ホンダ フリードのサンシェードは、フロントガラス約1450×800mmを目安に、車種専用設計か実車適合を確認して選ぶのが基本です。
駐車中の日差し対策ならフロント用サンシェードが便利ですが、現行フリードにはHonda純正アクセサリーとして車内を囲える「プライバシーシェード」も用意されています。ただし、純正品は遮光専用品ではなく、装着したまま走行できない点には注意が必要です。
ホンダ フリードのサンシェードサイズはどのくらい?
ホンダ フリードのフロント用サンシェードを選ぶとき、まず確認したいのがフロントガラスのおおよその大きさです。
参考資料では、フリード、現行のフリード エアー、フリード クロスターともに、フロントガラスは約1450×800mmと紹介されています。
この数値を基準に考えると、市販の汎用サンシェードを購入するときは、単純に「ミニバン用」と書かれているだけの商品を選ぶより、1450×800mm前後をカバーできるか確認したほうが失敗を減らせます。
ただし、ここで注意したいのは「フロントガラスの寸法」と「購入するサンシェードの製品寸法」が完全に同じであればよいとは限らないことです。
フロントガラスは長方形ではなく、車種によって傾斜や上下左右の形が異なります。ルームミラー、ドライブレコーダー、センサー類などが装着されている車両では、その周辺の形状も使い勝手に影響します。
そのため、私ならサイズだけを見るのではなく、次の順番で選びます。
- 「フリード専用」「型式適合」と明記された商品を優先する
- 汎用品なら約1450×800mmをひとつの基準にする
- ルームミラー周辺の切り欠きや折りたたみ方を確認する
- ドライブレコーダーなど後付け用品との干渉も確認する
特にネット通販では、同じ「フリード対応」でも先代型と現行型が混在する場合があります。年式や型式まで確認することが、サイズ選びではかなり重要です。
現行フリードのボディサイズから見ても専用品が選びやすい
現行フリードは、エアーが全長4,310mm×全幅1,695mm、クロスターが全長4,310mm×全幅1,720mmというコンパクトミニバンです。
全高は仕様によって1,755mm〜1,780mm程度で、取り回しやすさと室内空間の広さを両立しているのが特徴です。
一方で、フロントガラスについて参考資料ではエアー、クロスターとも約1450×800mmとされています。
つまり、クロスターはフェンダーまわりなどによって全幅が広くても、サンシェード選びでは「クロスターだから極端に大きいフロント用が必要」と考える必要はありません。
むしろ重要なのは、車体全体のサイズよりもフロントウインドウの形状への適合です。
これはサンシェード選びで意外に見落とされやすいポイントだと感じます。「大型ミニバンだからLサイズ」「コンパクトだからMサイズ」といった大ざっぱな選び方ではなく、窓そのものを基準にするほうが合理的です。
フリードはAピラーの配置やフロントコーナーウインドウなど、運転席からの視界を考えて設計されている車です。日除け用品も、その視界設計を損なわない使い方が大切になります。
ホンダ フリードのサンシェードは純正と市販品のどちらがいい?
ホンダ フリードの日除け用品を探していると、「純正サンシェードはあるの?」と気になる方も多いでしょう。
Honda Accessでは、現行フリード向け純正アクセサリーとして「プライバシーシェード」を設定しています。
この商品は、フロントウインドウだけではありません。
フロントドアウインドウ左右、サイドウインドウ、リアクォーターウインドウ、テールゲートウインドウまで覆うセットで、車内のプライバシーを確保することを主な目的としています。
参考資料に掲載されている価格は33,000円(税込、取付費別)、品番は「08R13-33F-A00」です。
ただし、価格や仕様は変更される場合があるため、購入時にはHonda Carsなどで最新情報を確認してください。
純正プライバシーシェードの特徴を整理すると、市販の一般的なフロントサンシェードとは用途が少し違います。
純正品は、駐車中にフロントだけの日差しを簡単に遮るというより、車中で休憩するときなどに外から車内を見えにくくする用品と考えたほうが分かりやすいでしょう。
しかもHonda Accessは、このプライバシーシェードについて「遮光機能はありません」と案内しています。
ここは非常に重要です。
「純正だから暑さ対策も最強だろう」と思って選ぶと、用途が合わない可能性があります。真夏の駐車時にダッシュボードへの直射日光を抑えることが主目的なら、反射材などを使ったフロント用サンシェードのほうが用途に合う場合があります。
一方、車中休憩や着替えなどで周囲からの視線を遮りたいなら、窓全体をカバーする純正プライバシーシェードには大きなメリットがあります。
つまり、純正と市販品は優劣よりも目的で使い分けるものと考えるのがよいでしょう。
ホンダ フリードの日除けは目的別に選ぶと失敗しにくい
サンシェードという言葉はひとまとめに使われがちですが、実際にはいくつかの目的があります。
まず、もっとも一般的なのが駐車中のフロントガラス用です。
フロントガラスから入る直射日光を抑え、ダッシュボードやステアリング、前席付近が強い日差しを受け続けるのを軽減する目的で使います。
この用途では、展開と収納のしやすさが意外に重要です。
いくら窓にぴったりでも、毎回折りたたむのが面倒な商品では、そのうち使わなくなる可能性があります。フリードは日常の送迎や買い物にも使われやすい車なので、短時間駐車でも扱いやすいもののほうが実用的です。
次に、後席の日除けがあります。
子どもや家族を後ろに乗せることが多いフリードでは、サイドウインドウからの日差しが気になるケースもあります。
この場合は、後席用の日除けやカーテンタイプなどが選択肢になります。ただし、固定方法や窓の開閉可否などは商品によって異なるため、装着状態を確認して選ぶ必要があります。
そしてもう一つが、車内の目隠しです。
キャンプや休憩、車中で着替える場面などでは、遮熱性以上に外部からの視線を防ぎたいことがあります。この用途では、Honda純正のプライバシーシェードのように複数の窓をまとめてカバーする用品が便利です。
サンシェードを選ぶときは「どの商品が一番いいか」ではなく、日差し対策・車内温度対策・後席の日除け・目隠しのどれを優先するのかを最初に決めると、かなり選びやすくなります。
運転席や助手席にサンシェードを付けたまま走行してはいけない
ホンダ フリードで日除け用品を使う際、サイズ以上に大切なのが安全な使い方です。
駐車中に使用するフロントサンシェードは、走行前に必ず外す必要があります。
さらに、運転席や助手席の窓にサンシェードやカーテンを装着し、運転者の視野を妨げる状態で走行することも避けなければなりません。
参考資料では、道路交通法第55条第2項との関係から、運転者の視野を妨げる積載方法などは「乗車積載方法違反」になる場合があると説明されています。
紹介されている反則金は普通車6,000円、大型車・中型車7,000円で、違反点数は1点です。
また、前面ガラスや運転席・助手席の窓ガラスについては、道路運送車両の保安基準との関係で可視光線透過率70%以上が一つの重要な基準となります。
つまり、「日差しが暑いから運転席の横に日除けを付けたまま走る」という使い方は、安全面でも法令面でも問題になる可能性があります。
Honda純正のプライバシーシェードについても、Honda Accessが明確に「プライバシーシェードを取り付けての走行はできません」と案内しています。
フリードはAピラーの形状やフロントコーナーウインドウなどによって、斜め前方の確認をしやすくする設計が採用されています。
せっかくメーカーが視界を確保するために工夫しているのですから、後付けの日除けで死角を増やしてしまっては本末転倒です。
日除け用品は「停車中に使うもの」と「走行中にも使用可能なもの」をしっかり分けて考えることが大切です。
ホンダ フリードのサンシェードを選ぶときのチェックポイント
では、実際にホンダ フリードのサンシェードを購入するとき、どこを確認すればよいのでしょうか。
私がコスパ重視で選ぶなら、価格だけではなく「サイズ」「収納性」「用途」「適合」の4点を優先します。
まずサイズについては、参考値としてフロントガラス約1450×800mmを押さえておきます。
ただし、専用品がある場合は専用品のほうが形状に合わせて設計されているため、隙間やズレが少なく使いやすい可能性があります。
次に収納性です。
蛇腹式、折りたたみ式、傘型など、サンシェードにはさまざまなタイプがあります。
毎日使うなら、数十秒で展開・収納でき、使わないときに助手席やドアポケット、ラゲッジなどに邪魔にならず収納できるものが便利です。
そして用途です。
真夏の駐車中の日差し対策が目的なら、フロントガラスを広く覆える反射タイプなどが候補になります。
車中休憩時の目隠しなら、フロントだけではなく側面や後方まで覆えるプライバシーシェードのほうが使いやすいでしょう。
最後に車両適合です。
同じ「フリード」という名前でも世代が違えば窓形状は異なる可能性があります。特に通販では「GB系対応」「GT系対応」など型式で区別される商品もあるため、自分の車の年式・型式を確認してから購入したいところです。
価格差が数千円あったとしても、サイズ違いで買い直すことになれば、結果的には高くつきます。
私としては、サンシェードは高級品を買う必要はありませんが、毎日使う用品ほど適合性には少しお金をかけたほうが満足度は高くなりやすいと考えています。
フリードだからこそ「前だけ」ではなく後席の日除けも考えたい
フリードのサンシェード選びで、もう一つ注目したいのが後席です。
フリードは6人乗りや7人乗りとして家族で使われることが多く、両側スライドドアを備えたコンパクトミニバンです。
そのため、運転席だけでなく、2列目や3列目の快適性まで含めて日除けを考える価値があります。
特に後席に子どもを乗せる家庭では、時間帯によって横方向から入る強い日差しが気になることがあります。
フロント用サンシェードを購入して「暑さ対策は終わり」と考えるより、実際に普段使う時間帯や駐車方向を確認して、必要ならリアサイドの日除けも検討するほうが実用的です。
一方、装着物を増やしすぎると視認性や窓の操作性に影響する可能性があります。
特に運転席や助手席まわりについては、先ほど触れたとおり視界を妨げる装着状態で走行しないことが重要です。
ここは「たくさん付ければ快適」という発想ではなく、必要な場所に必要なときだけ使うのが、フリードらしい実用的な日除けの使い方だと思います。
純正プライバシーシェードはどんな人に向いている?
Honda純正プライバシーシェードの価格は、参考資料では33,000円です。
一般的なフロント用サンシェードと比べれば高額ですが、そもそも商品としての役割が違います。
フロントウインドウだけでなく、フロントドア左右、サイド、リアクォーター、テールゲートまでまとめて覆えるため、車中での休憩やプライバシー確保を重視する方には便利です。
一方で、Honda Access自身が遮光機能はないと明記しています。
そのため、「とにかく真夏の駐車中の日差しを遮りたい」という目的だけなら、純正品を選ぶ必然性はそれほど高くないと私は考えます。
反対に、アウトドアや長距離移動で車内休憩する機会があり、窓ごとに市販品を買い揃えるのが面倒という方には、純正ならではの統一感と適合性が魅力になります。
純正アクセサリーを選ぶ価値は、「Hondaのロゴが付いているから」ではなく、車両への適合確認がしやすく、一式で必要な窓をカバーできることにあるでしょう。
なお、Honda純正アクセサリーの価格、仕様、適用条件などは変更される可能性があります。購入前には必ず販売店や最新の公式情報で確認してください。
ホンダ フリードのサンシェード選びを考察
個人的には、フリードのサンシェード選びで最も大切なのは、最初から高価な商品を選ぶことではなく、自分が何のために使うのかをはっきりさせることだと思います。
例えば、平日の買い物や送迎で青空駐車する時間が長いなら、必要なのは着脱しやすいフロント用サンシェードです。
反対に、キャンプや長距離旅行で車内休憩をするなら、フロントだけでは足りず、側面や後方を含めてプライバシーを確保できる用品が役立ちます。
フリードは車体が比較的コンパクトでありながら、2列目・3列目まで使える室内空間を持っています。
それだけに、サンシェードも単なる「フロントガラスの銀色の板」と考えるより、車内の使い方に合わせて組み合わせると満足度が上がるでしょう。
また、サンシェードを選ぶ際に「フリード用」と書かれているかだけで判断しないことも重要です。
現行フリードと先代フリードでは世代が異なるため、商品説明に年式や型式が記載されているなら、そこまでチェックしたいところです。
参考値の約1450×800mmは汎用品選びの手掛かりになりますが、これはあくまで大きさを見るための材料です。
最終的には、車種専用設計やメーカーが示す適合情報を優先するほうが確実でしょう。
そして、もう一つ忘れてはいけないのが走行時の視界です。
フリードはコンパクトミニバンとして視界の良さが大きな長所です。Aピラーやフロントコーナーウインドウによって斜め前方を確認しやすくしているのに、日除け用品で視界を狭くしてしまうのはもったいありません。
快適性を上げる用品だからこそ、安全を損なわない使い方が前提です。
私は「駐車したらサッと付け、走るときには確実に外す」という単純な運用が、結局いちばん使いやすく安心だと考えます。
まとめ
ホンダ フリードのサンシェードを選ぶなら、参考値としてフロントガラス約1450×800mmを押さえつつ、できれば年式・型式に合った車種専用品を選ぶのがおすすめです。
現行のフリード エアーとフリード クロスターについても、参考資料ではフロントガラスのサイズは約1450×800mmとされています。ただし、実際の商品購入時にはメーカーが示す適合情報を優先してください。
Honda純正では、フロントからサイド、リアまでカバーするプライバシーシェードが用意されており、参考価格は33,000円です。ただし遮光機能はなく、装着したまま走行することはできません。
真夏の駐車中の日差し対策ならフロント用、市街地での普段使いなら収納しやすいタイプ、車中休憩やアウトドアなら窓全体を覆えるタイプというように、用途に合わせて選ぶことが一番の失敗防止策です。
さらに、運転席や助手席の視界を妨げる状態で走行しないことも重要です。サンシェードは暑さや日差しを和らげる便利な用品ですが、安全確認をしやすいフリード本来の視界を損なわない使い方を心がけたいですね。
よくある質問
ホンダ フリードのサンシェードサイズは何cmくらいですか?
参考資料では、フリード、フリード エアー、フリード クロスターのフロントガラスは約1450×800mm、つまり約145×80cmとされています。
ただし、ガラスは完全な長方形ではありません。サンシェード購入時は寸法だけでなく、年式・型式を含めたメーカーの適合情報を確認してください。
ホンダ フリードに純正サンシェードはありますか?
Honda Accessでは、現行フリード向けに「プライバシーシェード」を設定しています。
フロントウインドウだけでなく、左右のフロントドアウインドウ、サイドウインドウ、リアクォーター、テールゲートまで覆うセットです。参考価格は33,000円ですが、遮光機能はなく、装着した状態では走行できません。
サンシェードを付けたまま運転しても大丈夫ですか?
フロントガラスや運転席・助手席の窓をサンシェードなどで覆い、運転者の視野を妨げる状態で走行するのは避ける必要があります。
Honda純正プライバシーシェードについても、メーカーは装着した状態で走行できないと案内しています。走行前には必ず取り外し、十分な視界を確保しましょう。
ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家









