2025年10月29日発売の現行デリカミニは、室内長2,315mm、室内幅1,335mm、室内高1,400mmの軽スーパーハイトワゴンです。旧型より室内長を115mm拡大し、後席と荷室の使い勝手も見直されました。
ただし、12.3インチ画面や上級内装は全車標準ではありません。この記事では、現行型と2023年発売の旧型を分け、グレード差と安全上の注意を整理します。
情報確認日:2026年8月25日。装備はグレード・オプションによって異なります。
現行型の室内寸法
| 項目 | 寸法 |
|---|---|
| 室内長 | 2,315mm |
| 室内幅 | 1,335mm |
| 室内高 | 1,400mm |
| 乗車定員 | 4名 |
三菱自動車は、Aピラーの位置と角度を見直し、旧型より室内長を115mm拡大したと説明しています。ただし、カタログ寸法だけでチャイルドシート、荷物、車中泊の適否までは判断できません。実車で確認してください。
内装色とシートはグレードで異なる
上級のPremium/Premium DELIMARU Packageは、グランピングコテージの家具をイメージしたベージュ系の内装です。標準のG・Tはブラックを基調に、カラーミックス表皮を採用しています。
シートには伸縮性のある生地を使い、リヤシートは足元まで厚みを持たせた設計です。撥水性に配慮した表皮も、汚れが絶対に染み込まない、手入れが不要という意味ではありません。液体をこぼしたら早めに、車両と素材の説明に従って清掃します。
12.3インチ画面は全車標準ではない
7インチカラー液晶メーターは全車標準です。12.3インチのGoogle搭載インフォテイメントシステムは、T Premium/G Premium DELIMARU Packageに標準装備で、Premium、T、Gにはパッケージメーカーオプションです。
Google マップ、アシスタント、アプリ、MITSUBISHI CONNECTには通信環境やサービス契約などの条件があります。走行中は画面を注視せず、複雑な操作は安全な場所に停車して行ってください。
後席のスライドと快適装備
リヤシートは左右5:5分割で、スライド、リクライニング、前倒しができます。乗員の足元と荷室のどちらを優先するか調整でき、テールゲート側から操作できるスライドレバーも備えます。
リヤサーキュレーター、ロールサンシェード、シートバックテーブルなどは、グレード別の装備一覧で有無を確認してください。サーキュレーターは冷房装置そのものではなく、車内の空気を循環させる装備です。
走行中はテーブルに物を置かず、シートを確実に固定します。チャイルドシートは適合する座席と固定方法を取扱説明書で確認し、スライドドア開閉時は子どもの手足や周囲の障害物に注意してください。
荷室は汚れを拭き取りやすい設計
リヤシート背面と荷室床面には、汚れを拭き取りやすい素材が使われています。リヤシートを左右別々に動かせるため、乗員と荷物の組み合わせに応じた調整が可能です。
ただし、荷室容量はシート位置で変わります。荷物は急ブレーキ時に飛び出さないよう固定し、シートバックより高く積み上げて後方視界を妨げないようにします。濡れた道具や燃料を含む用品の積載は、換気・漏れ・火気にも注意が必要です。
「フルフラット」と車中泊の注意
現行型は、フロントシートを後ろへ倒した状態とリヤシートを前へ倒した状態の段差を、旧型より約30%減らしています。しかし、家庭用ベッドのような完全な平面を保証するものではありません。
車中泊を想定する場合は、実車で段差、長さ、荷物の置き場を確認してください。エンジンをかけたまま眠ると、一酸化炭素中毒や排気熱による火災のおそれがあります。特に積雪時は排気口がふさがる危険があるため、車両の取扱説明書と施設のルールに従います。
旧型の内装情報を混同しない
2023年発売の旧型は、現行型とはディスプレイ、室内長、シート、収納、コネクティッド機能などが異なります。中古車の内装写真やレビューを見る際は、発売年、型式、グレードを確認してください。
「デリカミニなら12.3インチ」「すべてベージュ内装」といった説明は正確ではありません。現行型でもグレード・オプション差があります。
まとめ
現行デリカミニの室内寸法は2,315mm×1,335mm×1,400mmで、旧型より室内長を115mm拡大しました。5:5分割リヤシート、収納、掃除しやすい荷室など、日常とレジャーの両方を意識した内装です。
一方、12.3インチ画面、上級内装、後席快適装備にはグレード差があります。運転席だけでなく後席・荷室を実際に動かし、自分の乗員と荷物に合う仕様を選びましょう。