ホンダ フリード ブラックスタイルの評判は?デザインと魅力を検証

白いコンパクトミニバンに黒いホイールやドアミラーを組み合わせた上品で引き締まったスタイル

ホンダ フリード BLACK STYLE(ブラックスタイル)は、先代フリードに設定された特別仕様車です。フリード本来の扱いやすさを変えず、内外装の黒いアクセントで印象を引き締めています。

この記事では、2022年に発売されたBLACK STYLEの装備と当時の価格、利用者の体験例、中古車を選ぶ際の注意点を整理します。

情報確認日:2026年8月25日
※装備と価格は発売当時の情報です。中古車の販売価格や車両状態は個体ごとに異なります。

フリード BLACK STYLEとは?通常モデルとの違い

Hondaは2022年6月23日、FREED/FREED+の一部改良とともに、特別仕様車BLACK STYLEを発表し、同年6月24日に発売しました。

大きな違いは、通常モデルの実用性を保ちながら、外観と内装をブラックで統一したことです。Honda公式発表では、次の専用装備が案内されています。

  • ダーククロームメッキのフロントグリルガーニッシュとリアライセンスガーニッシュ
  • マットグレーのフロントグリル
  • クリスタルブラック・パールのドアミラーとアウタードアハンドル
  • ブラック塗装の15インチアルミホイール
  • ブラックのファブリックシートとインテリア
  • クリアタイプのLEDハイマウント・ストップランプ

CROSSTAR系のフロントグリルを採用していますが、走行性能を高めたスポーツグレードではありません。基本的には、フリードの使い勝手にデザイン上の特別感を加えた仕様です。

出典:Honda「FREED/FREED+を一部改良、特別仕様車BLACK STYLEを設定」(PDF)

発売当時の価格と設定

BLACK STYLEは3列シートのFREEDだけでなく、2列シートのFREED+にも設定され、ガソリン車とハイブリッド車が用意されていました。

主な仕様発売当時のメーカー希望小売価格
FREED G BLACK STYLE ガソリン FF・6人乗り2,413,400円
FREED G BLACK STYLE ガソリン FF・7人乗り2,435,400円
FREED HYBRID G BLACK STYLE FF・6人乗り2,699,400円
FREED HYBRID G BLACK STYLE FF・7人乗り2,721,400円

上記は2022年6月発表時の消費税込み価格です。4WDやFREED+にも別の設定があり、諸費用は含まれていません。現在の中古車価格を示すものではない点に注意してください。

デザインの魅力

BLACK STYLEの特徴は、派手なエアロパーツではなく、黒いパーツを要所に配置していることです。通常のフリードより引き締まって見える一方、ファミリーカーとしての親しみやすさも残っています。

発売時に案内された主なボディーカラーには、次の色がありました。

  • プレミアムクリスタルブルー・メタリック
  • フィヨルドミスト・パール
  • トワイライトミストブラック・パール
  • シルバーミストグリーン・メタリック
  • プラチナホワイト・パール
  • スーパープラチナグレー・メタリック
  • クリスタルブラック・パール
  • プレミアムクリスタルレッド・メタリック

淡色のボディでは黒いホイールやミラーとのコントラストが目立ち、黒系のボディでは全体が落ち着いて見えます。どちらが良いかは、黒いパーツをアクセントとして見せたいか、車体になじませたいかで選ぶと分かりやすいでしょう。

内装と実用装備

2022年の一部改良では、運転席・助手席シートヒーター、コンフォートビューパッケージ、ロールサンシェードなどが標準装備となり、シート表皮には撥水・撥油加工のFABTECTが採用されました。

FABTECTは液体汚れに対する手入れのしやすさを考えた素材ですが、すべての汚れを防ぐものではありません。Honda公式では、固形物や繊維の奥まで入った汚れなどには十分な効果が得られない場合があると説明しています。

子どもの送迎や買い物、旅行などに使うフリードでは、見た目だけでなく日常で扱いやすい装備も重要です。BLACK STYLEは、特別感と実用性を両立させた点が魅力といえます。

利用者の体験例から見る走りと燃費

先代フリード HYBRID G BLACK STYLEの乗り味については、個人によって評価が分かれます。

みんカラに2024年4月4日付で掲載された個人レビューでは、借りた6人乗り車で2日間・約100kmを走行し、低速域のDCTにギクシャク感を覚えた一方、操作に慣れると印象が変わったと報告されています。燃費は21.8km/Lで、同乗者からは後席の快適性が好評だったとのことです。

これは1人が特定の車両・道路条件で体験した一例であり、BLACK STYLE全体の評価や実燃費を示すものではありません。運転感覚や燃費は、車両状態、道路、気温、乗車人数、運転方法などで変わります。

出典:みんカラ「フリード ハイブリッドG BLACK STYLEに乗った感想」

なお、BLACK STYLEだから走りがスポーティーになるわけではありません。中古のハイブリッド車を検討する場合は、外観だけで決めず、可能なら低速発進、停止前、渋滞に近い速度域を試乗して、自分に合うか確認するのが安心です。

現行フリードの「ブラックスタイル」とは別物

検索時には、世代の違いに注意が必要です。2022年発売のBLACK STYLEは先代フリードのメーカー設定による特別仕様車です。

一方、Honda公式USER’S VOICEには、現行型e:HEV AIR EXのオーナーが「ブラックスタイル」という題名で投稿した例があります。これはオーナーが現行車を自分好みに仕上げた事例であり、2022年の特別仕様車BLACK STYLEとは別の車両です。

中古車サイトで探す場合は、車名だけでなく年式、型式、グレード、パワートレーンまで確認してください。

参考:Honda USER’S VOICE「ブラックスタイル」

フリード BLACK STYLEが向いている人

次のような人に検討しやすい仕様です。

  • コンパクトな車体とスライドドアを重視する
  • 3列シートやFREED+の荷室を用途に合わせて選びたい
  • 大型ミニバンほどの大きさは必要ない
  • 派手なカスタムより、さりげない黒いアクセントが好み
  • 中古車でもデザインにこだわりたい

反対に、専用サスペンションや高性能エンジンなどを期待する人には方向性が異なります。BLACK STYLEはスポーツグレードではなく、ベース車の実用性を保ったドレスアップ仕様として考えるのが適切です。

中古車選びで確認したいポイント

  1. 年式と正式グレード:2022年の特別仕様車か、現行車のカスタム例かを区別します。
  2. ガソリン車かハイブリッド車か:先代ハイブリッドは7速DCTのため、可能なら試乗して低速時の感覚を確認します。
  3. 席数と用途:FREEDは6人・7人乗り、FREED+は2列シートです。家族構成や荷物量に合わせます。
  4. 車両状態:整備記録、修復歴、走行距離、タイヤ、内外装、保証内容を確認します。
  5. 支払総額:車両本体価格だけでなく、諸費用や今後必要になりそうな整備費も含めて比較します。

特別仕様車という名称だけで判断せず、コンディションと総額のバランスを見ることが大切です。

まとめ

ホンダ フリード BLACK STYLEは、2022年6月に発売された先代フリードの特別仕様車です。ブラックのホイール、ドアミラー、ドアハンドル、内装などにより、通常モデルの使いやすさを保ちながら外観を引き締めています。

一方、走行性能を変更したスポーツグレードではありません。特に先代ハイブリッド車のDCTは感じ方が分かれるため、中古車では試乗と車両状態の確認をおすすめします。

実用性と、さりげないデザイン上の特別感を両方求める人に検討しやすいモデルです。

よくある質問

普通のフリードと何が違いますか?

ブラックの15インチアルミホイール、ドアミラー、アウタードアハンドル、内装などを採用した特別仕様車です。基本的な実用性を大きく変えず、デザインの特別感を高めています。

ハイブリッドG BLACK STYLEの評判は良いですか?

デザインや後席の快適性を評価する体験例がある一方、DCTの低速時の感覚を気にする個人レビューもあります。少数の体験談だけで判断せず、購入予定の車両を試乗して確認してください。

現行フリードにもBLACK STYLEはありますか?

この記事で扱うBLACK STYLEは、2022年発売の先代フリードの特別仕様車です。現行車のオーナーカスタムなどと混同しないよう、年式・型式・正式グレードを確認してください。