軽EV4台を比較!BYDラッコ・日産サクラ・N-ONE e:・N-VAN e:の違い

軽EVを選ぶときに候補となる、BYD RACCO(ラッコ)、日産サクラ、Honda N-ONE e:、Honda N-VAN e:の4台を比較します。同じ軽EVでも、広いスライドドア車、乗用ハッチバック、商用バンという違いがあり、向いている使い方は大きく異なります。

軽EV4台の基本比較

車種 車のタイプ 一充電走行距離 主な特徴
BYDラッコ 200 スーパートール軽乗用EV 210km 両側電動スライドドア、日常向け
BYDラッコ 300シリーズ スーパートール軽乗用EV 320km 遠出にも対応しやすい航続距離
日産サクラ 軽乗用EV 180km 販売実績と日産の店舗網
Honda N-ONE e: 軽乗用EV 295km 低い全高と優れた公式電費
Honda N-VAN e: 軽商用EV 245km 大きな荷室と仕事での使いやすさ

航続距離はいずれもWLTCモードの国土交通省審査値です。気温、エアコン、速度、積載量、運転方法で実際の距離は変わります。

4台の電費比較

車種 WLTC交流電力量消費率 1kWhで走れる距離の参考換算
BYDラッコ 公式値を確認できず 比較対象外
日産サクラ 124Wh/km 約8.1km/kWh
Honda N-ONE e: 105Wh/km 約9.5km/kWh
Honda N-VAN e: 127Wh/km 約7.9km/kWh

Wh/kmは1km走るために必要な電力量で、数字が小さいほどカタログ上の電費が良いことを示します。km/kWhは1,000をWh/kmで割った単純換算値です。BYDラッコはバッテリー容量と航続距離が公表されていますが、それだけから計算した値は充電時の損失を含む交流電力量消費率と条件が異なるため、この表では無理に算出していません。

BYDラッコは広さとスライドドアが強み

ラッコは全高1,800mmのスーパートール型で、両側電動スライドドアを備えます。200は航続距離210km、300 Plusと300 Premiumは320kmです。子どもの送迎、買い物、後席の乗り降りを重視する家庭に向いています。

日産サクラは日常移動と販売実績

サクラは20kWhバッテリー、航続距離180km、電費124Wh/kmです。買い物や通勤など近距離中心に使いやすく、すでに販売実績があるため、試乗や中古車を含めて検討しやすい点があります。

N-ONE e:は航続距離と電費が魅力

N-ONE e:は航続距離295km、電費105Wh/kmです。4台のうち乗用車として全高が低く、スライドドア車とはスタイルが異なります。Honda公式では6kW普通充電で満充電まで約4.5時間、急速充電は約30分と案内しています。

N-VAN e:は荷物を運ぶ人向け

N-VAN e:は軽商用EVで、航続距離245km、電費127Wh/kmです。助手席側の大きな開口部と広い荷室が特徴で、配送、工具、商品、アウトドア用品などを積む用途に向いています。乗用車3台とは目的が違うため、電費だけで優劣を決める車ではありません。

目的別の選び方

  • 家族利用、広い室内、スライドドア:BYDラッコ
  • 近距離中心、販売実績、日産のサービス網:日産サクラ
  • 航続距離とカタログ電費を重視:Honda N-ONE e:
  • 仕事や大きな荷物を運ぶ:Honda N-VAN e:

購入前に確認したいこと

自宅充電器を設置できるか、販売店までの距離、保証、補助金、冬場の使用、急速充電器の場所を確認しましょう。車両価格だけでなく、充電設備と保険を含む支払総額で比べることが大切です。

まとめ

4台は同じ軽EVでも役割が異なります。電費だけなら公表値ではN-ONE e:が105Wh/kmですが、室内の広さならラッコ、販売実績ならサクラ、荷室ならN-VAN e:という選び方があります。BYDラッコの正式な交流電力量消費率を確認できた場合は、比較表を更新します。

参考:BYD RACCO公式プレス情報/日産サクラ環境情報/Honda N-ONE e:主要諸元/Honda N-VAN e:主要諸元