三菱パジェロ新型の画像・予想CGをチェック!次期型デザインはどうなる?

三菱パジェロ新型をイメージした角張った大型クロスカントリーSUVとデジタル3連メーター

三菱パジェロ新型は、歴代の力強さを残しつつ、縦型LEDやデジタル3連メーターを採り入れた現代的な本格SUVへ進化する可能性が高まっています。

2026年秋の世界初公開に向けて公式ティザーやテスト車の画像が相次いで登場し、予想CGからも新型パジェロの姿がかなり見えてきました。今回は三菱パジェロ新型の画像・最新予想CGから、次期型の外装と内装デザインがどうなるのかを、公式情報と予想部分を分けながらチェックします。

三菱パジェロ新型の画像から何が分かった?

三菱自動車は、新型クロスカントリーSUVの車名を「パジェロ」と正式に発表し、2026年秋に世界初公開する予定です。

日本仕様のパジェロは2019年に生産を終了しているため、国内では約7年ぶりの復活となります。海外向け仕様も2021年に生産終了しており、今回の新型はまさに本格的な再始動です。

現在までに公開された新型パジェロのティザー画像では、車体のすべてが明かされているわけではありません。しかし、少しずつ公開される画像をつなぎ合わせると、次期型が目指している方向性はかなり分かってきました。

特に注目したいポイントは次の通りです。

  • 縦型のLEDシグネチャーを使ったフロントデザイン
  • 左右方向への広がりを感じさせるライト表現
  • 本格4WDらしい角張ったボディシルエット
  • ラダーフレームを生かした力強いプロポーション
  • 歴代パジェロを思わせる「3連マルチメーター」のデジタル復活

つまり、新型パジェロは流行の都会派SUVへ寄せるというより、「見ただけで本格クロカンと分かるデザイン」を現代風に作り直す方向だと考えられます。

私はここが、新型パジェロを見るうえで一番大切だと感じています。パジェロという名前を復活させながら、丸みの強い一般的なSUVになってしまえば、昔からのファンには少し物足りません。

今回見えてきた姿を見る限り、三菱はその点をかなり意識しているようです。

パジェロは1982年に初代モデルが発売され、4世代にわたって世界170以上の国と地域で累計325万台以上を販売してきました。単純に昔の名前を再利用するだけではなく、「パジェロらしさ」をどう次世代へつなぐかが、新型では大きなテーマになっています。


三菱パジェロ新型の最新予想CGではフロントデザインはどうなる?

新型パジェロの最新予想CGを見ると、フロントマスクは歴代モデルとは大きく異なりながらも、「頑丈そう」というパジェロらしい印象はしっかり残されています。

2026年7月2日に報じられた予想CGでは、横基調のフロントグリルに縦型LEDデイタイムランニングライトを組み合わせるデザインが想定されました。

さらに左右方向に伸びる光の表現と、中央のスリーダイヤエンブレムを組み合わせることで、昔ながらのクロカンというより、最新世代の三菱SUVらしい顔つきになると予想されています。

ここで注意したいのは、予想CGはあくまで公式ティザーや開発車両などを材料に制作された「予想」であり、完成車そのものの公式画像ではないことです。

一方で、公式ティザーやテスト車両から読み取れる要素も増えているため、まったく根拠のない想像図とも違います。

特に興味深いのが、フロントグリルに複数のデザインが用意される可能性です。

2026年7月28日にベストカーWebが紹介したテスト車両では、ハニカム状に見えるグリルと、横線を強調したグリルという異なるタイプが確認されたと報じられています。

現時点で三菱自動車がグレード構成やグリルの違いを正式発表したわけではありません。そのため、「上級グレード用」「オフロード仕様」と断定することはできません。

ただし、市販車で外観をグレードごとに作り分けること自体は珍しくありません。

個人的には、新型パジェロでも都会的で上質な仕様と、アウトドア色を強めた仕様を用意する考え方は非常に相性がいいと思います。

同じ車体でもグリルやホイール、加飾を変えれば、「高級SUVとして乗りたい人」と「道具感のある4WDが欲しい人」の両方へ対応できるからです。

価格が上がりやすい大型SUVだからこそ、豪華装備を全部載せた仕様だけでなく、必要な装備を選べるグレードが用意されると、コスパ重視の立場からも魅力が増します。


新型パジェロのボディは「昔っぽい四角さ」を残す?

新型パジェロの画像や開発車両で目につくのが、スクエアなホイールアーチや厚みのあるボディです。

最近のクロスオーバーSUVでは、空力やデザイン性を重視して流線型のシルエットを採用する車種も多くあります。しかし、新型パジェロはそれとは少し違う方向に見えます。

予想CGやプロトタイプからは、タイヤまわりを力強く見せる四角い造形や、存在感のあるCピラーなどが確認されており、本格クロスカントリーSUVとしてのたくましさを意識したスタイルになりそうです。

このデザインには見た目以外の理由もあります。

三菱自動車は、新型パジェロについて、ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を施すことを明らかにしています。

さらに、キャビンや前後サスペンションなどはパジェロ専用に開発し、悪路走破性だけでなく、上質で快適な乗り心地も追求すると説明しています。

ラダーフレームとは、頑丈な骨格の上に車体を載せるような構造です。

舗装路中心の一般的なSUVに多い構造とは性格が異なり、悪路走行や耐久性を重視する本格4WDで採用されることがあります。

つまり、新型パジェロの四角く力強いデザインは、単なる「昔のパジェロ風の演出」だけではありません。中身も本格4WDとして作り込むからこそ、その構造に似合う外観になっていると見るほうが自然でしょう。

パジェロは1983年からダカールラリーに参戦し、7連覇を含む通算12勝を挙げた歴史があります。

もちろん、新型の市販車が競技車両そのものになるわけではありません。ただ、三菱が公式に「PAJERO DNA」を強調している以上、見た目にもその歴史を感じさせるデザインを残す意味は大きいと考えます。


三菱パジェロ新型の内装画像で復活した「3連マルチメーター」とは?

外装以上に「これはパジェロだ」と感じさせるのが、内装に復活する3連マルチメーターです。

三菱自動車の新型パジェロ・ティザーサイトでは、この装備について「パジェロの魂とも言える」と位置づけています。

歴代パジェロでは、ラリー由来の補助メーターとして、高度など走行状況を確認するための3連メーターが象徴的な装備の一つとなっていました。

新型では、その考え方をそのまま古いアナログメーターとして復活させるのではなく、次世代のデジタル表現として再構築します。

2026年7月20日に報じられたティザー画像では、高度や車体のロール角、ピッチ角などを確認できる3連レイアウトが紹介されています。

ロール角とは車体が左右方向へどの程度傾いているか、ピッチ角とは前後方向へどの程度傾いているかを見るための情報です。

日常の買い物だけなら頻繁に使う機能ではないかもしれません。しかし、急な坂道や凹凸の大きな路面を走る本格4WDでは、「今クルマがどんな状態になっているか」を視覚的に確認できること自体がパジェロらしい楽しさにつながります。

私は、この3連メーター復活は非常にうまい判断だと思います。

昔の装備をそのまま再現すると、単なる懐古趣味に見える可能性があります。しかし、機能そのものを現在のデジタル技術へ置き換えれば、若いユーザーには新しく、昔からのファンには懐かしい装備になります。

「昔と同じ形にする」のではなく、「昔と同じ意味を持たせる」ことが重要なのだと思います。

これは新型パジェロのデザイン全体にも通じる考え方ではないでしょうか。


新型パジェロのインテリア予想CGは巨大ディスプレイ採用?

公開されている情報を基に制作されたインテリア予想CGでは、新型トライトンをベースにしながら、より上級SUVらしく仕立てられたコックピットが想定されています。

Motor Fanが紹介した予想CGでは、水平基調のダッシュボード中央に12.3インチ級の大型インフォテインメントディスプレイを置き、メーターもフルデジタル化する構成が描かれています。

さらに、センターコンソールには電子式シフトレバーやS-AWCの操作系を配置する予想です。

ここも予想CGのため、12.3インチという画面サイズや細かなスイッチ配置が市販車で確定しているわけではありません。

一方、別のテスト車両画像からも、メーターフード付近から車内中央にかけて大きな画面らしき部分が確認されたと報じられており、大型ディスプレイが採用される可能性自体は十分考えられます。

そして、三菱自動車の公式ティザーで非常に重要なのがS-AWC搭載です。

公式サイトでは「強靭なラダーフレーム構造に、今回S-AWCが加わったことで、走破性と快適性の両立はさらなる高次元へ」と説明されています。

S-AWCは、タイヤの駆動力や車両の動きを総合的にコントロールする三菱独自の車両運動統合制御技術です。

新型パジェロでは、その走行機能を操作・確認する場所としてデジタル画面の役割も大きくなるでしょう。

つまり、新型パジェロの大型ディスプレイは、スマートフォンのような見た目を作るためだけの装備ではなく、3連マルチメーターやS-AWCと連携し、クルマの状態をドライバーへ伝える「情報センター」になる可能性があると私は考えています。

この方向なら、画面が大きくなってもパジェロらしさを失いにくいでしょう。


三菱パジェロ新型の予想CGと公式情報はどこまで信用できる?

新型車の情報を見るときに最も注意したいのが、「確定情報」と「予想情報」が混ざることです。

今回の新型パジェロについても、すでに確定している情報がある一方、予想CGから推測されている部分も少なくありません。

公式に確認できている主な内容としては、新型車名がパジェロであること、2026年秋に世界初公開予定であること、トライトンのラダーフレームをベースに改良すること、専用のキャビンや前後サスペンションを開発していること、S-AWCを採用すること、そして3連マルチメーターをデジタル表現で受け継ぐことなどがあります。

対して、グリルごとのグレード分け、12.3インチ級ディスプレイの具体的なサイズ、最終的な灯火類の造形などは、現時点では予想を含みます。

パワートレーンについても同様です。

複数の報道では2.4L直列4気筒ディーゼルターボが有力視されていますが、この記事のテーマであるデザインを見るうえでは、「エンジンの予想」よりも、ラダーフレームやS-AWCを前提にした本格4WDらしい造形のほうが重要だと思います。

予想CGを見るときは、完成車の答え合わせとして見るのではなく、「公式ティザーから何を読み取れるか」を楽しむ資料として見るのがおすすめです。


新型パジェロはランドクルーザーと違う方向を目指す?

新型パジェロが登場すると、トヨタのランドクルーザーシリーズと比較される機会は確実に増えるでしょう。

どちらも悪路走破性を重視する日本を代表する本格SUVだからです。

ただ、私は新型パジェロが「ランドクルーザーに似せる」必要はないと思っています。

むしろ現在までの画像を見る限り、三菱は独自色を強く出そうとしているように感じます。

縦型LEDのフロント表現、S-AWC、デジタル化された3連マルチメーターなどは、単純な豪華さではなく、運転しているときに“パジェロに乗っている”と感じさせる仕掛けです。

これは価格競争以上に重要かもしれません。

近年の大型SUVは、安全装備や大型モニター、高級内装などが充実した結果、メーカーが違っても装備表だけを見ると似ている車が増えています。

そこで「3連マルチメーター」のように、その車だけのストーリーを持つ装備があると商品として覚えてもらいやすくなります。

高級感だけを競うと価格はどんどん上がりやすいため、個人的にはパジェロには、豪華さよりも丈夫さ・使いやすさ・走る楽しさにお金をかけたグレードも期待したいところです。

アウトドアで使う人にとっては、豪華な加飾が増えることより、汚れを気にせず使える内装や分かりやすいスイッチ配置のほうが価値を感じる場合もあります。

ここを三菱がどうまとめるかが、新型パジェロのデザインを評価するうえで大きなポイントになりそうです。


新型パジェロの次期型デザインをどう見る?筆者の考察

ここからは、これまでに公開された画像や公式情報を踏まえた私見です。

新型パジェロのデザインで最も評価したいのは、過去をそのまま再現するのではなく、「パジェロらしさの理由」を現代の装備に置き換えようとしていることです。

初代パジェロが誕生したのは1982年。三菱自動車は2026年のティザーサイトで、誕生から44年という歴史を改めて打ち出しています。

長い歴史を持つ車名を復活させる場合、昔の角型ヘッドライトや古いインパネをそのまま再現すれば、分かりやすく懐かしさを演出できます。

しかし、新型パジェロはそこから一歩踏み込んでいます。

3連メーターはデジタル化し、車両制御にはS-AWCを取り入れ、ベースにはトライトン由来のラダーフレームを採用する。

一方で、外観はスクエアで力強くまとめる。

つまり「昔の形」ではなく、悪路でも安心して目的地へ進めるというパジェロの考え方を、新しい技術で表現しているように見えます。

三菱自動車自身も、新型パジェロについて「走破性と快適性の両立」を本質として掲げています。

この考え方が市販車でもぶれなければ、新型パジェロは単なる復刻SUVではなく、現代の生活に合わせて再設計された本格4WDになりそうです。

一方で気になるのは、デザインを上質にしすぎないかという点です。

フラッグシップSUVですから一定の高級感は必要ですが、装飾を増やしすぎれば価格も上昇し、パジェロの持つ「実際に使える道具」という魅力が薄くなる可能性があります。

私なら、ピカピカした豪華装備よりも、見切りの良い四角いボディ、使いやすい荷室、操作しやすいスイッチ、悪天候でも頼れる4WD性能といった部分に予算を使ってほしいと感じます。

予想CGを見ていると大型画面やデジタル化が注目されますが、新型パジェロの本当の価値は、そこだけではありません。

デジタル装備が「走るための道具」として機能するか。

ここが、一般的な高級SUVとの違いになるでしょう。

外観ではグリル違いとみられるテスト車両も確認されています。もし市販車で複数の表情を用意するのであれば、上級仕様とオフロード志向仕様で方向性を明確に分けるのも面白いと思います。

街乗り中心の人には落ち着いた横基調グリル、アウトドアを楽しむ人にはタフなハニカム系グリル、といった選択肢があれば、幅広いユーザーが自分好みのパジェロを選べます。

正式な最終デザインが公開されたときには、「予想CGと似ていたか」だけでなく、三菱がパジェロという名前にどんな意味を持たせたのかまで見ると、この新型車をより楽しめるはずです。


まとめ

三菱パジェロ新型は、2026年秋の世界初公開に向けて、公式ティザーやテスト車両の画像から少しずつ姿が見えてきました。

現時点では、縦型LEDを取り入れた力強いフロント、スクエアなボディ、トライトン由来のラダーフレーム、S-AWC、そして歴代モデルを象徴する3連マルチメーターのデジタル復活が大きな注目点です。

最新予想CGでは、大型ディスプレイを備えたデジタルコックピットや複数のフロントグリルなども予想されていますが、これらには未確定の部分があります。公式情報と予想を分けながら見ることが大切です。

それでも、ここまでの画像から感じられる方向性はかなり明確です。

新型パジェロは過去の姿をそのまま復刻するのではなく、「タフで頼れるパジェロらしさ」をデジタル技術と現代的なデザインで再構築するモデルになりそうです。

1982年の初代登場から44年。約7年ぶりに日本市場へ復活するパジェロが、最終的にどんな顔とインテリアで登場するのか、正式公開が楽しみな一台です。


よくある質問

三菱パジェロ新型はいつ公開されますか?

三菱自動車は、新型パジェロを2026年秋に世界初公開する予定と正式発表しています。日本仕様は2019年に生産終了しているため、国内では約7年ぶりの復活となります。

新型パジェロの予想CGは実車と同じですか?

予想CGは完成車の公式画像ではありません。公式ティザーやプロトタイプ、開発動向などを参考に制作された予想図なので、実際の市販モデルではライト、グリル、ディスプレイなどの細部が異なる可能性があります。

新型パジェロの3連メーターは本当に復活しますか?

三菱自動車の公式ティザーサイトで、歴代パジェロを象徴する「3連マルチメーター」を次世代のデジタル表現で受け継ぐことが明らかにされています。単なる復刻ではなく、新型パジェロの世界観を表現する装備として採用されます。

ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家