ホンダ アコード ワゴンの画像で振り返る歴代モデル!2012年の車両構成も解説

初代から4代目アコードワゴンと2012年アコードツアラーのスタイリング変化を並べて振り返るイメージ

ホンダ アコード ワゴンは1991年に登場し、4世代を経て2008年に「アコードツアラー」へ継承されました。2012年時点ではワゴン名ではなく、20TL系とType S系を中心とするアコードツアラーがその役割を担っていました。

「ホンダ アコード ワゴンの画像を見ながら歴代モデルの違いを知りたい」「2012年のホンダ アコード ワゴンはどんな車両構成だったの?」という方に向けて、初代から最終型までの特徴と2012年当時のラインアップを整理します。

画像を見ると、アコード ワゴンは単にセダンの荷室を延ばしたクルマではなく、世代ごとにデザインや使い勝手、走りの方向性を大きく変えてきたことがよく分かります。

ホンダ アコード ワゴンの画像で分かる歴代4世代の違いとは?

アコード ワゴンは、日本では1991年から2008年まで4世代にわたって販売されました。Hondaの過去モデル案内でも、1991年4月~1994年2月、1994年3月~1997年9月、1997年10月~2002年10月、2002年10月以降のモデルという流れを確認できます。

歴代モデルを大きく整理すると、次のようになります。

世代 主な型式 日本での販売時期 外観・キャラクターの特徴
初代 CB9 1991~1994年 米国生産らしい伸びやかな5ドアワゴン
2代目 CE1・CF2 1994~1997年 3ナンバー化し、よりワイドで存在感あるデザイン
3代目 CF6・CF7・CH9・CL2 1997~2002年 国内生産へ移行、SiRなどスポーティ性を強化
4代目 CM1・CM2・CM3 2002~2008年 ウイングルーフと直立テールゲートで実用性を向上
後継 CW1・CW2 2008~2013年 「アコードツアラー」へ名称変更

初代から3代目までは、後方へ滑らかに傾斜するテールゲートが印象的でした。一方、4代目では荷室の使いやすさを優先し、より直立したテールゲートへと方向転換しています。

つまり画像で歴代車を比較すると、「スタイルを重視したワゴン」から「スタイルと実用性を両立するツアラー」へ進化していった流れが見えてきます。

私はここがアコード ワゴンの面白さだと感じます。荷物が積めることだけを優先せず、セダンのような低さとスポーティさを残し続けたことが、このクルマの個性でした。


初代・2代目ホンダ アコード ワゴンはどんなデザインだった?

初代アコード ワゴンは1991年に登場し、日本では4月4日に発売されました。日本国内とHonda R&D North Americaが開発に関わり、米国のHonda of America Manufacturingで生産された、いわゆる米国生産モデルです。

当時、日本では「アコード・U.Sワゴン」と呼ばれました。全長4,725mm、全幅1,725mm、全高1,440mmという伸びやかなボディに、2.2LのF22A型エンジンと4速ATを組み合わせています。

画像で見る初代の特徴は、何といっても長いルーフと斜めに寝たリアゲートです。現在のSUVとはまったく違い、低く構えたシルエットそのものが魅力になっています。

初期の日本仕様は「2.2i」が中心で、運転席エアバッグ、サンルーフ、アルミホイール、フォグランプなどを装備。1992年には装備を簡略化した「2.2i-R」も加わりました。

初代は約3年間で3万8,000台が販売され、一時は納車まで数か月待ちになるほどの人気を得たとされています。当時の日本で「ワゴン=商用車っぽい」という印象を変えていくうえでも、象徴的な存在だったと考えられます。

続く2代目は1994年2月23日に発表され、3月1日に発売されました。

全長4,780mm、全幅1,780mmまで拡大した3ナンバーボディとなり、画像でも初代より一段とワイドで堂々とした姿に見えます。

当初は「2.2Vi」と「2.2VTL」を設定。1995年の改良では「2.2ViX」が加わり、1996年にはDOHC VTECのH22A型エンジンを搭載する「SiR」が登場しました。

SiRには専用ヘッドライトや大径ブレーキ、専用アルミホイール、ブラックの専用シートなどが与えられています。

ワゴンなのに実用一辺倒ではなく、走りを楽しめる高性能モデルまで用意したところに、当時のホンダらしさがあります。

個人的には、アコード ワゴンという車名から最もイメージしやすいのがこの2代目だと思います。米国車のような伸びやかなボディと日本車らしい扱いやすさが混ざり、独特の雰囲気を作っていました。


3代目アコード ワゴンの画像ではSiRのスポーティさに注目

3代目アコード ワゴンは1997年9月4日に発表され、同年10月9日に発売されました。この世代から日本国内で生産され、正式な車名も「アコードワゴン」となります。

全長は4,740mm、全幅1,730mm、全高は仕様により1,445~1,470mm。FFだけでなく4WDも設定されました。

エンジンは当初F23A型を搭載し、1999年1月には高性能なH23A型を積む「SiR」を追加。トランスミッションはマニュアルモードを備えた4速ATのSマチックです。

2.3 SiRはH23A型2,258cc直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力200PSを発揮。10・15モード燃費は11.4km/Lでした。

さらに2000年のマイナーチェンジでは、SiRに4WD仕様とエアロパーツを装備した「SiRスポーティア」が加わっています。

画像を見ると、2代目までのアメリカンな雰囲気を少し残しながら、フロントマスクがよりシャープになったのが分かります。後期型SiRスポーティアになるとエアロパーツも加わり、かなりスポーツワゴンらしい表情です。

中古車市場でも、この世代のSiRやSiRスポーティアは現在まで残っている車両が確認できます。素材に示された中古車掲載例でも、2000年式の2.3 SiRスポーティアや1999年式2.3 VTL、2.2 SiRなどが流通しています。

ただし古いクルマだけに、価格だけで「安い・高い」を判断するのは危険です。走行距離だけでなく、整備履歴、修復歴、タイミングベルトなど消耗部品の状態、エアコンや電装系まで含めて見る必要があります。

私は中古車を選ぶなら、見た目のきれいさ以上に「前のオーナーがどう維持してきたか」を重視したいところです。年式が古くなるほど、車両そのものより履歴の差が大きくなります。


4代目ホンダ アコード ワゴンは画像でも大きく印象が変わった

4代目アコード ワゴンは2002年10月10日に発表され、同年11月28日に発売されました。型式はCM1、CM2、CM3です。

この世代でデザインは大きく変わりました。

「ニュークオリティツアラー」をコンセプトに、急降下する隼をイメージした「ウイングルーフ」を採用。画像を見ると、前方からルーフへ流れるラインが低く鋭く、先代より明確にスポーティな印象になっています。

一方でリアゲートは歴代モデルのような強い傾斜をやめ、より直立した形状へ変更されました。

これは見た目だけの変更ではありません。セダンより50mm長いホイールベースとワゴン専用リアサスペンションを採用することで、カーゴスペースも拡大しました。

低くフラットな荷室に加え、片手で後席を格納できるワンモーションリアシートも採用。さらに電動リアテールゲートも備え、荷室の使いやすさを大きく高めています。

2004年10月には2.0Lの「20A」が追加され、2.4Lの「24E」「24T」と合わせた構成になりました。

2006年10月モデルでは、20Aが214万2,000円、24ELのFFが241万5,000円、24ELの4WDが264万6,000円、タイプSが265万6,500円でした。

20Aは1,998cc、FF、5速ATで10・15モード燃費13.4km/L。24ELのFFは2,354cc、12.8km/L、タイプSは同じ2,354ccで11.4km/Lとなっています。

ボディサイズはFF車で全長4,750mm×全幅1,760mm×全高1,470mm。現代の大型SUVと比べれば幅はそれほど大きくなく、それでいて長い荷室を確保しているのが特徴です。

2005年11月には高性能仕様の「24T」系が「タイプS」へ名称変更されました。

タイプSは225/45R17タイヤ、専用17インチアルミホイール、強化されたスプリングやスタビライザーなどを備え、欧州仕様を意識したスポーツサスペンションを採用しています。

実用車として20Aを選び、走りを求めればタイプSまで選べる。 この幅広さは、現在のSUV中心のラインアップではかえって新鮮に見えます。


2012年のホンダ アコード ワゴンの車両構成はどうなっていた?

ここは検索時に少し注意が必要です。2012年には、日本で「アコード ワゴン」という車名の新車は販売されていません。

4代目アコード ワゴンは2008年に販売を終え、同年12月から後継モデルが「アコードツアラー」という名称で販売されていました。

そのため「2012 ホンダ アコード ワゴン 車両構成」を調べる場合、実質的には2012年型アコードツアラーのラインアップを見るのが正確です。

アコードツアラーはCW1・CW2型で、国内仕様の全長は4,750mm、全幅1,840~1,850mm、全高1,470mm。先代アコード ワゴンより全幅が80~90mm広げられ、よりワイドで低いスタイルになりました。

2011年2月のマイナーチェンジでは、2.4L車を「Type S」「Type S・アドバンスパッケージ」に整理し、新たにレギュラーガソリン仕様の2.0L R20A型を搭載する「20TL」と「20TL・スマートスタイルパッケージ」が追加されています。

そして2012年4月5日の一部改良で車両構成が変更されました。

主な変更点は、「20TL・スマートスタイルパッケージ」に代わり、「20TL・インターナビパッケージ」が新たに設定されたことです。

この20TL・インターナビパッケージには、専用通信機器のデータ通信料が無料となるリンクアップフリー対応Hondaインターナビ、フルセグテレビチューナー、本革巻ステアリングホイールなどが標準装備されました。

また、スポーティな「Type S」にもリンクアップフリーが追加されています。

したがって2012年のアコード系ステーションワゴンは、2.0Lの20TL系を実用・快適志向、2.4LのType S系を走行性能重視とする構成だったと捉えると分かりやすいでしょう。

ここは検索結果で「2012年式アコードワゴン」と表記されている場合にも注意したいポイントです。正式な日本国内での車名としては「アコードツアラー」なので、中古車情報を見る際も車名と型式を確認すると混乱を避けられます。


アコード ワゴンからツアラーへの進化は何を意味したのか?

アコード ワゴンの歴史を画像で追っていくと、単なるモデルチェンジ以上の変化が見えてきます。

初代と2代目ではアメリカの雰囲気を強く感じる伸びやかなデザイン、3代目ではSiRを軸にしたスポーティさ、4代目では荷室の使い勝手と走行性能の両立が強く意識されました。

そして2008年に「ワゴン」から「ツアラー」へ名称を変更したことで、単なる荷物を運ぶクルマではなく、長距離を快適に移動する上級ツーリングカーとしての性格がより明確になったように感じます。

アコードツアラーでは全幅が1,840~1,850mmへ拡大し、6エアバッグ、VSA、モーションアダプティブEPSなども採用。車速・車間制御を行うACCや、車線維持を支援するLKASも設定されました。

現在ではACCや車線維持支援は珍しい装備ではありませんが、アコード ワゴン最終期からツアラーの時代にこうした機能を積極的に採用していたことは注目に値します。

一方で、日本市場ではステーションワゴンそのものの販売が低迷していきます。アコードツアラーは2013年3月に国内販売を終了し、アコードのステーションワゴン系統はいったん姿を消しました。

個人的には、この流れは「クルマとして魅力がなかった」からというより、市場の主役がミニバンやSUVへ移った影響が大きかったと考えています。

アコード ワゴンのような低い全高、長い荷室、セダンに近いドライビングポジションを持つクルマには、SUVとは違う合理性があります。

特に高速道路を長距離走る人にとっては、背の高いボディが必ずしも正解とは限りません。重心を抑えながら荷物も積めるステーションワゴンには、今改めて見直されてもいい魅力があると私は感じます。


中古のホンダ アコード ワゴンを今見るならどの世代が狙い目?

現在の中古車情報を見ると、初代から4代目まで幅広いアコード ワゴンが残っています。ただし、生産終了から長い年月が経っているため、一般的な中古車とは少し違う視点が必要です。

素材内の中古車情報では、全国掲載台数が16台という例があり、2002~2008年生産モデルの価格帯として45万~49.8万円、別の基本情報では中古車平均価格99万円という表示も確認できます。

同じページ内でも集計対象によって数値が異なるため、相場は固定的な数字として見るより、実際の在庫ごとに確認するのが適切です。

掲載例を見ると、2003年式2.4 24Tスポーツパッケージが車両本体45万円、2000年式2.3 SiRスポーティアが85.6万円、1999年式2.3 VTLが72万円、1992年式2.2iが148万円と、古い世代だから必ず安いとは限りません。

むしろ希少性の高い初期モデルやSiR系は、年式に対して価格が高くなるケースがあります。

コスパ重視で考えるなら、私は4代目CM系をまず確認したいです。

2.0Lの20Aなら最高出力だけを追わず日常用途とのバランスを取りやすく、2.4Lなら24ELやタイプSなどキャラクターの違いも楽しめます。何より4代目は荷室が使いやすく、アコード ワゴンらしい低いスタイルと実用性を両立しています。

ただし購入時は本体価格だけを見ず、タイヤ、ブレーキ、足回り、エアコン、パワーテールゲートなどの修理費も含めて予算を考えることが大切です。

「50万円で買えるから安い」ではなく、購入後2~3年の整備費まで含めた総額で判断する。古いアコード ワゴンを賢く楽しむなら、この考え方が重要でしょう。


ホンダ アコード ワゴンを画像で振り返って感じる魅力と今後

私見ですが、アコード ワゴンの魅力は「ワゴンなのに生活感を前面に出さなかったこと」にあります。

初代から3代目までは斜めに寝かせたリアゲートによって積載量を多少犠牲にしてでもスタイルを重視し、4代目では実用性を高めつつウイングルーフで個性を残しました。

これは、荷物を積めることだけがワゴンの価値ではないという考え方だったのでしょう。

現在はSUVがファミリーカーやレジャーカーの中心になっていますが、都市部で機械式駐車場を利用する人や、高速道路での安定感を重視する人には、低いステーションワゴンの合理性があります。

また、歴代画像を並べてみると、アコード ワゴンは流行に合わせて形を大きく変えながらも、「低く、長く、走りを楽しめる5ドア」という基本部分は一貫しています。

特に2012年のアコードツアラーまで視野を広げると、20TL系の実用性とType S系のスポーティさを両立させていたことが分かります。

高級車として眺めるより、セダン並みの走りとワゴンの積載性を1台で欲しい人向けの合理的な選択肢だったと見ると、アコード ワゴンの価値は理解しやすいでしょう。

中古車として今選ぶ場合は維持費という現実的な問題がありますが、デザインに惹かれて丁寧に維持できるなら、今のクルマには少ない魅力を味わえる1台だと思います。


まとめ

ホンダ アコード ワゴンは1991年の初代から2008年の4代目まで続き、その後は「アコードツアラー」へ名称を変えて2013年まで系譜が続きました。

歴代画像を比較すると、米国生産らしい伸びやかな初代・2代目、SiRでスポーティさを高めた3代目、ウイングルーフと実用的な荷室を両立した4代目、さらにワイドで上級志向となったアコードツアラーという変化がよく分かります。

また、「2012 ホンダ アコード ワゴン 車両構成」で探している場合、正式には2012年型アコードツアラーを見るのがポイントです。2012年4月の一部改良では20TL・インターナビパッケージが追加され、Type Sにもリンクアップフリーが採用されました。

アコード ワゴンは、荷物を積めるだけでなく、低いスタイルと走る楽しさまで欲しい人のためのステーションワゴンでした。SUV全盛の今だからこそ、歴代モデルの画像を見返すと、その独自性がかえって鮮明に感じられます。


よくある質問

ホンダ アコード ワゴンは何代までありますか?

「アコード ワゴン」の名称では、1991年登場の初代から2002年登場の4代目までです。2008年からは後継モデルが「アコードツアラー」という名称になりました。

2012年にもホンダ アコード ワゴンは販売されていましたか?

2012年に日本で新車販売されていた正式名称は「アコードツアラー」です。アコード ワゴンは2008年に終了しているため、2012年式を探す場合はアコードツアラーCW系を確認するのが正確です。

2012年のアコードツアラーはどんな車両構成でしたか?

2011年の改良で2.0Lの20TL系と2.4LのType S系が中心となり、2012年4月には20TL・インターナビパッケージが追加されました。実用性を重視する2.0Lと、走行性能を重視する2.4Lという性格の違いがありました。