日産エルグランド新型の発売日は2026年7月16日で、予約受注は同年5月28日に始まり、試乗車は7月下旬ごろから販売店へ順次配車されました。
日産は2025年10月29日に新型エルグランドを先行公開し、約16年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施。発売までの流れや予約開始日、店頭で実車を確認できる時期を、分かりやすく整理します。
日産エルグランド新型の発売日はいつ?
日産エルグランド新型の正式な発売日は、2026年7月16日(木)です。
2026年5月の段階では、複数の自動車メディアが7月の正式発売を伝えていました。その後、日産自動車が2026年7月16日に新型エルグランドを正式発表し、長く待たれていた新世代モデルが市場に投入されました。
発売までの主なスケジュールは、次のとおりです。
項目 日程
ティザー情報発表 2025年10月9日
世界初公開・先行公開 2025年10月29日
予約受注開始 2026年5月28日
正式発売 2026年7月16日
試乗車の配車 2026年7月下旬ごろ
「日産エルグランド新型はいつ出るのか」と待っていた人にとって、最も重要な日付は5月28日と7月16日の2つです。
5月28日は購入手続きへ向けた予約受注のスタート、7月16日は正式な発売日となります。単に実車を見たい場合は、試乗車や展示車が販売店へ届き始める7月下旬以降が現実的なタイミングです。
ただし、試乗車や展示車が入る時期は販売会社や店舗によって異なります。来店前に最寄りの日産販売店へ確認しておくと、無駄足を避けやすいでしょう。
日産エルグランド新型はいつから予約できた?
日産エルグランド新型の予約受注は、2026年5月28日(木)に始まりました。
正式発売の約1か月半前から注文を受け付けるスケジュールです。発売日を待ってから動くのではなく、早期に購入の意思を伝えた人から商談を進められる形となりました。
新型エルグランドの外観が初めて披露されたのは2025年4月で、販売店にはその後、購入を希望する人からの問い合わせが寄せられていたとされています。
2026年5月3日に掲載されたグーネットの記事でも、新型を購入したい人は事前に販売店へ出向き、予約受注が始まった段階で連絡をもらえるよう頼んでおく方法が紹介されていました。
新型車では、予約開始直後に注文が集中すると、納車時期が後ろへ延びる可能性があります。特にエルグランドは、従来型が2010年に発売されてから約16年間、全面改良されていませんでした。
長年乗り換えを待っていた先代オーナーに加え、トヨタのアルファードやヴェルファイアからの乗り換えを検討する人もいるため、発売直後の需要が高まることは十分に考えられます。
筆者としては、こうした久しぶりの全面改良モデルでは「正式発売されてからゆっくり考える」より、まず販売店で納期とキャンセル条件を確認する方が賢明だと考えます。
注文を急ぐ必要はありませんが、情報を集めるのが遅れると、希望する色や仕様を選べても納車が大幅に先になる可能性があるからです。
新型エルグランド発表までの流れは?
日産は2025年10月9日、ジャパンモビリティショー2025の出展概要を発表し、同年10月29日に新型エルグランドを世界初公開すると予告しました。
ジャパンモビリティショー2025は東京ビッグサイトで開催され、一般公開日は2025年10月31日から11月9日まででした。新型エルグランドは一般公開に先立つ10月29日のプレスデーで披露されています。
日産は新型エルグランドを、長距離移動でも快適に過ごせる「プレミアムツーリングモビリティ」と位置付けました。
外観では威風堂々とした存在感を表現しながら、エルグランドが受け継いできた「運転の愉しさ」を電動化技術によって高めることが狙いです。
発表時点で発売時期は「2026年度」と案内されていました。そのため当初は、2026年4月から2027年3月までのどこかで発売されるという幅のある情報でした。
その後、自動車メディアや販売店への取材を通じて、2026年7月の登場予定が具体化します。最終的には5月28日に予約受注を開始し、7月16日に正式発売される流れとなりました。
この発表方法は、一度にすべてを明かすのではなく、デザインの一部公開、モーターショーでの世界初公開、予約受注、正式発売という順番です。
購入を検討する人の関心を段階的に高めながら、販売店側にも商談の準備期間を設ける進め方だったと考えられます。
2026年発売の新型エルグランドは何が変わった?
新型エルグランドは、単なる外観変更ではなく、パワーユニットや駆動方式、安全・快適装備を大きく刷新したフルモデルチェンジです。
従来型のE52型は2010年に発売されました。新型はE53型に当たり、エルグランドとしては4世代目となります。
初代E50型は1997年に登場し、2代目E51型は2002年、3代目E52型は2010年に発売されました。新型は歴代モデルの中でも、世代交代までの期間が特に長いモデルです。
主な特徴は、以下のとおりです。
- 第3世代「e-POWER」を全車に搭載
- 駆動方式は4WDの「e-4ORCE」に統一
- 直列3気筒1.5Lターボエンジンで発電
- 電子制御式のインテリジェントダイナミックサスペンションを採用
- 全高を拡大し、室内からの見晴らしや荷室高を改善
- 3列目シートを左右跳ね上げ式に変更
- 14.3インチ級のメーターとセンターディスプレイを採用
- 2列目に左右独立タイプのリクライニングシートを設定
新型のe-POWERは、エンジンが主に発電を担当し、タイヤはモーターで駆動する仕組みです。
アクセル操作に対する反応が素早く、大きく重いミニバンでも滑らかに加速しやすいことが特徴です。さらに前輪と後輪を別々のモーターで制御するe-4ORCEにより、安定した走行を目指しています。
グレードは「e-POWER X e-4ORCE」と、上級仕様の「e-POWER G e-4ORCE」が中心です。通常のガソリン車や2WD車は設定されず、全車が電動4WDとなりました。
価格はXが689万7000円、Gが757万9000円とされています。価格やオプションの内容は変更される場合があるため、購入時には日産の公式情報や販売店の見積もりで確認することが大切です。
なぜ新型エルグランドの登場まで16年かかった?
従来型エルグランドは2010年に登場し、新型の正式発売は2026年です。フルモデルチェンジまで約16年かかったことになります。
この期間に、Lサイズミニバン市場ではトヨタのアルファードとヴェルファイアが圧倒的な存在感を持つようになりました。
グーネットが紹介した2025年の登録台数では、Lサイズミニバン全体に占める割合がアルファード65%、ヴェルファイア25%で、合計90%に達したとされています。
従来型エルグランドは全高を1815mmに抑え、低重心でスポーティな走りを強みにしていました。
一方、Lサイズミニバンを選ぶ人の多くは、堂々とした外観、見晴らしの良い室内、豪華な2列目などを重視します。走行性能を意識した低い車体が、市場の主流となった価値観と必ずしも一致しなかった面は否定できません。
そこで新型では全高を1975mmまで高め、床面の位置や室内からの眺めを見直しました。低さを武器にするのではなく、Lサイズミニバンらしい存在感と広さを前面に出しています。
ただし、単純にアルファードを追いかけるだけではありません。
第3世代e-POWER、e-4ORCE、電子制御サスペンションを組み合わせ、「運転して楽しい大型ミニバン」というエルグランド独自の立ち位置も残しています。
私は、この方向転換が新型エルグランドで最も重要なポイントだと感じます。従来型の反省を踏まえて豪華さと実用性を引き上げつつ、日産らしい走りを捨てなかったからです。
新型エルグランドは発売直後に買うべき?
新型エルグランドを発売直後に買うべきかは、納車を優先するのか、実車確認を優先するのかで変わります。
少しでも早く乗りたい人は、予約受注の段階から販売店へ相談する方法が適しています。試乗して乗り心地や視界を確かめたい人は、試乗車が入る7月下旬以降に判断する方が安心です。
新型エルグランドは、Xでも689万7000円からと高額です。ボディカラーやメーカーオプションを追加すれば、支払総額はさらに上がります。
そのため、発売時期だけを見て急いで契約するのではなく、次の点を確認したいところです。
- 希望グレードの納期
- メーカーオプションの内容
- 乗り出し価格
- 2列目と3列目の使い勝手
- 床の高さと乗り降りのしやすさ
- 自宅駐車場に収まるか
- アルファードなど競合車との総額差
新型は全高が高くなり、従来型より室内の開放感や荷物の積みやすさが改善されています。一方で、床面も高くなっているため、小さな子どもや高齢者が乗り降りする家庭では実車確認が欠かせません。
コスパを重視する筆者の立場では、価格が安いという理由だけでXを選ぶのではなく、必要なオプションを付けた後の総額でGと比較することをおすすめします。
Xにインフォテインメントシステムや100V・1500W電源コンセントなどを追加すると、上級のGとの価格差が縮まります。数年後の売却まで考えるなら、装備の充実したGが有利になる可能性もあります。
ただし、装備をあまり必要としない人がGを選ぶと、使わない機能のために予算を増やすことになります。重要なのはグレード名の豪華さではなく、自分の使い方に必要な装備が含まれているかです。
日産エルグランド新型の発売後をどう見る?
個人的には、新型エルグランドが成功するかどうかは、発売日直後の受注台数だけでは判断できないと考えています。
約16年ぶりの全面改良である以上、発売当初は長年待っていたエルグランドファンから一定の注文が集まるでしょう。大切なのは、その後にアルファードやヴェルファイアを検討している新規ユーザーをどこまで取り込めるかです。
新型エルグランドの強みは、モーターによる力強い加速、e-4ORCEによる安定感、電子制御サスペンションによる乗り心地の調整にあります。
一方で、価格だけを比べると、XはアルファードのハイブリッドZ E-Fourより32万7000円高いとされています。装備差まで含めた買い得感では、アルファードより40万円前後割高という評価もあります。
つまり新型エルグランドは、単に安さで選ばれる車ではありません。
後席の豪華さやブランドの人気を最優先するならアルファード、運転する人の満足感や電動4WDの走りを重視するならエルグランド、という違いが見えます。
私は、家族のためにミニバンが必要でも「運転する楽しさまで諦めたくない」という人に、新型エルグランドが刺さると考えます。
大型ミニバンは後席の快適性ばかり注目されがちですが、実際に何時間もハンドルを握るのは運転手です。高速道路や横風の強い場面での安定感は、カタログ上の豪華装備とは異なる実用的な価値があります。
さらに、アルファードとヴェルファイアは高い人気によって受注が停止される場合があります。納期や受注状況によっては、新型エルグランドが単なる代替車ではなく、比較検討の中心に入る可能性もあるでしょう。
今後は、実際の納期、一般道での乗り心地、実燃費、3列目の快適性などが評価を左右します。発売前の期待だけでなく、一般ユーザーによる使用感が広がった段階で、本当の実力が見えてくるはずです。
まとめ
日産エルグランド新型の発売日は、2026年7月16日です。予約受注は2026年5月28日に始まり、試乗車は7月下旬ごろから販売店へ配車されました。
新型は2025年10月29日のジャパンモビリティショー2025で先行公開され、従来型から約16年ぶりにフルモデルチェンジしました。
第3世代e-POWERとe-4ORCEを全車に採用し、広い室内や堂々とした外観だけでなく、運転する楽しさも重視した大型ミニバンです。
早い納車を優先するなら、まず販売店で最新の受注状況を確認する必要があります。実用性や乗り降りのしやすさを重視するなら、試乗車や展示車を実際に確認してから判断する方が安心でしょう。
よくある質問
日産エルグランド新型の正式発売日はいつですか?
正式発売日は2026年7月16日です。日産自動車が同日、新型エルグランドを正式に発表しました。
日産エルグランド新型はいつから予約できましたか?
予約受注は2026年5月28日に始まりました。店舗ごとの受注状況や納期は異なるため、最新情報は販売店で確認してください。
新型エルグランドの試乗はいつからできますか?
試乗車は2026年7月下旬ごろから順次配車されました。ただし、すべての販売店へ同時に届くわけではないため、事前確認が必要です。
執筆者:ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家