スバル新型フォレスターの価格は385万円〜464万2,000円で、2026年5月の改良により400万円を切る新グレード「Touring」が加わり、選びやすさが大きく向上しました。
2025年登場の第6世代フォレスターは、1.8L直噴ターボとストロングハイブリッドの2本立てに加え、アイサイトX、安全性能、AWDらしい走りを強みにした正統派SUVです。最新の価格とグレード構成、2026年改良モデルのポイントまで整理します。
スバル新型フォレスターの価格はいくら?385万円から464万2,000円
スバル新型フォレスターの新車価格帯は、385万円から464万2,000円です。
現行の第6世代フォレスターは2025年4月17日に発表され、その後2026年5月21日に改良モデルが発表されました。今回の改良で大きな注目点になったのが、1.8L直噴ターボモデルに新たに追加された「Touring」と「Touring EX」です。
主なグレードと価格を整理すると次のようになります。
グレード パワートレイン 価格
Touring 1.8L直噴ターボ 3,850,000円
Touring EX 1.8L直噴ターボ 3,993,000円
SPORT 1.8L直噴ターボ 約404万円
SPORT Black Selection 1.8L直噴ターボ 約415万円
SPORT EX 1.8L直噴ターボ 約419万円
SPORT EX Black Selection 1.8L直噴ターボ 4,301,000円
X-BREAK S ストロングハイブリッド 約437万円
X-BREAK S EX ストロングハイブリッド 4,521,000円
Premium S ストロングハイブリッド 約448万円
Premium S EX ストロングハイブリッド 4,642,000円
価格は装備やボディカラー、メーカーオプションなどによって変わります。購入時には最新のメーカー情報や販売店の見積もりを確認してください。
今回、とくに重要なのはTouringが385万円に設定されたことです。
最近のミドルサイズSUVでは車両価格が400万円を超えるモデルも珍しくありません。その中で、AWDを基本とするフォレスターに400万円を切る入口が用意されたことは、価格を重視する人にとってかなり意味があります。
個人的にも、新型フォレスターを「欲しいけれど400万円台スタートは少し重い」と考えていた人にとって、Touringは現実的な選択肢になったと感じます。
単純に安いグレードを追加したのではなく、日常で役立つ装備を残しながら価格を抑えているところがポイントです。
2026年改良の新型フォレスター「Touring」は何が変わった?
SUBARUは2026年5月21日、フォレスターの改良モデルを発表しました。
最大のニュースは、1.8L直噴ターボエンジン搭載車に「Touring」と「Touring EX」を新設定したことです。
Touringシリーズでは、無塗装ブラックのフロント・リヤバンパーガードやサイドクラッディングを採用。18インチアルミホイールにはダークメタリック塗装と切削光輝を組み合わせています。
豪華さを前面に出すというより、SUVらしい道具感を残したシンプルな仕立てです。
インテリアはブラック基調とグレー/プラチナ基調の2種類から選択できます。
シートにはファブリック/トリコットを採用し、ブルーステッチを組み合わせています。高級レザーを大量に使う方向ではなく、日常的に気兼ねなく使える内装を狙ったグレードと考えると分かりやすいでしょう。
さらに、
- アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー
- 後席左右シートヒーター
- ETC2.0車載器キット
といった実用装備も設定されています。
※ETC2.0の利用にはETCカードや別途セットアップ作業が必要です。
私がTouringに魅力を感じるのは、この「装備を全部削って安くした廉価版」ではないところです。
400万円を切る価格でも、冬場に便利な後席シートヒーターやシートポジションメモリーなど、実際の生活で使う装備をしっかり残しています。
見栄えの豪華装備より、毎日の便利さにお金を使いたい人には相性がよさそうです。

新型フォレスターはターボとストロングハイブリッドのどちらを選ぶ?
スバル新型フォレスターを選ぶうえで一番悩みやすいのが、1.8L直噴ターボとストロングハイブリッドの違いです。
ターボモデルには1,795ccの1.8L DOHC直噴ターボ“DIT”を搭載。最高出力は177PS、最大トルクは300N・mです。
WLTCモード燃費は13.6km/Lとなっています。
一方、ストロングハイブリッド車は2,498ccのBOXERエンジンに2つのモーターとバッテリーを組み合わせたSUBARU独自のシステムを採用しています。
エンジン最高出力は160PSで、駆動用モーターは最高出力120PS、最大トルク270N・mです。
WLTCモード燃費はX-BREAK S系で19.1km/L、Premium S EXで18.5km/Lとなっています。
数字だけを見ると、燃費性能ではストロングハイブリッドが明確に有利です。
たとえばTouringの13.6km/Lに対し、X-BREAK S EXは19.1km/L。日常の走行距離が長い人ほど、この差は燃料代に影響してきます。
ただし、価格差も無視できません。
Touringが385万円なのに対し、X-BREAK S EXは452万1,000円です。その差は約67万円あります。
つまり「燃費がいいからハイブリッドがお得」と単純には言い切れません。
年間走行距離がそれほど多くなく、購入価格をできるだけ抑えたいなら1.8Lターボ。街乗りから長距離まで走行距離が多く、静かさや燃費も重視するならストロングハイブリッド、という考え方が現実的です。
ここはカタログ燃費だけで選ぶより、購入価格+年間走行距離+何年乗るかの3点で考えるのがおすすめです。
高いグレードほど得というわけではありません。自分が使わない装備や性能に数十万円を払わないことも、賢い車選びのひとつだと思います。
新型フォレスターの特徴は?安全・走行性能・使い勝手が強み
第6世代フォレスターの特徴は、派手な一点突破型というより、安全・走り・実用性を高い水準でまとめたSUVであることです。
ボディサイズは全長4,655mm、全幅1,830mm、全高1,730mm。乗車定員は5名で、全グレードが4WDです。
最小回転半径は5.4mとなっています。
全幅1,830mmなのでコンパクトSUVと比べれば大柄ですが、最近のミドルSUVとしては極端に巨大ではありません。
フォレスターらしいポイントの一つが、SUBARU独自のシンメトリカルAWDです。
ストロングハイブリッド車でもBOXERエンジンとAWDを組み合わせ、単なる低燃費SUVではなく「走って楽しいSUV」という従来のキャラクターを残しています。
さらに上級グレードではアイサイトXを搭載します。
GPSや衛星情報などを活用し、高速道路では渋滞時のハンズオフ走行やカーブ前の速度制御などによってドライバーの負担を軽減します。
ただし、運転支援機能は自動運転ではありません。道路状況や天候、対象物によっては正常に作動しない場合もあるため、ドライバー自身が安全運転を行うことが前提です。
使い勝手の面では、キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートも注目です。
荷物で両手がふさがっているときでも、リヤバンパー下で足を動かすことでリヤゲートを開閉できます。
また、大きく開くリヤドアや余裕を持たせた後席スペースも特徴です。
子どもの乗り降りだけでなく、チャイルドシートを載せたり、大きな荷物を積み込んだりするときにも使いやすさにつながります。
こうした部分はカタログでは地味ですが、何年も所有する車では意外に満足度を左右します。
私はSUV選びでは馬力や画面サイズだけでなく、「毎週使う機能に不満が出ないか」を重視したほうが、長く乗ったときの満足度は高くなると考えています。
スバル新型フォレスターは安全性能でも高評価
新型フォレスターは安全性能でも大きな評価を受けています。
SUBARUによれば、フォレスターは2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
さらに、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が実施するJNCAPの「自動車安全性能2025」では、ファイブスター大賞を受賞しています。
ファイブスター大賞は、予防安全性能と衝突安全性能が最高ランクで、事故自動緊急通報装置を搭載する対象車の中から高い総合評価を得た車種に与えられるものです。
フォレスターが安全性能を重要な商品価値にしていることが、第三者評価でも示された形です。
SUBARUがイベントなどで実施しているプリクラッシュブレーキ体験でも、「しっかり止まった」「想像以上に反応が良かった」「安全性を実感した」といった声が紹介されています。
もちろん、こうした体験談は個人の感想であり、どのような状況でも衝突を避けられるという意味ではありません。
SUBARU自身も、対象物や天候などによって停止できない場合や、機能が作動しない可能性があると明記しています。
安全装備は「事故を起こさなくしてくれる魔法」ではなく、万一の際にドライバーを支える補助装備です。
その前提を理解したうえで見ると、長年安全技術を磨いてきたSUBARUの強みが、新型フォレスターでも大きな購入理由になっていると感じます。
2026年改良で新型フォレスターはどう進化した?
2026年5月21日の改良は、Touring追加だけではありません。
全車標準装備のスマートリヤビューミラーの画質が向上し、日常的な視認性が改善されました。
ワイヤレス充電器についても給電性能を強化しています。
また、ストロングハイブリッド搭載グレードでは、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントが標準装備になりました。
1500Wまで使える電源は、アウトドアだけでなく災害時の電源確保という視点でも価値があります。
SUVの場合、「キャンプで便利」という説明になりがちですが、実際には非常時に家庭用電化製品へ電力を供給できる可能性があることも見逃せません。
こうした改良を見ると、新型フォレスターはモデルチェンジ直後の派手さを追うより、ユーザーが日常で使う部分を少しずつ改善する方向に進んでいることが分かります。
販売計画は月2,200台とされています。
また、2026年8月8日時点の価格.com掲載情報では、現行フォレスターはSUV人気ランキング3位、総合の人気・注目ランキング6位、満足度は4.08となっていました。
レビューでは走行性能4.54、乗り心地4.33と比較的高く評価される一方、価格評価は3.38、燃費は3.45、インテリアは3.77となっています。
実際のユーザーレビューでも、走行安定性や静粛性を評価する声がある一方、センターディスプレイの操作性や収納の少なさに不満を示す意見も確認できます。
ここは購入前に実車で確かめておきたいポイントです。
とくに最近のSUBARU車はセンターディスプレイに多くの機能を集約しているため、スマートフォンのようなタッチ操作が苦手な人は、必ず試乗時にエアコンやナビ操作まで試しておいたほうがいいでしょう。
走りだけ5分試して契約するのではなく、「普段触る場所」をチェックすることが後悔を減らすコツです。
私ならどの新型フォレスターを選ぶ?価格から考えるおすすめグレード
ここからは私見です。
私がコストパフォーマンス重視で新型フォレスターを選ぶなら、まずTouring EXを候補にします。
Touring EXは399万3,000円で、400万円をわずかに下回る価格です。
名前の「EX」が示す通りアイサイトXを搭載しながら、上位ターボモデルやストロングハイブリッドより購入価格を抑えられます。
フォレスターを買う理由として「安全性」を重視するなら、単純に最廉価のTouringへ下げるより、Touring EXまで予算を確保する考え方は十分ありだと思います。
反対に、年間走行距離が多い人ならX-BREAK S EXが有力です。
価格は452万1,000円と上がりますが、WLTCモード燃費19.1km/Lで、アイサイトXも搭載しています。
アウトドア感のあるX-BREAKのキャラクターもフォレスターらしさがあります。
Premium S EXは464万2,000円で、価格帯の最上位です。
19インチタイヤを装着し、より上質な仕様になりますが、「高級感より実用性と価格」を優先するなら、私はX-BREAK S EXとの差額も含めて慎重に考えます。
そして今回、一番面白い存在は385万円のTouringです。
以前ならフォレスターの現行モデルを検討していても、総額が膨らむことを考えて候補から外していた人がいるかもしれません。
しかし385万円スタートになったことで、国産ミドルSUVを検討する人にとって比較対象へ戻りやすくなりました。
もちろん車両本体385万円だけで乗り出せるわけではありません。
登録諸費用、税金、オプション、ボディカラー、メンテナンス商品などを追加すれば支払総額は上がります。
だからこそ、私は「月々いくら」だけで判断せず、最終的な支払総額で比較することをおすすめします。
SUBARUでは残価設定型クレジットも用意され、公式サイトではPremium S EXが月々1万6,200円〜、X-BREAK S EXが月々1万5,700円〜、Touring EXが月々1万3,600円〜という例が案内されています。
ただし月額だけでは頭金、ボーナス払い、支払回数、最終回支払額などの条件が分かりません。
「月1万円台なら安い」と判断するのではなく、現金購入や通常ローンも含めた総支払額で比べるのが大切です。
これが、新型フォレスターをお得に買ううえで意外に見落とされやすいポイントだと考えています。
まとめ:スバル新型フォレスターは385万円から選べる実力派SUV
スバル新型フォレスターの価格は385万円〜464万2,000円です。
2026年5月21日の改良では、400万円を切る新グレード「Touring」と、アイサイトXを搭載する「Touring EX」が加わりました。
パワートレインは1.8L直噴ターボとストロングハイブリッドを用意。燃費はターボ車がWLTCモード13.6km/L、ストロングハイブリッドでは最大19.1km/Lです。
さらに、2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤーやJNCAP「自動車安全性能2025 ファイブスター大賞」を受賞するなど、安全性も大きな強みになっています。
価格だけで選ぶならTouring、安全装備とのバランスならTouring EX、燃費と長距離利用まで考えるならX-BREAK S EXが分かりやすい候補です。
個人的には、今回の385万円という価格設定によって、フォレスターは「性能は魅力的だが少し高いSUV」から、実用性や安全性を重視する人が現実的に比較できるSUVへ一歩近づいたと感じます。
豪華装備の数だけでなく、AWD、安全性能、燃費、日常での使い勝手、そして最終的な支払総額まで含めて比較すると、自分に合ったグレードが見えやすくなるでしょう。
よくある質問
スバル新型フォレスターの一番安い価格はいくらですか?
2026年5月に追加された1.8L直噴ターボの「Touring」が385万円(税込)です。
メーカーオプションや有料色、登録諸費用などを追加すると実際の支払総額は高くなるため、購入前には販売店で見積もりを確認してください。
新型フォレスターのハイブリッドはいくらですか?
ストロングハイブリッドでは、X-BREAK Sが約437万円、X-BREAK S EXが452万1,000円、Premium Sが約448万円、Premium S EXが464万2,000円という価格構成です。
燃費はWLTCモードで18.4〜19.1km/Lとなっています。
新型フォレスターはターボとハイブリッドのどちらがおすすめですか?
購入価格を抑えたい人や年間走行距離が少なめなら1.8Lターボ、燃費や静粛性、長距離利用を重視するならストロングハイブリッドが選びやすいでしょう。
価格差が数十万円あるため、燃費だけではなく年間走行距離と保有予定年数まで含めて判断するのがおすすめです。
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