新型レヴォーグのナビを走行中に解除できる?ディーラー対応とテレビキャンセラーを解説

新型レヴォーグのナビは走行中に映像や一部操作が制限されますが、テレビキャンセラーなどを使った解除方法は存在します。ただし、ディーラーによって対応が異なり、車両制御への影響を心配する声もあるため、単純に「付ければOK」とは言えません。

VN系レヴォーグでは、ディーラーオプションとして施工してもらったというオーナーがいる一方、「完全に断られた」という事例もあります。さらに、年式やキャンセラーの方式によって事情が異なる点にも注意が必要です。

新型レヴォーグのナビは走行中に解除できる?

結論からいうと、VN系レヴォーグで走行中のテレビ表示やナビ操作の制限を解除する方法はあります。代表的なのがテレビキャンセラーやテレビコントロールキットと呼ばれる製品です。

通常、走行中は安全面への配慮からテレビ映像が表示されなくなったり、一部のナビ操作が制限されたりします。そのため、助手席の家族がテレビを見たり、目的地を変更したりしたい場合に不便を感じる人もいるでしょう。

実際、2025年5月19日に投稿されたVN系レヴォーグ・レイバックに関するオーナー同士の情報交換では、「テレビキャンセラーを付けたいものの、不具合や故障が心配」という相談が寄せられています。

この投稿に対するコメントを見ると、状況はかなり複雑です。

  • ディーラーオプションとして施工してもらった人がいる
  • ディーラーから施工を完全に断られた人もいる
  • 特に問題なく使用しているという報告がある
  • アイサイトへの影響を感じたという報告もある
  • 誓約書を条件として施工する地域の情報もある
  • リスクを考えて取り付けを見送った人もいる

つまり、「新型レヴォーグならディーラーで必ず解除できる」というわけではありません。

ここが今回のテーマで最も重要なポイントです。同じレヴォーグでも、販売会社や店舗、車両の年式、採用する製品によって対応が変わる可能性があります。


新型レヴォーグのテレビキャンセラーはディーラーで付けてもらえる?

ディーラー対応については、元ネタとなったオーナー情報を見る限り、地域や販売会社によって差があると考えたほうがよさそうです。

たとえば、VN5 E型ブラックインテリアセレクションに乗っているオーナーは、2025年5月19日のコメントで、以前所有していたB型と現在のE型の両方について、ディーラーオプションとして取り付けてもらったと報告しています。

操作についても、ボタンを押すタイプだったと説明しており、本人の使用環境では特に不具合を感じていないとのことでした。

さらに2026年2月の追加コメントでは、そのキャンセラーについて「名古屋スバルオリジナル」のものだったとの説明があります。契約時に取り付けるか確認され、そのまま施工してもらったそうです。

一方、まったく違うケースもあります。

VN5 B型に関する2025年5月20日のコメントでは、利用しているディーラーからテレビキャンセラーの施工を完全に断られたという報告があります。

同じディーラーを利用するA型オーナーの友人も断られ、自分で対応したとのことでした。

つまり、「スバルのディーラーだから全国どこでも同じ対応」という感覚で考えないほうがいいでしょう。販売会社単位、店舗単位、あるいは車両仕様によって判断が異なる可能性があります。

※画像はAIによるイメージ

さらに興味深いのが、2025年6月30日に投稿された兵庫県での情報です。

投稿者が兵庫スバルで働くメカニックとセールスの知人から聞いた話として、兵庫では施工を行っているものの、誓約書への記入、使い方の説明、不具合が発生した場合にはすぐ連絡するよう案内するという流れが紹介されています。

この情報が示しているのは、ディーラー施工だからといって「メーカーがすべてのリスクを無条件に保証している」と考えるべきではない、ということです。

テレビキャンセラーを希望するなら、「取り付けできますか?」だけでなく、保証への影響、不具合発生時の扱い、使用する製品と制御方式まで確認することが重要だと私は考えます。


VN5レヴォーグはキャンセラーなしでも解除できる?

VN5レヴォーグについて調べると、「テレビキャンセラー不要で走行中のテレビ表示を可能にする方法」という情報も見つかります。

2022年9月19日に公開され、2024年9月11日に更新された参考記事では、VN5レヴォーグについて、運転席周辺にある2つのカプラーを接続する方法が紹介されていました。

記事では、サイドカバーやビス、メインパネルを外し、ヒューズボックス付近などに隠されているカプラーを探して接続する手順となっています。

ただし、ここで非常に重要なのは、この方法を現行のVN系レヴォーグすべてにそのまま当てはめて考えないことです。

元記事自体も、カプラーについて常時接続を想定したものではない可能性に触れ、「自己責任」と注意を促しています。

また、2025年5月のオーナー同士のやり取りでも、Aタイプにはショートコネクターが存在していたと推測するコメントがありました。

つまり、初期型で可能だった方法が、改良後のモデルでも同じように使えるとは限りません。

新型レヴォーグは年次改良を重ねています。「VN5だからこの方法」と車両型式だけで判断するのではなく、A型・B型・D型・E型などの年次区分や実際の車両仕様まで確認することが大切です。

私なら、数年前の記事を見てすぐに内装を外すのではなく、まず自分の車両の年式と仕様をディーラーに伝え、「この車両ではどの方式が使われているのか」を確認します。

数万円を節約するために、より高価な電子制御系の不安を抱えてしまっては、コスパ重視の車選びとしては本末転倒だからです。


テレビキャンセラーでアイサイトに不具合が出る可能性は?

新型レヴォーグのテレビキャンセラーで最も気になるのが、アイサイトなど車両制御への影響ではないでしょうか。

今回の元ネタでも、ここについて意見が分かれています。

2025年12月3日のコメントでは、VN系レヴォーグにテレビキャンセラーを取り付けたオーナーから、「おすすめしない」という趣旨の報告がありました。

そのオーナーは、制御ネットワークにキャンセル信号を出す方式だったとして、アイサイトへの影響を感じたと説明しています。以前のような単純なスイッチ式とは事情が違うという認識も示しています。

一方、同じ2025年12月3日には、D型レヴォーグへ新車購入時にキャンセラーを取り付けてもらい、アイサイトの挙動に特に異常を感じていないという別のオーナー報告もあります。

さらに、B型とE型の両方でディーラー施工を受け、特に問題なく使用しているという前述の例もあります。

したがって、これらの投稿だけから「テレビキャンセラーを付けるとアイサイトが故障する」と断定することも、逆に「まったく影響しない」と言い切ることもできません。

個々のユーザー報告は参考になりますが、車両仕様、製品、取り付け方法、使用状況などの条件が統一された試験ではないからです。

ここはネット情報を見るときに特に注意したい部分です。

「自分は大丈夫だった」という体験談は安全性の保証ではなく、「不具合が出た」という体験談だけで全車に問題が起こるとも限りません。

だからこそ、購入候補のテレビキャンセラーについて、対応年式やメーカー側の注意事項を確認し、さらにディーラーへ保証や故障診断への影響を確認しておくことが現実的です。


新型レヴォーグのテレビキャンセラーはいくら?

今回のオーナー情報では、他車種を含めて3万円台程度のテレビコントロールキットが案内された例があります。

2025年6月28日の投稿では、SLフォレスター・プレミアムの納車を控えたユーザーが、約3万4,000円のテレビコントロールキットを案内されたとしています。この時点では工賃は未確認で、本人は一旦保留したとのことです。

また、2025年5月20日の新型フォレスターに関するコメントでも、約3万円のオプションがあったという情報が寄せられています。

ただし、これらはレヴォーグの全国統一価格を示すものではありません。

レヴォーグで実際にいくらになるかは、使用する製品、販売会社、工賃、車両の年式などによって変わる可能性があります。購入前には自分が利用するディーラーへ見積もりを確認してください。

※画像はAIによるイメージ

個人的には、価格だけで社外品とディーラー施工を比較するのはおすすめしません。

仮に社外品のほうが安くても、不具合が起きた際に「キャンセラーを外してから診断してください」といった話になれば、結果的に手間が増える可能性があります。

反対に、ディーラーで施工してもらえるからといって、何が起きても無条件で保証されるとは限りません。

部品代+工賃だけでなく、保証やトラブル時の対応まで含めて比較する。これが新型レヴォーグでは特に大切だと感じます。


走行中のナビ解除は本当に必要?取り付け前に考えたいこと

ここからは私見ですが、テレビキャンセラーを検討する前に、「自分は走行中に何をしたいのか」を一度整理してみるのがおすすめです。

「テレビが大好きで、助手席や同乗者が長距離移動中に見たい」という人と、「年に数回、助手席から目的地を変更したい」という人では、キャンセラーの必要性がまったく違います。

実際、今回の投稿には、テレビを見ず、ナビ設定は出発前に済ませ、途中で操作が必要になったらコンビニなどに立ち寄るためキャンセラーを付けていない、というユーザーもいました。

これは意外と合理的な考え方です。

レヴォーグの魅力は、単なる大型画面ではなく、アイサイトを含めた運転支援や車両全体の電子制御にもあります。

そこへ追加装置を入れる以上、私は「テレビが映るようになる」というメリットだけで判断せず、得られる便利さと、電子制御車に手を加えるリスクを天秤に掛けるべきだと考えています。

特に、走行中のテレビ映像を運転者自身が見ることを前提にするのは避けるべきです。運転中は前方確認と安全運転を最優先にし、テレビ表示を利用する場合も助手席や後席の同乗者向けとして考えるのが基本でしょう。

ナビの目的地変更についても、可能であれば停車して操作するほうが安全です。

私ならディーラーに4点確認してから決める

私が新型レヴォーグを購入してテレビキャンセラーを検討するなら、いきなりネットで製品を注文するのではなく、まず担当ディーラーへ確認します。

確認したいのは、「この車両に施工可能か」「何という製品・方式なのか」「保証への影響はあるか」「不具合が出た場合はどう対応するか」の4点です。

特に重要なのは、単に「付けられる・付けられない」ではなく、取り付け後まで確認することです。

今回のオーナー情報を見るだけでも、名古屋でディーラー施工された例、兵庫で誓約書を条件に施工するという情報、別のディーラーで断られた例が混在しています。

この違いを考えると、ネットで「スバルディーラーならやってくれるらしい」と判断しても、自分の店舗で同じ対応になる保証はありません。

そしてもう一つ大事なのが、レヴォーグの年次改良を区別することです。

初期のVN5で紹介されたカプラー接続方法と、後年のD型・E型で使用されるテレビキャンセラーを同じものとして考えるのは避けたほうがいいでしょう。

新型車はスマートフォンのように電子制御の比重が高くなっています。昔の車で通用した「この線をつなげばOK」という感覚だけで判断しないことが、結果的には最もお得な選択につながると思います。


新型レヴォーグのナビ解除とテレビキャンセラーのまとめ

新型レヴォーグでは、テレビキャンセラーなどによって走行中のテレビ表示やナビ操作の制限に対応する方法があります。

ただし、ディーラー対応は全国一律とはいえません。VN5 E型などでディーラーオプションとして施工してもらったユーザーがいる一方、施工を断られたユーザーや、誓約書を条件として対応する地域の情報もあります。

また、初期のVN5ではカプラー接続による方法が紹介されていましたが、年次改良後のモデルまで同じ方法が利用できるとは限りません。

テレビキャンセラーについても、「問題なく使用している」というオーナーと「アイサイトへの影響を感じた」というオーナーの両方がいるため、個人の体験談だけで安全性を断定するのは難しいところです。

私としては、新型レヴォーグほどの電子制御が充実した車なら、数万円の価格差より、適合確認と取り付け後のサポートを優先したいと考えます。

テレビキャンセラーが本当に必要なのかを考えたうえで、必要なら自分の車両の年式・型式を伝え、ディーラーに施工可否、製品、保証、不具合時の対応を確認してから判断するのが賢明です。


よくある質問

新型レヴォーグのナビは走行中に解除できますか?

テレビキャンセラーなどを利用して走行中の映像表示や一部操作の制限に対応する方法はあります。ただし、年式や車両仕様、使用する製品によって方法が異なる可能性があります。

また、運転者が走行中に画面を注視することを目的に使用せず、安全運転を最優先にしてください。

新型レヴォーグのテレビキャンセラーはディーラーで取り付けできますか?

取り付けてもらったというオーナー事例がありますが、すべてのスバルディーラーで対応しているとは限りません。

名古屋でディーラー施工されたという例や、兵庫では誓約書を条件に施工するという情報がある一方、別の店舗では完全に断られたという報告もあります。自分が利用する販売店へ直接確認するのが確実です。

テレビキャンセラーを付けるとアイサイトに影響しますか?

今回のユーザー情報では、アイサイトへの影響を感じたという報告と、特に問題なく使用できているという報告の両方があります。

そのため、一律に「影響する」「影響しない」と断定することはできません。対応年式、製品の制御方式、保証への影響、不具合時の対応を販売店や製品メーカーに確認したうえで判断することをおすすめします。

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