICKER KSS6704は33,800円という投稿があります。

さらに上のクラスになると、morelのELATE Ti MW6やカロッツェリアTS-W1000RSといった本格的なオーディオ製品も選択肢になります。

しかし、普通のドライブで音楽を少し良い音で楽しみたいのであれば、最初から最高級モデルを選ぶ必要はないと私は考えています。

1万円前後~数万円クラスの適合モデルから検討し、足りなければ次のステップを考えるほうが、お金を無駄にしにくいからです。

スピーカー交換では、本体代だけでなくインナーバッフルや変換コネクター、取り付け工賃などが加わることもあります。

製品価格だけを比較するのではなく、「取り付けまで含めていくらかかるか」で考えることが、コスパ重視の車選びと同じくらい大切です。

※画像はAIによるイメージ

レヴォーグはスピーカー交換だけで音質アップできる?

スピーカー交換だけでも、音質の変化を感じられる可能性は十分あります。

一般的な純正スピーカーは、車両全体のコストや重量などとのバランスを考えて設計されています。一方、市販スピーカーは音を鳴らすための振動板、フレーム、マグネットなどへよりコストを掛けた製品が多くあります。

そのため、純正から交換するだけでも音の解像感や高音の伸び、ボーカルの聞き取りやすさが変わる場合があります。

実際、レヴォーグユーザーのレビューでも「高音が聞こえるようになった」「純正よりクリア」「純正との差が分かる」といった趣旨の感想が複数あります。

ただし、さらに上を目指すならスピーカーだけでなく、デッドニング、DSP、アンプ、サブウーファーなども選択肢になります。

2026年7月26日のTS-C1720Aに関する投稿でも、DSP取り付けの際に前席へ同製品が装着されていたことを確認したという例があります。

別のユーザーでは、デッドニング施工とサブウーファー装着後にスピーカーを交換し、臨場感が増したという趣旨の投稿もあります。

ただ、これは一気に全部施工しなければならないという意味ではありません。

むしろ初めてカーオーディオを触るなら、まずスピーカー交換だけを行い、その音をしばらく聞いてから不足を判断する方法がおすすめです。

一度に全部変えてしまうと、どの変更がどれだけ効いたのか分かりにくくなります。この「一つずつ変える」という方法は、予算を抑えながら満足度を確認できる点でも合理的です。


自分で交換する?ショップに頼む?注意したいポイント

カースピーカーはDIYでも交換できますが、誰にでもDIYをおすすめできる部品ではありません。

一般的な交換作業では、ドア内張りを取り外し、純正スピーカーを外して新しいスピーカーを装着します。セパレートタイプなら、さらにツィーターの設置と配線作業も必要です。

純正スピーカーとインナーバッフルが一体になっている車種では、別途バッフルを用意しなければならないケースもあります。

過去にグーネットが紹介した工賃目安では、ディーラーが1~2万円、カー用品店が5,000~7,000円、整備工場では1ヵ所4,000円~とされています。ただし、これは2021年掲載時点の一般的な目安で、現在の実際の料金は店舗や車種、施工内容によって異なります。

ツィーター取り付け、加工、デッドニングなどが加われば費用も上がりますので、依頼前に見積もりを取ったほうが安心です。

DIYする場合はバッテリーのマイナス端子を外し、配線のショートやプラス・マイナスの逆接続に注意する必要があります。

また、ツィーターなどを追加するときは、エアバッグの展開を妨げる位置へ取り付けないことも重要です。

新型車は安全装備や電子機器も多いため、「スピーカーくらいなら簡単だろう」と考えて無理に作業するより、自信がなければ専門店へ任せるほうが結果的に安上がりになる場合があります。


新型レヴォーグのスピーカー選びをどう考える?

ここからは私見ですが、新型レヴォーグでスピーカーを交換するなら、私は「高級オーディオを完成させる」より「毎日の不満を一つ減らす」ことを目的にしたほうが満足しやすいと考えています。

車内で音楽を聴いていて「ボーカルがこもる」「高音が弱い」「もう少し輪郭が欲しい」と感じるなら、その不満を解消できる製品を選べば十分です。

実際、みんカラには数千円クラスから数万円クラス、さらに本格的な高級スピーカーまで幅広い装着例があります。

それだけ選択肢が多いからこそ、「一番高いスピーカー」「評価が一番高いスピーカー」を探し始めると終わりがありません。

車のオーディオは部屋のオーディオとは違い、走行音、タイヤノイズ、エンジン音、車内形状などさまざまな影響を受けます。

その環境で数十万円をかけて完璧を追求するのも趣味としては魅力的ですが、コスパを考えるなら、まず純正から市販スピーカーへ交換したときの変化を楽しむのが賢い順番でしょう。

そしてもう一つ重要なのは、リアスピーカーまで最初から交換する必要があるかを考えることです。

運転席で聴くことが中心なら、音の印象を大きく左右するフロント側を優先し、必要を感じてからリアを交換する方法もあります。

実際、レヴォーグユーザーの投稿にも、フロント交換後にリアまで交換したくなったという例があります。

逆に言えば、最初からすべて交換しなくてもいいということです。

フロントスピーカー→必要ならデッドニング→さらに低音が欲しければサブウーファーというように段階的に進めれば、予算を抑えながら自分の好みを見つけられます。

私なら、この順番を一番おすすめします。


まとめ

新型レヴォーグのスピーカーおすすめを探すなら、まず車両への適合を確認したうえで、どんな音にしたいのかを決めることが大切です。

みんカラではレヴォーグ向けスピーカーとして241商品、1,270件のレビューが掲載され、カロッツェリア、KENWOOD、KICKER、Sonic Designなど多彩な製品の装着例があります。

TS-C1746Sでは高音が聞こえやすくなったという投稿、KFC-RS175では純正よりクリアになったという投稿、SonicPLUS SX-L01Eでは純正との差を感じたという投稿も見られます。

一方、新型レヴォーグは型式や純正オーディオ仕様によって条件が異なる可能性があるため、価格やレビューだけで購入せず、必ず適合確認をしてから選ぶことが重要です。

コスパを重視するなら、最初から高級モデルや大掛かりなオーディオシステムを組む必要はありません。

まずフロントスピーカーを交換し、その変化を確認してから必要に応じてデッドニングやサブウーファーへ進む。この段階的な方法が、費用と満足度のバランスを取りやすい選び方だと私は考えています。


よくある質問

新型レヴォーグはスピーカー交換だけでも音質が良くなりますか?

市販スピーカーへ交換するだけでも、高音の聞き取りやすさやボーカルの明瞭さなどが改善する可能性があります。

実際のレヴォーグユーザーからも、純正よりクリアになった、高音が聞こえるようになったといった趣旨の投稿があります。

レヴォーグのスピーカーはカロッツェリアとKENWOODのどちらがおすすめですか?

どちらにもレヴォーグでの装着例があり、一概にどちらが上とはいえません。

カロッツェリアではTS-C1720AやTS-C1746S、KENWOODではKFC-RS175やKFC-XS175Sなどの装着例があります。適合を確認したうえで、可能なら実際に試聴して好みの音を選ぶのがおすすめです。

フロントとリアのスピーカーは同時に交換したほうがいいですか?

必ずしも同時に交換する必要はありません。

運転席での音質改善を優先するなら、まずフロント側を交換して変化を確認し、必要に応じてリアを追加する方法でも十分です。予算を抑えながら段階的に音質アップできる点でも合理的です。

新型レヴォーグのナビを走行中に解除できる?ディーラー対応とテレビキャンセラーを解説

新型レヴォーグのナビは走行中に映像や一部操作が制限されますが、テレビキャンセラーなどを使った解除方法は存在します。ただし、ディーラーによって対応が異なり、車両制御への影響を心配する声もあるため、単純に「付ければOK」とは言えません。

VN系レヴォーグでは、ディーラーオプションとして施工してもらったというオーナーがいる一方、「完全に断られた」という事例もあります。さらに、年式やキャンセラーの方式によって事情が異なる点にも注意が必要です。

新型レヴォーグのナビは走行中に解除できる?

結論からいうと、VN系レヴォーグで走行中のテレビ表示やナビ操作の制限を解除する方法はあります。代表的なのがテレビキャンセラーやテレビコントロールキットと呼ばれる製品です。

通常、走行中は安全面への配慮からテレビ映像が表示されなくなったり、一部のナビ操作が制限されたりします。そのため、助手席の家族がテレビを見たり、目的地を変更したりしたい場合に不便を感じる人もいるでしょう。

実際、2025年5月19日に投稿されたVN系レヴォーグ・レイバックに関するオーナー同士の情報交換では、「テレビキャンセラーを付けたいものの、不具合や故障が心配」という相談が寄せられています。

この投稿に対するコメントを見ると、状況はかなり複雑です。

  • ディーラーオプションとして施工してもらった人がいる
  • ディーラーから施工を完全に断られた人もいる
  • 特に問題なく使用しているという報告がある
  • アイサイトへの影響を感じたという報告もある
  • 誓約書を条件として施工する地域の情報もある
  • リスクを考えて取り付けを見送った人もいる

つまり、「新型レヴォーグならディーラーで必ず解除できる」というわけではありません。

ここが今回のテーマで最も重要なポイントです。同じレヴォーグでも、販売会社や店舗、車両の年式、採用する製品によって対応が変わる可能性があります。


新型レヴォーグのテレビキャンセラーはディーラーで付けてもらえる?

ディーラー対応については、元ネタとなったオーナー情報を見る限り、地域や販売会社によって差があると考えたほうがよさそうです。

たとえば、VN5 E型ブラックインテリアセレクションに乗っているオーナーは、2025年5月19日のコメントで、以前所有していたB型と現在のE型の両方について、ディーラーオプションとして取り付けてもらったと報告しています。

操作についても、ボタンを押すタイプだったと説明しており、本人の使用環境では特に不具合を感じていないとのことでした。

さらに2026年2月の追加コメントでは、そのキャンセラーについて「名古屋スバルオリジナル」のものだったとの説明があります。契約時に取り付けるか確認され、そのまま施工してもらったそうです。

一方、まったく違うケースもあります。

VN5 B型に関する2025年5月20日のコメントでは、利用しているディーラーからテレビキャンセラーの施工を完全に断られたという報告があります。

同じディーラーを利用するA型オーナーの友人も断られ、自分で対応したとのことでした。

つまり、「スバルのディーラーだから全国どこでも同じ対応」という感覚で考えないほうがいいでしょう。販売会社単位、店舗単位、あるいは車両仕様によって判断が異なる可能性があります。

※画像はAIによるイメージ

さらに興味深いのが、2025年6月30日に投稿された兵庫県での情報です。

投稿者が兵庫スバルで働くメカニックとセールスの知人から聞いた話として、兵庫では施工を行っているものの、誓約書への記入、使い方の説明、不具合が発生した場合にはすぐ連絡するよう案内するという流れが紹介されています。

この情報が示しているのは、ディーラー施工だからといって「メーカーがすべてのリスクを無条件に保証している」と考えるべきではない、ということです。

テレビキャンセラーを希望するなら、「取り付けできますか?」だけでなく、保証への影響、不具合発生時の扱い、使用する製品と制御方式まで確認することが重要だと私は考えます。


VN5レヴォーグはキャンセラーなしでも解除できる?

VN5レヴォーグについて調べると、「テレビキャンセラー不要で走行中のテレビ表示を可能にする方法」という情報も見つかります。

2022年9月19日に公開され、2024年9月11日に更新された参考記事では、VN5レヴォーグについて、運転席周辺にある2つのカプラーを接続する方法が紹介されていました。

記事では、サイドカバーやビス、メインパネルを外し、ヒューズボックス付近などに隠されているカプラーを探して接続する手順となっています。

ただし、ここで非常に重要なのは、この方法を現行のVN系レヴォーグすべてにそのまま当てはめて考えないことです。

元記事自体も、カプラーについて常時接続を想定したものではない可能性に触れ、「自己責任」と注意を促しています。

また、2025年5月のオーナー同士のやり取りでも、Aタイプにはショートコネクターが存在していたと推測するコメントがありました。

つまり、初期型で可能だった方法が、改良後のモデルでも同じように使えるとは限りません。

新型レヴォーグは年次改良を重ねています。「VN5だからこの方法」と車両型式だけで判断するのではなく、A型・B型・D型・E型などの年次区分や実際の車両仕様まで確認することが大切です。

私なら、数年前の記事を見てすぐに内装を外すのではなく、まず自分の車両の年式と仕様をディーラーに伝え、「この車両ではどの方式が使われているのか」を確認します。

数万円を節約するために、より高価な電子制御系の不安を抱えてしまっては、コスパ重視の車選びとしては本末転倒だからです。


テレビキャンセラーでアイサイトに不具合が出る可能性は?

新型レヴォーグのテレビキャンセラーで最も気になるのが、アイサイトなど車両制御への影響ではないでしょうか。

今回の元ネタでも、ここについて意見が分かれています。

2025年12月3日のコメントでは、VN系レヴォーグにテレビキャンセラーを取り付けたオーナーから、「おすすめしない」という趣旨の報告がありました。

そのオーナーは、制御ネットワークにキャンセル信号を出す方式だったとして、アイサイトへの影響を感じたと説明しています。以前のような単純なスイッチ式とは事情が違うという認識も示しています。

一方、同じ2025年12月3日には、D型レヴォーグへ新車購入時にキャンセラーを取り付けてもらい、アイサイトの挙動に特に異常を感じていないという別のオーナー報告もあります。

さらに、B型とE型の両方でディーラー施工を受け、特に問題なく使用しているという前述の例もあります。

したがって、これらの投稿だけから「テレビキャンセラーを付けるとアイサイトが故障する」と断定することも、逆に「まったく影響しない」と言い切ることもできません。

個々のユーザー報告は参考になりますが、車両仕様、製品、取り付け方法、使用状況などの条件が統一された試験ではないからです。

ここはネット情報を見るときに特に注意したい部分です。

「自分は大丈夫だった」という体験談は安全性の保証ではなく、「不具合が出た」という体験談だけで全車に問題が起こるとも限りません。

だからこそ、購入候補のテレビキャンセラーについて、対応年式やメーカー側の注意事項を確認し、さらにディーラーへ保証や故障診断への影響を確認しておくことが現実的です。


新型レヴォーグのテレビキャンセラーはいくら?

今回のオーナー情報では、他車種を含めて3万円台程度のテレビコントロールキットが案内された例があります。

2025年6月28日の投稿では、SLフォレスター・プレミアムの納車を控えたユーザーが、約3万4,000円のテレビコントロールキットを案内されたとしています。この時点では工賃は未確認で、本人は一旦保留したとのことです。

また、2025年5月20日の新型フォレスターに関するコメントでも、約3万円のオプションがあったという情報が寄せられています。

ただし、これらはレヴォーグの全国統一価格を示すものではありません。

レヴォーグで実際にいくらになるかは、使用する製品、販売会社、工賃、車両の年式などによって変わる可能性があります。購入前には自分が利用するディーラーへ見積もりを確認してください。

※画像はAIによるイメージ

個人的には、価格だけで社外品とディーラー施工を比較するのはおすすめしません。

仮に社外品のほうが安くても、不具合が起きた際に「キャンセラーを外してから診断してください」といった話になれば、結果的に手間が増える可能性があります。

反対に、ディーラーで施工してもらえるからといって、何が起きても無条件で保証されるとは限りません。

部品代+工賃だけでなく、保証やトラブル時の対応まで含めて比較する。これが新型レヴォーグでは特に大切だと感じます。


走行中のナビ解除は本当に必要?取り付け前に考えたいこと

ここからは私見ですが、テレビキャンセラーを検討する前に、「自分は走行中に何をしたいのか」を一度整理してみるのがおすすめです。

「テレビが大好きで、助手席や同乗者が長距離移動中に見たい」という人と、「年に数回、助手席から目的地を変更したい」という人では、キャンセラーの必要性がまったく違います。

実際、今回の投稿には、テレビを見ず、ナビ設定は出発前に済ませ、途中で操作が必要になったらコンビニなどに立ち寄るためキャンセラーを付けていない、というユーザーもいました。

これは意外と合理的な考え方です。

レヴォーグの魅力は、単なる大型画面ではなく、アイサイトを含めた運転支援や車両全体の電子制御にもあります。

そこへ追加装置を入れる以上、私は「テレビが映るようになる」というメリットだけで判断せず、得られる便利さと、電子制御車に手を加えるリスクを天秤に掛けるべきだと考えています。

特に、走行中のテレビ映像を運転者自身が見ることを前提にするのは避けるべきです。運転中は前方確認と安全運転を最優先にし、テレビ表示を利用する場合も助手席や後席の同乗者向けとして考えるのが基本でしょう。

ナビの目的地変更についても、可能であれば停車して操作するほうが安全です。

私ならディーラーに4点確認してから決める

私が新型レヴォーグを購入してテレビキャンセラーを検討するなら、いきなりネットで製品を注文するのではなく、まず担当ディーラーへ確認します。

確認したいのは、「この車両に施工可能か」「何という製品・方式なのか」「保証への影響はあるか」「不具合が出た場合はどう対応するか」の4点です。

特に重要なのは、単に「付けられる・付けられない」ではなく、取り付け後まで確認することです。

今回のオーナー情報を見るだけでも、名古屋でディーラー施工された例、兵庫で誓約書を条件に施工するという情報、別のディーラーで断られた例が混在しています。

この違いを考えると、ネットで「スバルディーラーならやってくれるらしい」と判断しても、自分の店舗で同じ対応になる保証はありません。

そしてもう一つ大事なのが、レヴォーグの年次改良を区別することです。

初期のVN5で紹介されたカプラー接続方法と、後年のD型・E型で使用されるテレビキャンセラーを同じものとして考えるのは避けたほうがいいでしょう。

新型車はスマートフォンのように電子制御の比重が高くなっています。昔の車で通用した「この線をつなげばOK」という感覚だけで判断しないことが、結果的には最もお得な選択につながると思います。


新型レヴォーグのナビ解除とテレビキャンセラーのまとめ

新型レヴォーグでは、テレビキャンセラーなどによって走行中のテレビ表示やナビ操作の制限に対応する方法があります。

ただし、ディーラー対応は全国一律とはいえません。VN5 E型などでディーラーオプションとして施工してもらったユーザーがいる一方、施工を断られたユーザーや、誓約書を条件として対応する地域の情報もあります。

また、初期のVN5ではカプラー接続による方法が紹介されていましたが、年次改良後のモデルまで同じ方法が利用できるとは限りません。

テレビキャンセラーについても、「問題なく使用している」というオーナーと「アイサイトへの影響を感じた」というオーナーの両方がいるため、個人の体験談だけで安全性を断定するのは難しいところです。

私としては、新型レヴォーグほどの電子制御が充実した車なら、数万円の価格差より、適合確認と取り付け後のサポートを優先したいと考えます。

テレビキャンセラーが本当に必要なのかを考えたうえで、必要なら自分の車両の年式・型式を伝え、ディーラーに施工可否、製品、保証、不具合時の対応を確認してから判断するのが賢明です。


よくある質問

新型レヴォーグのナビは走行中に解除できますか?

テレビキャンセラーなどを利用して走行中の映像表示や一部操作の制限に対応する方法はあります。ただし、年式や車両仕様、使用する製品によって方法が異なる可能性があります。

また、運転者が走行中に画面を注視することを目的に使用せず、安全運転を最優先にしてください。

新型レヴォーグのテレビキャンセラーはディーラーで取り付けできますか?

取り付けてもらったというオーナー事例がありますが、すべてのスバルディーラーで対応しているとは限りません。

名古屋でディーラー施工されたという例や、兵庫では誓約書を条件に施工するという情報がある一方、別の店舗では完全に断られたという報告もあります。自分が利用する販売店へ直接確認するのが確実です。

テレビキャンセラーを付けるとアイサイトに影響しますか?

今回のユーザー情報では、アイサイトへの影響を感じたという報告と、特に問題なく使用できているという報告の両方があります。

そのため、一律に「影響する」「影響しない」と断定することはできません。対応年式、製品の制御方式、保証への影響、不具合時の対応を販売店や製品メーカーに確認したうえで判断することをおすすめします。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

新型レヴォーグのテレビ画面は小さい?見え方と使い勝手をチェック

11.6インチの縦型センターディスプレイに横長のテレビ映像が表示され、上下に余白が残っている新型ステーションワゴンの車内

新型レヴォーグの11.6インチセンターインフォメーションディスプレイは縦長のため、横長のテレビ映像が画面全体を占めるわけではありません。そのため、11.6インチという数字から想像するより映像が小さく見える場合があります。

テレビ映像は安全な場所に停車したときに確認してください。SUBARU公式では、走行中はテレビ映像を表示せず、音声のみになると案内しています。

情報確認日:2026年8月25日
※表示や操作は車両年式、仕様、ソフトウェア更新などで異なる可能性があります。

11.6インチ画面でテレビが小さく見える理由

「11.6インチ」はディスプレイ全体の対角寸法であり、テレビ映像部分の対角寸法ではありません。

テレビ放送は一般に横長ですが、センターインフォメーションディスプレイは縦長です。映像の縦横比を変えずに表示すると、テレビに使わない領域が残ります。

  • 画面全体:ナビ、オーディオ、エアコン、車両設定などをまとめて表示
  • テレビ:横長の比率を保ってメイン表示領域に表示
  • 11.6インチ:画面全体の大きさで、テレビ表示だけの大きさではない

SUBARUはテレビ表示部分を「実質○インチ」とは公表していません。個人の体感だけを根拠に「7インチ相当」などと断定することは避けた方がよいでしょう。

対象となるレヴォーグとレイバック

SUBARU公式FAQでは、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイとテレビについて、次のVN型が対象に含まれています。

  • レヴォーグ:VN型、2020年10月発表以降
  • レヴォーグ レイバック:VN型、2023年10月発表以降

レイバックはレヴォーグ系ですが、車名と年式は区別してください。中古車や展示車を見る場合は、助手席ドア付近の表示などでアプライドモデルも確認します。

出典:SUBARU「11.6インチディスプレイ装備車にテレビは標準装備か」

テレビは標準装備?

SUBARU公式FAQでは、対象となる11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ装備車にテレビは標準装備と案内されています。地上デジタル放送はB-CASカードを使わない新RMP方式です。

ただし、年式・車種・仕様によって装備構成が異なる可能性があるため、購入する車両の装備表と実車で確認してください。

走行中はテレビ映像を表示しない

SUBARUは、安全のため走行中にテレビ映像を表示せず、音声のみを楽しめる仕様と案内しています。テレビなどの映像を見るときは、安全な場所へ停車してください。

取扱説明書でも、運転者が走行中にセンターインフォメーションディスプレイを操作したり、画面を注視したりしないよう警告しています。

出典:SUBARU レヴォーグ ナビゲーションシステム取扱説明書(PDF)

走行中に映像を表示させる機器の導入や使用方法は、本記事では推奨しません。車両システム、保証、安全への影響について、SUBARU販売店と機器メーカーに確認してください。

11.6インチ画面はテレビ専用ではない

センターインフォメーションディスプレイは、次の機能を1つの画面へ集約したシステムです。

  • ナビゲーション
  • テレビ・ラジオ・音楽
  • Apple CarPlay・Android Auto
  • エアコン操作
  • 車両設定
  • 対応するコネクティッド機能

テレビだけを大画面で表示することよりも、複数の情報と操作を縦方向へまとめることを重視した設計です。テレビをほとんど見ない人と、停車中にテレビを頻繁に見る人では評価が変わります。

出典:SUBARU「センターインフォメーションディスプレイとは」

タッチ操作は実車で確認

11.6インチ画面では、エアコンや車両設定の一部もディスプレイで操作します。使いやすさは、手の大きさ、座席位置、以前使っていた車、タッチ操作への慣れで変わります。

購入前は安全な場所に停車した状態で、次の操作を試してください。

  1. テレビを表示し、実際の映像サイズを見る
  2. 地図の拡大・縮小と目的地設定を行う
  3. 温度、風量、吹き出し口を変更する
  4. Apple CarPlayまたはAndroid Autoを接続する
  5. バックカメラや車両設定の表示を確認する

カタログの「11.6インチ」という数字だけでなく、日常的に使う画面と操作手順を確認することが重要です。

画面に不具合を感じた場合

表示されない、操作を受け付けない、再起動を繰り返すなどの症状があれば、自己判断で改造や分解をせず、症状が出た状況を記録してSUBARU販売店へ相談してください。

第三者機器を装着している場合は、その製品名と取付時期も伝えます。個人投稿で似た症状があっても、原因がディスプレイ本体、車両ソフトウェア、追加機器のどれかは診断なしに断定できません。

AI画像について

縦型車載ディスプレイをイメージしたAI生成画像
AIで作成したイメージです。SUBARUの実際の画面ではありません。

まとめ

新型レヴォーグ系の11.6インチ画面でテレビが小さく見える主な理由は、縦長ディスプレイに横長映像を比率を保って表示するためです。11.6インチはディスプレイ全体の対角寸法であり、テレビ表示部分の寸法ではありません。

一方、この画面はテレビだけでなく、ナビ、スマートフォン連携、エアコン、車両設定をまとめて操作するシステムです。

走行中は映像を見ず、購入前に停車状態でテレビ表示と普段使う操作を実車確認しましょう。

よくある質問

テレビ映像は11.6インチ全面に表示されますか?

横長映像の比率を保つため、画面全体をテレビ映像だけで使用するわけではありません。表示は実車で確認してください。

走行中にテレビを見ることはできますか?

SUBARU公式では、走行中はテレビ映像が表示されず、音声のみになると案内しています。映像は安全な場所に停車して見てください。

テレビ画面が小さいだけで購入を避けるべきですか?

テレビの使用頻度によります。ナビ、スマートフォン連携、エアコンなども含めて、実車で自分の使い方に合うか確認してください。

新型レヴォーグは燃費が悪すぎる?実燃費と燃費が伸びない理由を検証

新型レヴォーグは「燃費が悪すぎる」と感じる場面はありますが、実燃費は走行環境で大きく変わり、特に短距離・渋滞・頻繁な加減速では伸びにくい車です。

一方、高速道路や信号の少ない道を一定速度で走ると燃費が大幅に改善したというオーナー報告も多く、「いつ乗っても燃費が悪い」と単純に言い切れる車でもありません。

新型レヴォーグは本当に燃費が悪すぎる?

結論からいえば、街乗り中心で燃費を最優先する人には、レヴォーグの燃費はかなり厳しく感じやすいです。

参考となるe燃費のレヴォーグ車レビューでは、車全体の評価が4.1点なのに対し、燃費評価は3点。エクステリア4.3点、インテリア4.3点、走行性能4.6点、積載性・収納性4.4点などと比べても、燃費が弱点として意識されていることが分かります。

特に印象的なのが、2015年2月1日に投稿されたレビューです。

12月に購入したオーナーは、かなり燃費を意識して運転しているにもかかわらず約9km/Lで、場合によっては8km/L台前半も覚悟していると報告しています。

また、2018年6月14日の1.6Lモデルのオーナーからは、1日の走行距離が10km未満という使い方で、燃費が約6km/Lという報告もありました。

2020年11月4日の1.6GT-Sオーナーは、約4年間・2万5000km走行した結果として、街乗り7〜8km/L、郊外約10km/L、高速道路11〜12km/L、高速道路を100km/h程度で一定走行した場合は14〜15km/Lほどだったとしています。

つまり、レヴォーグの実燃費は一つの数字では語れません。

街中では6〜9km/L程度になるケースがある一方、条件が良ければ14〜15km/L以上まで伸びる。この振れ幅の大きさこそが、「レヴォーグは燃費が悪すぎる」という評価につながっていると考えられます。

なお、元になっているオーナー投稿の多くは2014年モデルを中心とした旧世代レヴォーグのデータです。

そのため、これらを現在販売されるレヴォーグの実燃費そのものとして扱うのではなく、「レヴォーグという車がどんな走行条件で燃費を落としやすいのか」を見る材料として考えるのが適切です。


レヴォーグの実燃費は街乗りと高速でどれくらい違う?

レヴォーグの燃費を調べていて特に目につくのは、街乗りと長距離走行で数字が大きく変わることです。

参考レビューから代表的な実燃費を整理すると、次のような傾向が見えてきます。

走行条件 報告されている燃費の例
短距離・渋滞 約5〜8km/L
一般的な街乗り 約8〜12km/L
郊外・流れの良い一般道 約11〜17km/L
高速道路 約12〜15km/L
高速道路で一定速度の好条件 17km/L台の例もあり

もちろん、これは同一車両を同一条件で比較した試験結果ではなく、異なるユーザーによる実体験です。

それでも、多くの投稿で「短距離では悪い」「高速では伸びる」という傾向が共通している点には注目できます。

たとえば2016年8月15日の2.0Lモデルのオーナーは、横浜市周辺でストップ&ゴーが多い街乗りでは8〜9km/L程度、最低6.79km/Lを記録したとしています。

ところが首都高速道路などを使う30〜200km程度の移動では10〜13km/L台、片道200kmを超える長距離では14〜15km/L程度まで改善。

さらに、高速道路を200km連続走行した区間では最高17.7km/Lを記録し、横浜市緑区から高知県須崎市まで約820kmを無給油で走った実績も紹介されています。

同じレヴォーグでも、市街地の8km/Lと高速道路の17.7km/Lでは倍以上の差があります。

ここまで差が出るなら、「レヴォーグの実燃費は何km/L?」と一つの数字だけを見るより、自分が普段どんな道を走るのかを先に考える方が購入判断には役立つと私は思います。

※画像はAIによるイメージ

新型レヴォーグの燃費が伸びない理由は?

では、なぜレヴォーグは短距離や街中で燃費が伸びにくいのでしょうか。

元ネタに寄せられたオーナーの意見を見ていくと、大きく分けて「車重」「AWD」「ターボ」「ストップ&ゴー」「走行距離」の影響が見えてきます。

車重があり発進時にエネルギーを使いやすい

レヴォーグは、軽量なコンパクトカーのような車ではありません。

投稿の中には車重1.5トン超という点を挙げる人も多く、停止状態から重い車体を何度も加速させる市街地では、どうしても燃料を多く使います。

価格.comの2015年6月5日のクチコミでも、「ボディが重いため、短い距離で発進加速を繰り返すのは得意ではない」という趣旨の指摘がありました。

約4kmの通勤で7km/L、街中10km程度で9〜12km/L、高速道路12〜15km/L、信号の少ない一般道では14〜17km/Lという具体例も投稿されています。

この差を見ると、単純な排気量以上に「一度速度を落として、また加速する」という行為が燃費に響いていることが分かります。

AWDも燃費だけ見れば不利になりやすい

レヴォーグの大きな特徴の一つがAWDです。

雨天や高速道路などで安心感につながる一方、燃費だけを追求するFFの小型車などと比べれば、駆動系を含めた重量や機械的な抵抗という点では不利になりやすい部分があります。

価格.comの掲示板でも、1.6Lレヴォーグが9km/L前後だったという質問に対し、「四駆であることや重量が大きな要因ではないか」という回答が寄せられていました。

つまり、レヴォーグの場合は燃費だけを切り取るのではなく、AWDによる安定性や走行性能も含めて何にお金を払う車なのかを見る必要があります。

ターボはアクセルの踏み方で燃費差が出やすい

もう一つ重要なのがターボです。

ターボエンジンは小排気量でも必要なときに大きな力を出せるのが魅力ですが、アクセルを踏み込んで過給を使えば、その分だけ燃料消費も増えます。

2015年5月6日に投稿したオーナーも、ターボを効かせた加速は2.5L自然吸気エンジン以上に気持ち良い一方、加速を楽しむほど当然燃費は悪くなるという趣旨の評価をしています。

これはレヴォーグの悩ましいところです。

燃費を伸ばそうとしてアクセルを抑えれば数字は改善しやすくなりますが、せっかくのターボエンジンによる気持ち良い加速を楽しめば燃費は下がる。

「走りを楽しめる性能」と「低燃費」を同時に最大化するのは難しいという、非常に分かりやすい関係です。

短距離走行では不利な条件が重なる

短距離走行もレヴォーグの燃費を悪化させる大きな要因と考えられます。

2014年12月14日の1.6GTオーナーは、約12kmの通勤で冬場10km/L前後、アクセルを踏み込むと8km/L程度、夏場は12km/L程度だったと投稿しています。

冬はアイドリングストップが10km以上走行しないと作動しないことがあるとも記載していました。

2018年には、1日の走行距離が10km未満で約6km/Lという報告もあります。

エンジンが十分に暖まる前に目的地へ着くような「ちょい乗り」は、燃費を伸ばすには厳しい環境です。

私はここが、新型レヴォーグを検討するときにかなり重要なポイントだと考えています。

毎日3〜5km程度の買い物や送迎が中心の人と、毎週高速道路を100km走る人では、同じレヴォーグを買っても燃費に対する評価がまったく違ってくる可能性があります。


実燃費とメーター表示に差が出ることもある

レヴォーグの燃費を考えるときには、メーターに表示される平均燃費と、実際に給油量から計算した燃費を分けて考える必要があります。

2019年2月2日の2.0L STIオーナーは、約1万km走行した時点で、給油ごとの表示燃費と満タン法による実燃費に約10%の差があると投稿しています。

また2020年11月の1.6GT-Sオーナーも、実燃費より表示燃費の方が1〜1.5km/L程度高く表示されるとしています。

2017年5月2日の1.6Lオーナーの例では、メーター表示15.0km/Lに対し、満タン法では約13.6km/Lだったとのことです。

もちろん、満タン法にも給油時の停止位置や給油量による誤差があります。

それでも、「メーターに15km/Lと出たから実際にも必ず15km/L走っている」とは限らない点には注意したいところです。

中古車や新車の試乗で燃費を確認するときも、短時間の平均燃費表示だけを見て判断すると実態を読み違える可能性があります。

できればオーナーによる複数回の給油記録や、長期間の平均値を見る方が参考になるでしょう。


レヴォーグの燃費を伸ばすにはどうすればいい?

オーナー報告を追っていくと、燃費を伸ばす方法についても共通点があります。

特に効果が分かりやすいのが、一定速度で走ることです。

2016年4月7日の1.6Lオーナーは、高速道路で一定速度85km/hをベースに走り、下り坂や上り坂を早めに意識して運転することで、メーター表示ながら21km/L超を記録しています。

普段の通勤ではエアコンなしでも13〜15km/L程度が限界だったというため、高速道路の一定走行がいかに有利かが分かります。

2015年1月27日の投稿では、アクセルを一定に保つようになってから日々の表示燃費が14〜18.8km/Lまで伸びたという例もありました。

さらに、純正18インチタイヤから17インチのスタッドレスタイヤに変更した際、約1km/L良くなったという報告もあります。

ただし、タイヤによる燃費差は銘柄、空気圧、気温、道路状況などにも左右されるため、すべての車で同じ改善幅になるわけではありません。

燃費を意識するなら、

  • 急加速を減らす
  • 信号の先を見て不要な加減速を避ける
  • 高速道路では速度変化を少なくする
  • 短距離走行を何度も繰り返さない
  • メーター表示だけでなく給油量でも燃費を確認する

といった基本が重要です。

レヴォーグの場合、この基本的な運転の差が数字に表れやすい車といえそうです。


「燃費が悪すぎる」かどうかは車の使い方で評価が変わる

ここからは私見です。

私は、レヴォーグの燃費について「悪いか、悪くないか」の二択で評価するより、自分の用途に対して燃費性能が合っているかで判断するべきだと考えています。

たとえば、価格.comでは2015年6月5日、1.6 EyeSight Proud Editionの試乗車を1週間借りたユーザーが、カタログ値16km/Lに対して実際は約9km/Lだったと投稿しました。

同じ家庭にあった3.5Lのエスティマ3.5アエラスも約9km/Lだったため、排気量が半分以下のレヴォーグと燃費が変わらないことに驚いたという内容です。

その直前に借りていたホンダ・ヴェゼル ハイブリッドZについては、カタログ値24.2km/Lに対し実際は約19km/Lだったとも書かれています。

街乗りの燃費だけを比較すれば、確かにレヴォーグに厳しい印象を持つのも理解できます。

一方で、これはレヴォーグとハイブリッドSUVで「得意科目」が違うと考えた方が分かりやすいでしょう。

ストップ&ゴーの多い市街地では、減速時のエネルギーを回収し、低速域でモーターを活用できるハイブリッド車が燃費面で有利になりやすい。

対してレヴォーグは、AWD、ターボエンジン、高速安定性、積載性などをまとめて楽しむタイプのステーションワゴンです。

実際、2.0GT-Sのオーナーからは、約8000km走行した全平均燃費が約13km/Lという報告もあります。

ストップ&ゴーが多いと10km/Lを下回るものの、流れの良い道路なら11km/Lを超え、遠出中心では12km/Lを下回ることがほとんどなかったとしています。

一方で箱根ターンパイクをS#モードで積極的に走った際には5km/Lを下回ったとのこと。

これほど条件による変化が大きいなら、レヴォーグの燃費について重要なのは「平均何km/Lか」という数字以上に、どの場面でどれだけ変わるのかを知った上で買うことだと思います。

毎日数kmの渋滞通勤が中心で、燃料代をできる限り抑えたいなら、レヴォーグよりハイブリッド車などを選ぶ方が合理的でしょう。

反対に、高速道路を使った旅行や長距離ドライブが多く、走行安定性や荷室、加速性能まで含めて選ぶなら、街乗り燃費だけを理由に候補から外すのは少し早いと感じます。

「燃費が悪すぎる」という検索ワードだけを見ると欠点の大きい車に思えますが、実態は燃費の得意・不得意がはっきりした車と表現する方が近いでしょう。


まとめ

新型レヴォーグの燃費について調べると、街乗りでは6〜9km/L程度という厳しいオーナー報告がある一方、郊外や高速道路では12〜15km/L、条件次第では17km/L台まで伸びた例も確認できます。

燃費が伸びにくい背景には、1.5トン級の車重、AWD、ターボエンジンに加え、短距離走行やストップ&ゴーの多さが関係していると考えられます。

特にレヴォーグは走行条件による燃費差が大きく、短距離の街乗り中心なのか、郊外や高速道路中心なのかで満足度は大きく変わります。

そのため「新型レヴォーグは燃費が悪すぎるのか」という疑問への答えは、街乗り燃費だけを重視すれば悪いと感じやすいものの、高速・長距離まで含めれば一概に悪すぎるとは言えない、というのが私の見方です。

燃費最優先ならハイブリッド車なども比較しつつ、レヴォーグを選ぶなら燃料代だけでなく、AWDの安心感、走行性能、長距離の快適性、荷室の使いやすさまで含めて判断するのが賢いでしょう。


よくある質問

新型レヴォーグの実燃費は何km/Lくらいですか?

元ネタにあるオーナー報告では、旧世代を中心に街乗りで6〜12km/L程度、高速道路では12〜15km/L程度という例が多く見られます。

ただし車両の世代、エンジン、渋滞、気温、走行距離、アクセル操作などで大きく変わるため、一つの数字だけで判断しない方がよいでしょう。

レヴォーグはなぜ街乗りで燃費が悪くなるのですか?

車重があり、停止状態からの加速を繰り返すと燃料を使いやすいことに加え、AWDやターボ車という特性も影響すると考えられます。

特に数km程度の短距離移動や渋滞では燃費が伸びにくく、高速道路など一定速度で走れる環境との差が大きくなります。

レヴォーグでも15km/L以上走ることはありますか?

あります。

元ネタでは高速道路や信号の少ない道路で14〜17km/L台を記録した例があり、高速200kmの連続走行で17.7km/Lという報告や、表示燃費で20km/Lを超えた例もあります。ただし、特殊な好条件で出た数値を日常的な実燃費と考えないことが大切です。

新型レヴォーグ燃費悪すぎ

街中を走るスポーティーなステーションワゴンと燃費計をイメージしたシーン

「新型レヴォーグは燃費悪すぎ?」という疑問への答えは、街乗りや短距離ではかなり厳しい一方、高速・長距離では大きく伸びる車というのが実際の口コミから見える結論です。

レヴォーグは走行性能やAWD、長距離性能への評価が高い反面、燃費の評価は低め。特に信号の多い市街地や短距離走行では、6〜10km/L程度という報告もあり、「思ったより悪い」と感じるユーザーが少なくありません。

新型レヴォーグは本当に燃費悪すぎ?口コミを見ると差が大きい

レヴォーグの燃費について調べると、最初に気になるのが口コミの数字です。

e燃費に掲載されているレヴォーグの車レビューでは、総合評価は4.1ポイント。一方、項目別では燃費が3ポイントなのに対し、走行性能は4.6ポイント、積載性・収納性は4.4ポイント、エクステリアとインテリアはいずれも4.3ポイントでした。

つまり、レヴォーグという車そのものへの評価は比較的高いのに、燃費だけが弱点として意識されやすい構図です。

実際、2015年2月1日の投稿では、購入後の燃費について「9km/Lがやっと」という趣旨の報告があり、状況によっては8km/L台前半も覚悟しているとされています。

2018年7月19日のレビューでは、夏にエアコンを使い、短距離中心だと6km/L程度。一方、遠出では11km/L以上まで伸びたと報告されています。

さらに2018年6月14日には、1日の走行距離が10km未満というユーザーから、燃費が約6km/Lという投稿もありました。

これだけ見ると「新型レヴォーグ燃費悪すぎ」という検索ワードが生まれるのも不思議ではありません。

ただし、ここで大事なのは、レヴォーグの燃費を一つの数字だけで判断しないことです。

口コミを詳しく読むと、短距離・渋滞・街中では悪化しやすく、流れの良い道路や高速道路では大幅に改善するという傾向がかなりはっきりしています。

これはレヴォーグ選びで非常に重要なポイントだと私は感じます。

燃費が10km/Lか15km/Lかという単純な話ではなく、「どこを、どのくらいの距離走るのか」で印象がまるで別の車になるからです。


街乗り6〜9km/L、高速14〜17km/Lという口コミも

レヴォーグの燃費が分かりにくい最大の理由は、走行条件による差がかなり大きいことです。

2016年8月15日に投稿された2.0Lモデルのレビューでは、横浜市内のストップ&ゴーが多い街乗りで平均8〜9km/L程度。最低では6.79km/Lを記録したとされています。

ところが首都高速などを利用した30〜200km程度の移動では10〜13km/L台。

さらに片道200kmを超える長距離では14〜15km/L程度となり、高速道路を約200km連続して走った区間では、最高17.7km/Lを記録しています。

横浜市緑区から高知県須崎市まで、瀬戸大橋経由で走行し、ワンタンク820kmを無給油で走った実績も紹介されていました。

かなり極端ですよね。

街乗りでは8km/L前後なのに、条件が良ければ17km/L台まで伸びる。

同じ車なのに、ほぼ倍の差があります。

2015年7月17日に投稿された2.0 GT-Sの例でも、往復約2000kmのドライブで平均燃費は14km/L強。日常の通勤では10.8〜11.4km/L程度だったとされています。

また、2015年5月16日の2.0 GT-Sユーザーは、約8000km走った平均燃費を約13km/Lと報告。ストップ&ゴーが増えると10km/Lを割るものの、流れのよい道路では11km/L以上走れるとしています。

一方、箱根ターンパイクをS#モードで積極的に走った際には5km/Lを下回ったという話もあります。

レヴォーグの燃費は、まさにアクセルの使い方と道路環境を映す鏡のようなものです。

短距離や発進の繰り返しが多ければ悪く、一定速度で長く走れば伸びる。

この性格を理解せず、「排気量が小さいから燃費も良いだろう」と考えると、購入後のギャップが大きくなりやすいでしょう。

※画像はAIによるイメージ

なぜレヴォーグは街乗りで燃費が悪くなりやすい?

では、なぜレヴォーグは市街地で燃費が伸びにくいのでしょうか。

参考になるのが、2015年6月5日に価格.comで始まった「燃費ってこんなものですか」というクチコミです。

投稿者は1.6 EyeSight Proud Editionを1週間借り、カタログ燃費16km/Lに対して実際には9km/L前後だったと報告しています。

自宅にある3.5Lのエスティマ3.5アエラスも約9km/Lだったため、「排気量が大きく違うのに燃費が変わらない」と驚いたわけです。

その前に借りたホンダ・ヴェゼル ハイブリッドZでは、カタログ値24.2km/Lに対して約19km/L走ったとも書かれています。

この比較だけなら、確かにレヴォーグの数字はかなり悪く見えます。

しかし掲示板では、レヴォーグの四輪駆動、車重、ターボ、走行環境を考慮すべきだという意見が多く寄せられました。

ある投稿では、当時のJC08モード16.0km/Lに対し、街乗りではその60〜70%程度になることがあり、計算上は9.6〜11.2km/L程度になると説明されています。

別の1.6GT-Sユーザーは、購入当初の一般道では9〜10km/L程度だったものの、運転に慣れてから都内幹線道路で11〜12km/L、高速道路では14〜15km/L程度まで伸びたと報告しています。

さらに約11か月乗った1.6Lユーザーの例では、

  • 約4kmの通勤:7km/L
  • 約10kmの街中:9〜12km/L
  • 高速道路:12〜15km/L
  • 信号の少ない約50kmの一般道:14〜17km/L

という具体的な数字が示されています。

この結果を見ると、レヴォーグが特別に「壊れているから燃費が悪い」というより、発進・停止が多い条件を苦手としていることが分かります。

車は停止状態から約1.5トン級の車体を加速させる時に多くのエネルギーを使います。

そこにAWDやターボエンジンというレヴォーグらしい構成が加わるため、低速移動を何度も繰り返す使い方では、燃費最優先のハイブリッド車ほど有利にはなりません。

逆に50〜80km/h程度で巡航できる道路では、アクセル操作が安定して燃費が伸びやすくなります。

つまり、レヴォーグの燃費問題は単なる「良い・悪い」ではなく、得意な道路と苦手な道路が非常にはっきりした車と理解する方が実態に近いでしょう。


新型レヴォーグのWLTC13.6km/Lは悪すぎと言われた理由

「新型レヴォーグ燃費悪すぎ」という言葉が強く意識された理由の一つが、2020年に登場したVN系レヴォーグへの反応です。

e燃費には2020年11月4日、約4年間・2万5000km乗った旧型1.6GT-Sユーザーから、新型レヴォーグのWLTCモード13.6km/Lに対して厳しい意見が投稿されています。

そのユーザー自身の旧型レヴォーグでは、街乗り7〜8km/L、郊外約10km/L、高速11〜12km/L、高速道路を100km/h程度で一定走行した場合14〜15km/Lほどだったとしています。

満タン法での最高値は14.8km/L。

さらに、メーター表示は満タン法で計算した実燃費より1〜1.5km/Lほど高く表示される傾向があったとも報告しています。

このユーザーはスタイル、動力性能、AWD、後席や荷室の広さなどを高く評価する一方、燃費については明確に不満を示しました。

ここで注意したいのは、現在使われるWLTCモードと、旧型登場時に主流だったJC08モードを単純比較できないことです。

WLTCは市街地、郊外、高速道路など実際の走行環境を意識した測定方法なので、従来より数字が厳しく出やすい側面があります。

したがって「以前は16km/Lだったのに新型は13.6km/Lだから、技術的に完全に後退した」と単純に見るのは適切ではありません。

それでも、燃費性能そのものを最優先するユーザーから見れば、13km/L台という数字が魅力的に映りにくいのも事実です。

特にハイブリッド車で20km/L前後、あるいはそれ以上の燃費を経験している人なら、「新型なのになぜ?」という疑問を持つでしょう。

ここがレヴォーグという車を評価するうえで重要な分岐点になります。

新型だから燃費が劇的によくなるはず、と期待する車ではないのです。

むしろスバルは、AWDによる走行安定性、ターボによる動力性能、アイサイトを中心とした運転支援、ステーションワゴンとしての積載性などをまとめたパッケージとしてレヴォーグを作っています。

燃費だけを切り取れば弱点。

しかし、燃費を含めた総合バランスで判断する車だと私は考えています。


レヴォーグの燃費を少しでも伸ばすには?

口コミを読み比べると、燃費が良かったユーザーには共通点があります。

それは、極端なテクニックではなく、無駄な加減速を減らして一定速度を保っていることです。

2015年1月27日の投稿では、往復100kmの通勤で燃費計のエコゲージを意識し、発進時に強く踏み込まずアクセルを一定にすることで、日々の表示燃費が14〜18.8km/Lを示すようになったとしています。

タイヤを純正18インチから17インチのスタッドレスへ替えた際、約1km/L改善したとも報告されていますが、これはタイヤ銘柄や空気圧、路面、気温などにも左右されるため、すべての車で同じ結果になるとは限りません。

2016年4月7日の1.6Lユーザーは、高速道路でアイサイトの追従機能を活用し、約85km/hを基本に一定速度を保つことで、メーター表示で20km/Lを超え、条件によっては21km/L超を記録しています。

ただし本人も、それは通常の使用状況ではなく、普段の通勤ではエアコンなしでも13〜15km/L程度が限界としています。

ここは非常に重要です。

燃費記録の「最高20km/L」だけを見て、新型レヴォーグでも普通に20km/L走ると思ってはいけません。

逆に「街中6km/L」という数字だけを見て、いつでも6km/Lしか走らないと考えるのも正しくありません。

燃費を伸ばすなら、

  • 短距離移動をできるだけ連続させない
  • 急加速を減らす
  • 流れに乗ったら速度変化を小さくする
  • 高速道路ではACCなどを適切に利用する
  • タイヤ空気圧や整備状態を適正に保つ

といった基本的な乗り方が有効と考えられます。

特にレヴォーグの場合、アクセルを踏み込めば気持ちよく加速してくれるため、その性能を楽しむほど燃料を使うという分かりやすい関係があります。

2015年5月6日のレビューにも、加速を楽しんだことで増えた燃料消費を「楽しんだことへの対価」と捉える趣旨の投稿がありました。

私は、この考え方がレヴォーグをかなり正確に表していると思います。


「燃費悪すぎ」でもレヴォーグを選ぶ価値はある?

ここからは私見です。

私は、レヴォーグを「燃費が良いステーションワゴン」として買うのであれば、購入前にかなり慎重に考えた方がいいと思います。

特に、毎日の利用が片道数kmの買い物や駅までの送迎、渋滞の多い市街地中心という人には、レヴォーグの長所を生かしにくいからです。

実際の口コミでも、短距離では6〜9km/L程度という数字が複数出ています。

ガソリン代を最優先するなら、ハイブリッド車やより軽量な車と比較した方が納得しやすいでしょう。

一方で、郊外道路や高速道路を使って50km、100km、さらに数百kmと移動する人なら、話は変わります。

口コミでは高速で14〜15km/L、条件が良ければ17km/L台という例もあり、長距離で燃費が伸びるだけでなく、アイサイトの追従走行や直進安定性に対する評価も目立ちます。

つまりレヴォーグは、1km当たりのガソリン代だけで価値を測ると欠点が目立ち、長距離を安全かつ快適に移動する道具として見ると評価が上がる車なのです。

ここが、燃費ランキングだけでは見えないポイントでしょう。

そしてもう一つ、購入前にぜひ考えてほしいのが「年間走行距離の中身」です。

同じ年間1万kmでも、5kmの街乗りを2000回近く繰り返す人と、高速道路を使った100kmの移動を多くする人とでは、実燃費もレヴォーグへの満足度も大きく変わる可能性があります。

単純に年間走行距離だけを伝えて「レヴォーグは燃費どうですか」と聞くより、普段1回に何km走るかまで考えた方が、購入後の燃料代を現実的に予想できます。

私なら、レヴォーグを検討する際はカタログ燃費だけでは判断しません。

普段の走行が短距離中心なら街乗り7〜10km/L前後も想定し、郊外や高速道路中心なら10km/L台前半〜中盤へ改善する可能性がある、くらいの幅を持たせて家計をシミュレーションします。

もちろん実燃費は道路環境、気温、エアコン、タイヤ、運転方法、乗車人数などによって変わるため、この数字を保証するものではありません。

それでも、最初から「いつでもカタログ値近く走る」と期待するより、かなり現実的な車選びができるでしょう。


新型レヴォーグ燃費悪すぎと言われる理由をまとめると

新型レヴォーグの燃費について口コミを追うと、確かに「悪すぎ」と感じるだけの材料はあります。

旧型を含むユーザー報告では、短距離や渋滞した市街地で6〜9km/L程度、通常の街乗りで8〜12km/L程度という例があり、ハイブリッド車から乗り換えると燃費差の大きさに驚く可能性があります。

一方、高速道路や信号の少ない一般道では12〜15km/L、条件によって14〜17km/L台まで伸びた例も確認できます。

つまり結論は、レヴォーグはいつでも燃費が悪い車ではなく、街乗りと長距離で燃費差が非常に大きい車です。

走行性能、AWD、積載性、長距離の快適性を重視する人には魅力がありますが、「新型車だから燃費もかなり良いはず」と期待するとギャップが出やすいでしょう。

高級感やスペックだけで判断せず、自分の使い方に対して支払うガソリン代まで含めて考える。コスパ重視で車を選ぶなら、そこまでシミュレーションして初めて「自分にとってお得なレヴォーグか」が見えてくると思います。


よくある質問

新型レヴォーグは街乗りで何km/Lくらいですか?

参考にしたユーザー投稿では、旧型を含め街乗りで7〜12km/L程度、短距離や渋滞では6〜9km/L程度という例があります。

実際の燃費は走行距離、渋滞、気温、エアコン使用、運転方法などで大きく変わります。

レヴォーグは高速道路なら燃費が良くなりますか?

口コミでは高速道路で12〜15km/L程度、条件によって17km/L台まで伸びた報告があります。

一定速度を保ちやすく、発進・停止が少ないため、市街地より燃費が伸びやすい傾向が見られます。

レヴォーグは燃費重視の人にもおすすめですか?

燃料代を最優先するのであれば、ハイブリッド車や軽量な車も比較した方がよいでしょう。

一方、AWDの安心感、走行性能、積載性、高速道路での快適性まで含めて評価する人なら、燃費だけでは測れない価値があります。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

スバル新型フォレスターの価格は?新型モデルの特徴と最新情報を解説

力強いSUVと価格・ハイブリッド・安全性能をイメージした新型フォレスターの紹介シーン

スバル新型フォレスターの価格は385万円〜464万2,000円で、2026年5月の改良により400万円を切る新グレード「Touring」が加わり、選びやすさが大きく向上しました。

2025年登場の第6世代フォレスターは、1.8L直噴ターボとストロングハイブリッドの2本立てに加え、アイサイトX、安全性能、AWDらしい走りを強みにした正統派SUVです。最新の価格とグレード構成、2026年改良モデルのポイントまで整理します。

スバル新型フォレスターの価格はいくら?385万円から464万2,000円

スバル新型フォレスターの新車価格帯は、385万円から464万2,000円です。

現行の第6世代フォレスターは2025年4月17日に発表され、その後2026年5月21日に改良モデルが発表されました。今回の改良で大きな注目点になったのが、1.8L直噴ターボモデルに新たに追加された「Touring」と「Touring EX」です。

主なグレードと価格を整理すると次のようになります。

グレード パワートレイン 価格
Touring 1.8L直噴ターボ 3,850,000円
Touring EX 1.8L直噴ターボ 3,993,000円
SPORT 1.8L直噴ターボ 約404万円
SPORT Black Selection 1.8L直噴ターボ 約415万円
SPORT EX 1.8L直噴ターボ 約419万円
SPORT EX Black Selection 1.8L直噴ターボ 4,301,000円
X-BREAK S ストロングハイブリッド 約437万円
X-BREAK S EX ストロングハイブリッド 4,521,000円
Premium S ストロングハイブリッド 約448万円
Premium S EX ストロングハイブリッド 4,642,000円

価格は装備やボディカラー、メーカーオプションなどによって変わります。購入時には最新のメーカー情報や販売店の見積もりを確認してください。

今回、とくに重要なのはTouringが385万円に設定されたことです。

最近のミドルサイズSUVでは車両価格が400万円を超えるモデルも珍しくありません。その中で、AWDを基本とするフォレスターに400万円を切る入口が用意されたことは、価格を重視する人にとってかなり意味があります。

個人的にも、新型フォレスターを「欲しいけれど400万円台スタートは少し重い」と考えていた人にとって、Touringは現実的な選択肢になったと感じます。

単純に安いグレードを追加したのではなく、日常で役立つ装備を残しながら価格を抑えているところがポイントです。


2026年改良の新型フォレスター「Touring」は何が変わった?

SUBARUは2026年5月21日、フォレスターの改良モデルを発表しました。

最大のニュースは、1.8L直噴ターボエンジン搭載車に「Touring」と「Touring EX」を新設定したことです。

Touringシリーズでは、無塗装ブラックのフロント・リヤバンパーガードやサイドクラッディングを採用。18インチアルミホイールにはダークメタリック塗装と切削光輝を組み合わせています。

豪華さを前面に出すというより、SUVらしい道具感を残したシンプルな仕立てです。

インテリアはブラック基調とグレー/プラチナ基調の2種類から選択できます。

シートにはファブリック/トリコットを採用し、ブルーステッチを組み合わせています。高級レザーを大量に使う方向ではなく、日常的に気兼ねなく使える内装を狙ったグレードと考えると分かりやすいでしょう。

さらに、

  • アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー
  • 後席左右シートヒーター
  • ETC2.0車載器キット

といった実用装備も設定されています。

※ETC2.0の利用にはETCカードや別途セットアップ作業が必要です。

私がTouringに魅力を感じるのは、この「装備を全部削って安くした廉価版」ではないところです。

400万円を切る価格でも、冬場に便利な後席シートヒーターやシートポジションメモリーなど、実際の生活で使う装備をしっかり残しています。

見栄えの豪華装備より、毎日の便利さにお金を使いたい人には相性がよさそうです。

※画像はAIによるイメージ

新型フォレスターはターボとストロングハイブリッドのどちらを選ぶ?

スバル新型フォレスターを選ぶうえで一番悩みやすいのが、1.8L直噴ターボとストロングハイブリッドの違いです。

ターボモデルには1,795ccの1.8L DOHC直噴ターボ“DIT”を搭載。最高出力は177PS、最大トルクは300N・mです。

WLTCモード燃費は13.6km/Lとなっています。

一方、ストロングハイブリッド車は2,498ccのBOXERエンジンに2つのモーターとバッテリーを組み合わせたSUBARU独自のシステムを採用しています。

エンジン最高出力は160PSで、駆動用モーターは最高出力120PS、最大トルク270N・mです。

WLTCモード燃費はX-BREAK S系で19.1km/L、Premium S EXで18.5km/Lとなっています。

数字だけを見ると、燃費性能ではストロングハイブリッドが明確に有利です。

たとえばTouringの13.6km/Lに対し、X-BREAK S EXは19.1km/L。日常の走行距離が長い人ほど、この差は燃料代に影響してきます。

ただし、価格差も無視できません。

Touringが385万円なのに対し、X-BREAK S EXは452万1,000円です。その差は約67万円あります。

つまり「燃費がいいからハイブリッドがお得」と単純には言い切れません。

年間走行距離がそれほど多くなく、購入価格をできるだけ抑えたいなら1.8Lターボ。街乗りから長距離まで走行距離が多く、静かさや燃費も重視するならストロングハイブリッド、という考え方が現実的です。

ここはカタログ燃費だけで選ぶより、購入価格+年間走行距離+何年乗るかの3点で考えるのがおすすめです。

高いグレードほど得というわけではありません。自分が使わない装備や性能に数十万円を払わないことも、賢い車選びのひとつだと思います。


新型フォレスターの特徴は?安全・走行性能・使い勝手が強み

第6世代フォレスターの特徴は、派手な一点突破型というより、安全・走り・実用性を高い水準でまとめたSUVであることです。

ボディサイズは全長4,655mm、全幅1,830mm、全高1,730mm。乗車定員は5名で、全グレードが4WDです。

最小回転半径は5.4mとなっています。

全幅1,830mmなのでコンパクトSUVと比べれば大柄ですが、最近のミドルSUVとしては極端に巨大ではありません。

フォレスターらしいポイントの一つが、SUBARU独自のシンメトリカルAWDです。

ストロングハイブリッド車でもBOXERエンジンとAWDを組み合わせ、単なる低燃費SUVではなく「走って楽しいSUV」という従来のキャラクターを残しています。

さらに上級グレードではアイサイトXを搭載します。

GPSや衛星情報などを活用し、高速道路では渋滞時のハンズオフ走行やカーブ前の速度制御などによってドライバーの負担を軽減します。

ただし、運転支援機能は自動運転ではありません。道路状況や天候、対象物によっては正常に作動しない場合もあるため、ドライバー自身が安全運転を行うことが前提です。

使い勝手の面では、キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートも注目です。

荷物で両手がふさがっているときでも、リヤバンパー下で足を動かすことでリヤゲートを開閉できます。

また、大きく開くリヤドアや余裕を持たせた後席スペースも特徴です。

子どもの乗り降りだけでなく、チャイルドシートを載せたり、大きな荷物を積み込んだりするときにも使いやすさにつながります。

こうした部分はカタログでは地味ですが、何年も所有する車では意外に満足度を左右します。

私はSUV選びでは馬力や画面サイズだけでなく、「毎週使う機能に不満が出ないか」を重視したほうが、長く乗ったときの満足度は高くなると考えています。


スバル新型フォレスターは安全性能でも高評価

新型フォレスターは安全性能でも大きな評価を受けています。

SUBARUによれば、フォレスターは2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。

さらに、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が実施するJNCAPの「自動車安全性能2025」では、ファイブスター大賞を受賞しています。

ファイブスター大賞は、予防安全性能と衝突安全性能が最高ランクで、事故自動緊急通報装置を搭載する対象車の中から高い総合評価を得た車種に与えられるものです。

フォレスターが安全性能を重要な商品価値にしていることが、第三者評価でも示された形です。

SUBARUがイベントなどで実施しているプリクラッシュブレーキ体験でも、「しっかり止まった」「想像以上に反応が良かった」「安全性を実感した」といった声が紹介されています。

もちろん、こうした体験談は個人の感想であり、どのような状況でも衝突を避けられるという意味ではありません。

SUBARU自身も、対象物や天候などによって停止できない場合や、機能が作動しない可能性があると明記しています。

安全装備は「事故を起こさなくしてくれる魔法」ではなく、万一の際にドライバーを支える補助装備です。

その前提を理解したうえで見ると、長年安全技術を磨いてきたSUBARUの強みが、新型フォレスターでも大きな購入理由になっていると感じます。


2026年改良で新型フォレスターはどう進化した?

2026年5月21日の改良は、Touring追加だけではありません。

全車標準装備のスマートリヤビューミラーの画質が向上し、日常的な視認性が改善されました。

ワイヤレス充電器についても給電性能を強化しています。

また、ストロングハイブリッド搭載グレードでは、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントが標準装備になりました。

1500Wまで使える電源は、アウトドアだけでなく災害時の電源確保という視点でも価値があります。

SUVの場合、「キャンプで便利」という説明になりがちですが、実際には非常時に家庭用電化製品へ電力を供給できる可能性があることも見逃せません。

こうした改良を見ると、新型フォレスターはモデルチェンジ直後の派手さを追うより、ユーザーが日常で使う部分を少しずつ改善する方向に進んでいることが分かります。

販売計画は月2,200台とされています。

また、2026年8月8日時点の価格.com掲載情報では、現行フォレスターはSUV人気ランキング3位、総合の人気・注目ランキング6位、満足度は4.08となっていました。

レビューでは走行性能4.54、乗り心地4.33と比較的高く評価される一方、価格評価は3.38、燃費は3.45、インテリアは3.77となっています。

実際のユーザーレビューでも、走行安定性や静粛性を評価する声がある一方、センターディスプレイの操作性や収納の少なさに不満を示す意見も確認できます。

ここは購入前に実車で確かめておきたいポイントです。

とくに最近のSUBARU車はセンターディスプレイに多くの機能を集約しているため、スマートフォンのようなタッチ操作が苦手な人は、必ず試乗時にエアコンやナビ操作まで試しておいたほうがいいでしょう。

走りだけ5分試して契約するのではなく、「普段触る場所」をチェックすることが後悔を減らすコツです。


私ならどの新型フォレスターを選ぶ?価格から考えるおすすめグレード

ここからは私見です。

私がコストパフォーマンス重視で新型フォレスターを選ぶなら、まずTouring EXを候補にします。

Touring EXは399万3,000円で、400万円をわずかに下回る価格です。

名前の「EX」が示す通りアイサイトXを搭載しながら、上位ターボモデルやストロングハイブリッドより購入価格を抑えられます。

フォレスターを買う理由として「安全性」を重視するなら、単純に最廉価のTouringへ下げるより、Touring EXまで予算を確保する考え方は十分ありだと思います。

反対に、年間走行距離が多い人ならX-BREAK S EXが有力です。

価格は452万1,000円と上がりますが、WLTCモード燃費19.1km/Lで、アイサイトXも搭載しています。

アウトドア感のあるX-BREAKのキャラクターもフォレスターらしさがあります。

Premium S EXは464万2,000円で、価格帯の最上位です。

19インチタイヤを装着し、より上質な仕様になりますが、「高級感より実用性と価格」を優先するなら、私はX-BREAK S EXとの差額も含めて慎重に考えます。

そして今回、一番面白い存在は385万円のTouringです。

以前ならフォレスターの現行モデルを検討していても、総額が膨らむことを考えて候補から外していた人がいるかもしれません。

しかし385万円スタートになったことで、国産ミドルSUVを検討する人にとって比較対象へ戻りやすくなりました。

もちろん車両本体385万円だけで乗り出せるわけではありません。

登録諸費用、税金、オプション、ボディカラー、メンテナンス商品などを追加すれば支払総額は上がります。

だからこそ、私は「月々いくら」だけで判断せず、最終的な支払総額で比較することをおすすめします。

SUBARUでは残価設定型クレジットも用意され、公式サイトではPremium S EXが月々1万6,200円〜、X-BREAK S EXが月々1万5,700円〜、Touring EXが月々1万3,600円〜という例が案内されています。

ただし月額だけでは頭金、ボーナス払い、支払回数、最終回支払額などの条件が分かりません。

「月1万円台なら安い」と判断するのではなく、現金購入や通常ローンも含めた総支払額で比べるのが大切です。

これが、新型フォレスターをお得に買ううえで意外に見落とされやすいポイントだと考えています。


まとめ:スバル新型フォレスターは385万円から選べる実力派SUV

スバル新型フォレスターの価格は385万円〜464万2,000円です。

2026年5月21日の改良では、400万円を切る新グレード「Touring」と、アイサイトXを搭載する「Touring EX」が加わりました。

パワートレインは1.8L直噴ターボとストロングハイブリッドを用意。燃費はターボ車がWLTCモード13.6km/L、ストロングハイブリッドでは最大19.1km/Lです。

さらに、2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーやJNCAP「自動車安全性能2025 ファイブスター大賞」を受賞するなど、安全性も大きな強みになっています。

価格だけで選ぶならTouring、安全装備とのバランスならTouring EX、燃費と長距離利用まで考えるならX-BREAK S EXが分かりやすい候補です。

個人的には、今回の385万円という価格設定によって、フォレスターは「性能は魅力的だが少し高いSUV」から、実用性や安全性を重視する人が現実的に比較できるSUVへ一歩近づいたと感じます。

豪華装備の数だけでなく、AWD、安全性能、燃費、日常での使い勝手、そして最終的な支払総額まで含めて比較すると、自分に合ったグレードが見えやすくなるでしょう。


よくある質問

スバル新型フォレスターの一番安い価格はいくらですか?

2026年5月に追加された1.8L直噴ターボの「Touring」が385万円(税込)です。

メーカーオプションや有料色、登録諸費用などを追加すると実際の支払総額は高くなるため、購入前には販売店で見積もりを確認してください。

新型フォレスターのハイブリッドはいくらですか?

ストロングハイブリッドでは、X-BREAK Sが約437万円、X-BREAK S EXが452万1,000円、Premium Sが約448万円、Premium S EXが464万2,000円という価格構成です。

燃費はWLTCモードで18.4〜19.1km/Lとなっています。

新型フォレスターはターボとハイブリッドのどちらがおすすめですか?

購入価格を抑えたい人や年間走行距離が少なめなら1.8Lターボ、燃費や静粛性、長距離利用を重視するならストロングハイブリッドが選びやすいでしょう。

価格差が数十万円あるため、燃費だけではなく年間走行距離と保有予定年数まで含めて判断するのがおすすめです。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

スバル新型車の発売予定は?今後登場が期待されるモデルを整理

スバルの今後の新型SUVと電気自動車が並ぶ発売予定イメージ

スバルの新型車予定では、BEVを中心に新モデル投入が加速しており、今後はアンチャーテッドやゲッタウェイなどの動向が大きな注目ポイントです。

すでに2026年には新型トレイルシーカーが登場し、既存車でもレイバックのストロングハイブリッド化など商品強化が進んでいます。ここでは、発表済みの事実と今後の予定を分けながら、スバル新型予定を分かりやすく整理します。

スバル新型車予定はどうなっている?まず押さえたい最新動向

スバルの今後の商品展開を見るうえで重要なのは、従来のガソリン車やハイブリッド車だけでなく、バッテリーEVのラインアップが一気に増え始めていることです。

スバルはすでに市販している「ソルテラ」に続き、2026年4月9日に日本仕様の新型BEV「トレイルシーカー」を発表しました。

さらに、2025年7月18日には新型BEV「アンチャーテッド」を世界初公開し、2026年4月2日には3列シートSUVの新型BEV「ゲッタウェイ」も世界初公開しています。

大きな流れを整理すると、現在確認できるスバルのBEVラインアップは次のようになります。

モデル 主な位置付け・状況
ソルテラ スバルのグローバルBEV第1弾
トレイルシーカー BEV第2弾、日本で2026年4月9日発表
アンチャーテッド BEV第3弾、コンパクトSUV
ゲッタウェイ BEV第4弾、3列シートのミッドサイズSUV

つまり、以前のスバルは「EVといえばソルテラ」という印象が強かったのですが、今後はサイズや使い方によってBEVを選べるブランドへ変わっていく可能性があります。

個人的には、ここがスバル新型車予定を見るうえで一番大きな変化だと感じます。

単純に電気自動車を1台追加するのではなく、コンパクトSUVから荷室の広いモデル、さらに3列シートSUVまで用意しようとしているからです。


新型トレイルシーカーは2026年4月に日本で発表

まず、すでに具体化している新型車が「トレイルシーカー」です。

SUBARUは2026年4月9日、新型トレイルシーカーの日本仕様車を正式発表しました。グローバルBEVラインアップの第2弾にあたるミッドサイズSUVです。

トレイルシーカーで注目したいのは、単なるソルテラの派生モデルではなく、アウトドア用途や荷物を積む使い方まで強く意識されている点です。

一充電走行距離は仕様によって異なり、ET-HSでは最大627km、ET-SSでは最大734kmとされています。

AWDモデルでは前後に高出力モーターを搭載し、システム最大出力は280kW。0-100km/h加速は社内測定値で4.5秒とされており、BEVらしい力強い加速性能も特徴です。

さらに荷室容量は633Lを確保しています。

全長4845mm、全幅1860mm、全高1675mmというサイズなので小さなSUVではありませんが、荷物を積んで遠出したい人にはかなり分かりやすいキャラクターでしょう。

2026年4月17日からは新車サブスクリプションサービス「SUBARU×KINTO」での提供も始まっています。

※画像はAIによるイメージ

私が面白いと思うのは、トレイルシーカーが「EVだから未来的」というだけではなく、スバルらしいアウトドアSUVとして作られていることです。

スバル車を選ぶ人の中には、雪道やキャンプ、長距離移動などを重視する人も少なくありません。

そう考えると、EV化しても「スバルを選ぶ理由」を残そうとしているモデルだと見ることができます。


スバル新型予定で注目のアンチャーテッドはどんな車?

今後登場するモデルとして特に注目したいのが、新型BEV「アンチャーテッド(Uncharted)」です。

アンチャーテッドは2025年7月17日、米国ニューヨーク市マンハッタンで発表され、世界初公開されました。

ソルテラ、トレイルシーカーに続くスバルのBEV第3弾に位置付けられています。

こちらもトヨタとの共同開発車で、日本国内での生産が予定されています。

ボディーサイズはトヨタ「C-HR」クラスとされ、ソルテラより全長が約7インチ、約18cm短いコンパクトなSUVです。

米国で説明したスバルのプロダクトマネジメント担当者は、スポーティーなデザインとし、若者や若い世代の家族にも訴求したい考えを示しています。

北米仕様では74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、全輪駆動モデルの推定航続距離は最大290マイル、約467kmです。

さらに北米充電規格「NACS」に対応し、150kW急速充電ではバッテリー残量10%から80%まで約30分とされています。

米国での発売予定は2026年初頭とされていました。

その後、ドイツ向けには2025年12月9日に詳細が発表され、2026年春から投入予定とされています。

欧州仕様では複数の仕様が用意され、77kWhバッテリーとAWDを組み合わせた上位仕様は252kW、343PSを発生。0-100km/h加速は5.0秒、航続距離は最大525kmとされています。

さらにFWDには、165kW・224PSで最大600kmをうたう77kWh仕様と、123kW・167PS、57.7kWhバッテリーで最大455kmという仕様も設定されています。

ただし、ここで注意したいのは、海外仕様のスペックや発売時期をそのまま日本仕様として考えないことです。

日本でどの仕様が販売されるのか、価格はいくらになるのかなどについては、正式な国内発表を確認して判断する必要があります。

それでも、アンチャーテッドは日本の道路環境でも扱いやすそうなサイズという点で気になります。

ソルテラやトレイルシーカーでは少し大きいと感じる人にとって、より現実的なスバルBEVになる可能性があるからです。


ゲッタウェイは3列シートSUVとして今後注目

さらにスバルは2026年4月2日、米国ニューヨークで開催されたニューヨーク国際オートショーで新型BEV「ゲッタウェイ」を世界初公開しました。

ゲッタウェイは、スバルのグローバルBEVラインアップ第4弾です。

大きな特徴は、3列シートを備えたミッドサイズSUVであることです。

スバルのBEVラインアップの中では最大のボディサイズを持ち、家族や友人と出かける用途を意識したモデルとなっています。

「GETAWAY」という名前にも、日常から離れて気分転換に出かけ、家族や友人との時間を楽しんでほしいという意味が込められています。

これまでのスバルBEVはソルテラを中心に考えると5人乗りSUVという印象が強かったため、3列シートのゲッタウェイが加わる意味は小さくありません。

ミニバンとは違うものの、「家族で使える大きな電動SUV」という新しい選択肢になるからです。

一方で、日本市場への導入時期や価格などについては、確認できる情報と予想を分けて考える必要があります。

米国仕様として世界初公開されたからといって、日本でも同じ時期、同じ仕様で販売されるとは限りません。

このあたりは今後のSUBARUからの正式発表を待ちたいところです。


3列SUVはBEV以外にも日本導入の可能性がある

スバルの新型予定を調べている人なら、BEV以外でも気になるニュースがあります。

SUBARUは2026年6月6日、米国生産の3列SUVについて日本市場への導入を検討していることを公表しています。

ここはゲッタウェイとは分けて考えたほうが分かりやすいポイントです。

スバルの日本向けラインアップを見ると、SUVは充実しているものの、3列シートを必要とするファミリーにとって選択肢は決して多くありません。

もし米国生産の3列SUVが正式に国内導入されれば、現在のフォレスターやレヴォーグ レイバックとは違ったファミリー向けの需要を取り込める可能性があります。

ただし、「導入を検討」と「発売決定」は意味が違います。

この段階で車名や発売日、価格を決めつけるのは避けるべきでしょう。

車選びでは噂を先回りしすぎるより、メーカーが正式発表した情報を基準にしたほうが失敗しにくいと私は考えています。


ハイブリッドも強化、レイバックS:HEVなど選択肢が拡大

スバル新型車予定というとBEVばかりが目立ちますが、実際にはハイブリッド車の商品強化も進んでいます。

2024年10月17日にスバルはストロングハイブリッドを発表し、その後クロストレックやフォレスターなどへ展開してきました。

2026年7月2日には、レヴォーグ レイバックにもストロングハイブリッド搭載モデルが発表されています。

これは今後のスバルの商品展開を考えるうえで重要です。

つまりスバルは、いきなり全車をBEVへ置き換えるというより、BEV、ストロングハイブリッド、従来のエンジン車を使い分けながら商品を増やしていると見るほうが実態に近いでしょう。

日本では自宅充電環境の有無や走行距離によってBEVの向き不向きが大きく変わります。

そのため、充電設備を気にせず燃費改善を狙えるストロングハイブリッドは、現実的な選択肢として重要です。

私自身、「新しいからBEVを選ぶ」という考え方だけでなく、自分の生活に合わせて動力方式を選ぶことが一番お得だと思っています。

年間走行距離が多く、自宅で充電できるならBEVが魅力的になるでしょう。

一方、自宅充電が難しく、長距離移動も頻繁なら、現時点ではハイブリッドのほうが使いやすいケースもあります。

※画像はAIによるイメージ

今後のスバル新型車予定をどう見る?私が注目する3つのポイント

ここからは発表済みの事実を踏まえた私見です。

今後のスバル新型予定を見るとき、私は「新型車が何台出るか」よりも、どのサイズと価格帯まで電動車が広がるかに注目しています。

まず大きいのが、アンチャーテッドの存在です。

スバルのBEVがソルテラやトレイルシーカーのような比較的大きなSUVだけなら、都市部で使う人にはサイズ面で選びにくさが残ります。

アンチャーテッドはソルテラより約18cm短いとされているため、日本でも販売されれば「大きすぎないスバルEV」という立ち位置を作れる可能性があります。

2つ目は価格です。

米国でアンチャーテッドが発表された時点では価格未定でしたが、2026年モデルのソルテラは米国希望小売価格3万8,495ドルとされ、アンチャーテッドはそれより手頃になる可能性が指摘されていました。

競合にはヒョンデ「コナ」の3万6,975ドル、キア「ニロ」の3万9,600ドルなどが存在します。

2025年5月時点の米国BEV平均販売価格は5万7,734ドルだったため、比較的手頃なコンパクトBEVには一定の需要が期待できます。

ただし米国では、インフレ削減法による新車1台最大7,500ドルのクリーンビークル税額控除が、2025年7月4日に成立したOBBBAによって2025年9月30日で終了することになりました。

関税なども含め、こうした政策変更が車両価格へ影響する可能性があります。

日本でも同様に、BEVは車両本体価格だけでは判断しにくい商品です。

補助制度、充電設備、電気料金、下取り価格まで含めて比較したほうが、本当の意味でのお得度が見えてきます。

3つ目は「スバルらしさ」が電動化後も残るかです。

アンチャーテッドの欧州仕様では最低地上高211mm、AWD仕様ではX-MODEやMulti-Terrain Monitorなどが用意されています。

トレイルシーカーもAWD性能やアウトドアでの使い勝手を強く意識したモデルです。

つまりスバルは、単にモーターとバッテリーを載せるだけではなく、雪道や悪路で安心して走れるという従来のブランドイメージをBEVにも移そうとしているように見えます。

個人的には、ここが成功するかどうかが重要だと考えています。

EVはメーカーが違っても「静かで加速が速い」という特徴が似やすいため、最後に選ばれる理由になるのは価格、使い勝手、デザイン、そしてブランド独自の強みだからです。


スバル新型車を待つべき?現在の車を買うべき?

「これから新型車が出るなら、今買わないほうがいいのでは?」と迷う人もいるでしょう。

結論としては、欲しい車のカテゴリーが今後の新型予定と重なる場合だけ、少し待つ価値があります。

たとえばコンパクトなスバルBEVが欲しい人なら、アンチャーテッドの国内展開について正式情報を待つ意味があります。

3列シートSUVが欲しい人も、ゲッタウェイや米国生産3列SUVの日本展開はチェックしておきたいところです。

一方、フォレスターやレヴォーグ、クロストレックなど現在販売されている車が用途に合っているなら、発売時期が決まっていない新型車を何年も待つ必要はありません。

特に注意したいのは、「次期○○がもうすぐ出るらしい」という未確認情報だけで購入を延期することです。

新型車には魅力がありますが、価格が上がることもありますし、欲しい装備が必ず増えるとも限りません。

私は車選びをするとき、「最新かどうか」よりも5年、8年と乗ったときに自分の用途に合っているかを優先したほうが後悔しにくいと考えています。

新型車を待つこと自体がお得なのではなく、自分の欲しいカテゴリーに具体的な発売予定があるかどうかで判断するのが賢いでしょう。


まとめ|スバル新型予定はBEVとハイブリッドが中心になる

スバルの新型車予定を見ると、今後の商品展開では電動化がますます重要になりそうです。

すでに2026年4月には新型BEV「トレイルシーカー」が日本で発表され、BEV第3弾の「アンチャーテッド」、第4弾の3列シートSUV「ゲッタウェイ」も世界初公開されています。

さらにレヴォーグ レイバックにはストロングハイブリッドが追加されるなど、BEVだけに一本化するのではなく、ハイブリッドを含めた複数の選択肢を用意する動きも続いています。

今後特に確認したいのは、アンチャーテッドやゲッタウェイの日本導入時期、仕様、価格、そして米国生産3列SUVの国内導入が正式決定するかどうかです。

個人的には、日本市場ではアンチャーテッドのような比較的コンパクトなBEVが重要になると考えています。

大きく高価なEVだけでは選べる人が限られますが、日本の道路で扱いやすく、価格も現実的なモデルが加われば、スバルのBEVを検討する人はぐっと増える可能性があります。

一方で、新型車は正式発表まで仕様や発売時期が変わることがあります。噂と確定情報を分けながら、自分の予算、駐車環境、充電環境、必要な車内スペースを基準に選ぶことが、結果的には一番賢い車選びでしょう。


よくある質問

スバルから今後どんな新型車が登場する予定ですか?

BEVではアンチャーテッドやゲッタウェイが注目されています。トレイルシーカーはすでに2026年4月9日に日本仕様が発表されており、今後は未導入モデルの日本展開が焦点になります。

アンチャーテッドは日本で発売されますか?

アンチャーテッドは日本国内での生産が予定されているモデルですが、海外仕様と日本仕様の発売時期やグレード、価格が同じとは限りません。国内販売についてはSUBARUの正式発表を確認する必要があります。

スバルの新型車はEVだけになりますか?

現時点ではそうではありません。スバルはBEVに加えてストロングハイブリッドや既存のエンジン車も展開しており、市場環境に合わせて複数のパワートレインを用意する方向が見えています。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

スバル新型レガシー・レガシィアウトバックはどうなる?最新動向を解説

大型クロスオーバーSUVのシルエットと山道を組み合わせた新型アウトバック復活をイメージするシーン

スバル新型レガシーを待つ人にとって、最大の注目点は新型レガシィアウトバックが「アウトバック」として日本へ復活する可能性です。

日本向けレガシィアウトバックは2025年3月末で受注を終了しましたが、次期アウトバックについては2026年12月頃、あるいはそれ以降の国内導入が予想されています。ただし、価格や日本発売時期、パワートレインなどは現時点で正式発表されたものではなく、予想情報として見ておく必要があります。

スバル新型レガシー・レガシィアウトバックは日本で復活する?

結論から言えば、新型レガシィアウトバックに相当するモデルが、日本で「アウトバック」として再び販売される可能性が注目されています。

日本のレガシィアウトバックは2025年3月末で受注を終了しました。レガシィツーリングワゴンやセダンのB4もすでに国内ラインアップから姿を消していたため、これによって長く親しまれてきた「レガシィ」の車名はいったん日本市場から消える形になりました。

一方、アウトバックそのものの歴史が終わったわけではありません。

2025年には新世代のアウトバックが海外で登場し、さらに2025年10月29日から開催されたジャパンモビリティショー2025では、スバルが「アウトバック ウィルダネス」のプロトタイプを披露しています。

日本のモーターショーでアウトバックの派生モデルが実車展示されたことは、新型アウトバックの国内展開を期待する人にとって無視できない材料です。

MOTAが2026年1月7日に掲載したカーライフ・ジャーナリスト渡辺陽一郎氏の記事では、2026年12月頃、またはそれ以降に「アウトバック」の名称で日本販売が復活する可能性が高いと予想されています。

ここで注意したいのは、「2026年12月発売」がスバルから正式発表された日程ではない点です。

2026年8月時点のスバル公式国内ラインアップを見ると、フォレスター、クロストレック、レイバック、ソルテラ、トレイルシーカーなどは掲載されていますが、アウトバックはまだ通常販売モデルとして掲載されていません。

つまり現状を整理すると、

  • 日本仕様レガシィアウトバックは2025年3月末で受注終了
  • 新世代アウトバックは海外で展開
  • ジャパンモビリティショー2025でアウトバック ウィルダネスを披露
  • 2026年12月頃の日本復活説がある
  • ただし日本発売は正式発表前

という段階です。

「新型レガシーはいつ出るの?」と検索している方にとっては、ここが最も大切なポイントでしょう。

従来とまったく同じ「レガシィアウトバック」という名前で復活するとは限らず、新世代ではレガシィの冠を外した「アウトバック」として国内復帰する可能性があるわけです。


新型レガシィアウトバックの価格は450万〜650万円になる?

新型アウトバックの予想価格として挙げられているのが、約450万〜650万円です。

MOTAの記事では、アウトバックがフォレスターやレヴォーグレイバックより上級に位置するSUVになることから、ベーシック仕様でも450万円を超える可能性があると予想しています。

上級仕様については650万円程度まで上昇する可能性も示されています。

これは決して安い金額ではありません。

国内販売を終了したレガシィアウトバックの新車価格は425.7万〜451万円でしたから、予想通りなら新型はスタート価格から旧型の上級グレードに近い価格帯へ移行する計算です。

ただし、私はここが新型アウトバックの商品企画で非常に難しいところだと感じます。

スバルにはすでにフォレスターやレイバックがあります。アウトバックを復活させるなら、「少し大きなフォレスター」では存在意義が弱くなります。

そのため、価格を抑えることだけを優先するより、

広い後席、長距離での快適性、悪路走破性、上質感をまとめたスバルの最上級SUV

として明確に差別化してくる可能性が高いでしょう。

一方で、お得感を重視して車を選ぶなら650万円級の最上級仕様まで無理に狙う必要はないと私は考えます。

仮に450万円台から実用装備の整ったグレードが設定されるのであれば、そのモデルこそ一般ユーザーには気になる存在です。

購入価格だけを見るのではなく、「フォレスターでは少し物足りないが、輸入プレミアムSUVまでは必要ない」という人にとって価値があるかどうかが、新型アウトバック成功の分かれ目になりそうです。

※画像はAIによるイメージ

スバル新型レガシーのサイズは?全長4870mm級の大型SUVに

予想されている新型アウトバックのボディサイズは、かなり堂々としています。

項目 新型アウトバック予想値
全長 4870mm
全幅 1880mm
全高 1720mm
ホイールベース 2745mm
最低地上高 240mm
駆動方式 4WD

全長4870mm、全幅1880mmとなれば、日本では明確に大きなSUVです。

比較対象として挙げられているトヨタ・クラウンエステートは全長4930mm、マツダCX-80は全長4990mm・全幅1890mm、レクサスRXは全長4890mm・全幅1920mmです。

つまり新型アウトバックは、国産SUVの中でもかなり立派なサイズになります。

一方、全高は1720mmと予想され、クラウンエステートより約100mm高いとされています。

特にアウトバックらしいポイントが最低地上高240mmです。

最低地上高とは、簡単に言えば路面から車体の最も低い部分までの高さです。この数字が大きいほど、段差や未舗装路で車体下部をぶつけにくくなります。

4WDと組み合わせれば、雪道やキャンプ場へ向かう未舗装路などでも安心感につながります。

もっとも、日本で日常的に使うならサイズには注意が必要です。

全幅1880mmは、昔のレガシィを知る人がイメージする「扱いやすいワゴン」とは明らかに違います。

立体駐車場や狭い住宅街、スーパーの駐車場では気を使う場面が出てくるでしょう。

ここは新型レガシーを待っている人ほど確認してほしい部分です。

「レガシィという名前だから日本で扱いやすいサイズ」と考えるのではなく、新型アウトバックは世界市場を前提とした大型クロスオーバーSUVとして考えた方が現実に近いでしょう。


新型レガシィアウトバックは2.4LターボとSを搭載する?

パワートレインについては、2.4L水平対向4気筒ターボと2.5Lストロングハイブリッド「S」が候補として予想されています。

2.4Lターボについては、最高出力260馬力、最大トルク38.2kg-mという数値が挙げられています。

同系統のエンジンはWRX S4などにも使われており、新型アウトバックに搭載する場合は車重や使い方に合わせた専用チューニングになると予想されています。

260馬力という数字だけを見るとスポーツカー的に感じるかもしれません。

しかし大型SUVでは、最高速を競うためというより、高速道路への合流や追い越し、坂道などで余裕を持って加速するための力と考えた方が分かりやすいでしょう。

もう一つ注目されているのが、2.5L水平対向エンジンを使うストロングハイブリッド「S」です。

Sはフォレスターやクロストレックでも展開されているスバルの新しい電動化技術で、新型アウトバックにも採用される可能性があります。

予想システム出力は200馬力です。

個人的には、日本仕様を考えるなら2.4LターボだけでなくSが設定されるかどうかはかなり重要だと思います。

アウトバックは長距離ドライブに似合う車ですが、日本では普段の買い物や街乗りにも使われます。

大型ボディに2.4Lターボだけでは燃料代を気にするユーザーも少なくないでしょう。

Sが用意されれば、アウトバックの快適性や4WD性能を残しながら、日常での燃費負担を抑えたいユーザーにも選択肢が広がります。

トランスミッションはリニアトロニック、駆動方式は4WDのみと予想されています。

サスペンションはフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンという構成です。

派手さはありませんが、スバルが得意としてきた安定感や長距離での乗りやすさを重視するなら、非常にアウトバックらしい構成と言えるでしょう。


新型アウトバック ウィルダネスとは?日本仕様の本命になる可能性

新型アウトバックを語るうえで外せない存在が「WILDERNESS(ウィルダネス)」です。

ウィルダネスは、通常モデルよりアウトドア志向や悪路走破性を強めたスバルのシリーズです。

北米では以前からアウトバックなどに設定されていましたが、日本でも2025年10月29日のジャパンモビリティショー2025で「アウトバック ウィルダネス」のプロトタイプが披露されました。

同じイベントではフォレスター ウィルダネスも公開されています。

スバルは今後、舗装路でのスポーティな走りを強調する「STI」と、自然の中での走破性やタフさを強調する「WILDERNESS」という方向性を、ブランドを際立たせる要素として活用していく動きが見えます。

新型アウトバックはスバルSUVの最上級モデルになると考えられるため、日本仕様をウィルダネス中心に展開する可能性も指摘されています。

もし本当にウィルダネスだけで導入された場合、従来のレガシィアウトバックとは性格が少し変わります。

従来モデルには「上質なステーションワゴンとSUVの中間」のような魅力がありました。

対してウィルダネスは、タフな外観や高い最低地上高などを前面に出すモデルです。

私は、日本ではウィルダネス一本に絞るより、上質な標準仕様とウィルダネスの2方向がある方がアウトバックらしいと思います。

キャンプやアウトドアを楽しむ人にはウィルダネスが魅力的ですが、高速道路を使った旅行や長距離移動を中心に考えてアウトバックを選んできた人も多いからです。

正式な日本仕様が発表された際は、「アウトバックが復活した」というニュースだけでなく、どのキャラクターのモデルが日本に入ってくるのかまで確認する必要があります。

※画像はAIによるイメージ

なぜスバルは新型アウトバックを日本で復活させるのか?

アウトバック復活が期待される背景には、スバルの商品ラインアップ上の事情があります。

現在の国内スバルSUVでは、フォレスターやレヴォーグレイバックが上級クラスを担っています。

しかし、そのユーザーが次にさらに大きく上質なSUVへ乗り換えようとすると、スバル車の中に明確な上位モデルがないという問題があります。

たとえばフォレスターやレイバックに乗っている人が、次はもっと広くて上質なSUVが欲しいと考えた場合、BMWをはじめとする輸入SUVなどへ流れる可能性があります。

そこでスバルの中でステップアップできる車としてアウトバックが存在すれば、ブランドを乗り継いでもらいやすくなります。

これは単なる1車種の復活以上に重要です。

車のラインアップは階段のようなものです。

下からクロストレック、フォレスター、レイバックなどがあっても、その上の段がなければ、ユーザーは別のメーカーの階段へ移ってしまいます。

アウトバックが復活すれば、その一番上の段を再び用意できます。

さらにMOTAの記事では、アウトバックの生産を北米から群馬工場へ移す事情も、日本販売を後押しする材料として挙げられています。

従来のように海外から輸入する前提ではなく、国内生産になれば日本市場へ展開するハードルは下がります。

ただし、この点を含め、日本向け生産・販売計画の詳細についてはスバルの正式発表を待つ必要があります。


新型レガシィアウトバックの室内はどれくらい広くなる?

新型アウトバックの大きな魅力になりそうなのが、室内空間です。

予想ホイールベースは2745mm。

ボディそのものが大きいため、前席だけでなく後席にもかなり余裕のあるパッケージになるとみられています。

紹介されているモデルでは、身長170cmの大人が後席に座った場合、膝先に握りこぶし約3つ分の空間が確保されるとされています。

比較対象として、クラウンエステートやフォレスターでは約2つ半とされており、新型アウトバックの後席は国産SUVでもかなり広い部類になるという評価です。

これはアウトバックの使い方を考えると重要です。

大型SUVだからといって、見た目だけ立派で室内が狭ければ実用車としてのお得感は薄れてしまいます。

アウトバックはファミリーカーとして使う人もいれば、夫婦で長距離旅行へ行く人、アウトドア用品を大量に積む人もいます。

リアゲートの角度も立てられ、荷室長や荷室幅だけでなく高さ方向にも荷物を積みやすい設計になるとされています。

大型SUVを買うなら、個人的には豪華な加飾よりこうした「毎回使える広さ」にお金を払いたいところです。

もし450万円を超える価格になったとしても、後席と荷室が本当に広く、長距離移動が快適なら、単純な価格だけでは測れない価値が出てきます。


レガシィはなぜ日本から消えた?アウトバック復活までの流れ

そもそもアウトバックは、レガシィツーリングワゴンをベースとして誕生したクロスオーバーモデルです。

日本では初期に「レガシィグランドワゴン」、その後「レガシィランカスター」といった名称でも販売され、1990年代から2000年代前半に人気を集めました。

当時の魅力は、ステーションワゴンの使いやすさに高い最低地上高や4WDを組み合わせたことです。

今でこそクロスオーバーSUVは珍しくありませんが、アウトバックはこのジャンルを早い時期から形にしてきた存在でした。

その後、日本名が「レガシィアウトバック」となり、モデルチェンジのたびにボディサイズが拡大します。

特に2009年のフルモデルチェンジ以降は、大型化の影響もあり、日本市場での販売規模は縮小していきました。

そして2024年には、アウトバック誕生30周年を記念した「30th Anniversary」が500台限定で設定されました。

その後、2025年3月31日で国内販売を終了。

1989年に誕生したレガシィから数えると、36年にわたって続いた名前が国内ラインアップから姿を消すことになりました。

だからこそ今回の新型アウトバック復活説は、「単なる新型SUVの追加」以上に注目されています。

ただし、新型が「レガシィアウトバック」ではなく「アウトバック」として販売されれば、レガシィという名称自体が復活するわけではありません。

検索では「スバル 新型レガシー」「新型レガシィアウトバック」と調べる人が多いと思いますが、今後はレガシィとアウトバックを分けて考える必要があるかもしれません。


私見|新型アウトバックは「昔のレガシィの後継」を期待すると評価が分かれそう

ここからは私見です。

私は新型アウトバックについて、「レガシィが帰ってくる」と考えるより、スバルの新しいフラッグシップSUVが日本に入ってくると考えた方が期待とのズレが少ないと思います。

理由はサイズです。

全長4870mm、全幅1880mmという予想値を見る限り、昔のレガシィツーリングワゴンのような「日本でも扱いやすく、走りが良く、荷物も積める万能車」とは違います。

明確に大型SUVの領域です。

その代わり、最低地上高240mm、広い後席、大容量の荷室、2.4LターボやSといった内容が実現すれば、スバル車の中では非常に分かりやすい最上級モデルになります。

特に注目したいのは価格とグレード構成です。

予想価格が450万〜650万円と幅広いため、650万円級だけを見れば「スバルも高くなった」と感じる人は多いでしょう。

しかし、重要なのは入口となる450万円台の仕様です。

必要十分な安全装備や快適装備、S、4WDを備えた仕様が450万円台から選べるのであれば、大型SUVとしては検討する価値が出てきます。

逆にオプションを追加すると簡単に550万〜600万円を超えるようなら、クラウンエステートやCX-80、輸入SUVなどライバルとの比較は避けられません。

もう一つ気になるのが、フォレスターとの距離です。

アウトバックが大型化したことで両車のサイズ差は分かりやすくなりますが、日本の道路事情ではフォレスターの方が使いやすい人も多いでしょう。

つまり新型アウトバックは、すべてのスバルユーザーに向く車ではありません。

広さと長距離性能を本当に必要とする人が選ぶ最上級モデルという位置付けになれば、むしろ商品のキャラクターは明確になります。

私なら購入判断では、価格より先に自宅周辺の道路と駐車場を確認します。

全幅1880mm級の車では、10万円や20万円の値引き以上に「毎日の駐車でストレスがないか」が重要だからです。

高級感だけに惹かれて買うのではなく、自分の生活で大型ボディを使い切れるかまで考える。

これがお得感を重視する新型アウトバック選びでは一番大切だと思います。


まとめ|スバル新型レガシーの本命は「アウトバック」として復活か

スバル新型レガシー・レガシィアウトバックの最新動向を整理すると、日本では2025年3月末で従来型レガシィアウトバックの受注が終了した一方、次期アウトバックの国内復活が注目されています。

予想では発売時期は2026年12月頃またはそれ以降、価格は450万〜650万円。ボディサイズは全長4870mm、全幅1880mm、全高1720mm、最低地上高240mmという大型SUVになるとみられています。

パワートレインでは2.4L水平対向ターボに加えて、2.5Lストロングハイブリッド「S」の可能性も指摘されています。

また、ジャパンモビリティショー2025ではアウトバック ウィルダネスのプロトタイプが披露されました。

ただし、2026年8月時点では日本向け新型アウトバックの価格、発売日、グレード、パワートレインは正式発表されていません。

現時点では「2026年12月発売」と断定せず、あくまで有力な予想の一つとして受け止めるのが適切です。

そして最大のポイントは、仮に日本へ戻ってきても「レガシィアウトバック」ではなく「アウトバック」という独立した車名になる可能性があることです。

かつてのレガシィのような扱いやすいワゴンを期待する人には大型化が気になる一方、フォレスターやレイバックのさらに上を求めていた人には待望の選択肢になるでしょう。

正式発表された際は、発売日だけでなく、450万円台のグレードに何が標準装備されるのか、Sが日本に設定されるのか、そしてウィルダネス以外の仕様も用意されるのかに注目です。


よくある質問

スバル新型レガシィアウトバックは2026年に日本発売されますか?

2026年12月頃、またはそれ以降の国内販売が予想されています。ただし2026年8月時点では、スバルから日本発売日が正式発表されたわけではありません。

新型レガシィアウトバックの価格はいくらですか?

予想価格は約450万〜650万円です。従来型レガシィアウトバックの新車価格425.7万〜451万円より上の価格帯になる可能性がありますが、正式価格は発表待ちです。

新型は「レガシィアウトバック」という名前になりますか?

現時点では確定していません。日本で復活する場合、「レガシィ」の名称を付けずに「アウトバック」として販売される可能性が指摘されています。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家

スバル新型SUV・軽クロスカントリーSUVは登場する?7人乗りや360ワゴン情報を整理

スバルの新型SUVをイメージした大型3列SUVとコンパクトな軽クロスカントリーSUVが並ぶ未来的なシーン

スバルの新型SUVでは7人乗り「ゲッタウェイ」が米国向けに発表済みですが、「360ワゴン」や新型軽クロスカントリーSUVについては、現時点で正式発表を確認できる情報ではありません。

「2025 スバル 新型 360ワゴン」「スバル 新型SUV 7人乗り」「2024年 スバル 新型 軽クロスカントリーSUV」といった言葉で検索すると、さまざまな予想情報が出てきます。

ただし、ここで注意したいのは、実際に発表された新型車と、復活が期待されている車名・予想モデルを分けて考えることです。

スバルでは2025年から2026年にかけてフォレスター、クロストレック、レックス、トレイルシーカーなどSUV系の動きが活発になっています。その一方、「360ワゴン」や軽クロスカントリーSUVについては期待が先行している面があります。

そこで今回は、現在分かっている具体的な新型車情報を軸に、7人乗りSUV、軽クロスカントリーSUV、そして「360ワゴン」という検索ワードがどこまで現実的なのかを整理します。

スバル新型SUVの7人乗りは登場する?ゲッタウェイは正式発表済み

「スバル 新型SUV 7人乗り」で探している人にとって、最も重要なモデルが新型ゲッタウェイ(GETAWAY)です。

スバルは2026年4月2日、米国で開催された「ニューヨーク国際オートショー2026」で、新型3列シートSUV「ゲッタウェイ」を世界初公開しました。

つまり、スバルの新型7人乗りSUVそのものは、単なる予想ではなくすでに実車として発表されています。

ゲッタウェイはスバルのBEV、つまりバッテリーだけで走る電気自動車シリーズの第4弾に位置付けられるモデルです。

それまでのBEVには「ソルテラ」「トレイルシーカー」「アンチャーテッド」があり、ゲッタウェイはそこへ3列シートという新しい選択肢を加える存在になります。

主な特徴を整理すると次の通りです。

  • 3列シートを採用し最大7人乗車
  • 前後に高出力モーターを搭載
  • システム最大出力420馬力
  • バッテリーは77kWhと95.8kWhの2種類
  • 95.8kWh仕様は約300マイル、約480km以上の航続距離を開発目標としている
  • 北米充電規格NACSを採用
  • 10%から80%までの急速充電時間は約30分
  • 電動格納式3列目シートを採用
  • 2026年後半以降に米国市場へ導入予定

特に目を引くのが420馬力という出力です。

7人乗りと聞くと、日本ではファミリー向けミニバンのような穏やかな性格を想像しがちですが、ゲッタウェイはかなり違います。

家族で乗れる実用性を持ちながら、前後モーターとAWDを組み合わせることで、スバルらしい走行性能も強く意識したSUVです。

個人的には、ここがゲッタウェイの面白いところだと感じます。単に「人数が乗れるSUV」ではなく、多人数乗車と走りを両立しようとしているからです。

かつて国内には「エクシーガ」や、その派生モデルとなる「クロスオーバー7」がありました。しかし現在の日本向けスバルには、常時販売されている3列7人乗りモデルがありません。

そのためゲッタウェイが注目されるのは、当然ともいえるでしょう。

※画像はAIによるイメージ

スバル新型7人乗りSUV「ゲッタウェイ」は日本発売される?

気になるのは、ゲッタウェイが日本へ来るのかどうかです。

結論からいえば、元ネタにある2026年5月30日時点では、日本市場への導入は未定とされています。

米国では2026年後半以降の導入が予定されていますが、日本仕様の発売日や価格、正式なボディサイズなどについて、日本販売を確定させる発表は示されていません。

一方で、国内でも関心はかなり高いようです。

複数のスバル販売店には発表後、「日本で販売する予定はあるのか」「実車はどこで見られるのか」「価格やサイズを知りたい」といった問い合わせが寄せられていると報じられています。

SNSでも、エクシーガやクロスオーバー7以降、スバルの3列車を待っていたという反応や、420馬力という性能への驚きなどが見られます。

ここで重要なのは、人気があることと国内発売が決まっていることは別だという点です。

検索結果では「日本発売か」「発売間近」といった表現が目につきやすいものの、正式決定していない段階では慎重に見る必要があります。

ただ、以前より導入を考えやすくなる材料はあります。

元ネタでは、新たな「米国製乗用車の認定制度」により、米国仕様車を日本へ導入する際のハードルが下がる可能性にも触れられています。

もちろん、これだけでゲッタウェイの国内投入が決まるわけではありません。

日本で販売するなら車両価格、充電環境、道路事情、駐車場サイズ、販売台数の見込みなど複数の条件を検討する必要があります。

私としては、日本導入で一番大きな問題は「7人乗りだから売れるか」ではなく、大型BEVの価格と使い勝手をどこまで日本市場に合わせられるかだと考えます。

仮に価格が高額になれば、ミニバンから乗り換えたい一般的なファミリー層より、性能やブランド性を重視する層が中心になる可能性があります。


2025年のスバル新型SUVはフォレスターやレックスも大きく進化

「スバルから新型SUVが続々出るらしい」という印象が広がっている背景には、2025年前後のラインナップ刷新があります。

代表的なのがフォレスターです。

日本向け新型フォレスターは2025年4月3日に発表され、4月17日に発売されました。旧型が2018年7月19日に発売されていたため、およそ6年ぶりの全面刷新となりました。

さらに2025年7月24日には「SPORT Black Selection」「SPORT EX Black Selection」という特別仕様車も発表されています。

クロストレックも2025年7月10日に改良モデルが発表され、同年10月30日には「WILDERNESS Edition」が登場しています。

この「WILDERNESS」という名前は、悪路やアウトドアを意識したスバルの世界観と相性がよく、「もっと本格的なクロスカントリー車が出るのでは」と期待させる要素のひとつでしょう。

また、コンパクトSUVのレックスも動きがあります。

レックスはもともと2022年11月に登場したスバルのコンパクトSUVで、ダイハツ・ロッキーをベースとするOEMモデルです。

2024年11月7日の一部改良では、リアのコーナーセンサーを2個から4個へ増加するなど、安全性が改善されました。

当時のボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm。5ナンバー枠に収まり、最小回転半径5.0mという扱いやすさも特徴でした。

さらに2025年にはレックスへハイブリッドが追加され、5月15日に先行受注、6月12日に発売されたとされています。

こうして見るとスバルのSUVラインナップは、大型だけに向かっているのではありません。

小型のレックス、主力のクロストレックやフォレスター、BEVのソルテラやトレイルシーカー、そして大型3列SUVのゲッタウェイという形で、サイズと用途の幅が広がっているのがポイントです。


2024年スバル新型「軽クロスカントリーSUV」の正体は?正式発表との違い

「2024年 スバル 新型 軽クロスカントリーSUV」という検索ワードについても整理しておきましょう。

現時点で今回提示された資料を見る限り、2024年にスバル独自開発の新型軽クロスカントリーSUVが正式発表された、という事実は確認できません。

ここはかなり重要です。

「軽クロスカントリーSUV」という言葉を見ると、スズキ・ジムニーのような軽規格の本格SUVを想像する人も多いでしょう。

スバルにも過去から軽自動車のイメージがあるため、「スバル版の本格軽SUVが復活するのでは」と期待したくなる気持ちはよく分かります。

しかし現在のスバルの軽自動車は、他社からOEM供給を受けるモデルが中心です。

2025年6月12日には軽ワゴン「ステラ」がフルモデルチェンジして発売されました。前モデル終了後の復活という形で、スライドドアを採用し、価格帯は135万8500円から205万7000円とされています。

ただしこれは、ジムニーのような本格的な軽クロスカントリー4WDとはジャンルが異なります。

つまり、

「スバルの新しい軽自動車が出る」=「スバル独自の軽クロスカントリーSUVが登場する」

とは限らないわけです。

この違いを押さえておかないと、予想CGや噂の記事を正式情報と勘違いしやすくなります。

※画像はAIによるイメージ

2025 スバル新型「360ワゴン」は本当に登場する?

もうひとつ検索されているのが「2025 スバル 新型 360ワゴン」です。

この名称から、多くの人がスバルの歴史的な軽自動車「スバル360」を連想するでしょう。

ただし、今回の元ネタ資料には、スバルが「360ワゴン」という名称の新型車を2025年に正式発売すると発表した事実は含まれていません。

したがって、「2025年に新型360ワゴンが発売された」「発売が決定している」と断定するのは適切ではありません。

ここは検索ユーザーにとって特に注意したいポイントです。

自動車情報では、過去の名車を現代風に復活させた予想CGや、「もし復活したら」という企画が話題になることがあります。

スバル360ほど知名度の高い名前であれば、現代の軽自動車として復活した姿を想像したくなるのも自然です。

しかし、正式な市販車情報として確認するときには、

  • SUBARUが正式発表しているか
  • 発表日が具体的に示されているか
  • 発売日や価格が公表されているか
  • 車両の諸元やグレードが確認できるか

といった情報を見るのがおすすめです。

この条件がそろっていなければ、少なくとも「発売決定車」と考えるのは早いでしょう。

一方で、スバルが小型車を完全に重視していないわけではありません。

レックスは全長4m以下の小型SUVとして展開されていますし、ステラなどの軽自動車もラインナップされています。

その意味で「コンパクトで実用的なスバル車」という需要自体は、今後も無視できないと考えられます。


スバルの新型SUV戦略から考える今後の可能性

ここからは私見です。

現在のスバルの商品展開を見ると、「360ワゴンのようなレトロ軽」より、まずSUVと電動化の拡充に力を入れているように見えます。

象徴的なのがトレイルシーカーです。

トレイルシーカーはBEVでありながら、スバルが長年培ってきたAWD制御を組み合わせ、都市部だけでなくアウトドアまで対応するモデルとして展開されています。

日本仕様では、74.7kWhのバッテリーを搭載。

一充電走行距離はET-SSのFWD車でWLTCモード734km、AWD車で690km、上級のET-HS AWDも690kmとされています。

急速充電では10%から80%まで約28分とされ、ET-SSはFWDが539万円から、AWDが594万円から。ET-HS AWDは638万円からという設定です。

こうした商品を見ると、スバルが今後強めたい方向はかなり分かりやすいと感じます。

単純にSUVの種類を増やすのではなく、「AWD」「アウトドア」「電動化」というスバルの得意分野を組み合わせる戦略です。

ゲッタウェイも同じ流れにあります。

7人乗りSUVという新しい実用性を加えながら、420馬力のモーターとAWDを組み合わせています。

一方、軽クロスカントリーSUVには別の可能性があります。

もし将来そのジャンルへ参入するなら、高価で本格的なモデルだけではなく、日常の買い物や通勤にも扱いやすく、雪道やアウトドアでも安心できる「身近なスバル」の方向が面白いと私は思います。

スバルの強みは、必ずしも豪華さではありません。

悪天候でも安心して走れるイメージや、アウトドアとの相性、安全性への信頼感にあります。

だからこそ、もし軽規格や小型車でクロスカントリー風モデルを作るなら、見た目だけをSUV風にするより、最低地上高や4WD性能、荷室の使いやすさなど、日常で実感できる部分をきちんと作り込んでほしいところです。

また、ゲッタウェイの国内導入を考える際には、別の視点もあります。

日本では3列シート需要の中心がミニバンです。

そこでスバルが3列SUVを入れるなら、ミニバンと真正面から室内空間だけで勝負する必要はありません。

「雪道へ家族で行きたい」「キャンプ道具を積みたい」「普段は5人以下だが、たまに6〜7人乗りたい」という層を狙うほうが、ブランドとの相性は良いと考えます。

つまり、ゲッタウェイの本当のライバルは単純な大型SUVだけでなく、アウトドア用途でミニバンを選んでいるファミリー層なのかもしれません。

ここは、今後日本導入が検討される場合の注目点です。


まとめ:7人乗りは現実、360ワゴンと軽クロカンは正式情報を待ちたい

スバルの新型SUVについて調べると、確定情報と予想情報が混在しています。

その中で最もはっきりしているのは、新型3列7人乗りSUV「ゲッタウェイ」が2026年4月2日に正式発表され、2026年後半以降に米国導入を予定していることです。

ゲッタウェイは最大420馬力、77kWhまたは95.8kWhのバッテリー、最大7人乗りという、これまでの国内スバルにはない性格を持つ大型BEVです。

一方、日本導入は現時点で未定です。

また、「2024年 スバル 新型 軽クロスカントリーSUV」については、今回確認した資料の範囲では、スバル独自の新型軽クロスカントリーSUVが正式発表されたとは確認できません。

「2025 スバル 新型 360ワゴン」についても同様で、新型360ワゴンの発売決定を裏付ける正式情報は今回の資料にはありません。

だからこそ、今後の新型車情報を見る際は「予想されている車」と「メーカーが正式発表した車」を分けることが大切です。

個人的には、スバルの今後を占ううえでは360ワゴンの噂以上に、ゲッタウェイやトレイルシーカーのようなSUV×AWD×電動化の流れに注目しています。

もしその考え方が小型車や軽自動車のカテゴリーまで広がれば、将来的に「スバルらしい小さなクロスカントリーSUV」が生まれる余地はありそうです。

ただし、期待と正式情報は別物です。新しい発表が出たときは、発売日、価格、パワートレイン、国内導入の有無を一つずつ確認して判断するのが、最も賢い見方でしょう。


よくある質問

スバルの新型7人乗りSUVは本当に発表されていますか?

はい。新型3列SUV「ゲッタウェイ」は2026年4月2日のニューヨーク国際オートショー2026で世界初公開されています。最大7人乗りで、米国では2026年後半以降の導入予定です。

新型ゲッタウェイは日本でも発売されますか?

今回の資料では日本導入は未定です。国内販売店への問い合わせやユーザーからの期待はあるものの、日本発売決定とは区別して考える必要があります。

スバル新型360ワゴンや軽クロスカントリーSUVは発売決定していますか?

今回確認できる元ネタ資料では、2025年の「360ワゴン」や2024年のスバル独自「軽クロスカントリーSUV」が正式発売決定した事実は確認できません。正式発表が出るまでは予想・期待情報として見るのが安全です。