2018年トヨタ アクアは、初代の後期型にあたり、低燃費と扱いやすい5ナンバーサイズ、中古車の選択肢の多さが魅力のハイブリッドコンパクトです。
前期・中期とはフロントマスクやテールランプなどが異なり、2017年6月以降の後期型らしいデザインと安全装備を備えた中古車を探せるのが2018年式のポイントです。
2018年トヨタ アクアはどんな車?
2018年、平成30年式のトヨタ アクアは、2011年に登場した初代アクアの後期型に位置づけられます。現行の2代目アクアではなく、型式では「DAA-NHP10」などで知られる初代モデルです。
初代アクアは、コンパクトなボディにハイブリッドシステムを組み合わせ、高い燃費性能と日常での扱いやすさを両立したモデルとして長く販売されました。
トヨタ公式の2018年4月発売「G」では、主なスペックは次のとおりです。
項目 2018年4月 アクア G
ボディタイプ コンパクトカー・ハッチバック
乗車定員 5名
ドア数 5ドア
型式 DAA-NHP10
全長 4,050mm
全幅 1,695mm
全高 1,455mm
ホイールベース 2,550mm
室内長 2,015mm
室内幅 1,395mm
室内高 1,175mm
車両重量 1,090kg
新車時価格 2,052,000円
全幅1,695mmに収まる5ナンバーサイズなので、大きなSUVやミニバンに比べると狭い道路や駐車場でも扱いやすいのが特徴です。
個人的には、2018年式アクアの魅力は「特別に豪華ではないけれど、日常車として必要なものをうまくまとめていること」だと感じます。高級感より燃費や維持しやすさを重視するなら、今でも理にかなった選択肢です。
また、2018年式は初代の販売開始から年月がたち、改良が積み重ねられた時期でもあります。初期モデルを安く買うのとは違い、後期型のデザインや装備を比較的手頃な中古価格で狙えるところに価値があります。
トヨタ アクアの前期・後期はどう違う?
「トヨタ アクア 前期 後期」で調べている人が最も迷いやすいのが、初代アクアの年式区分です。
中古車店などでは細かな一部改良時期によって呼び方が多少異なる場合がありますが、外観の大きな違いを見る場合は、一般的に次のように整理すると分かりやすいです。
- 前期:2011年11月ごろから
- 中期:2014年12月ごろから2017年6月ごろ
- 後期:2017年6月ごろから2021年の初代終了まで
つまり、2018年式アクアは基本的に後期型と考えてよいでしょう。
前期型は、フロントのロアグリルが比較的小さく、フォグランプまわりが三角形に近い形状です。アンテナもポールタイプで、初期型らしいシンプルな印象があります。
2014年12月の大きな改良後は、六角形を思わせる大型ロアグリルが採用され、フロントバンパーにもボリューム感が加わりました。アンテナもシャーク型へ変化しています。
そして2017年6月以降の後期型では、フロントグリルの開口部がさらに大きく見えるデザインとなりました。
中古車を写真だけで見分けたい場合、特に分かりやすいのがフロントのランプ周辺とリアバンパーです。
前期ではフォグランプ・ウインカー付近が三角形、中期は縦長に近い形状ですが、後期では形状がさらに変更されています。後期型ではフロントまわりがよりシャープに見えるため、並べて比較すると違いが分かりやすくなります。
リアにも違いがあります。
前期型はテールランプ内部の赤い部分が目玉のように見え、ブレーキランプは粒状に点灯するデザインが特徴でした。
中期では赤い発光部分が広がり、後期では前期・中期とは異なる内部レイアウトへ変更されています。
さらに、2017年6月以降の後期型を見分ける際の重要なポイントが、リアバンパー左右の反射板です。2018年式を探す場合、外観写真でここを見ると判断材料になります。
中古車サイトには販売店独自の表記もあるため、「後期型」とだけ書かれた説明をうのみにせず、年式と外観を合わせて確認するのがおすすめです。
2018年式アクアにはどんなグレードがある?
2018年式の中古車を見ると、「S」「G」だけでなく、「Sスタイルブラック」「クロスオーバー」「G GRスポーツ・17インチパッケージ」など、かなり幅のある物件が見つかります。
そのため、単純に「2018年式だからどれも同じ」と考えないほうがよいでしょう。
たとえば中古車掲載例では、Sスタイルブラックに純正ナビ、バックカメラ、衝突被害軽減システム、オートハイビーム、スマートキーなどを備えた車両が複数確認できます。
G系では、クルーズコントロールやシートヒーター、LEDヘッドライトなどが装着された中古車もあります。
また、通常のアクアとは少し雰囲気が違う「クロスオーバー」も2018年式で流通しています。
クロスオーバーはSUVテイストを取り入れたモデルで、純正16インチアルミホイール、ハーフレザーシートなどを備えた掲載車も見られます。普通のアクアでは少し地味に感じる人には候補になるでしょう。
一方、スポーティさを求める人には「G GRスポーツ・17インチパッケージ」があります。中古車掲載例では専用エアロ、17インチホイール、LEDヘッドライトなどを装着した車両が確認できます。
ここで重要なのは、グレード名より実車装備を確認することです。
中古車は新車と違って、前オーナーが付けたオプションやナビ、ドラレコ、ETC、シートヒーターなどによって価値がかなり変わります。
僕なら同じ価格なら、グレード名だけが上の車よりも、修復歴がなく、整備履歴が確認でき、必要な安全装備やバックカメラが揃っている車を優先します。
中古車は「新車時に高かった車=今も一番お得」とは限らないからです。
アクア トヨタの中古車で2018年式はいくらくらい?
2018年式アクアは流通台数が多く、現在でも中古車を比較しやすい年式です。
元資料の中古車検索では、2018年式アクアが508台掲載されている検索例があり、別の2018年4月~2019年6月モデルの検索では572台が表示されています。
ただし、掲載台数や価格は常に変動するので、これは調査時点の数字として見る必要があります。
中古車相場についても、集計方法によって差があります。
ある中古車情報では2018年式全体の平均価格が115.4万円、価格帯は9.2万~370万円と表示されています。
一方、2018年4月~2019年6月という期間で区切った別集計では、平均価格は80.8万円、価格帯は約37万~207.4万円とされています。
平均額が大きく違うのは、集計対象となるグレード、走行距離、掲載時期、支払総額か車両本体価格かなどの条件が異なるためです。
そのため「2018年式アクアの相場は○万円」と1つの数字だけで判断するのは危険です。
実際の掲載例を見ると、たとえば次のような車両があります。
2018年式クロスオーバーで、走行4.5万km、支払総額134.9万円という掲載例があります。
Sスタイルブラックでは、走行7万km前後で支払総額120万円台~130万円台の掲載例が複数あります。
一方、走行10万kmを超えた車両では、80万円前後まで下がっている例もあります。
GRスポーツ系や低走行の上級グレードでは、150万円を超える物件も確認できます。
ここから分かるのは、2018年式アクアは年式より「走行距離・装備・状態・グレード」で価格差がつきやすいということです。
検索結果で一番安い車だけを見るのではなく、「支払総額」「保証」「整備」「修復歴」「走行距離」を同時に見たほうが、結果的には失敗しにくいでしょう。
2018年トヨタ アクアの中古車は何をチェックすべき?
2018年式アクアを選ぶ際は、価格だけでなく車両の状態を優先したいところです。
特にチェックしたいのは、整備履歴、ハイブリッド関連の状態、走行距離、修復歴、安全装備です。
初度登録からすでに年数が経過しているため、同じ2018年式でも使われ方にはかなり差があります。
年間5,000km程度しか走っていない車と、営業車のように年間2万km近く走った車では、同じ年式でもコンディションは別物です。
走行距離だけで良し悪しを決める必要はありませんが、10万kmを超えている場合は特に、定期点検記録簿や消耗品交換の履歴を確認したいところです。
またアクアはハイブリッド車なので、駆動用バッテリーの状態も気になります。
中古車購入時にバッテリーの寿命を外観から正確に判断することは難しいため、保証内容やハイブリッドシステムの診断状況を確認するのが現実的です。
元資料には、コンピューター診断済みの車や、ディーラー保証、長期保証付きの中古車も掲載されています。
多少高くても、長く乗るつもりならこうした安心材料を重視する価値はあります。
安全装備も車両ごとに確認してください。
2018年式の中古車には、衝突被害軽減システム、車線逸脱警報、オートハイビームなどを備えた車が多数ありますが、装備内容はグレードや仕様によって異なります。
「2018年式なら全部同じ」と考えず、掲載ページの装備欄と実車を確認することが大切です。
さらに見落としやすいのがタイヤです。
購入後すぐタイヤ4本交換となれば、安く買えたつもりでも出費が増えます。タイヤの残り溝だけでなく製造年も確認しておくと安心です。
僕は中古車の価格を見るとき、「車両価格」ではなく買ってから1~2年で追加出費がどれくらい出そうかまで含めて考えるのが大切だと思っています。
10万円安い車でも、タイヤ、バッテリー、車検、ブレーキまわりなどで一気に費用がかかれば、結局高い買い物になることがあります。
2018年式アクアは今でも買いなのか?考察
個人的には、2018年式アクアは「最新装備より、燃費と購入価格のバランスを重視したい人」には、まだ十分検討価値があると考えます。
最大の理由は、初代後期型という立ち位置です。
極端に古い初期型ではなく、2017年6月の改良後デザインを選べる一方、2021年登場の2代目より中古価格を抑えやすい。この中間点が2018年式の魅力です。
もちろん、最新型と比べれば安全装備や運転支援、快適装備では差があります。
2代目アクアではプラットフォームやハイブリッドシステムが新しくなり、さらに2025年9月の改良ではハンマーヘッドデザインや安全機能の拡充も行われました。
それでも、街乗り中心で「なるべく購入費を抑えながらハイブリッド車に乗りたい」という用途なら、2018年式は現実的です。
そしてもう一つ注目したいのが、中古車の流通量です。
掲載台数が数百台規模あるため、珍しい車種のように「出てきた1台を急いで買う」必要性は比較的低く、走行距離や色、装備、保証内容を比べながら選べます。
これは中古車選びではかなり大きなメリットです。
僕なら2018年式アクアを選ぶとき、価格の最安値競争には入りません。
むしろSスタイルブラックやGなど流通量のあるグレードを中心に、5万~8万km程度までをひとつの目安にしながら、整備記録、修復歴、保証、安全装備を比較します。
クロスオーバーやGRスポーツは魅力がありますが、通常グレードより価格が高くなる場合があります。
高級感やスポーティさよりコスパを優先するなら、普通のS系・G系を丁寧に探すほうが「アクアらしいお得感」は出しやすいと感じます。
また、2018年式の1.5Lハイブリッドは、13年経過した一般的なガソリン車のような自動車税の重課対象とは扱いが異なります。
2018年式は2019年9月以前の登録なので、1.5L以下の自動車税種別割は年額34,500円が基本となります。税制度は変更される可能性があるため、実際の購入時には最新情報を確認してください。
車両価格だけではなく、税金、車検、保険、消耗品まで含めて考えてこそ、本当に「安い中古車」かどうかが見えてきます。
まとめ
2018年トヨタ アクアは、初代アクアの後期型にあたり、5ナンバーサイズの扱いやすさとハイブリッドならではの経済性を両立したモデルです。
前期・中期・後期ではフロントグリル、フォグランプ周辺、テールランプ、アンテナ、リアバンパーなどに違いがあり、2018年式は2017年6月以降の後期型デザインを選べます。
中古市場にはS、G、Sスタイルブラック、クロスオーバー、GRスポーツ系など多彩な車両があり、掲載台数も多いため比較しやすいのがメリットです。
一方で、同じ2018年式でも走行距離や装備、整備履歴によって価値は大きく変わります。
「安い2018年式」を探すより、「状態と装備に対して価格が妥当な2018年式」を探す。これが中古アクアで失敗しにくい選び方だと考えます。
最新型ほどの先進性は必要なく、燃費、使いやすさ、購入価格のバランスを重視したい人にとって、2018年式トヨタ アクアは今でも十分候補になる1台です。
よくある質問
2018年式トヨタ アクアは前期・後期のどちらですか?
2018年式は基本的に初代アクアの後期型です。2017年6月の改良以降のモデルにあたり、リアバンパー左右の反射板などが外観上の見分けポイントになります。
2018年式アクアの中古車相場はいくらですか?
元資料では、2018年式全体の平均価格115.4万円という集計と、2018年4月~2019年6月モデルで平均80.8万円という集計があります。対象条件で数字が変わるため、平均価格だけでなく支払総額、走行距離、グレード、保証内容を比較することが重要です。
2018年式アクアを中古で買うなら何を優先すべきですか?
整備履歴、修復歴、走行距離、ハイブリッドシステムの状態、保証、安全装備を優先しましょう。価格が少し安いだけの車より、購入後の追加整備費まで含めて総額で判断するのがおすすめです。
ソロ(そろ)/新車・カーライフ愛好家